「北の山・じろう」時事問題などの日記

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“鉄バクテリア”で(セシウム)除染実験<NHK 北海道 NEWS WEB2014年08月>

NHK 北海道 NEWS WEB
トップページ>http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/index.html

“鉄バクテリア”で除染実験
2014年08月04日 12時24分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140804/3519371.html
▼全文転載

青函トンネルなどに生息するバクテリア放射性セシウムを取り込む性質があるとして、函館市の研究者が福島県の水田で除染の実験を行ったところ泥の放射線量が3分の1に減り、この研究者は実用化に向けてさまざまな条件で実験を重ねたいと話しています。
このバクテリアは、金属を食べる特性があり青函トンネルなどに生息する「鉄バクテリア」です。
函館市の民間の研究者で分子生物学が専門の門上洋一さんは、鉄バクテリア放射性セシウムを取り込む性質があり、除染に効果があるのではないかとして、福島県南相馬市の水田で実験を行いました。
実験は札幌市の会社と行い、およそ50平方メートルの水田にバクテリアが入ったシートを敷いて泥に含まれたセシウムの量の変化を調べました。
実験の結果、3日までの3日間で泥の放射線量が平均66ベクレルから22ベクレルへと、3分の1に減らすことができたということです。
実験を指揮した門上さんは「予測以上の結果が出てうれしいです。
さらに様々な条件で実験を行って、実用化につなげたい」と話していました。

NHK 北海道 NEWS WEB
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これ以外にも色々な放射性物質収集の方法が、時々ニュースになります。

現在行われている放射能除染と根本的に違うのは、放射能放射性物質)だけを回収し分離する点です。

 

今やっているのは、家屋の汚染を水で洗い流したり、土壌の表土を剥ぎ取ったりする方法です。単に人間の住む場所の空間放射線量を下げようというだけです。これでは汚染を他の場所に移すだけで解決にはなりません。

 

放射能自体を回収する方法に研究費を負担して研究開発を促進するべきでしょう。

かなり実用的な方法も(これを含めて)読みました。放射能放射性物質)だけを回収すれば量は、ごく少なく保管にも便利で保管費用も少なくて済むでしょう。日本だけでなく、他の放射能汚染地域でも利用することが出来ます。

 

今やっている除染は、正確には「汚染の移動」に過ぎません。

家屋を水で洗浄すれば??それは、地面に染み込んだり川や下水に流れ込みます。

ほとんど意味がない事が、分かると思います。

 

表土を剥ぎ取る方式は、広い野原や山では使えません。川の底の汚染は、どうします?こんな場所まで、除染しようと思ったら、百兆円単位の資金が必要でしょう。

 

放射能放射性物質)だけを回収する方法は、利用範囲が広いし、結果としてコストも安くなると思います。今回記事にあった方法だけでなく、色々な方法に研究費や実験費を税金から支出し、早急に実用化するべきだと思います。原発事故後、すぐにやっていれば今頃、いくつかの方法は実用化され、除染現場で活躍していたと思います。

今からでも遅くはありません。セシウムだけに限っても放射能汚染は今後100年以上、続のですから。他の核種についても何らかの回収方法が開発されたなら、今大問題の「汚染水」にも応用できるのです。