たねまきJ「アメリカの原発がベント実施・トリチウム・保安院が内部告発無視・原子力規制庁」小出裕章
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たねまきJ「アメリカの原発がベント実施・トリチウム・保安院が内部告発無視・原子力規制庁」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/31
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1462.html
・アメリカ、イリノイ州のバイロン原発のベントについて
・トリチウムについて
・保安院が内部告発を4年半放置した事について
・原子力規制庁の閣議決定について
1月31日火曜日
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章先生に伺いました
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]
YouTube
20120131 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=XIlEZ7wncS8&feature=player_embedded
<参考その1>
米エクセロンの原発が緊急停止、外部電力途絶で−原子力規制委
1月30日(ブルームバーグ)更新日時: 2012/01/31 13:02 JST
原子力発電所運営で米最大手のエクセロンが運転する
イリノイ州のバイロン原子力発電所で30日、外部からの電力供給が止まったため、2号炉の運転を自動停止した。
米原子力規制委員会(NRC)が明らかにした。
NRC広報担当のビクトリア・ミットリング氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、
「変圧器周辺で煙が報告されたが、火災は確認されていない」と述べた。
エクセロンは現地時間同日午前10時18分(日本時間31日午前0時18分)に、
4段階の緊急事態のうち最も低いレベルの「異常事象」を宣言した。
バイロン原発はシカゴの西85マイル(約137キロメートル)に位置する。残る1基はフル稼働している。
ミットリング氏によると、電源喪失の原因はまだ特定されていない。
同原発の広報担当者、クリスタ・ロピキンスキ氏は電子メールで、
「施設は安全な状態が保たれており、現場の専門家が原因を調べている」と説明。
さらに「周辺住民の健康と安全への影響はない」と述べた。
バイロン5 バイロン4
画像はTBSニュースより
バイロン3 バイロン12
米 外部電源失われ原発緊急停止
NHK 1月31日 9時51分 動画あり
バイロン11
アメリカ中西部・イリノイ州の原子力発電所で、30日、
運転中の原発の外部電源が失われ、原発が緊急停止するトラブルが起きました。
原発からは、原子炉の圧力を下げるために微量の放射性物質を含む蒸気が放出されているということですが、
アメリカ政府や電力会社では、健康への影響はないとしています。
緊急停止したのは、アメリカ中西部・イリノイ州にあるバイロン原子力発電所の2号機です。
NRC=アメリカ原子力規制委員会や電力会社によりますと、
現地時間30日午前10時すぎ、バイロン原発の2号機で外部電源が突然失われ、原発が緊急停止したということです。
電力会社で調べたところ、施設内の変電所で異常が見つかったということで、
2号機は現在、非常用のディーゼル発電機により冷却機能は維持されているということです。
また、原子炉の圧力を下げるために、2次系の冷却水を使った装置から、蒸気の放出も行われており、
蒸気の中には放射性物質のトリチウムがごくわずかに含まれているということですが、
NRCと電力会社は、
「通常の運転でもトリチウムは蒸気などで定期的に放出されており、
安全性に問題はなく、健康に影響はない」としています。
NRCによりますと、今回の緊急停止は、原発で起きるトラブルの深刻度を測る4段階の指標の中で最も低いもので、
電力会社では、トラブルの原因を調べるとともに、外部電源の復旧を急いでいます。
続きを読むに番組の内容書き出し&<参考その2>
水野:
今お伝えしましたアメリカの原発事故についてまず教えていただきたいんです。
今回、このバイロン原子力発電所というところ、
原子炉が緊急停止しました。で、ベント、蒸気を外に逃がすベントが行われたという事なんですが、
確かこのベントというのは、そう簡単にやる事ではない、よほどの緊急時のことだと、
小出先生はおっしゃっていたように思うんですが。
小出:そうです
水野:いかがでしょう
小出:
はい、私も今初めてこのニュースを聞きまして、事故の詳しい事は分かりません。
ただし、トリチウムという放射性物質が放出されたというふうに今聞きました。
そのトリチウムというのは実は水素の同位体と私達が呼んでいるもので
水野:同位体ってどういう意味ですか?
小出:
私達が水素と呼んでいるものの、3倍重たい水素なのです。
水素でありながら重さが違うというそういうものがあるので、
同じ元素でありながら重さが違うので、私たちは同位体と呼ぶのですが、
水素の同位体で放射能を持っている水素なのです。
それが出てきたという事は一次冷却水の蒸気ですね、それを放出した事だと私は思います。
ただし、燃料そのものがまだ破損をしていないので、
「一次冷却水の蒸気は放出したけれども、他の放射能は放出していません」という
そういう説明になっているのだなと、今私は聞きました。
水野:ほぉ・・・
小出:
ただし、一次冷却水を放出しなければいけないというそういう事態は、それなりに深刻です。
どうしてそんな事になったのかを知りたいと今私は思います。
平野:トリチウム自体の毒性というのは、どうなんでしょうか
小出:
えっとですね、大変低いエネルギーのベータ線しか出さない、
一番エネルギーが高くても18.69エレクトロンボルトというような、
放射線としてはものすごくエネルギーの少ない、つまり危険度の少ない物なんですけれども、
いかんせん水素ですので、一度環境に放出してしまうと、回収の方法すらがもう無いのです。
水になってしまいますので、どんなに水を綺麗にしようと思っても水そのものですのから、
もう取り除く事も出来ないし、
人間という生き物は水が無ければ生きられませんので、
必ず体に取り込んでしまうし、細胞の中にもどこにでも入ってきてしまうし、
有機物に化合すると、DNAの一部にもなってしまうというようなものですので、
放射線の毒性だけではない、また、毒性もあるだろうと考えられています。
かなり大量に原子炉の中でも出来ますので、
注意をしなければいけないとかねてから私は思ってきました。
水野:
今のお話しだと、水になってしまうので、生命体が体に取り込んでしまう。
というのは、いわゆる内部被ばくする危険性が高いという意味でしょうか?
小出:
そうです
外部被ばくという意味ではほとんど問題になりません。
ガンマ線を出しませんし、ベータ線のエネルギーはものすごく低いので、
外部被ばくという意味では、ほとんど問題は無いと思っていただいて結構です。
水野:
という事は、今すぐにですね、外部被ばくで何らかの急性な症状が出るという事は考えにくい。ですよね
小出:そうです
水野:
ただ、この後除去できないという事は、ずーっと残る訳ですから、
それを体内に取り入れるっていうのは、直接しなくても、
水からいろんな植物、作物や魚類など、に移って、そして人間にっていう恐れはある訳ですね
小出:そうです。
最終的には地球全体の水循環の中に取り込まれていきますので、
海全体がトリチウムで汚れるとかですね、そういう形になるのですけれども、
それより薄まる前に局所的なトリチウムによる汚染という物が、起こる可能性がありますし、
今回の事故がどれだけの物か私はまだよく分かりませんが、
注意はしなければいけないと思います。
水野:わたしらはどうしたらいいんですか
小出:
ま、日本の人がですね、今この事故、
バイロン原発の事故で出てきたトリチウムに、格別に注意をする必要はありません。
平野:
先生、ただね、今日のこれ、昼前のニュースでですね、
アメリカ政府は「普段から原発からの放出の蒸気の中に、この物質が含まれているんで、
あんまり影響は無いんだ、心配する事は無いんだ」みたいな事が一報で流れたんですよね。
そ、そんなに普段から放出されているもんだとしたらですね、
今のお話しだと逆に言うと、恐いなと。
内部被ばくが、
日本の原発もですね、普段から水蒸気の中から放出されているのなら、恐いなと思ったんですけれども。
小出:
ええ、水蒸気というかですね、ま、水蒸気もそうですけれども、
原子炉から出てきてしまうと必ず水になってしまうのです。トリチウムというのは。
ですから、どこの原子力発電所でもそうですけれども、廃水処理という、廃液処理をしている訳ですけれども、
「汚れた放射性物質を水の中から取り除いて綺麗にします」と言っている訳ですが、
トリチウムは水そのものですので、どんな事をやっても取り除けないのです。
水野:はぁ・・・・・
平野:ん・・・
小出:
ですから、排水処理をしたと言って、綺麗になったといいながらも
トリチウムだけはどこの原子力発電所からも日常的に出てきていますという、
そういう特殊な放射性物質なんです。
水野:えっ!?日常的っておっしゃったっていう事は、事故を起こさないで、
小出:そうです
水野:言ってみたら、普通に稼働している原発からも、
小出:そうです
水野:いつもトリチウムは出ているんですか?
小出:そうです
平野:んー・・・
水野:水、となって・・・
小出:はい
私がお守をしている京都大学原子炉実験所の排水中にもトリチウムはあります。
取れないのです、これは。
平野:そこはおそろしいですね
小出:はい
水野:
あの、そこが私良く分かっていないんですけれど、
事故を起こさなくても原発というのは、
トリチウム以外にも何らかの放射性物質を外へ出してしまう物なんですか?
小出:もちろんです。
水野:もちろんですか・・・
小出:
技術というのは、100ある物を100捕まえるという事はできませんで、99捕まえます。
もっと頑張って99.9捕まえます。もっと頑張って99.99捕まえますって言うことはできるのですけれども、
完璧にゼロにすることはできませんので、
どこの原子力発電所でも、もちろん私のところの原子炉でも、
何がしかの放射性物質は日常的に出さざるを得ないのです。
水野:はーーーー、そういう事でしたか・・・
また、これ、詳しい事故の内容が分かれば、また小出先生に伺う機会もあると思いますが、
突然の事でしたけれども教えていただいてありがとうございます。
もう一つ伺いたいんですけれども、
原発などのトラブルの内部告発を調べる第三者委員会のシステムがあるんだそうで、
これは2002年度にできた制度だそうですけれども、こういう事実が分かってきました。
内部告発をした人がですね、この委員会の事務局に何度も指摘したのに
その内部告発を事務局が委員会に報告しなかった。という話なんですね。
これは四国電力伊方原発3号機で、
「建設中の時に消火ポンプの試験中にケーブルが燃えた」と、いう告発がありまして、
しかし、第三者委員会は電力会社に聞き取りをして、
いや、いや、法令上に問題は無いと結論付けていたんです。
ところがその後、告発した人は何度もですね、この事務局に指摘をしました。
この事務局というのはどこが勤めているかというと、原子力安全保安院なんですね。
経済産業省の原子力安全保安院が事務局を務めていて、
告発した人は、
「関係者に出火のことを隠ぺいするよう要請があったんだ」という内容などを、数十回指摘した。
ところが、結局、内部告発を何度しても、受け付けてくれなかったという話かと思うんです。
こんなこと、小出先生はご存知ですか?
小出:はい、前に聞いた事があります。
水野:はぁ〜、こういうことって、あり得る事なんですか?
平野:
先生、2000年の初めにですね、福島の第一原発のトラブルを内部告発をした人が、
通産省に手紙とか、そういうものをいっぱい出して、実名で出して、
経産省が東電に改善を求めたんだけども東電は全然何もしなくて、
その告発者の実名までもが会社に漏れたり、
水野:えー、実名が漏れるだなんて!
平野:それで大問題になったという事案が確かあったと思うんですけれども、
小出:そうだったと思います。
平野:そうですね、
ぜんぜん、内部告発の通報者を守るような事にもなっていないし、
それを生かして改善するという姿勢も全然変わっていないんですよね。
小出:
原子力ムラという強固な組織があって、
原子力保安院というのは本当は、規制をするというそういう役所の筈ですけど、
それでも昨年明らかになったように、やらせを保安院自身が主導するということをやってきたんですね。
全てが一体になって原子力を推進する、
反対するものはブルドーザーのように押しつぶすという事で、これまできてまったということの一角だと思います。
水野:
わたくしがご紹介した事案については結局4年ほどたって、
去年の夏になって初めて、この告発を再申告受け入れという事で受け付けたっていう話なんですね。
あの大事故を経て、ようやく受け入れる体制になったのかなぁと思いますが、
でも、よくよく考えてみたら、この第三者委員会の事務局をやっている保安院っていうのも、
原子力ムラの一角であるというのは、わたしらはもう、いろんな形で見えてきましたよね。
ところが今度はですね、この保安院を経済産業省から分離させまして、
内閣府の原子力安全委員会と一緒にして、
今度は原子力規制庁という名前に4月からしていくんだと、いう事が、きょう閣議決定されました。
で、この内容で原発の規制の強化を図るんだという事なんだそうです。国としては。
これ、どうお感じになりますか?
小出:
私は何をやってもダメだと思います。
日本というこの国が原子力を進めるというふうに決めてきているのですね。
たとえば、原子力基本法というのがあるのですけれども、
それは「自主民主政府の公開の元に原子力を進める」と書いてあるわけで、
その元に原子力委員会も作りましたけれども、
その原子力委員会の委員長は
「原子力に反対するような事をしたら法律違反だから、自分は原子力を推進」するというふうに言い放つという、
そういう人たちがやっているのですね。
ですから、日本というこの国家が原子力を進めると決めた以上は、要するに進める訳ですから、
何か文句を言ったとしても、結局は進めるという流れの中にしかならないと私は思います。
「本当に根本的な議論が今こそ求められているのだろうな」という事が私の今の印象です。
<参考その2>
内部告発を4年半放置 伊方原発で保安院
日本経済新聞 2012/1/31 10:41
経済産業省原子力安全・保安院は30日までに、
原子力施設に関し、関係者からの内部告発を受け付ける「安全情報申告制度」に寄せられた申告を
約4年半にわたり放置していたことを明らかにした。
保安院によると、放置された申告は
1992年に四国電力伊方原発3号機で消火ポンプのケーブルが焼けたことに関する件。
2006年に火災の事実を報告し
20120419 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
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20120419 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
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tacc77 さんが 2012/04/19 に公開
使用済み核燃料の再処理コスト「おカネの計算もいずれにしてもインチキ」 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/04/20/tanemaki-2012apr19/
・使用済燃料の再処理
・高速増殖炉など再処理政策の失敗、そのコスト
についてです。
ノーカット(wma)
http://goo.gl/M8XWf
「ざまあみやがれい!」から転載
小出裕章の「使用済み核燃料の再処理」の説明が、ウナるぐらいにわかりやすい!
2012年04月20日10:45
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65801464.html
PK2012042002100018_size0
2012年4月19日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。原子力安全委員会の使用済燃料の再処理コスト計算に関して、分かりやすく説明しています。
▼騙されたあなたにも責任がある 脱原発の真実
=====(文字おこし、ここから)
千葉「(※録音)京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんです。(※録音ここまで)では小出さん今日もどうぞよろしくお願い申し上げます」
小出「はい。よろしくお願いします」
千葉「今日は毎日新聞論説委員の藤田悟さんと一緒にお話を伺います」
藤田「いやあ藤田ですう。よろしくお願いします」
小出「はい。はい。よろしくお願いします。」
千葉「ではまず最初の質問なんですけれども」
小出「はい」
千葉「内閣府の原子力委員会の小委員会が、使用済み核燃料の2030年までにかかる処理費用の試算というものを発表しております。」
▼東京新聞:原発ゼロが最安7.1兆円 使用済み核燃料処理費用:社会(TOKYO Web)
PK2012042002100018_size0
小出「はい」
千葉「で、その内容なんですが、今後原発を維持するのか、減らすのか、なくすのかという3つのやり方を仮定した上で、これまで出たもの、そしてその間に出る使用済み核燃料を、再処理するのか、それともそのまま土に埋めてしまうのか、という方法について、それぞれかかるお金を計算したということなんですけれども」
小出「はい」
千葉「ちょっとこのニュース分かりにくくてですね。あの、まず使用済み核燃料の再処理ということなんですが。これはいったいどういうことなのかというのを改めて教えてもらえませんか」
小出「はい。ええ…天然に存在している核分裂する物質というものは、ウランしかない、のです。え…ただ、ウランの中でも、核分裂するウランと核分裂しないウランというものがありまして。」
千葉「はい」
小出「核分裂するウラン、235番という番号が付いてるのですが。それはウラン全体の0.7パーセントしかない、のです。」
千葉「ええ」
小出「で…米国は、その核分裂するウランを、なんとか原爆にしようとして、え…ウラン全体の中から、235番というウランだけを、必死で集めるという作業をしました。」
千葉「はい」
小出「それを濃縮と私たちは呼んでいる、のですが。」
千葉「ええ」
小出「その作業を成し遂げて、広島原爆を作りました」
千葉「はい」
小出「しかし、え…ほとんどのウランは、は核分裂しないウランなのであって」
千葉「ええ」
小出「それをなんとか出来ないかということでまた物理学者が別のことを教えたの、です。で…要するに役に立たないウラン…核分裂しないウラン238番という番号が付いているのですが。それに中性子をぶつけることが出来れば、プルトニウムという物質が自然にできる」
千葉「はあ」
小出「で…それもまた実は核分裂するんだと。それで原爆を作った方が手っ取り早いぞということを教えまして。米国は、そちらの方向の原爆開発に力をいれるようになりました。え…そして長崎原爆を作り上げるということをやった、のです。で…では原子力というものをエネルギー源にしようとするとどうなるかということですが。核分裂するウラン、235番のウランは、まあなんといっても0.7%しかない、し、それをいくら使ったところで、原子力はエネルギー資源にならない、ということが初めからわかっていた、のです」
千葉「はい」
小出「ですから、現在、日本もやっている、普通の原子力なんていうものは、エネルギー源にもともとならないもん、だということが、まあ私たちのような専門家の間ではもう、とうの昔からわかっていたことなの、です。」
千葉「すぐに燃料がなくなってしまうということですか」
小出「そうです(苦笑)。はい。もうウランの235なんてのはすぐにもう無くなってしまって。エネルギー源にならないと。いうのはわかっていた、のです。え…そこで、長崎原爆を作ったと同じように、ウラン全体の99.3%を占めている238番のウランの方を、プルトニウムに何とか変えてやることができれば、少しはエネルギー資源になると、考えた、のです」
千葉「はあ」
小出「それで…そのために必要な作業が、高速増殖炉という、特殊な原子炉、をまず作らなければいけませんし。その原子炉の中で、プルトニウムをどんどん効率的に生みだして、それを再処理という工程で、とり出す、プルトニウムを。え…それをまた、次に、高速増殖炉で燃やしながらどんどんどんどん増殖していこうというそういう考え方だった、のです。え…しかし一向に再処理もできませんし、高速増殖炉も、できない、ということで。もう世界中がその路線から撤退してしまっている、のです。ですから日本も早く夢から覚めるべき、なのですけれども。あいかわらず日本というこの国は、再処理だ、高速増殖炉だ、というようなことを言い続けてきてしまったのです。」
千葉「そうですよね。あの、再処理ってのは今、日本では行なわれていないんですよねえ」
小出「はい。もともとですから、原爆を作りたい、ということでプルトニウムをとり出すというのが、その再処理という技術、なのです。え…ですから、極めて高度な軍事技術なのであって。え…外国はけして教えてくれないのですね、そのことを。技術の内容を」
千葉「はい」
小出「それで日本は、さきの戦争に負けましたので。え…いわゆる核技術、原子力技術という点では、もう圧倒的な後進国になってしまいまして。再処理ということも全くできなかった、のです。え…そのためこれまでは、イギリスとフランスに、日本の原子力発電所の使用済燃料を送って、イギリス・フランスに再処理してもらってきた、のです。」
千葉「はあー」
小出「それでもなんとか自分でも再処理をしたいということで。1977年に、え… 茨城県の東海村に小さな再処理工場を、フランスにつくってもらって、動かし始め、ました。で…その技術をなんとか日本が、学んで、六ヶ所村に大きな再処理工場を作りたいと、計画していたのですが。とうとう日本ではやっぱり作れないと、いうことで六ヶ所村にも、フランスにつくってもらってきているのですけれども。その再処理工場すらが、一部日本の技術でやろうとしたところで失敗しまして。未だに動かないと、いう状態になってしまっています」
千葉「あの、そんな中で、」
小出「はい」
千葉「これまあ、あの、一種の国策を変えることも検討してるのかと思うんですけれども」
小出「はい」
千葉「内閣府の小委員会は」
小出「はい」
千葉「一番安いケースとして」
小出「はい」
千葉「え…お金がかからないケースとして、2020年までに原発を全て廃止して、出された使用済み核燃料は、再処理という作業をしないで、そのまま土に埋めてしまうと、いう、事の試算も出しているんですけれども」
小出「はい」
千葉「これは小出さんはどう思われますか」
小出「ええっと、もちろんそうだと思います。要するに再処理なんてものはもう途方も無い危険をかかえますし。大変危険な作業ですので、それをやらないほうがもちろん安くつきますし、原子力全体にしても、もう、やめてしまったほうがお金がかからないと、いうことは、あの、私は当然のことだと思いますし。え…再処理もやらない、原子力も本当はやらないというのが1番望ましいことだと、思います。ただし、ですけれども、え…使用済み燃料がもうすでにつくってしまったものが膨大にありまして、それを再処理やらないにしても何とかしなければいけない。それを直接、地面に埋めてしまおうというのがまあ、い、今回、原子力安全委員会がまあ考えたもう一方の策なわけですけれども。それすらが、とても大変な作業なのであって。」
千葉「はい」
小出「埋めたとしても100万年間、環境に、出てこないようにしなければいけないというものですから」
千葉「ええ、ええ」
小出「え…おカネ勘定、実は実際にはできないんです」
千葉「そうですねえ」
小出「はい」
千葉「藤田さんはいかがですか」
藤田「うーん。いやあの、そ、そういうことは想定した試算ではないんですね。その、100万年間かかる、その間面倒をみる費用というのは」
小出「(苦笑)」
藤田「想定されてないわけですよねこれ」
小出「ええ。埋めてしまえばですね、もう大丈夫だというのが、」
藤田「うーん」
小出「そういう想定で試算をするのです。まずは」
藤田「大丈夫、とは言えないわけでしょ?」
小出「はい。ようするに科学が100万年なんていう期間を保証できる道理がないのであって。あたかもそれを出来るかのようにこれまで原子力を進めてきた人たちが言って、まあカネ勘定もしてきたんですね。その事自身が私は馬鹿げた事だとおもっています」
千葉「うーん。まだ、そんな土に埋めたから大丈夫だっていうことが実証出来てるわけではないですよね」
小出「はい、もちろん(苦笑)。実証するには100万年かかるわけですから」
※スタジオ笑い
小出「決してできない、のです」
千葉「はあーーー。そんな中で、こういった論議がなされていると」
小出「そうです」
千葉「で、おカネ計算も、そういう状況の中でなされているということですね」
小出「そうです。ですから、カネ、おカネの計算もいずれにしてもインチキなんです。」
千葉「はアーーーーー……。わかりました。」
小出「はい」
千葉「小出さんどうもありがとうございました!」
小出「いえ。ありがとうございました」
=====(文字おこし、ここまで)
とりいそぎ。
★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。
日本マスコミはスルー 三菱重工がアメリカ原発に納入した蒸気発生器 あいつぐ欠陥の指摘〜ほか
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★今日は、「人のフンドシ借りて、なんとやら」です。これは、全然、知りませんでした。日本の原発でも、何かありそうですね???福島原発でも原子炉に取り付けられた、何かの部品が逆の位置(180度違う位置)に取り付けられていたような、GE技師の内部告発もありました。例によって、今もって全然、問題にされていません。アキレタ話が、沢山、平然とまかり通っています。
「ざまあみやがれい!」から転載
日本マスコミはスルー 三菱重工がアメリカ原発に納入した蒸気発生器 あいつぐ欠陥の指摘
2012年03月03日10:21
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65793131.html
=====
日本マスコミはスルー 三菱重工がアメリカ原発に納入した蒸気発生器にあいつぐ欠陥の指摘 「ざまあみやがれい!メールマガジン」vol.122
=====
先日、気になるニュースがあったので「はてなブックマーク」でチェックしておいたものがあるのです。
それは、アメリカのサンオノフレ原発3号機に関する、放射能漏れに関する報道でした。
ブログタイトル「ざまあみやがれい!」の由来
▼納入前にひび、傷 米原発の日本製蒸気発生器
http://www.usfl.com/Daily/News/12/02/0228_004.asp?id=93973
=====
カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発3号機で、1月末に放射性物質を含んだ水漏れを起こした三菱重工業製の蒸気発生器は、納入前の2009年にも溶接部にひび割れや傷が見つかり修理していた部品のあることが、米原子力規制委員会(NRC)の文書で28日、分かった。
同原発では、2号機の三菱重工製の蒸気発生器でも2月上旬、細管に異常な摩耗が多数見つかるなどトラブルが相次いでいる。
科学者でつくる「憂慮する科学者同盟」のエドウィン・ライマン博士は「運転方法に問題があるか、製造段階から欠陥があったのではないか」と指摘。三菱重工と、原発を運営するサザン・カリフォルニア・エジソン社はともに「調査中でコメントできない」とした。(共同)
=====
サンオノフレ原発では、2号機と3号機ともに、三菱重工製の蒸気発生器を使用しており、どちらともトラブルに見舞われているということになります。3号機は、放射能汚染水が漏れたという大きなトラブルです。
ちなみに三菱重工業のサイトで、この蒸気発生器の納入についてのエントリーがあります。
▼三菱重工|米国SCEサンオノフレ原子力発電所3号機向けに取替用蒸気発生器を2基納入
http://www.mhi.co.jp/news/story/1010044983.html
=====
三菱重工業は、米国の電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン社(Southern California Edison:SCE)のサンオノフレ原子力発電所(San Onofre Nuclear Generating Station:SONGS、カリフォルニア州サンディエゴ)3号機向けに、取替用の蒸気発生器(SG)2基を納入した。今回納入のSGは、胴部の外径が最大約7m、重量約580トン、全長は20m。世界最大級で、今秋の定期検査時に据付工事が実施される。SONGSへの取替用SG納入は、2009年2月の2号機向け2基に次ぐもので、米国向け納入実績は累計6基となった。
=====
サンオノフレ原発には、三菱重工業製の蒸気発生器は、これまでに6基納入されているという事実が確かめられました。
さて、この1月末の3号機のトラブルについて、国内のメディアはどのように報じていたのか、ちょっと確認してみます。
と言っても、この報道についてはすでにGoogleニュース上からは削除されていますので、ブロガーの記事から引用します。
▼また事故 カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発(放射性物質を大気中に放出) - みんな楽しくHappyがいい
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1468.html
=====
米原発、放射能漏れか カリフォルニア州南部
【ニューヨーク=黒沢潤】
米原子力規制委員会(NRC)は1日、カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発の配管から水が漏れ出し、微量の放射性物質が大気中に放出された可能性があると発表した。現場作業員や付近の住民への影響はないという。原子炉は緊急停止している。
AP通信によれば、配管は2010年に装着されたばかりで、NRCが原因を調べている。同原発はサンディエゴの北約70キロに位置する。
=====
放射能漏れの箇所について、「配管から」という非常に大雑把な説明となっています。
だが、それは、2月28日の「U.S.FrontLine」によれば、「三菱重工業製の蒸気発生器」とされていますね。
報道内容に大きな差があります。報道されたタイミングによるものだとしても、続報が少なく不誠実であると言えます。
この三菱重工業製の蒸気発生器の不具合の可能性については、国内では、全くと言っていいほど報じられていないのです。
さて、上記のメディアは「U.S.FrontLine」という名前です。このメディアはどんなメディアなのでしょうか。
ウェブ上の会社案内には次のように説明があります。
=====
週刊誌「U.S.FrontLine」は在米日本人を対象に、毎号オリジナルの特集記事を掲載するほか、日米間最新ビジネス動向や政治/経済状況など、常に豊富な話題を日本語で提供しています。日系誌としては常にトップレベルの人気を誇り、5万5000部という、全米邦字媒体では最大級の部数を記録しています。
=====
つまり、在米の日本人だけを対象にしたメディアだということです。その情報の中から、ウェブサイトでも発信しているということになります。
つまり「U.S.FrontLine」はマスメディアではないのです。しかも在米日本人向けです。
同じ内容について、国内で報じたマスメディアはどれだけあったのでしょうか。
Googleニュースにおいて「サンオノフレ」で検索すると、同内容を報道したのは、わずか1でした。
▼納入前に損傷、米原発の三菱重工業製蒸気発生器で - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202282041040-n1.htm
サンケイビズでは、「U.S.FrontLine」より1行多い報道となっていました。
=====
蒸気発生器は多数の細管で構成され、加圧水型原発の“アキレスけん”ともいわれる。
=====
この1行が、「U.S.FrontLine」の記事本分末に付け加えた形の記事となっています。
この1件以外にはGoogleニュースにおいては同様の報道は見当たりません。まだ28日からは数日しか立っていない状況で報道が見当たらないのは非常に不思議です。
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★関連記事
みんな楽しくHappy♡がいい♪
また事故→カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発(放射性物質を大気中に放出)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1468.html
アメリカ イリノイ州のバイロン原子力発電所で30日、外部からの電力供給が止まったため、
2号炉の運転を自動停止し、ベントをしたというニュースを見たばかりで(↓詳しく乗っています)
たねまきJ「アメリカの原発がベント実施」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/31
今度はカリフォルニアのサンオノフレ原子力発電所が放射能漏れの事故です。
微量の放射能漏れか=原発で原子炉緊急停止−米加州
時事ドットコム (2012/02/02-11:03)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012020200368
【ロサンゼルス時事】
米カリフォルニア州南部サンディエゴ近郊のサンオノフレ原子力発電所で
1月31日、高温の汚染水を運ぶ配管の一部が破損したため、原子炉1基を緊急停止させた。
原子力規制委員会(NRC)によると、この事故で負傷者は出ていないが、
微量の放射性物質が大気中に漏れた可能性があるという。
米原発、放射能漏れか カリフォルニア州南部
産経ニュース 2012.2.2 09:55 [米国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120202/amr12020209570004-n1.htm
【ニューヨーク=黒沢潤】
米原子力規制委員会(NRC)は1日、
カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発の配管から水が漏れ出し、
微量の放射性物質が大気中に放出された可能性があると発表した。
現場作業員や付近の住民への影響はないという。原子炉は緊急停止している。
AP通信によれば、配管は2010年に装着されたばかりで、NRCが原因を調べている。
同原発はサンディエゴの北約70キロに位置する。
サン・オノフレ原子力発電所
Old Highway 101, San Clemente, San Diego, California, 92674
-
- 追記
米、原発内プールに転落 加州で作業員
47ニュース 2012/02/04 13:36 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020401001680.html
【ワシントン共同】
燃料交換のため停止している米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発2号機で、
作業員が原子炉内を循環する冷却水が入ったプールに転落していたことが3日、分かった。
AP通信が報じた。同原発では水漏れなどトラブルが続いている。
作業員は1月27日、作業中にバランスを崩してプールに落ちた。
プールには放射性物質を含んだ冷却水が入っていた。
ただ、既に燃料を取り除いており、冷却水には汚染されていない水を加えてあったことから、
冷却水の放射線量は低く、1回の胸部エックス線検査よりもわずかに多い線量の被ばくで済んだという。
<追記3・17>サンオノフレ原発事故のその後
米原発の水漏れ事故 ほかの部位も破損の恐れ
ANNニュース (03/17 13:55)
アメリカ・カリフォルニア州の原発が放射性物質を含む水漏れを起こした事故で、
三菱重工製の蒸気発生器の配管に、ほかにも破損する恐れのある箇所が発見されました。
サンオノフレ原発3号機は
今年1月、微量の放射性物質を含む水が蒸気発生器の配管から漏れて緊急停止しました。
原発を運営する電力会社は、16日までに新たに配管7カ所で破損の恐れがあると発表しました。
これまでに検査した配管は全体の1%に過ぎず、さらに破損箇所が増える可能性もあります。
原発の停止が夏まで長引けば、ロサンゼルスなどで計画停電が必要になると指摘されています。
みんな楽しくHappy♡がいい♪
たねまきJ「アメリカの原発がベント実施・トリチウム・保安院が内部告発無視・原子力規制庁」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)1/31
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1462.html
高給取りの都バスドライバーを支える「東電株マジック」とは『NEWSポストセブン』
★東京都の外郭団体の運営や天下りも、ひどいものです。大阪市だけでは、ありません。東京都の場合は、マスコミがほとんど報道しないため、やりたい放題の感があります。その一端を伝える記事です。
『NEWSポストセブン』から全文引用
高給取りの都バスドライバーを支える「東電株マジック」とは
2012.05.14 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20120514_107910.html
過密スケジュールでハンドルを握り続け、事故を起こした高速バス運転手の日給は1万円だった。規制緩和によるバス会社の参入増加と熾烈な価格のダンピングで、苛酷な労働を強いられている民間ドライバーの実態が明らかになった。その一方で、公務員のバス運転手は「ドライバー貴族」といえる厚遇ぶりだ。
総務省が2009年、民間の貸し切りバス運転手を対象に行なった調査では、89%の運転手が睡魔や居眠り経験があり、61%はその原因が「厳しい運行日程」だと答え、連続勤務が30日以上と告白する運転手もいた。
「寝ずに働いても月収が手取り10万円ちょっとというワーキングプアの運転手も多い」(高速バス運転手)
一方で、自治体の運営するバスの運転手は格段に恵まれている。
例えば大阪の市バス運転手の平均年収は739万円で、在阪の私鉄系バス会社より195万円高い。ところが市バス事業は28年連続の赤字で、今年2月、橋下徹・市長は「民間並みに合わせる」と4割カットの方針を打ち出した。
それでは首都・東京の都バスはどうか。厚労省の調査によれば、東京都の民間バス会社社員の平均収入は573万円である。しかし都バス運転手の平均年収は736万円と、大阪市と同様に民間より格段に高い。都交通局関係者はこういう。
「退職直前には年収800万、900万円になるドライバーもいます。2007年には都議会で民間の年収より高いという指摘が出ましたが、改正は10%削減にとどまったのでホッとしました」
過剰なバスの所有も疑われる。東京の路線バスの営業距離は781キロで、大阪府の587キロと比べると1.3倍ほどの長さだ。ところが大阪市が保有する車両台数が663台であるのに対し、都は1462台と大阪の2倍。地下鉄網が発達する東京で、これだけの台数が必要なのか疑問だ。
都では豊富なバスを観光車両としても運行しており、年間で延べ794台、4億円近い売り上げを計上している。民間業者からは「民業圧迫だ」という声もある。
労働条件や手当も充実している。都バス運転手は1週間に2日連続の休日を取ることが義務づけられる。長時間拘束に対しては「交代制勤務者等業務手当」があり、2時間以上待機した場合は10分ごとに50円の手当が支給される。
こうした厚遇ぶりにもかかわらず、都バスは大阪のような形で問題視されてはいない。それは“黒字”だからだ。2010年度決算の黒字額は10億900万円に上っている。
ところが、これがインチキなのだ。この黒字はバス事業収入ではない。あまり知られていないが、都の交通局は東電株だけで毎年25億円の配当を受けており、その収益によって黒字となる。東電利権が「ドライバー貴族」を支えていたというわけだ。
そもそも、なぜ東電株の配当が交通局の、しかもバス部門に入っているのか。
「都の交通局の前身は東京市電気局でした。戦中の配電統制令で、電気局の設備を東電の前身である関東配電に現物出資したため、交通局が株を取得し、配当もこちらに入っています。
元々は都電の収入にしていたのですが、都電の多くがバス路線に転換したためにバス事業の収入にしました」(交通局総務部)
ところが、その頼みの綱の東電株は原発事故で配当がゼロに。インチキで“黒字”といえなくなった。
「2012年度予算では、バス事業は約10億円の赤字を見込んでいます」(同前)
貴族もいよいよ年貢の納め時だ。
※週刊ポスト2012年5月25日号
黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告(夏の節電)
★真夏の10日くらいの午後の数時間が、電力消費のピークです。一番、家庭として有効なのはお年寄りを中心に公民館などの施設に集まり、個人個人のクラーの使用を控えるのも良い方法では、ないかと思います。
★又、その時間帯大型商業施設の営業を休んだり、遊園地などの電力を大量に消費する遊戯施設の営業を休むのも有効です。
★企業が、夏休みを長くしてその時期、仕事量を減らすのも、かなりの効果が期待できます。
※既に、それを計画している企業もあります。
★何より、大きいと思われるのが、テレビが、その時間帯に報道を中断する事です。情報が必要だと言うのなら、ラジオ放送とインターネットを使えば十分、補えます。あるいは、「ピーク時間帯にテレビを見るのを止めましょう」、とテレビを使って呼びかけるなら、エアコン以上の節電が期待できます。
★しかし、テレビ業界と言うところは、自分たちの利益が減る話には、反対か無視かどちらかです。いかに、社会奉仕の考えと、常識に欠けた業界であるか、よ〜く分かります。
★去年の記事ですが、「NEWSポストセブン」から全文引用。
(去年の記事です)
「NEWSポストセブン」から全文引用
黙殺された野村総研の“TV消せばエアコンの1.7倍節電”報告
2011.08.10 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20110810_28053.html
「こまめに電灯を消そう」「エアコンの設定温度を28度に」――テレビのワイドショーでは、様々な節電方法が連日紹介されている。その一方で、黙殺され続けている一番効果的な節電方法がある。
それはズバリ「テレビを消すこと」だ。
興味深いデータがある。野村総合研究所が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』なるレポート。注目したいのは「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」という試算だ。
これによれば、エアコン1台を止めることで期待できる節電効果(1時間あたりの消費電力)は130ワット。一方、液晶テレビを1台消すと220ワットとなる。
単純に比較しても、テレビを消す節電効果は、エアコンの約1.7倍にもなるということだ。
この夏、エアコンを使わずに熱中症で亡くなる人が続出している。にもかかわらず「テレビを消す」という選択肢を国民に知らせないテレビ局は社会の公器といえるのか。
自分たちにとって「不都合な真実」を隠しつつ、今日もテレビはつまらない番組を垂れ流し続けている。
※週刊ポスト2011年8月19・26日号
★関連記事
★阿修羅♪ >
電力不足ばかり なぜ煽る (日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/867.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 22 日 00:24:50: igsppGRN/E9PQ
電力不足ばかり なぜ煽る
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5843.html
2012/5/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆二転三転15%節電要請の怪しさ
関西電力は19日、7月2日から9月7日までの夏場、管内の一般家庭や企業に対して一昨年比「15%以上」の節電を要請した。これは原発再稼働ナシを前提にした数値である。
関電は企業向けの新たな電気料金の割引制度などを導入し、節電を促す考えを導入し、節電を促す考え。実は15日に開かれた大阪府市の「エネルギー戦略会議」で、関電はこれらの節電対策によって、今夏、最大300万キロワット程度の需給改善を見込めるとの試算を公表したのだ。
政府の需給検証委員会は、大飯原発3、4号機が再稼働しなければ関電管内で445万キロワット(14・9%)不足すると予想している。しかし、新たな節電対策により、再稼働しなくても不足分は5%程度に圧縮できる。
「関電がこれまで公表してきた電力不足の数値は、25%〜7・6%と二転三転してきた。他の電力会社と比べて原発依存率が高い関電は、原発が廃炉になれば経営に与えるダメージが大きい。それで原発再稼働を目的にツジツマ合わせの数値を作ってきたのです。しかし、大阪府市のエネルギー戦略会議で委員の質問攻めに遭い、逃げ切れなくなった。関電自身が、原発再稼働ナシでも『電力は足りる』という数値に踏み込んだ事実は大きい」(大阪市政担当記者)
不思議なのは、新聞テレビでは、こうした報道がほとんどされず、逆に「原発再稼働しないと電力不足」との論調が目立つことだ。昨年の東電のケースと同じではないか。
「政府は昨春、稼働する原発が15基に減り、夏場の電力が1000万キロワット足りなくなる――と国民不安をあおった。ところが、猛暑にもかかわらず、実際は供給不足になりませんでした」(経済ジャーナリスト)
大阪の戦略会議を取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「関電側は『原発再稼働なしでも停電させないように努力する』と明言しています。それなのに『足りない』という論調ばかり目立つのは、大飯原発を再稼働させたい政府、経産省の思惑があるのでしょう」
安全性に不安が残る現状で原発再稼働なんてできるワケがない。だったら少しでも早く「原発ナシで節電」に舵を切った方が国民も企業もスッキリする。
“原子力ムラ”は往生際が悪すぎる。
《続・利根川水系ホルムアルデヒド問題》 浄水場が消毒で使用した塩素が放射線により分解???
※真偽は、例によって不明です。
★阿修羅♪ >
《続・利根川水系ホルムアルデヒド問題》 浄水場が消毒で使用した塩素が放射線により分解⇒ホルムアルデヒド精製。との意見…
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/858.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 21 日 17:16:21: igsppGRN/E9PQ
【続・利根川水系ホルムアルデヒド問題】浄水場が消毒で使用した塩素が放射線により分解⇒ホルムアルデヒド精製。との意見と根拠が拡散中
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/55990833.html
2012年05月21日 日々雑感
コメントでも教えてくれた人いますが、現在、ネット上で利根川水系の浄水場でホルムアルデヒドが発生したのは、浄水場で消毒で使用した塩素が放射性物質によるベータ崩壊によって引き起こされたものではないか、という意見がいろんな所で出てるので紹介
ホルムアルデヒドは、塩素消毒を行ったことによる副産物!?
有機塩素系炭化水素の水溶液に放射線を照射⇒分解中間物としてアルデヒド
↓↓↓
一般財団法人 高度情報科学技術研究機構HPより
4.1 ガンマ線による水中有機塩素化炭化水素の分解
4.1.1 水中ppbレベルの有機塩素系炭化水素の分解
ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの有機塩素系炭化水素の濃度が数十 ppb〜数百ppb程度の水溶液に放射線を照射(線量2kGy)すると、殆どの有機塩素化炭化水素が分解され、検出されなくなり、四塩化炭素とトリクロロエタン水試料のみ1ppb程度残留している(表1、文献12−13)。分解生成物として塩化物イオン(図1)、分解中間物としてアルデヒドとカルボン酸が検出されている(文献12)。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-03-03-04
昨日の群馬県の発表では、利根川の上流に、それらしい汚染源や、川の水質異常もないということだったよね。(1工場が異常だったことを除いて)
⇒http://www.pref.gunma.jp/houdou/e1000023.html
じゃあ、浄水場で問題が起こったということも考えられるね
そして、
同じ水源でも、オゾン浄水施設は検出されず、塩素浄水メインのとこだけ基準値超え
↓↓↓
同じ利根川水系なのに、三郷浄水場では検出されて、新三郷浄水場では検出されず
ところが、三郷浄水場のすぐそばにある新三郷浄水場では、ホルムアルデヒドは検出されなかった。
同じ川から水を取り入れながら、なぜ検出されないのか。
新三郷浄水場では、オゾンと生物活性炭による高度処理が行われている。
従来の浄水場は、薬品で異物を沈殿させ、砂によりろ過をするというシステムだが、この新三郷浄水場では、さらに、オゾン処理や活性炭を使った高度な浄水が行われているという。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00223675.html
・従来の浄水場は、薬品で異物を沈殿させ、砂によりろ過をするというシステム
・新三郷浄水場では、オゾンと生物活性炭による高度処理が行われている
オゾンと活性炭を利用した高度浄水処理では、使用する塩素を5分の1程度に減少できます
⇒http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/19,32986,133,425,html
・ホルムアルデヒドは、消毒で使われた塩素の副産物
・塩素を殆ど使わない浄水場からは検出されない
・水源上流では汚染源特定できず
上の条件をひっくるめて、どう思いますか?
昨日の群馬の「特定難しい」は、
「浄水場が原因に決まってるじゃん!言えないけどさww」
ってことが、あるからなのかも。
◇
【利根川水系ホルムアルデヒド問題】群馬県「汚染源の特定難しい」・・・って難しいで済むか!
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/55979819.html
2012年05月21日 日々雑感
【利根川水系ホルムアルデヒド問題】群馬県「汚染源の特定難しい」・・・って難しいで済むか!
「汚染源の特定難しい」・・・そんなんで幕引きでいいの!?
「汚染源の特定難しい」 水質検査、群馬県が結果発表
2012年5月20日14時25分
群馬県は20日、利根川水系の水から検出されたホルムアルデヒドの汚染源を探すため行った支流の烏川流域の測定結果を発表した。7地点のホルムアルデヒドはいずれも国の水道水の基準値(1リットルあたり0.08ミリグラム)を大きく下回り、会見した県の青木勝環境保全課長は「(汚染源の)特定は難しい。今後は定点観測をしていく」と述べた。
県の測定では、7地点の水と別に、同県高崎市の化学工場の排水が基準値を上回る0.41ミリグラムとなったが、すぐ川下の地点が0.017ミリグラムと基準値を大きく下回り、同課は「この工場は問題ではない」と説明した。いずれの測定も、浄水のように塩素を添加して測った。
排水を測定された化学工場は、塩素を加えるとホルムアルデヒドができる化学物質の取り扱いを、法律により届け出ている県内3社のうち烏川沿いにある1社。
この会社は20日、朝日新聞の取材に「県が問題ないと言っており、これ以上、私たちが言うことはない」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY201205200120.html
①「汚染源の特定難しい」(大人の事情で)
②「汚染源の特定難しい」(能力的な問題で)
さあ、どっち?
↓↓↓
【5月20日】浄水場等からの水質基準値を超えるホルムアルデヒドの検出を受けた河川水の調査結果について(環境保全課)
http://www.pref.gunma.jp/houdou/e1000023.html
(1) 烏川(岩倉橋) 0.030 高崎市 県・高崎市
(2) 烏川(柳瀬橋) 0.017 高崎市・藤岡市 県・高崎市
(3) 井野川(宿矢橋) 0.006 高崎市 県・高崎市
(4) 井野川(下井野川橋) 0.017 高崎市 県・高崎市
(5) 烏川(共栄橋) 0.008未満 高崎市 県
(6) 鏑川(鏑川橋) 0.008未満 高崎市 県
(7) 鮎川(鮎川橋) 0.008未満 藤岡市 県
(8) 群栄化学工業(株)排出水 0.41 高崎市 県・高崎市
だいたい「難しい」で済む話か?
ってか、やる気あんのか?
「(汚染源の)特定は難しい。(政治的な理由で)」・・・じゃないの?勘繰っちゃう。
★ご参考 色々な意見が出ています。どれが、正しいんでしょうネ???
★阿修羅♪ >
ホルモアルデヒドが発生した原因は矢木沢ダム(ホットスポット)放流か? (はなゆー 5/21)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/855.html
投稿者 乃依 日時 2012 年 5 月 21 日 10:33:12: YTmYN2QYOSlOI
「すべての原発が停止」原発「廃炉」と「最終処分(使用済み燃料)」この遠き道のり(現代ビジネス)
★記事にあるとおりです。今、原発を止めたとしても「廃炉」に長い年月と莫大な費用がかかります。その上、現時点では解決不能の「使用済み済み核燃料」の「10〜20万年」の気の遠くなる期間の「安全保管」が必要です。この費用を、計算できるのなら、してみろ!!!と思います。このような計算不能な費用や今回の事故で発生する、数十兆円単位の巨額の費用は、キレイに無視して除外して、「原発の発電コストは安い」と『大ウソ』をついています。原発発電には、常に「問題は先送り」、費用は後世に「ツケ送り」の「超無責任体質」があります。
★現在、最も費用が安いという試算の出た再処理無しの直接処分は、地下水問題が解決しない限り、実行に移すことは、危険に過ぎます。地下水汚染の問題が未解決なのです。ドイツでは、実験施設を作り実験中ですが、成功したと言う話は、聞いていません。
★フィンランドの『オンカロ』は、地下水汚染を前提にした計画です。「地表付近の汚染レベルは低い」、という、超楽観的な、科学的裏付けに欠ける考えの下、建設に着手しました。しかし、早くも地下水が、かなり湧き出しているようです。
現代ビジネス「経済の死角」から全文転載
2012年05月20日(日) 週刊現代
「すべての原発が停止」原発「廃炉」と「最終処分(使用済み燃料)」この遠き道のり
これは終わりでなく始まりである
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32551
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32551?page=2
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32551?page=3
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32551?page=4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32551?page=5
(1)
原発は止まった。だが、止まれば安全というわけではない。事故で使用済み核燃料が露出すれば、爆発・広域汚染の危機。廃炉には天文学的なコストがかかる。なぜこんなものを作ってしまったのか。
■再処理はできない
5月5日、国内で唯一稼働していた北海道電力・泊原発3号機が停止したことにより、日本は実に42年ぶりに「原発ゼロ」の状態になった。
ただそれは、「終わり」ではない。もしも原発が再稼働することがなく、日本が「脱原発」に完全に舵を切ることになっても、それはまた、遠く遥かな道のりの「始まり」である。
運転停止した原発から出る、大量の核のゴミ、使用済み核燃料、放射性廃棄物—。その安全な処分の方法を見出し、廃炉の莫大な費用負担に耐え、実行していく茨の道のりだ。
昨年起きた福島第一原発の事故以前から、とっくに日本の原子力産業は行き詰まっていた。
立命館大学名誉教授の安斎育郎氏はこう語る。
「現在、多くの使用済み核燃料は、行き場がないので原発の貯蔵プールに保管されている状態です。しかし、このままにしておくのは非常に危険です。
燃料集合体は、水から出したとたん、人間が近づけないほどの放射線を出します。各原発のプールは、いちおう耐震設計がなされていますが、建物の老朽化が進んでいる。福島第一原発の事故で分かったように、大地震が来れば崩壊する危険を孕んでいます」
トイレのないマンション。原発はそう呼ばれてきた。有り余る電力を作り出すが、気づくと〝廃棄物〟を捨てる場所がない。そしてその廃棄物は厳重に管理し、処理しなければ即座に国を滅ぼしかねない恐ろしい物質なのだ。
一般的に原発では、ウランを濃縮してできた燃料棒を使用し、核分裂で発生する高い熱を使ってタービンを回して発電する。だが、核分裂を始めた燃料は、使い終わった後も崩壊熱が残り、強い放射線を発していて近づくことはできない。
「日本の原発においては、1日あたり1・4tもの高レベル放射性廃棄物が発生しています。2009年の時点で、各原発の敷地内などに保管されている廃棄物の量が1万2840t。これは、フランスやイギリスなどに使用済み核燃料の再処理を依頼した約7000tを除いての量です」(元日本環境学会会長で大阪市立大学大学院特任教授の畑明郎氏)
日本では、大量に発生する使用済み核燃料を、再処理してリサイクルする方針を進めてきた。再処理することでウランやプルトニウムを抽出し、再度、原発で使用する。資源のない日本にとっては理想的だと持て囃されてきたが、実はこれが大きな間違いだった。
(2)
「そもそも、使用済み核燃料を再処理する技術は非常に難しく、日本でも青森県・六ヶ所村の施設などで研究を進めてきましたが、トライ&エラーの繰り返しでまともに動いたことがない。
再処理工場というのは、ふつうの原発よりさらに高い放射線が出ており、非常に危険です。どんな機械でもメンテナンスが必要ですが、再処理工場は放射線が強すぎるため、人間が近づいて修理することもできない。少しのトラブルで、すぐに対処不能に陥ってしまう」(元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志氏)
■もう満杯、溢れ出す
六ヶ所村では現在、日本原燃が使用済み核燃料の再処理施設を建設中。ところが、試運転の段階からトラブル続きで、'97年操業開始の予定がすでに15年も遅れている。今年末に施設が完成するという予定も示されているが、それも不透明だ。
元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二氏も、こう語る。
「平常時の原発が1年かけて出す放射線と同じ量を、再処理では1日で放出してしまいます。それほど、危険性が高い作業なのです。また、再処理の過程では事故も起こりやすい。その過程で出てくる溶液は、化学的に爆発を起こしやすい性質を持っています。また、再処理ではプルトニウムを抽出するわけですが、プルトニウムは少量でも臨界を起こす恐れがあります」
〝使用済み〟というと、何か出がらしのようなイメージを持ってしまうが、核燃料は、そんな生易しいものではない。使い終えた核燃料は高熱を放出しており、水中に沈めておかないと、人間が数mの距離で即死する放射線を発する。万が一、災害や事故で空気中にそれが露出すれば、過熱して火災や大爆発を起こす可能性もある。
そしてなんとか再処理をしても、ウランやプルトニウムを分離した後に残る溶液や、それを固めたガラス固化体は、不安定で危険な「高レベル放射性廃棄物」であり、扱いが難しい。引き続き、膨大な手間と時間、コストをかけた厳重管理が必要になってくる。
使用済み核燃料とは、われわれの想像を絶する厄介なシロモノだ。しかも六ヶ所村には、再処理を待つ使用済み核燃料が全国の原発から集められ、大量に保管されているが、3000tのキャパシティのうち、すでに2800t以上が埋まっており、今にも溢れ出しかねない〝満杯〟の状態だ。
通常の原発以上の安全性と管理体制が求められる再処理工場が、もしも大地震の直撃を受けたらどうなるか。昨年3月11日、六ヶ所村の施設でも、一時電源を喪失するという危機的な状況に陥っていた。だが、非常用電源が何とか作動して事なきを得た。もし、六ヶ所村で福島第一のような全電源喪失が起きていたら?福島を大幅に上回る壊滅的な事故に発展した可能性が高い。
問題はまだある。六ヶ所村の施設が飽和状態のため、各原発では使用済み核燃料を敷地内で保管しているが、それも限界に近い。内閣府の資料によれば、再稼働が議論になっている関西電力・大飯原発で、貯蔵割合は69%。四国電力・伊方原発は63%、九州電力の玄海原発は78%、東京電力の柏崎刈羽原発は79%に達する(2011年9月現在)。
(3)
これらは各原発で専用のプールなどに沈められ保管されているが、飽和状態で危機が起きると、どうなるかを如実に示したのが福島第一原発だ。
福島第一では、使用済み核燃料の貯蔵率がなんと93%にも達していた。そこを直撃したのが東日本大震災。結果として、建屋が崩壊した4号機のプールなどに、いまでも大量の使用済み核燃料が残されたままになっている。
この、実質的に放置状態の使用済み核燃料を一刻も早く移送しないと、再び日本は滅亡の危機に晒される。
■廃炉1基に3兆円
「福島第一の近くでまた大地震が起き、プールの水が漏れたりプール自体が崩壊したりしたら、燃料被覆がエキソサーミック・リアクションと呼ばれる発熱反応を始めて発火したり、水素爆発が起きたりして大量の放射性物質が飛散する可能性があります。
試算では、4号機のプールが崩壊して火災が発生した場合、放出されるセシウム137の量はチェルノブイリ事故の10倍に達します。さらに、福島第一全体にある使用済み核燃料を総計すると、その量は85倍にもなるのです」(使用済み核燃料問題研究の第一人者で、元米国エネルギー省長官の上級政策アドバイザー、ロバート・アルバレス氏)
いつ次の大地震が来るのか、日本中が戦々恐々とする中、まさに事態は一刻を争う。ところが、いざ使用済み核燃料を移送しようとしても、それも現実には難しいという。京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏はこう話す。
「核燃料をプールから取り出すには、キャスクと呼ばれる100tにも及ぶ構造物(容器)を水に沈め、それに燃料集合体を入れてフタをし、空気中に吊り上げます。ところが4号機の場合、キャスクを運ぶ大型クレーンなどが爆発で吹き飛んだ上、瓦礫がプールの中に沈んでおり、それも取り除かなければならない。
燃料集合体が損傷している可能性があるので、従来のキャスクに収納できない恐れもあります。そうなると、今度はキャスクそのものも新たに設計しなければならなくなる」
この過程で、事故が起きて燃料が露出したら、すぐに大爆発の危機……。そんな作業が、放射線量が高くいまだまともに人が近寄れないような場所で、果たしてできるのか。
そして、もしも関係者の努力でこれらの難関がクリアできたとしても、次には使用済み核燃料の「最終処分」と、「廃炉」という、さらに気が遠くなるような作業が待っている。
「茨城県東海村の原発は廃炉になり、2001年に解体作業などが始まりましたが、作業が終わるのは10年後とも30年後とも言われており、いまだ手探り状態です。廃炉には莫大な費用がかかります。トータルで1基あたり10年間で3兆円以上という試算もありますが、それで済むかどうかも分からない」 (原子力工学に詳しい共産党原発・エネルギー問題委員長の吉井英勝氏)
(4)
事故で1~4号機までが崩壊し、そのうち3つはメルトダウンしている福島第一の場合、そもそも廃炉自体が可能なのかも分からない。廃炉とは、使用済み核燃料を取り出し、原子炉を安全に解体し、それを処分して初めて達成されるが、複数の炉で、しかも完全に溶けてしまった核燃料を除去できるかどうか、それからして、実現性に疑問符が付いている。
加えて、最後には原発から持ち出した核燃料や瓦礫などの放射性物質を、どこに「最終処分」するのかという壁が立ちはだかる。
■処分する場所がない
前出の畑氏はこう語る。
「使用済み核燃料や、再処理後の高レベル放射性廃棄物などの最終処分を始めようとしているのは、世界でもまだフィンランドしか存在しません。そのフィンランドにしても、2020年をメドに地中深く廃棄物を埋めて直接処分するというものですが、放射性物質が安全になるまでに10万年とか100万年という単位の時間が必要なため、『そのときまで人類が存在するかどうかも分からないのに責任をもてるのか』と議論が起きています」
想定されている「最終処分」とは、使用済み核燃料や、再処理してできるガラス固化体などの高レベル放射性廃棄物を、300m以上の地中深くに埋めてしまおうという極めて乱暴なものだ。
日本列島のように、数万年どころか数百年、数十年単位で地震・噴火などの大災害が頻発する場所で、将来何が起きるか分からない「地層処分」を行うことに対しては、安全上の疑問が提示されている。
当然、国内ではその候補地すら決まっておらず、「最終処分」とは言いながら、処分のメドなどまったく立っていないのだ。
「安全な処理法などないのに、それを埋めると言われて受け入れる自治体はないでしょう。今、福島など被災地の瓦礫の受け入れを巡って議論が起こっていますが、放射性廃棄物は、瓦礫とはケタ違いの放射線を出します。そんなものをどこに埋めるというのか」(前出・後藤氏)
処分の方法がない、処分する場所がない。そうなると、原発は停止しても、そのまま莫大なコストをかけながら、管理という名の放置をするしかないのか。目眩がするような話だが、それも現実になりかねない。
前出の安斎氏は、
「国が本腰を入れて脱原発を決め、六ヶ所村などに集中管理施設を作るしかない。国民にも、それを受け入れる覚悟が求められる」
と指摘する。政府は、事故が起きた福島第一の周辺に、中間貯蔵施設を作る計画を公表し周辺自治体に「理解」を求めている。
(5)
だが、福島をスケープゴートにして、他はいままで同然に暮らしていくことは、許されるのか。その一方で、自分の住む町に最終処分場ができるとなった場合、それに納得できるのか。これからは国民それぞれが、否応なく、そうした厳しい選択に直面しなければならない。
しかし一つだけ言えるのは、ここで原発を完全に止めなければ、核のゴミの増大に歯止めが利かなくなり、いっそう、苦しくなるだろうということ。
「これ以上、ツケを将来に回すようなことをしたら、日本は本当に終わりです。仙谷由人・民主党政調会長代行は、『原発を再稼働しないと集団自殺』と言っていますが、再稼働こそ『緩慢なる自殺』に他なりません」(前出・後藤氏)
今さえ良ければそれでいい。そんな時代は3・11で終わったのだ。たとえそれが困難な道でも、新たな一歩を踏み出さないと、この国に未来はない。
「週刊現代」2012年5月19日号より
汚染食品から、どう身を守るか(4)野菜について
☆ホームページのご案内
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
★近況報告
わたくし事では、ありますが仕事の内容と勤務時間が変わり、以前ほどブログを書くのに時間を使えなくなりました。そのような次第で、昨日も引用記事ばかりになってしまいました。出来る限り、ブログは書き続けるつもりでおりますが、日によっては更新できない日も出てくると思います。出来るだけ、皆さんに読んで頂きたい、読むべきだと私が思う記事を、ピックアップして掲載して行くつもりです。自分で書く記事は、少なくなると思いますが、どうぞ、ご了承くださいませ。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
★「野菜」については、記事をリニューアルするつもりでおりましたが、以前の記事を再掲載します。特に、調理方法は知っておくと役に立つと思います。又、野菜の種類により放射性物質(放射能)の土壌からの移り具合が違います。基本的に、移行の少ない野菜を、メニューの中心にするべきでしょう。生野菜は、「厳禁」です。
★産地を、考えるのは、当然の事です。汚染のひどい地域は、それに比例して野菜の汚染もひどくなると考えておくべきです。
★もう一点、ご注意があります。下記のような調理方法をすると、ビタミンやミネラル不足になる可能性があります。マルチ・ビタミン・ミネラル剤などを上手に利用するのが良いかと思います。私は、去年の夏から、使い続けています。お子さんに与える場合は、体重を考えて、大人用を何分の1かに割って、服用してもらえば害はないと思います。医師に相談の上、与えた方が良いかもしれません。
★バランスの良い食生活を、心がけ足りない栄養素は、健康補助食品で補うような考え方が、良いと思います。
(1)放射能に汚染された食材の調理方法(再掲載)
2011-09-13 08:39:59
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11016392963.html
その前に、引用
福島県は3日、同県棚倉町の山林で採取した野生のチチタケから、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を大幅に上回る2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。(2011年9月3日20時51分読売新聞)・・(出荷停止も検討されているそうです。)
私は、耳に(目?)たこが出来るほど申し上げました。キノコ狩りは
止めてください。
川魚も、ダメですよ。学者には、大丈夫と言う人もいます。学者がアテにならないのは学習済みですよネ??栗からも、基準値越えのセシウムが検出されました。
さて、調理法です。意外と簡単です。
埼玉大学非常勤講師・安田節子さんの解説
(月間・宝島10月号から引用)
<基本は水洗い。セシウムは水溶性のため、これだけである程度除去できます>
<肉類は、省略。外国産にして下さい。>
<野菜・果物>
キャベツ
外側の葉を捨てる。水洗いして茹でると55%除去できる(ストロンチウム)
トマト
食塩水(1%)で洗うと、20〜60%のストロンチウムが、茹でると51〜92%のヨウ素が減る。
キュウリ
ストロンチウムについて、水洗いで50%以上除去できる。
ナス
同上
玉ねぎ
皮をむき、水洗いして茹でると、ストロンチウムが37%減る。
ほうれん草・しゅん菊
よく水洗いし、湯がいて水にさらしアク抜きすると、ヨウ素やセシウムが50〜80%減る。
ニンジン
セシウム、皮むきで55%減る。ストロンチウムは更に茹でると19%減る。
ブロッコリー
セシウムは、水洗いで90%減る。茹でると90〜95%減る。
ストロンチウムは、茹でると、70〜90%減る。
キノコ
食べないでください。書きません。
ナシ・モモ
水洗いして皮をむく、ナシはストロンチウム20%減る。
モモは、セシウムが97%減る。
※果物は、水洗いして皮を剥くのがポイントです。
※全部、煮汁は捨ててください。味付けの時は、ペットボトルの清潔な水を
使います。栄養素が流れてしまう、と惜しんでは「ダメ」です。
※酢漬け・塩漬け
浸透圧の利用で放射性物質を排出できる
キュウリのピクルス 放射性物質が90%減る
キャベツの酢漬け ストロンチウムが30〜60%減る。
<魚介類>
水で洗う、塩や酢を使い下処理する。<煮て煮汁を捨てる。>
頭、内臓、骨は、最初に取り除く。
これで、かなりの除去が可能。
※骨には、ストロンチウムが蓄積されています。
※但し、取れた海域に十分、ご注意ください。調理法以前の問題です。
※他の農作物についても同様です。汚染のヒドイ地域は避けるのが賢明です。
<米>
精米するとセシウム65%減、ストロンチウム60〜90%減
水で研ぐと、セシウムもストロンチウムも更に50%減
※この時の注意点 「炊く時の水は清潔な水を使用して下さい。」
<小麦>
製粉で放射性物質80%減
パン・うどんへの加工でセシウム70〜80%減
<加工乳製品>
クリーム、放射性物質94%減
チーズ・バター ほとんど移行しない。セシウムが水溶性のため、油には行かないため。
※全部、煮汁は捨ててください。味付けの時は、ペットボトルの清潔な水を
使います。栄養素が流れてしまう、と惜しんでは「ダメ」です。
※水洗い、皮をむく、酢漬け、塩漬け、水煮(煮汁を一回捨てる)
これが、放射性物質を減らす基本。特に、煮汁を捨てるのがポイント
※以上の事を書いた冊子
「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」
公益財団法人・原子力環境整備促進・資金管理センター
http://www.rwmc.or.jp/library/other/kankyo/
サイト内「環境パラメーター シリーズ4」参照
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水について
「菜食文化研究会」から引用。
http://carrotjuice.sblo.jp/article/43968256.html(リンク切れ)
●世界の基準値
WHO基準 10ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)
●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L)
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
出典は下記です。203-204ページ、表9-3参照
現在の日本の基準(セシウム)・・・変更前の基準です
大人:300Bq/kg未満、乳幼児:100Bq/kg未満です。
WHO基準の、30倍(大人)ですネ!!
このような、状況です。
<参考記事・zakzakから引用>
東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか
2011.09.09
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110909/dms1109091222007-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20110909/dms1109091222007-p1.htm
リンク切れのため、★阿修羅♪ > の記事を参考にして下さい。
★阿修羅♪ >
東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか (zakzak)
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/359.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 09 日 13:09:27: igsppGRN/E9PQ
ここから分かる事は、乳幼児・妊婦は、飲用水として水道水を使用するべきでは無い、と言う事になります。
10歳以下の子どもも避けるべきです。いずれも、放射能の影響を大きく受ける年齢層です。
「WHOの基準10ベクレル」を目安にした方が無難です。
★5月24日追記
これでも、高すぎるのは数日前に書いたとおりです。
30歳以下の年齢層も避けたほうが、無難です。
ご承知の通り、「ヨウ素 I-131」は甲状腺ガンの原因になります。
そして、今チェルノブイリ地方では40代の女性の甲状腺ガンが急増している話が伝わっています。
低線量被曝に「しきい値」は無い事を思い出して下さい。
★しきい値→これ以下は安全と言う数値
女の子には、特に注意が必要です。女性は、男性比べて被曝の影響を大きく受けます(約2倍)。男女平等では、ありません!!
要は、「被爆しないに越した事は無い」と言う事なのです。仮に、被曝するにしても出来るだけ少なくする努力をするべきです。
少しづつの「内部被曝」の蓄積が、将来の健康被害に繋がる事を
忘れないで下さい。
新たに、ヨウ素131が検出されたのは、何らかの原因があるはずです。今回は、それには触れません。しかし、続くと考えて準備して置いた方が無難です。具体的には、飲用水(料理用も含めて)のペットボトルの買いだめをして置いた方が、良いです。
急にパニックが起きて、商品が無くなる事も「想定」しておくべきです。
(2)セシウムの吸収量が少ない野菜
2011-11-12 03:55:47
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11075924474.html
Security.jp
http://infosecurity.jp/archives/10046
みんな楽しくHappy♡がいい♪
野菜の種類で放射能の吸収率は違うのか・・・
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-396.html
これによると、比較的放射性物質吸収率の少ない野菜は、次の通り。
トマト、ナタウリ、ナス、カボチャ、キュウリ、ニンニク、ネギ、タマネギ、ニンジン、ピーマン他に、農水省データによると、ホウレン草、レタス、ダイコン
である。
果物類は、比較的少ない。
産地直送野菜情報(九州から)
①
リンク切れ、削除
②
http://corporate.radishbo-ya.co.jp/radish-lp37i/index.html?P=ml4998&utm_source=google&utm_medium=cpc&wapr=4e4a8dd1
③
http://www.kumamoto-food.com/products/detail.php?product_id=202&gclid=CLmhw_KR1KoCFYJKpgodqUhs0w
食品の検査についての情報(再掲載)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
他の会員さんの話では、現在、食品の検査機械が全然足りないようです。
そのため、生鮮食品と加工食品の汚染情報が出てこないのだと思います。
検査機器が、NPO・行政などに配備されると今後、ドンドン増えると思います。
今までは、検査機器が足りないので検査されていない、と言う事のようです。
従いまして、my日記「安全な食品について」について、よくお考え頂きたいと思います。
汚染情報が、出ていないから「安全」と言う事では、全くありません。
汚染されている、と考えて対応した方が良いと思います。
又、汚染食材は基準値以下なら、外食産業・コンビニとスーパーの惣菜と弁当、加工食品、町の食堂など飲食店などでも使用されています。
この点にも、十分ご注意ください。
わが子・わが孫を守るのは、『ご自分』しかいない。この事を改めて肝に銘じてください。
又、お子さん用の食品は、ある程度「備蓄」しておいた方が良いと思います。
一旦、パニックが発生したら、安全な食品は、即、売り切れます。
☆ご参考
(チョット、面白かった記事)
無知なのに過干渉な「バカ親」が子どもの就職を妨げる
2012/2/ 9 11:00 会社ウォッチ(J-CAST)
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/02/09121530.html
「労働力を消費する仕事」では、いつになっても給料はアップしない
2012/5/23 12:00 会社ウォッチ(J-CAST)
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/05/23132864.html
「30代半ば以降の賃下げ」に踏み切るNTTは良心的な会社である
2012/5/22 16:00 会社ウォッチ(J-CAST)
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/05/22132867.html
日本人が「そんなに儲かってないのに、なぜか有休も取れず長時間労働」のワケ
2012/5/ 8 15:00 会社ウォッチ(J-CAST)
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/05/08131329.html
売れる営業マンが新聞記事から「希望のある話題」を探すワケ
2012/5/18 11:40 会社ウォッチ(J-CAST)
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/05/18132463.html