放射能汚染地帯で生きて行く(2) 2011年07月27日 17時
放射能汚染地帯で生きて行く(2) 2011年07月27日 17時
我々の住む土地は、多い少ないは、あれ、放射能に汚染されていると推測されます。
(断定に近い推測です)
ご参考(過去日記)
http://smcb.jp/_ps01?post_id=3403118&oid=42403..
ここで、生きて行くには、それに適応した考え方と生活の仕方が必要です。3月11日から、全てが変わってしまった。そして、元には戻らない。こう考える必要が、あります。
環境が、「変化」してしまったんです。平和な世界から放射能に汚染された世界へ。
セシウムを例にとると半減期は、30年です。現在の半分の50%の線量になるのに30年必要です。25%になるのに60年必要です。12.5%になるのに90年必要です。6.25%なら120年必要です。
軽く、4世代ですネ!!
しかも、セシウムだけでは、ありません。
多分、福島県内だけの検査では、ないか??と思われますが、テルルも検出されています。これは、福島県内の鮎から検出されており、かなり高い数字です。これも、当然、人体に有害な残留放射性物質です。
何故、公表されないのか???
政府・行政の説明は、「暫定基準値」が未決定のため、「無用の混乱を避けるため」としています。
これを、調べてきたのは、週間フライデー(7月8日号)です。担当部署に問い合わせるとキチンと答えてくれるようです。
推測ながら、「暫定基準値」が無いため「未発表」の残留放射性物質は、他にもあるのでは、無いか???と思います。
では、原子炉内で作られる、残留放射性物質は、何種類あるのか??ご存知ですか??
日刊ゲンダイの記事にあったのですが、見当たりません。記憶では、200まで行かない、100数十種類です。人体への影響も、わかっていない物質も多いと言う事でした。
私たちが、耳にしているのは、セシウム・ヨウ素系・ストロントウム・プルトニウム、これくらいだと思います。実際は、ごく一部なんです。
何を、言いたいのかと申しますと、上記既知の物質以外にも、人体に有害な放射性物質は沢山あり、一部が未検出だから、他も無いと言う事では、ありません、と言う事です。
上記、福島県内の「鮎」を考えて下さい。
仮に、セシウムが基準値以下であったとしても、テルルも含有されていれば、合算して考えなくてはならないのです。しかし、テルルの情報は、公開されていませんでした。(県には通知されています)
ですから、一つの放射性物質について(基準値以下と言う意味で)安全とされても、トータルで『安全』かは、分からないと言う事を、お知り下さい。
そのため、放射線被曝の「悪影響」を強く受ける小さなお子さんは、出来うる限り「汚染の少ない」食材を、選んで食べさせる事を、お勧めします。これを、一番申し上げたかったのです。
又、外部被曝を出来るだけ少なくするように、注意する必要もあります。
上記の理由により、週刊誌の放射線計測情報に注意を払ってください、と申し上げています。
土地の放射線量は、一旦汚染されてしまえば、「除染」しない限り、余り変化は、無いと推測されます。ですから、異なる地点の計測数字を沢山集める事が、重要だと思います。
ホットスポットの言葉の通り、同じ地域でも、放射線の強弱があります。
地域別の強弱と、地域内の強弱と両方知る必要が、あるのです。
別の言い方をすると、「面的な強弱」と「点的な強弱」と二通りの情報が、必要なのです。
ご自分の、お住まいの地域が、大体どれくらいの放射線量なのか???を知り
地域の中で、どこが強く、どこが弱いのか???を知る必要があるのです。「ホットスポット」を、避けるためです。
※ご参考
内部被曝の分かりやすい説明URL(制作 team Coco)
http://kingo999.web.fc2.com/naibu.html
uhoo8sige7o6@gmail.com