「北の山・じろう」時事問題などの日記

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社説:柏崎の審査凍結 東電は福島に集中せよ<毎日新聞>

毎日新聞
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社説:柏崎の審査凍結 東電は福島に集中せよ
毎日新聞 2013年10月30日 02時30分
http://mainichi.jp/opinion/news/20131030k0000m070114000c.html

▼全文転載

 

 東京電力福島第1原発で汚染水漏れが相次ぐ事態を受け、原子力規制委員会田中俊一委員長が東電の広瀬 直己社長と面談し、「長期的な視点で、ドラスチック(抜本的)な改革をしてほしい」と要請した。東電が再稼働に向けて9月に申請した柏崎刈羽原発6、7号 機(新潟県)の安全審査は、福島第1原発の現状が改善されたかどうかを見極めたうえで開始時期を検討するという。

 東電は柏崎刈羽原発の再稼働を経営再建の切り札に据える。だが、最優先すべきは福島の汚染水対策だ。規制委が柏崎刈羽安全審査を事実上凍結したのは妥当な判断である。

 東電は今月、汚染水対策と再稼働の両立は可能とする報告書を規制委に提出したが、委員からは「福島の状 態を見たとき、柏崎は十全だといえるのか」などの疑問が出た。当然だ。汚染水の制御もままならない会社に原発の運転を託すことができるのか。東電は人材や 資金を福島に集中投入しなければならない。

 ボタンの押し間違えでポンプが停止した。配管を誤って外し、作業員が汚染水を浴びた。福島第1原発では こんなミスが続発している。放射性物質を吸い込まないようマスクを装着しての作業が続くなど、現場の環境は厳しい。被ばく線量限度に近づいたベテラン作業 員が離脱するケースも出ている。現場の士気が落ちていることは、容易に想像がつく。

 広瀬社長は面談で、作業員の確保が困難になっている現状を明かした上で、福島第1原発の作業環境の改善や東電全体で同原発に人を回すことを田中委員長に約束したという。速やかに実行に移す必要がある。

 原子力規制庁の池田克彦長官は「これからもミスが出るようでは(同原発の現状の)改善とは言えない」と述べている。規制委には、妥協することなく、東電の改善の取り組みをチェックしてもらいたい。

 政府の一層の関与も欠かせない。

 汚染水対策で、安倍晋三首相は「国が前面に出て責任を果たす」と繰り返している。470億円の国費投入は決まったものの、地下水の流入を防ぐ遮水壁の建設や放射性物質除去装置の増設など技術的難度の高いものに使途は限定されている。

 政府は汚染水の貯留や処理などに関する技術提案も公募した。汚染水処理対策委員会で実現可能性を検討し、年内にまとめる汚染水対策の全体像に盛り込む方針だ。しかし、東電と政府の費用負担のあり方などは決まっていない。

 汚染水対策や廃炉を着実に進めるには、どのような体制が望ましいのか。東電の経営形態の変更も視野に入れつつ、政府は具体案を提示し、国会で徹底的な審議を行うべきだ。

 

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