海洋強国建設は「歴史的使命だ」 中国軍と海洋局が座談会 尖閣や南シナ海念頭に
★歴史の示すところでは、中国大陸に統一政権が誕生し国力が充実してくると対外膨張政策を取るのが、これまでの中国の歴史の流れです。以前は、中国は「海」に関心を持ちませんでした。膨張の方向は、南・北・西の方角でした。歴史的に中国の潜在敵国は、北と西にあるからです。そのため、中国の政治・経済の中心は、東に偏っています。
★現在の中国の膨張の方向は、南と東であることが、明確になっています。中国の第2次防衛ライン(内側)は、沖縄・日本列島であると明示しています。第1次防衛ライン(外側)が、グアムを中心とするラインです。よくも他人の領土を勝手に防衛ラインに組み込むものだと思いますが、「中華思想」とは、このようなものです。
★西太平洋の軍事バランスは、大きく変化しつつあります。「尖閣諸島」の小島一つ譲歩すれば、紛争地域は徐々に沖縄に向かって北上するでしょう。日本国憲法が、どうであろうと、軍隊や戦争を日本国内で否定しようと、一歩日本国外に足を踏み出したなら、そこに待っているのは「超大国のパワーゲーム」です。日本列島は、西太平洋の軍事の要衝であり、この「超大国のパワーゲーム」から逃れることは、出来ません。「幕末の黒舟来航」の時代から、これはず〜と続いていることです。軍事に無関心でいられる平和な時代は、終わりました。
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海洋強国建設は「歴史的使命だ」 中国軍と海洋局が座談会 尖閣や南シナ海念頭に
2013.2.20 14:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130220/chn13022014220006-n1.htm
▼全文転載
中国海軍と中国国家海洋局は19日、北京で座談会を開催し、海洋局の劉賜貴局長が「海洋権益を守り、海洋強国を建設することは共通の歴史的使命だ」と述べた。沖縄県・尖閣諸島や南シナ海を念頭に置いているのは確実で、連携した活動を強化していくとみられる。
劉氏は「海洋権益を守る闘争は日々困難になっており、海洋空間の争奪は激しさを増している」と分析、海洋強国建設には「強力な海軍が不可欠」と強調した。
丁一平海軍副司令官も双方の協力の重要性を指摘した上で、海洋権益保護のために「戦略的協力のため、より完全なメカニズムの構築が必要だ」などと述べた。
習近平指導部は昨年11月の共産党大会で「海洋強国」建設を目標に掲げた。(共同)
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2013.2.5 11:02 (1/5ページ)
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