「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

放射能汚染食品から、どう身を守るか(2)

★今日は時間がないので簡単に、行きます。多分、「大好き」な人が多い、「お肉」です。去年は、実に酷かったですネ??4月1日には、牛肉の汚染は確認されていました。これを、普通に考えると、「しらばっくれて」7月中ごろに問題が発覚するまで、フリーパスで流通させていました。

★検査の資機材も人でも足りないのは、今年も同じ状態だと思います。政府の考えは、「国民の胃袋に入れてしまえば、勝ちだ」と考えていると思います。とんでもない政府ですが、日本政府は昔から、そうです。常に企業・生産者の側に立った行政を行って来ました。原爆被曝被害訴訟、色々な公害訴訟、薬害訴訟、どれを取っても、企業・生産者を守るために、その時々で最大限の努力をしています。

★今回も、全く同じです。政府が国民のために政治をやっていると考えている人が、結構いるようですが、全くの「誤解」です。常に、企業・生産者のために政治を行います。原発再稼動問題を見れば、よく分かると思います。電力は多少の節電と、電力会社以外からの電力調達などを行えばそれほど、大騒ぎするような問題ではありません。昨年、あれほど東電管内では、電力不足を言っていましたが、東電は、東北電力に電気を融通していたような話も聞きました。これが、日本政府と言うものです。「誤解」している方は、認識を改めた方が、この先無事に生きていけると思います。

★大分、前置きが長くなりましたが、結論を言うと、すぐブログが終わってしまうからです。牛肉について言うと、肉は一応検査して、追跡調査も出来る事になっています。ところが、内蔵肉になると一旦、流通に乗ってしまうと全く分からなくなります。追跡調査のシステムが、ないからです。

★飼料の問題もあります。昨年、散々問題になった「稲わら」ですが、相変わらず汚染地域から、他県へ運ばれているそうです。余程ひどく汚染された稲わら以外は、去年と大して変わらなく飼料として使われているということです。

★豚肉と鶏肉については、全然情報がありません。情報が聞こえてこないから、汚染されていない、とは考えない方が良いと思います。単に、検査されていないからかもしれません。卵もそうです。

★などなど、考えると輸入肉を食べるのが、「安全」と言う事が、分かると思います。牛肉と豚肉については、ごく普通に輸入品が売られていますので、これを食べるべきでしょう。被災地支援は、東電と政府がやるべきことです。国民が、自らの健康を害する危険を犯してまで、する必要は、全くないと思います。どうしてもと言うのなら、公務員や外郭団体、政治家に電力会社の社員、原発関連企業の社員に強制的に、食べさせれば良い事です。マスコミ関係者にも、特に念入りに食べさせる必要があります。東大の教授連中にも、沢山食べさせなければなりません。どちらにしても、一般国民が食べる必要は、全然ありません。

★放射能汚染の「腹いせ」に、思いっきり輸入牛肉を食べてください。これは、安全だと思います。肉類に関しては、国内製品は、一切お勧めしません。輸入品で、代用できる部分は全部、輸入品で代用するべきだと考えます。
★結論は、実に簡単でしたネ???




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福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
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全人類の未来のために国内の全原発停止を維持しよう! 〜だまされないための10箇条〜

★今日は、趣味人倶楽部の知人の日記を2本紹介します。1本目は、「贅沢な時間」サンの日記です。趣味人倶楽部の日記は、2000字の字数制限があり、その範囲内でとてもコンパクトにまとめられた、良い文章だと思います。

「贅沢な時間」さん
全人類の未来のために国内の全原発停止を維持しよう! 〜だまされないための10箇条〜
http://smcb.jp/_ps01?post_id=4217186&oid=318810(会員限定です)

テレビを見ていると東電の新社長が「電力会社は独占で選べないから東電では選べるよういくつかのプランを提供することにした」というようなことをいっていた。国民もなめられたものだと思ってみていたが、テレビ局ではそんな反応はない。会社でなくプランでも一応選べればいいのか。意味が違うと思わないのか。この手の話しはごまかしが多い。注意していないといつの間にが議論の矛先がそらされてしまう。


国内の原発全てが停止したのは素晴らしいことだ。これは世の中を平和にする千載一遇のチャンスである。今後は一つの原発も再稼働させないことが肝要である。一つだけでも、またたとえ一時だけでも再稼働を許せば,なし崩し的に原発の利用がまた始まってしまうだろう。何となく議論を聞いているとついごまかされてしまうようなことは、真実を理解していれば避けられる。以下の10点は是非抑えておいて、ごまかされないようにしたいものだ。


1)原発はまだ制御不能の技術である。「核燃料サイクル」がまだ実現していないことはよく知られている。核燃料を使用した後の廃棄物は現状では処理することができない。他の科学技術とは違うのである。「技術は使わなければ科学の進歩はない」などという意見はこれを理解していない。


2)原発は非常に危険である。爆発したときには、原発を誘致して利益を得ていた自治体のみでなくかなり広い地域が被害を受ける。むしろ被害は世界的であるといって良い。「代替エネルギーをどうするんだ」といった問題とは比較にならない。リスクが大きすぎるのである。


3)原発は地球温暖化を進める。膨大な熱を処理するために原発は海の近くに作ってあるのである。そもそも地球温暖化なるものが進行しているとは思わないが、しているとすれば、原発による放熱はこれを進めるものである。


4)原発はCO2を出さない代わりに放射能を出す。そしてCO2より放射能の方がずっと危険である。そもそもCO2が地球温暖化を進めるという議論自体、原発促進のためにねつ造されたデータによるものである。


5)リスクはベネフィットとの比で考えるべきだという議論はよくあるが、原発はリスクの方が極端に高い。火力発電では中東危機の場合に危ないとか、電気料金が上がるとかいって言う人がいるが、原発事故のリスクに比べればほとんど比較にならないほど小さなものである。


6)原発による発電費用は安価ではない。これはテレビでも報道されているが、それに加えて事故の場合の補償の費用がある。放射線は実は安全だとか言って補償していないだけで、ちゃんと補償すれば費用は莫大な金額になるはずだ。自殺者まで出ている現状を直視すべきである。


7)全ての国が原発を核兵器開発の潜在能力として位置づけている。「原発」は核兵器製造の基礎技術としても,その材料(プルトニウム)の調製工場としても必要であり、「人工衛星打ち上げ」と称するミサイルの開発も、核兵器を敵国まで移送するのに必要である。中国が日本を上回る宇宙技術を持っていることや、北朝鮮の最近の動きを理解すればわかりやすい。


8)大局から物事を判断しなければならない。「夏に電力が不足する」なんていう宣伝を信じて再稼働しては大変なことになる。仮に電力が不足するとしても再稼働によるリスクの方がずっと大きい。「親戚が原発で働いているから」とか「再稼働しないと地元の経済が振興しない」などはレベルの低い議論である。そのような問題は他の施策で解決すべきで、全国民を危険に巻き込んでまで原発を再稼働させる理由にはならない。


9)最新の原発でも事故は起こる。これまでの原発事故は全て,確率的にはあり得ないほどの何重ものヒューマンエラーが重なって起こっている。システムが安全になれば注意力は低下する。これは人間の性(さが)なのだ。もしも原発が安全なら、核兵器を廃止する根拠もなくなってしまうだろう。


10)放射性物質はたとえ低線量でも人類の将来にとってとても危険なものである。「この程度の放射線が害を及ぼすという科学的根拠はない」という解説を良く聞くが、「害を及ぼさない」という意味ではない。人工の放射性物質が現れてからの時間は,地球上に生命が現れてからの時間に比べるとものすごく短い。我々は放射線が人体に及ぼす長期的な影響をまだ知らないだけである。ネズミなら遺伝子の変異で弱くなった個体は死んでしまい、生存に不利な変異を持った個体は存続しない。しかし人間なら病院に行く。そのために人間には遺伝子の変異が蓄積している。我々は両親から2組の遺伝子を受け取っているが、一つに変異が既に入っていた場合、放射線によるもう一方の遺伝子の変異は致命的になる。



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福島第一原発4号機核燃料プールの安全を確保する方法、ご存知でしたか???

★これは、読んで「ビックリ」しました。このような事が、こんな所に書いてあるのにも驚きですし、それを識者が発言したような話も聞きません。非常に、大雑把な丼勘定ながら、約6000億円で4号機プールのプールの事故に備えが、出来るのであれば、何がなんでも実行してもらいたいと思います。但し、これが事実かどうかは、知りません。たまたま、見かけて「こんな考え方もあるのか!!」と、少々驚いた次第です。

★と、同時に民間から、広く知恵を募れば、解決策は何かあるのでは、ないかとも思いました。東日本壊滅(4号機プール崩落などの事故)を、たった6000億円で防げるなら、是非、実行して欲しいと思います。実行可能か、どうかは私には分かりませんが??

★記事のコメント欄から引用
★阿修羅♪ >
4号機倒壊阻止の会を結成します。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/784.html
投稿者 地には平和を 日時 2012 年 5 月 18 日 02:44:35: inzCOfyMQ6IpM
(コメント欄ー05から引用)
05. 2012年5月18日 12:53:55 : WiJ6yVmVJI
4号機建家の全てを水没させる事で問題を解決できます。一番簡単です。

現在の建家全体が入るにコンクリート製の巨大プールを造れば良いのです。簡単です。まず鉄骨で建屋の廻りに型枠を作り、次にコンクリートを流し込み、壁を造ります。次に、底の部分はシールド工法で穴を掘って、コンクリートの巨大スラブを設置すれば、出来上がりです。

もしも、倒壊したら、その時に水没させれば良いのです。

コンクリートの型枠は鉄骨を使います。日本はは造船重機の会社が沢山あります。
三菱重工IHI JFE など、分担して、3ヶ月もあれば鉄骨の型枠など直ぐ作れます。あとは、現場で組み立て、コンクリートを流し込めば、6ヶ月もあれば、出来上がりです。

数量は巨大でも、技術的には簡単です。値段も簡単に算出できるでしょう。
コンクリートの壁のボリュームは、壁の厚さは1mとして、高さは50m、周囲、を全周を4000mとすると、壁の部分のコンクリート必要量は20万立法メートルとなります。その他は以下の通りです。


コンクリート 200,000㎥ x 5万円 /㎥ = 100億円
鉄骨型枠 200,000 x 20% x 7.85=31,400トン
314,000トンx10万円 /トン= 314億円

スラブ
100万㎡ x 1m =100万㎥
100万㎥ x 5万円/㎥ = 500億円
型枠
100万㎥ x 20% x 7.85 = 157万トンx10万円 /トン= 1,570億円
穴掘り
17万mx200万円/m=3,400億円

合計 5,884億円
約 6,000億円を政府が支出すれば、巨大プールを造れます。
景気回復にはもってこいの仕事になるでしょう。
計算を間違えていたら、御免なさい。
(以上、引用終り)

★これは、工期の予定も約、6ヶ月で対応策としては、一番速いでしょう。しかも、概算で予算6000億円です。今年の原子力関連予算を振り向ければ、足りるでしょう。

★私も東京に住んでいますが、4号機核燃料プールが崩落したり、亀裂が入ったりしたら、多分、東日本は壊滅すると考えておくべきでしょう。『核地獄の、崖っぷち』に際どく立っていることを、どうぞお忘れなく。

★ご参考
『核地獄の崖っぷち』に際どく留まっている事を理解しない日本人
2012-04-27 00:35:14
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11233296586.html

広がる“猛毒”ホルムアルデヒドの恐怖(ZAKZAK)

★これも、怖い話です。「ZAKZAK」 から全分引用。

広がる“猛毒”ホルムアルデヒドの恐怖
ZAKZAK 2012.05.19
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120519/dms1205191005001-n1.htm


【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/images/20120519/dms1205191005001-n1.jpg
 関東の浄水場の水道水から水質基準を超える有害物質のホルムアルデヒドが検出された問題で群馬県は19日、千代田町の東部地域水道浄水場で取水を18日夜から停止したと発表した。19日午前に再開したが、取水停止は再開分も含め千葉、埼玉、群馬3県に拡大した。この影響で千葉県野田市全域と柏市内で断水した。

 ■烏川上流が発生源?

 水質検査をした埼玉県は、群馬県高崎市付近の利根川支流の烏川の上流が発生源の疑いがあると指摘した。群馬県内の烏川上流にはホルムアルデヒドを生成する物質を扱う事業者が複数あると説明。群馬県や高崎市とも連携し、発生源の特定を急いでいる。

 19日午前11時現在で取水停止が続いているのは、千葉県の上花輪浄水場(野田市)と北千葉浄水場(流山市)。

 埼玉県は19日早朝、基準を安定的に下回ったとして、停止していた行田市の行田浄水場の取水と給水を再開した。

 千葉県は19日未明、基準を超える恐れがあるとして、新たに松戸市の栗山浄水場の取水を停止したが、状況が改善したとして同日午前8時ごろ取水を再開した。

 群馬県によると、18日に採取した利根川の水を塩素処理した結果、基準値の1リットル当たり0・08ミリグラムを超える0・098ミリグラムのホルムアルデヒドが検出された。浄水処理後の水は0・04ミリグラムで基準を下回ったが、通常より高かったため、安全性を考慮した。

 ■利根川も水質検査

 埼玉、千葉両県は利根川の取水堰や浄水場での水質検査を続行。ホルムアルデヒドは、化学工場の排水に含まれる有機物質が塩素と結び付いて生成される可能性があり、両県は群馬県とも協力し、利根川上流の水質も調べて発生源の特定を進めている。

 埼玉県によると、取水堰で18日午前に採取した水から基準の2・5倍のホルムアルデヒドを検出。行田浄水場の取水と給水を停止していた。

 千葉県では、18日に上花輪浄水場と北千葉浄水場で取水を停止。北千葉浄水場では19日未明にいったん取水を再開したが「さらに様子をみたい」として同日朝、再び停止した。

 ■ホルムアルデヒド 住宅フローリングや家具の接着剤などに含まれていたため、シックハウス症候群の原因物質として問題となり、規制が強化された。発がん性が指摘され、毒劇物法で劇物に指定されている。



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(1)原発問題・放射能汚染問題への取り組み方(2)雑学と読書の勧め

★今日は、日曜日ですので、肩の凝らない話です。
(1)原発問題・放射能汚染問題への取り組み方


☆私は、原発事故前は、原発問題にも放射能汚染問題にも無関心で興味も、全く有りませんでした。今、そのような自分を深く反省しています。原発利権グループにも、悪はドッサリあります。しかし、問題に関心を持たず、全く関与しなかった国民の多くにも責任があると思います。私も、その一人です。


☆そう言った次第で、放射能汚染にも原発問題にも、当時は知識「ゼロ」でした。最初は趣味人倶楽部の日記を通して「原発事故原因を追究する」、と言うより考えるところから、私の今の活動は、スタートしました。ですから、当時の日記は、このブログにも転載してありますが、知識と内容に欠けるものです。大体、全体的な知識をおぼろげに持ったのが、昨年7月位だと、自分では思っています。今も、ざっと広く浅く知っているとは、思いますが、深くは知りません。昨年9月から、趣味人以外の外部ブログを書き始めました。以来、現在に至っています。


☆最初は、誰でもこんなものだと思います。今、以前と違うところは、ブログや記事の判断をすることが、出来るようになりました。「これは、大体正しい。これは、怪しい。これは、騙そうとしている。」と、このような判断が自分なりに部分的に出来できます。その結果、自分で記事を書くことは少なくなり、優れていると自分が思う、記事・ブログを全分転載という形で、掲載する事が多くなりました。


☆このような取り組みをしている人は、沢山おられます。無名の方が大勢おられます。私は、その中の数人の方から、これまでにいくつかのアドバイスをいただきました。それを、ご紹介します。


原発問題は、とにかく体に堪える。だから、無理してはいけない。
これは、本当にその通りです。実に、精神的疲労が多く、徐々に蓄積していきます。フル回転で全力疾走を続けると、すぐに擦り切れて、挫折します。事実、積極的に取り組んでいたのに、擦り切れて止まってしまった人、今は活動を止めてしまった人を何人も知っています。



◎「継続は、力なり」
この言葉の通りです。自分に「10」の力があるのなら、「5〜6」くらいの力で、継続する事を考えるのが、良いと思います。どんな立派な事でも、止めてしまえば価値はありません。分量は少なくても構いませんから、「毎日、継続する事が何より大事」と、私は考えます。


◎健康第一
健康を害してしまえば、どのような事であれ、することが出来ません。肉体的にも、精神的にも健康である事が、大切です。「焦らず、急がず、無理せず、時には休んで、上手に気分転換する。」このような事を、心がけるのが非常に大切です。これは、原発問題・放射能汚染問題への取り組みばかりでなく、全ての事に言えることです。


◎偏った人間にならない
京大の小出先生を、見ているとそう思います。信念を貫いて何十年。しかし、小出先生は、偏った人格の方では、ありません。人格や人間性の面でも尊敬できる方だと、私は思っています。
特に、人を説得したり、活動に賛成して頂いたりするには、人格と人間性の面は、とても大切だと思います。理屈で人は、動きません。又、理解して納得しないと動きません。


◎ざっと、このように思います。



(2)雑学と読書の勧め
知的好奇心を持つ、と言うのはとても大切な事です。このような性質は年を取ってから、その人の人生に大きく影響します。どのような事であれ、動物は人間も含めて、「まねをする」所から、学習をスタートします。「知的好奇心を持つ」と言う事は、このスタートが、いつまでも続くと言う事でもあると、今この年になって思います。学習する、勉強する事は、一生続くことです。それを止めた人は、「精神的に」老化していくように見受けられます。


今、私がつたないながらもブログを書くことが出来るのは、一つには若い頃にした膨大な分量の乱読が、基礎になっていると自分では、思います。若い頃にした、分野を限定しない読書が自分の書く文章の土台です。

若い頃の読書は、年を取ってから役に立つ場合もあります。と言うより、役に立つ読書をして頂きたいと思います。読書をすると言うことは、単に知識を得るだけでは、ありません。著作者の物の考え方や物事を把握するやり方・能力も、一緒に学んでいるのです。


私が、今思うことは、この「著作者の物の考え方や物事を把握するやり方・能力」を、学んでいる事が、自分では当時分かりませんでした。しかし、知らないうちに学んでいた事が、知識よりも大きな自分の財産だと思います。どうしてかと言うと、読んだ本の内容は、ほとんど忘れています。然し、本から受けた何らかの「イメージ」は、今も残っています。


そして、忘れても知識と言うのは、必要に応じて「深層の記憶」から、何かの拍子に浮かび上がってきます。これは、何回も経験した事です。何かに問題意識を抱くと、すぐにではないかもしれませんが、回答が「ふっ」と浮かんでくるのです。そして、それが『あの本』で読んだことだったなと、気が付きます。つまり、「深層の記憶」から無意識に回答を捜している事になります。そして記憶の引き出しにそれがあれば、「ふっ」と、どこかで浮かんでくるのです。


読書の分野や分量が、多ければ、この「深層の記憶の引き出し」が、多い事になります。「著作者の物の考え方や物事を把握するやり方・能力」を学ぶ事と合わせて、出来るだけ沢山の色々な分野の読書を、お勧めする理由です。



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