「北の山・じろう」時事問題などの日記

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4月25日 高浜1号圧力容器 脆性遷移温度が95度になった意味 小出裕章(MBS)YouTube

YouTube
20120425 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=vmQEe3PFucg

4月25日 高浜1号圧力容器 脆性遷移温度が95度になった意味 小出裕章(MBS
小出裕章(京大助授)非公式まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/04/26/tanemaki-2012apr25/

2012年4月25日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

メインテーマは……。

・高浜原発1号機の脆性遷移温度が95度になったこと
農水省がスーパー等にセシウム規制は国基準でという通知を出したが「食品メーカーなどの独自の規制を否定するものではない」と事実上撤回したこと

についてです。

内容

2012年4月25日【水】
北朝鮮ミサイルの裏で日本の対応は?
北朝鮮がミサイルの発射を予告したことで、世界がその発射の瞬間を注目しました。マスコミも、そして、日本の自衛隊も。実際、北朝鮮のミサイルはどのくらいの脅威だったのか?そして、対応した日本の自衛隊の動きは適当だったのか?今回の日本の対応をどのように見るべきなのか、軍事ジャーナリストの前田哲男さんと話をしていきます。
京都大学の小出先生には原発事故関連ニュースを解説してもらいます。

「ざまあみやがれい!」 から全文転載
高浜原発1号圧力容器 脆性遷移温度95度に メルトダウンに至る危険性とは? 小出裕章4/25
2012年04月26日06:53
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65802425.html

2012年4月25日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。高浜原発1号機の脆性遷移温度が95度に上昇した事について、その影響と実態を説明しています。

=====(文字おこし始め)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「え…そして東京には近藤さんです」

近藤「あっ! こんばんはよろしくおねがいしまーす」

小出「はい、こんばんはお願いします」

水野「え…まず今日伺いたいのは、福井県にあります、高浜原発1号機の話です。え…小出さん」

小出「はい」

水野「これまでですね、原子炉圧力容器の脆さ(もろさ)という話では」

小出「はい」

水野「九州の玄海原発がまあ日本では1番危ないんだと、いう話を聞かせていただいたことがあったかと思います」

小出「はい」

水野「今回はですね、高浜の1号機が劣化しているのか、日本で2番目の脆さ、ではないか。そんな話が出てきました」

▼朝日新聞デジタル:高浜原発1号機、劣化か 圧力容器もろくなっている恐れ - 社会

『関西電力高浜原発1号機(福井県)で、高いほど劣化が進んだことを示す原子炉圧力容器の「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」(2009年時点)が95度となり、国内では九州電力玄海1号機の98度(同)に次いで高いことが、関電が20日に大阪府市に提出した資料で示された。』

『高浜1号機は1974年に運転を開始、試験片の測定は今回で4回目で、前回の02年に取り出したときの68度から27度も上昇した。』

小出「はい」

水野「この脆いというのは、どういう事なんでしょうか、教えていただけますか」

小出「はい。え…みなさんどなたも例えば家にお鍋はあると思いますし」

水野「お鍋、はい」

小出「はい。え…ガラスのコップもお持ちですよね。んで、鍋を例えばトンカチで叩くと、」

水野「うん」

小出「いうことにすると、鍋はまあ凹んだりですね、え…ひしゃげたり、多分歪むわけですね。」

水野「はい」

小出「でも、ばりって割れてしまうようなことは多分普通はないと思い、ます」

水野「ええ」

小出「はい。え…じゃあ、ガラスのコップはどうでしょうか。トンカチで叩いたら」

水野「そりゃあパリッて、割れますね」

小出「割れるわけですよねえ、はい。で…いわゆる金属というものとガラスとは、普通の私たちが生活している温度、である限りは、性質がぜんぜん違う、のです」

水野「はい」

小出「え…金属の方は割れないで、え…伸びたり曲がったりするという」

水野「はあ」

小出「私たち延性と呼ぶ性質を持っていますし」

水野「延性というのはこう、」

小出「伸びる」

水野「伸びる性質っていう意味ですね」

小出「そうです」

水野「はい」

小出「え…ガラスの方は脆性といって脆い性質という」

水野「脆い性質と書いて脆性」

小出「はい。持っているのです」

水野「はい」

小出「ほいで、では、金属はう……普通の時は延性ですが」

水野「はい」

小出「どんどん冷たくして行ったらば、どうなるのかと、いう」

水野「つまりお鍋は、」

小出「はい」

水野「トンカチで普通叩いても、伸びることによって割れはしないけれども」

小出「はい」

水野「どんどん」

小出「冷たくしていく」

水野「冷たくしていくと」

小出「はい、ある温度以下、え…マイナス100度とかですね。まあそこまで行かなくても多分あると思いますが。え……伸びなくなって割れてしまうという性質になる、のです」

水野「ガラスのコップのような」

小出「そうです」

水野「状態になっていくんですね」

小出「そうです。」

水野「はい」

小出「え…でも、まあ、普通私たちはそんな冷たい環境で生きていませんので」

水野「ふふふ」

小出「金属というのは叩いても割れないと思ってる、わけですね」

水野「そう思ってます」

小出「はい。しかし、原子炉…の、圧力容器という鋼鉄製の圧力釜があるわけですが。それは四六時中、中性子というまあ放射線に被曝…を受けながら、まあ使われているわけですね」

水野「はい」

小出「え…そうするとその、鋼鉄がどんどんどんどん脆くなってくるという性質になってきまして。え……ある時にはマイナス50度になったらもう割れてしまう、ある時にはマイナス10度で割れてしまう、あるいはもうゼロ度になったら割れてしまうとかですね」

水野「ええ」

小出「どんどんその、脆くなる温度が…上がってきてしまう、のです。それが今、高浜の場合には95度になるともう割れてしまうと、」

水野「ええ」

小出「言ってるわけですから。つまりもう普通の状態だとガラスになってるということなんですね」

水野「ガラスのような状況、つまりトンカチで叩くと割れるようなものと、私たちガラスを思ってますよね」

小出「そうですね」

水野「そのような状況になってきて、いると」

小出「はい」

水野「いうのがこの、95度という数字なんですか」

小出「そうです。ですから普通は20度30度という温度なわけですから。普通の状態ではもうそれはガラスのようになっていますと言ってるんですね」

水野「ええ?あのすいません。」

小出「はい」

水野「圧力容器がですよ」

小出「はい」

水野「もしも割れるというようなことがあったらですね」

小出「はい」

水野「何が起こるんですか」

小出「え…原子炉圧力容器の中には原子炉を冷やすための水が満たされているわけですが。その、圧力容器が割れてしまえば、水がもう満たせなくなりますので、え…炉心がむき出しになって溶けてしまうということになります」

水野「はあ、メルトダウンっていうことですね」

小出「はい」

水野「つまり圧力容器は絶対に割れてはいけないものなんですが。」

小出「もちろんそうです」

水野「その割れやすさがどんどんどんどん年と共にこれは高まってると」

小出「そうです」

水野「言っていいんでしょうか」

小出「そうです。」

水野「高浜、原発1号機は、え…運転が始まって38年」

小出「はい」

水野「ですね」

小出「はい」

水野「この38年で、え…この95度になるというのはどういう意味を持ってますか」

小出「えー、もともとその、どんどんガラスのようになってしまうということはわかっていた、のですね」

水野「はい」

小出「ですから、なるべくならまあそんなことになってほしくないわけですけれども。どこまでガマンできるだろうかということで原子力発電というものをまずは、手を、手を、染めてみたわけですね」

水野「はい」

小出「んで、でも、まあ30年もやったら多分、ガラスのようになってしまうだろうから、まあそこが寿命だと思ってやり始めた、」

水野「ええ」

小出「わけです。でもやったことのないことだったわけですから、圧力容器の中に試験、試験片というその同じ…材料で作った、まあ鋼鉄で作った試験片を入れておいてですね。」

水野「試験をするためのかけらですね」

小出「そうです」

水野「圧力容器と同じ物質で」

小出「はい」

水野「作られているので、それを中に入れとくことで」

小出「はい」

水野「それをチェックするという事ができる」

小出「はい。何年かに1ぺんごとに取り出してチェックをしてきた」

水野「ええ」

小出「のですね」

水野「ええ」

小出「でまあ多分このくらいの温度上昇ですむだろうと思ってやっては来たわけですけれども。え…時と場合によると、そんな予測では全然すまないで、今回のようにぼっと高い温度になってしまっているというのが時々出てきているわけです」

水野「これ実際はですね」

小出「はい」

水野「試験片の測定は今回4回目だそうで」

小出「はい」

水野「前回は10年前に試験したんです」

小出「はい」

水野「その時の温度が68度です」

小出「はい」

水野「10年前68度だったものが今回、95度。つまり10年で27度」

小出「はい」

水野「上がりました。」

小出「はい」

水野「この10年で27度上がったっていうのは、どういうこと意味しますか」

小出「えー多分その…電力会社のほうの予測としては、10年経ってもそん…それほどは上がらないはずだと思っていた、のだと思います。え…でも取り出してみたらば、予想を超えて上がってしまっていたと。いうことだ…と思います」

水野「で、これまで、その…何度だったら大丈夫かという目安が93度」

小出「はい」

水野「だったということを聞いたんですが」

小出「はいそうですね。以前はそうでしたが、今はたしかそれが伸びて百十何度までもう基準自身を上げたんじゃなかったかと思います」

水野「基準が現在132度」

小出「130…そうですか。はい」

水野「ですか」

小出「はい」

水野「あの、だいぶ上がりましたね(苦笑)。93から132というふうに」

小出「そうですね」

水野「40度、」

小出「はい」

水野「ほど、基準が、上がったってことは、なにか圧力容器が強くなったってことですか」

小出「いや、そうではなくて。え……もともと運転中は二百何十度あるいは三百何十度という温度にあるわけですね。え…ですから……金属はちゃんとした延性を持っていると」

水野「ええ」

小出「運転中であれば、だから運転中に割れることはないと」

水野「はい」

小出「だからいいんだという、そういう主張だったんですね。」

水野「はい」

小出「で、それがだからまあ90度とかいう……まあ93度だったですか、えーと93度でしたかねえ」

水野「今回は93度」

小出「はい」

水野「あっ、目安は93度だったそうです」

小出「はいはい。え…それならば十分余裕があると思っていた、わけですね。え…ところが実際の試験片で測る温度がどんどん上がってきてしまって」

水野「はい」

小出「その基準ではもう運転が許されなくなってしまうということになると、今度は基準を変えてしまうということに、やってきているわけです」

水野「あ、基準を変えるということで」

小出「はい」

水野「原発の寿命が伸びるという、事に結果的になっているんですね」

小出「そうです(苦笑)。はい」

水野「はあ…はい。え…次に今度は、食品の話をさせていただきたいと思います」

小出「はい。」

水野「食品の放射能検査なんですが。スーパーや食品メーカーなどの業界団体に対して、先日農林水産省が通知を出しました」

小出「はい」

水野「これはスーパーなどはですね、国の基準よりも厳しい基準で食べ物の自主検査をしている。そういうところに対して、いや国としてはいやいや、放射能検査は国の基準でやってくださいよ、という内容だったんですね。これには随分反発が出て、結局農水大臣が、いや別に強制力はありません、民間の取り組みを否定はしていませんと釈明するという結果になりました。こうした議論について、小出さんはどんなふうにお感じになりますか」

小出「情けない国ですね。」

水野「はあ」

小出「これだけの事故を起こしてしまって、食べ物を汚染をさせた責任は、国にある、し、まあ東京電力にもあると思いますが。え…その国が、人々が汚染をなんとかその免れようとして自分で努力していることに対して、文句を言うなんていうことは、恥ずべきことだと私は思うのですけれども。そう思わないんでしょうかね、国の方は」

水野「近藤さーん」

近藤「はい。」

水野「どうですか?」

近藤「うーん。これはようするに、消費者のルールで見たら、その、数字的にはどうなんですか、その、」

水野「まあ民間のほうが国よりも厳しい基準を設けているんですね。」

近藤「民間の方はね」

水野「で国の基準では信頼を消費者から得られないだろうということのようなんです」

近藤「うんうん」

水野「ただ、私も消費者のひとりとして言わせてもらうとね。あの…いくらそのいろんな民間努力がなされていてもですね、具体的に今食品については、え…これだけの放射性物質が出たという数字は、出されていないんですよね」

近藤「そうだよね」

水野「それぞれのお店が『ここで大丈夫』と決めたお店の基準でもって、オッケーかアウトか、という、まあ、2つに1つのやり方なんですよ」

近藤「いまあれ水野さん、厳格化されて以後、かえって混乱してるっちゅうのはそこにあるわけですか、原因は」

水野「4月以降ですね、食品の基準が以前よりは厳しく、なって」

近藤「なった、うん」

水野「そのことで、じゃああの…具体的に、流通の方も、自分のとこはどんなふうに信用を得たいかということも違うでしょうし、生産者の方々にとっては今まで大丈夫やったものが出荷でけへんと。このあたりもあるとおもうんですよ。小出さんがいつもおっしゃってるのは、子供たちのために安全なものをと。そういった方向に今の議論や流れがちゃんと向かってると、小出さん思われます?」

小出「まったく思いません。はい。例えば、今の日本の国の基準は、お米でも何でも1kgあたり100ベクレルという基準なの、です。では、福島の事故が起きる前はどのくらい汚れていたのかといえば、1kgあたり0.1ベクレル程度しか汚れていなかった」

水野「0.1ベクレルが」

小出「はい」

水野「今100ベクレルの基準になったということは、」

小出「ようするに1000倍まで許している、と言ってるんですね」

水野「はあ…。」

小出「ですから99ベクレルのものも、もちろん出てきているわけですし。え…10ベクレルベクレルというものも出てきてるわけですね。私は、放射能というのはどんなに微量でも危険だというふうにずっと皆さんにお伝えしてきました、し、子供には、できる限りきれいなものを与えたいと思っていますので。」

水野「ええ」

小出「え…基準なんか決めてくれなくてもいいと」

水野「うん」

小出「そのかわり全ての食物がどれだけ汚れているかということをきちっと表示してくれと、私は要求している、わけです。で測定する責任は、何よりも自分の所有物をばらまいた東京電力にあると、私はおもいますので。東京電力がきちっと、広範な食べ物を測定して、それぞれの汚染の度合いを示す、仮に別にそれが100を超えていたって私はいいと思います。私はあの食べる覚悟がありますし」

水野「消費者が自分で納得して選ぶってことですね」

小出「そうです。生産者の方からしても別に200だっていいだろうと。これ…」

水野「これしかできないんですものね」

小出「そうです。言って出してくれたら、あのう、私は年寄りが受け入れればいいと思っている、わけです。そういうコトをやってくれないと子どもを守ることができないという、状態になっていますので。え…なんとかもっともっと広範に食料の汚染を調べて、数値として公表して欲しいと私は思います」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「はい。ありがとうございました。」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんにうかがいました」

=====(文字おこし終わり)

★ブログ「ざまあみやがれい!」の管理人さん、いつもの事ながらありがとうございます。

2012年05月03日 京都大学原子炉実験所 小出裕章 NewYork 講演

YouTube から
2012年05月03日 京都大学原子炉実験所 小出裕章 NewYork 講演
http://www.youtube.com/watch?v=TtVnwvnw2Xo

RamadaVikara2nd さんが 2012/05/05 に公開

2012年05月03日 京都大学原子炉実験所 小出裕章 NYC

"Hiroaki KOIDE Lecture in NYC"
SD, 2 hours 3 min, in Japanese, no English Subtitles
May 3rd (Thu) 2012, 7PM~10PM
Holy Trinity Lutheran Church
http://vimeo.com/41616418
2012 Copy Rights, MENA Communications, East River Films Inc

Hiroaki Koide, Nuclear Reactor Specialist and Assistant Professor at Kyoto University Research Reactor Institute. After realizing in 1970 that nuclear power was extremely dangerous, Mr. Koide dedicated over 40 years of his career to educate the nuclear industry and the general public to stop nuclear reactors in Japan. After the nuclear disaster in Fukushima, he gained "rock star" status due to his tireless efforts in providing detailed analysis and honest suggestions to the Japanese community about the extent of the disaster. He will speak about the extremely dangerous conditions at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, including the concerns regarding the damaged Unit 4 irradiated fuel pool.

                                                                                                                        • -

東京新聞:子どもを放射能汚染から守れ
NYで小出氏講演:国際(TOKYO Web) http://bit.ly/IMVnmn

※転載元
Hiroaki KOIDE Lecture in NYC
Cinema Forum Fukushima
http://bit.ly/IMVApG

5月2日 泊原発が5月5日停止し稼働ゼロへ 「うん、嬉しいです」小出裕章(MBS)

YouTube から
20120502 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=kw0vMlcZADA

小出裕章(京大助授)非公式まとめ
5月2日 泊原発が5月5日停止し稼働ゼロへ 「うん、嬉しいです」小出裕章(MBS
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/05/03/tanemaki-2012may2/

2012年5月2日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

メインテーマは……。

・5月5日に泊原発が停止すること
・再生エネルギーの今後

などについてです。

内容

2012年5月 2日【水】

「西成特区構想」で変わるのか?

きょうは大阪市が力を注ぐ西成区についてです。西成を変えようとする大阪市。西成区の実情はどのようなものなのか?何が問題で、何を変えなくてはいけないのか?「西成特区構想」で大阪市の特別顧問に就任した学習院大学教授の鈴木亘さんに聞きます。鈴木さんは以前、年金の問題を聞きました。
京都大学の小出先生とは、「再稼動しなければ電力不足が起こる、電気料金の値上げが必要」という国の主張について、どう捉えるのかを話していきます。


「ざまあみやがれい!」 から全文転載
5月5日原発稼働ゼロ 「うん、嬉しいです」小出裕章 5/2
2012年05月03日13:37
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65803594.html

2012年5月2日(水)、小出裕章氏が毎日放送たね蒔きジャーナルに出演。5月5日に泊原発が停止して日本の原発が稼働ゼロになることについて語りました。

=====(文字おこし、ここから)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。小出さんこんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんがいらっしゃいます」

近藤「こんばんは、よろしくお願いします」

小出「はい。こんばんは、よろしくお願いします。」

水野「え…まず、5月5日の夜に北海道の泊原発が定期点検のために止まります。ということは日本の原発はすべて止まるという時を迎えるんですね。これについて小出先生のご感想はいかがでしょう」

小出「うん、嬉しいです」

水野「うん」

小出「ん…毎日電気というのはどんなに頑張っても使わざるをえない…わけですが、その一部分が原子力からきてると、いうことが私にと…私にとっては苦痛の1つ、でしたので。え…泊が止まって全て原子力の電気がなくなるというのであれば、大変嬉しい…く思います。」

水野「はい。ただですね、原発ゼロ、になったらどうなるかと、いうことを想像しますとね」

小出「はい」

水野「1つには節電…の要求は高まるでしょう。あるいは電気料金の値上げということも待ってるのではないでしょうか。そのあたりについては小出さんはどうお考えですか」

小出「はい。え…節電することはもともといいことです。なにかスイッチを入れれば電気がつくよ、なんでもその…思う通りに電気があるよと、いうような、そ、こと自身がおかしいとみなさん思わなければ、いけないと思いますし。え…私自身は常日頃から電気はなるべく使わないようにしてきましたので」

水野「ええ」

小出「せつげ…節電ということ自体はいいことだと思いますが。え、今現在国や電力会社は、私達が節電をしないとなにか…電気が足りなくなるという脅しをかけてきている、のですね。でもそれは全く…嘘なの…です。え…原子力が全部止まったとしても、火力発電所と水力発電所がきちんと運転できるのであれば、いついかなる時も電気は十分に足りますので。」

水野「はい」

小出「みなさんは節電なんてことをする必要もありませんし。脅かされる必要もないと、いうことをしっかりとあの……心に留めておいて欲しいと思います」

水野「うん。ただですね、例えば今とまっている火力発電所」

小出「はい」

水野「こうしたものを再稼働させていかなきゃいけないってそういう必要性は出てくるんですよねえ」

小出「もちろんです。え…これまで電力会社は火力発電所の殆どを停止させてきたわけで。長期間にわたって動いていない火力発電所もある…のです。それをきちっとまた運転できるように電力会社がしなければ、いけません。」

水野「うん。ただそうした、長期間休ませていた火力発電所を再稼働させるには、また多額なお金が必要なんではないですか」

小出「そうですね。ですから電力会社…の経営が間違えていたということなのですね。ちゃんと火力発電所を運転して間に合うのであれば、原子力発電なんてつくらなくてもすんだのに。火力…すでにある火力発電所を全部止めながら、原子力発電をやれば儲かるということで進めてきてしまった、え…電力会社の責任なのです」

水野「うん…。近藤さんはいかがですか?」

近藤「ん…ぼくはあのう…福島の原発の事故…直後、計画停電の区域に入ってたもんですから。」

水野「ええ」

小出「はい」

近藤「計画停電っちゅうのを体験してるんですが」

小出「はい」

近藤「え…なんちゅうんでしょう。わりに新鮮な時間やったですね」

小出「うん」

水野「うん」

近藤「うん、新鮮ちゅうのちょっとわかりにくいかわかりませんが。んーっとなんか1つ、こう、価値観というものを考えるときに、うーん、この、よく言いますけども、身の丈にあった日本っていうのはどういうことなんだろうと。そうとうあのムダな電気と無駄な時間を我々費やしてるんじゃないかっていう思いが、改めてその時感じましたですね。」

水野「うん」

近藤「ですから、やってみたらいいんじゃないかっていう、気持ちのほうが強いです。」

水野「はあ」

近藤「節電は。」

水野「ええ…。ただ、枝野さんはですね、経済産業大臣の枝野さんは、関電管内の電力不足が、社会的弱者にしわ寄せを与え、日本産業の屋台骨を揺るがす可能性が高い、こんなふうにもおっしゃってますよね」

近藤「あの…水野さんね」

水野「ええ」

近藤「うーん、そのへんの実態はどう捉えてるのかわかりませんが。」

水野「はい」

近藤「私は東京以上に大阪のほうが、そういう意味での節電対策っていうのはショック度は大きいと思うんです」

水野「ほむ」

近藤「な、東京のほうが、規模も大きいから大きいと思う…でしょうけども。僕はそういうあの…電気を止めるとか計画的にそういうことに対して、大阪の方はもっとこう自由闊達にいろんなことをビジネス展開してきたような気がしましてね」

水野「うん…」

近藤「だからそういう意味であの…中小企業とかいろんなことを考えますと。あの、東京よりなんていうんだろう、大きいところは東京は抑えればいいんだけど大阪はそうでもないだろうなっていうことを思うと、ショック度は大きいと思うんです。うん、ですけど、まあいろんな価値判断、価値の基準をおいたときに、一度体験するっちゅうのも、ここは必要なんじゃないかなっていう、気がいたします」

水野「はあ…。この、節電とともに、電気料金の話も大きな課題かと思うんですね。え…小出さん、再稼働しない限り電気料金は上がるんだと、いう方向の話が政府や電力会社から聞こえてくるんですけど。これについてはどうお考えですか」

小出「ほんとにふざけた話だと思います。え…これまで、どの電源が1番高かったかといえば、電力会社の経営データ、有価証券報告書で調べる限りは、原子力発電が1番高かった、のです。ですから原子力発電なんてもともと手を染めなければ、私達消費者はもっと安い電気で、これたはず、なのです。え…それを電力会社が経営判断、ま、自分がただただ儲かればいいというその判断でここまでやってきてしまった、のですね。んで、すでに建った原子力発電所が今動かせない。ということになれば火力発電の燃料費が必要になるという、そのこと自身は、まあ、当然そうだろうと」

水野「ええ」

小出「思います。でもそれは電力会社の、放漫経営のために生じていることなのであって。むしろ損害賠償を私は消費者が求めるべき、ことだと、そのぐらいに思ってしまい、ます。いずれにしても原子力なんて足を洗えば、これから長期的に見れば必ず電気料金は安くなります。」

水野「うん…ただ、そうしたあの、電力を新しい形にしていこうという、この、自然エネルギーですねえ」

小出「はい」

水野「この自然エネルギーを一定の価格で買い取る制度、これが7月に始まります」

小出「はい」

水野「で、自然エネルギーを増やしていこうという制度なんだろうと思うんですが。その買取の費用を誰が出すのかっていうと、これ家庭の電気料金に上乗せされるんですってね」

小出「そうです」

水野「はあ…」

小出「それは大変難しい問題、です」

水野「はぁ」

小出「私自身はもうずうっと前から発言していますが。え火力発電所と水力発電所があればいついかなる時も電力供給に支障がないと、言い続けてきていますので。自然エネルギーを今すぐやらなければいけないという必然性はありません。ですから高い値段で買い取るということも、今すぐやらなければいけないかと言われると、私はそうではないと、思います。」

水野「ええ」

小出「ただし、いずれにしても最終的には自然エネルギーに移行せざるを得ないので。え…その、その間の、うーん投資と言うんでしょうか。え…未来への価値の移行ということで、何がしかのものをやはり私達が負わざるをえないということはあるかもしれないと思います。」

水野「うーん、ただこれ自然エネルギーが増えていけば行くほど電気料金がその分上がる、仕組みなんだそうで。」

小出「えーとそうではないと思います」

水野「へえーそうですか」

小出「はい。あの、自然エネルギーがちゃんと使えるような技術開発が進めば、」

水野「はい」

小出「え…自然エネルギーもきちっと市場で、え…価格競争ができるものになるだろうと私は思いますし。これまでに原子力に投資してきた膨大なお金をきちっと自然エネルギーに投資するのであれば、原子力などよりもはるかに有益な、エネルギー源にな…自然エネルギーが、有益なエネルギー源になると思います。」

水野「ただ、今小出さんがおっしゃったみたいに、あの、ちゃんとした公正な電力の、取引市場が自由に確立されるためには、もっともっと、こう、自由に電力…の、発送電分離など、改革が伴わないとそうはならないんじゃないですか」

小出「もちろんです。ですからこれまでは、とにかく電気事業法という法律で、電力会社がもう何重にも守られてきてしまって。ひたすら原子力さえやれば儲かるというしくみのまま来てしまい…ました。え…発電も送電も全部自分のものであって地域独占だという、たいへんその優遇された地位にいたがためにこうなってしまったんですね。え…もっともっと、それを自由化していって、ほんとうに必要な電気を必要なやり方で発電するという方向に持って行かなければいけないと思います」

水野「実は、あの家庭の電気料金に上乗せされてるのは原発を作るのにかかる費用も上乗せされてるんですってね」

小出「そうです。そうです。」

水野「実は」

小出「はい。」

水野「原発のある自治体などに配るお金の財源も、それも」

小出「そうです」

水野「そ、上乗せされてるんですね」

小出「そうです」

近藤「広告費なんかも入ってるんじゃないですか」

小出「そうです」

近藤「ねえ。うーん」

小出「それはマスコミを丸抱えにするため、のお金も、全部電気料金に入っています」

水野「うーん。電源開発促進税というものがあるんだそうです。」

小出「はい」

水野「これが毎月113円だと、いうことです。まあこうした仕組みが、そのままの今までの形のままで、結局原発ゼロの日を私たちは迎えると」

小出「はい」

水野「いうことになりそうですね」

小出「はい」

水野「はい。どうもありがとうございました」

小出「ありがとうございました」

近藤「どうも」

=====(文字おこし、ここまで)
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福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/




★長いですが、参考になると思います。
☆文中、リンクが多いので、URL からお読みになった方がよいかもしれません。
★阿修羅♪ > から全文転載
買い物の時気をつけること(放射能を家に持ち帰らない)
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/159.html

(元ブログ)
http://metok.org/post/6806864150

内部被曝の9割近くが食べ物からのものだそうです。
ネットでたくさん食べ物に関して注意すべきことが見られます。
それを普段真剣に調べていても、仕事で疲れて買い物に行ったりすると、原発事故以前の感覚で無意識にカゴに入れて、家に持ち帰ってしまうことがあります。
そんなことがないように、これだけは気を付けようという、ざっくりとしたところをまとめました。
放射能を軽減させる下ごしらえについても記事をまとめる予定ですが、まずは家に汚染された食品を入れないことが大事です。(まとめました→放射能を減らす食品下処理法)

長い間守られてきたという1年間1ミリシーベルト以内という基準を正確に守ろうとすると、個人でガイガーカウンターを購入する必要がありますが、国内では品薄だったり、どの製品がいいのかわからなかったりして、手に入れられていない人が多いのではないでしょうか。私も当てずっぽうに買うには高い品物なので、まだ買えていません。(※それに、簡易検査機では、食品内部の放射能は計測できません)

私は計算が苦手なので、「とにかくこれは避ける」という大雑把なやり方でまずは内部被曝を防ぎたいと思います。

特に参考にしているサイトを最後に載せています。併せてご覧ください。
また、放射能を減らす食品下処理法、放射能から体を守る食べ物というまとめ記事も作成しましたので、併せてご覧ください。

目次

全般
水産物(魚、海藻)
畜産物(牛乳、乳製品、肉)
農産物(米、小麦、野菜、豆類、大豆、大豆製品、果物)
加工食品
アルコール
放射性物質の検査を行なっている企業、小売店等
参考
履歴
関連

※この記事は今後も加筆修正していきます。

全般

牛乳と魚、原発近くの食材を避ける
産地を表示しないスーパーを避ける
1キロあたり10ベクレルヨウ素セシウム)を下回る場合は安全としてよい ← 低ければ低いほどいいし、何が絶対と言えないものなので削除しました
EU輸入制限地域(食品および飼料の輸出に際し検査が必要とされる輸入制限対象地域):福島、群馬、茨城、栃木、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡(2011/07/04 山形と新潟の規制は解除。静岡が7月中から正式に規制対象に。次回見直しは9月)
肉牛の出荷停止に指定されたのは、福島、宮城、岩手、栃木(2011/08/02 時点)
簡易検査機で食品の汚染度を測る場合は、土壌や建物などに付着している放射性物質の影響で食品だけの数値を正確に測ることは難しいことに注意。また、厚みのある食品は、内部の放射能は測定できない
一度でも変な食品を流通させた経歴のある会社のものは買わない(詳細 - 放射能汚染食品情報)
厚労省発表の食品の放射性物質検査データをみる(食品の放射能検査データ が使いやすくまとまっている)

水産物(魚、海藻)

水産物の産地表示は義務。国内産の場合は水域名または地域名(主たる養殖場が属する都道府県名)を記載する。水域名の記載が困難な場合は水揚港名または水揚港が属する都道府県名を記載することができる。輸入品は原産国名を記載する。

貝、小魚、魚卵は汚染されやすい食物。注意が必要。
宮城沖〜駿河湾沖まで危険←危険な範囲はその後も広がり続けており、和歌山で自主的に放射線量を計測している方々によると、和歌山県沖の魚はすでに汚染されているとのこと(詳細はこちら)。 ←和歌山の魚の件補足:単位がベクレルでないことに注意。何かが検出されているのは確かだが、線源がはっきりとは特定できない。いくつかのツイートから測定器の積算線量を読んでいる可能性あり。シーベルトからベクレルを推定するのは難しく、人体に対する影響度はこの測定報告からは不明なため、和歌山県の魚が汚染されているとは今のところ判断できない。ちなみに通常の食品の汚染度検査は、燃やして灰にしてから測定する。←さらに補足:海はつながっているので、和歌山の魚がまったく安全だとは言い切れない。今後の測定報告を待ち、判断したい。
生物濃縮するので、最初は小魚、6月は中型、7月は大型と注意する範囲は拡大する
大型の魚類ほど高濃度。チェルノブイリの場合、事故の1年後が汚染のピークだった
太平洋側のものより日本海側(若狭湾付近を除く)のものを買うほうがより安全そう
淡水魚は水底に住む魚ほど汚染されている。生育環境の閉鎖性により、汚染度が高くなることもある
三重県の魚受入について:汚染された魚を買い上げる復興支援策を発表していたが、三重県産として販売するというのは誤解で、放射能の計測値を添付して安全確認された魚というのが前提で、現時点では流通の条件が満たされていない とコメントを発表(6月22日の記事)
買う前に、都道府県が実施している水産物の放射能検査の結果集計を参照(勝川俊雄公式サイトにまとめあり。最新は水産庁HP。食品の放射能検査データも参照。)
養殖魚の個体識別検索 PC、モバイル

海藻

汚染されやすい食物。全体に注意が必要。
福島沖〜千葉沖までの昆布、わかめは絶対にダメ。
昆布の漁期は5月から7月の解禁日から9月の中旬まで。
くらこんの塩昆布は、7月1日から自社検査を開始。第三者機関による検査も引き続き行う。賞味期限の下に採取時期の表記もあり。

畜産物(牛乳、乳製品、肉)

畜産物の産地表示は義務。国内産の場合は国産と記載する。輸入品は原産国名を記載する。

牛乳、乳製品

牛乳はどの地域のものも危険
放射能汚染地域の牧草や乳牛が他の飼育地へ移動しているため(乳牛は基本的に長距離移動は難しい)
雪印、メグミルクは、独自検査はしていない。牛乳には福島産の原乳が使われている
明治乳業は、独自検査はしていない。福島産の原乳は使用していない←2011/07/20 ニコニコ動画 1:12:35経過あたりの発言(明治牛乳には放射能が入っていると明治乳業の人が認めた)を元に、電話問合せを行ったところ、独自検査は行わず都道府県の検査を信頼している。ちなみにその検査は土が汚染されているかどうかによる。そして土が汚染されているかどうかの検査は事故前事故後の空気中の線量に変わりなければ行われない。つまり関西や北海道では変わりないので原乳の検査は行われていない。明治牛乳の特に産地を明記していない商品は原則その地域の周辺の原乳を使っている。つまり関東で販売されている牛乳は、栃木、群馬、埼玉から東北にかけての物を使用している。各都道府県の原乳検査は週1回程度である」との回答でした。すでに問合せが殺到しているらしく、回答もしっかりしたものが用意されている印象。意図的に放射能をまぜた牛乳を販売しているわけではないが、結果混ざっちゃってるかも、というようなニュアンスでしょうか。ちなみに明治乳業の「おいしい牛乳」はかなり早い段階からパッケージの原乳産地の表記が消えています。
森永乳業は、独自検査はしていない。福島産の原乳は使用していない(ヨーグルト、デザート等すべてにおいて)
協同乳業は、独自検査はしていない。福島産の原乳は使用していない。社内基準30ベクレル(きびしめ) ←2011/07/07 電話確認。25年前チェルノブイリ事故の際には国内基準が整備されていなかったため、独自検査を行うために社内で決めた基準(30ベクレル)を作った。現在は政府が国内基準を打ち出しているため、それに従っている。現在独自検査をしていないのは、25年前に購入した検査機器が故障したためで、新しい検査機器を発注しているが、品薄でなかなか届かない。届き次第独自検査を再開する予定。その際も、国の基準に則って検査を行う。
小岩井乳業は、独自検査はしていない。福島産の牛乳は一部(自販機等で販売されている乳飲料など)で少量使用されている(牛乳に関しての詳細は【原発】 電話で聞いてみました 各社の牛乳産地と放射能検査の現状を参照)
各社独自検査をしていない場合、各県の機関が測定を行っているが、その検査にはストロンチウムの検査は含まれていない(詳細は【原発】 電話で聞いてみました 各社の牛乳産地と放射能検査の現状)
(牛乳まとめ)やはり牛乳はどの地域のものも危険。
各都道府県の原乳の検査は毎日行われていないし、関西や北海道ではそもそも行われていない。そもそもの検査基準が非常に緩められている。広範囲にわたって飼料が汚染されたことが確認されているし、実際はどこの地域のものでもリスクはあると思われる。外国産>外国産の飼料のみで育てられていて、水の汚染が少ない地域産>国内だが牧草からこだわった飼料で育てられていて、水の汚染が少ない地域産の順で安全そう。国産だと各地の原乳を自在にまぜて調整できる大手メーカーよりは、小規模のメーカーで、できるだけ原発から遠い地域の、こだわりの製品がより安心か。
特に乳清は危険。スキムミルク脱脂粉乳)も危険
バター、チーズなど水分が減って乳脂肪分の割合が高い加工品の方が汚染の度合いが少ない
乳清飲料、パン、菓子への添加物として乳清(牛乳を脂肪分と水分に分けた際、もともと含まれていた放射性物質の90%が乳清に移る)が使われていることが多いので、避ける

牛は全国へ移動しているので個体識別を参照(PC、モバイル)
国産という表記だけでは安心は担保できないためブランド肉推奨だけど産地ロンダリングあり
牛肉は国内の他の農場だけでなくオーストラリアにも行っているので、注意が必要な範囲広い ←5月末の報道は、誤報だったようです(2011年5月26日付 日刊スポーツの記事について【誤報】)。そもそも日本はBSE発生国なので、日本からの牛肉の輸出先は非常に限られているとのこと。外国産は安心できそうです。
加工食品になると、産地は完全に不明になる
農林水産省が7月14日に稲わらの汚染問題で畜産農家と稲作農家に対し緊急点検をするように指示したのは、福島、岩手、宮城、栃木、茨城、群馬、埼玉、千葉の8県
沖縄、熊本、福岡、佐賀、長崎、大分、鹿児島、高知、広島、山口、高知 あくまで県の把握する範囲では、被災地からの家畜の受入はなし(2011/07/08時点)
沖縄、宮崎、島根、北海道は被災地の肉牛の受入あり(2011/07/15沖縄県環境生活部生活衛生課に電話確認 沖縄は移動はなしとのことでした)
宮崎へは肉牛、鶏、豚も移動したとの情報あり。宮崎に入った汚染牛は佐賀牛・近江牛等と銘柄を変え、全国に流通する可能性あり(2011/07/15 宮崎県農政水産部に電話確認したところ、県で把握している範囲においては、牛、豚、鶏の移動は公的にはなく、牛に関しては一般の農家がセリで購入して宮崎に持ち込んだということは聞いているとのこと)
北海道に移動した牛は16頭。一時飯舘村にも滞在。いずれも繁殖用で妊娠中。受け入れたのは新ひだか町三石のパシフィック牧場。ここで育った牛は「みついし牛」として出荷される
鶏:他県へ移動している(基本的に長距離移動は難しい)(鶏の個体識別検索 ※牛と違って義務ではない)
豚:宮崎へ524頭、熊本へ15頭移動。緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万頭が県外(主に長野、群馬、新潟、熊本など)へ移動し、いずれも避難先の県産として出荷されている(豚の個体識別検索 ※牛と違って義務ではない)
(鹿児島県黒豚生産者協議会へメール問合せの回答2011/07/19時点)福島から豚を受け入れたことはなく、そもそも黒豚証明書つきの「かごしま黒豚」は鹿児島県内で生産・肥育されたもので、他県産のものはない。
(まとめ)農林水産省が5月上旬時点で全国に受入を募った計画的避難区域内の牛は約1万頭。また、計画的避難区域には震災直前に豚約1万頭、鶏約91万羽がいた。家畜の移動を完全に追うのは難しいので、外国産のものをさっと買うほうがストレスと手間が少ない。牛肉は、飼育方法の違いから肉質に差があり、偽装されにくいオーストラリア・ニュージーランド産(牧草で育てられている)がより安心。豚と鶏は肉質で見分けるのは難しい。(武田先生は鶏肉はできるだけ買わないことを提案)

農産物(米、小麦、野菜、豆類、大豆、大豆製品、果物)

農産物の産地表示は義務。国内産の場合は都道府県名もしくは一般的な地名を示す。輸入品は原産国名を示す
野菜の個体識別検索

米、小麦

2011年夏頃まで買える米は去年(2010年)の秋に収穫されたものなので大丈夫
米は汚染の影響が次の収穫期に出る
今年の収穫分の米はできるだけ原発から遠い生産地を選ぶ。岩手、秋田、新潟、長野、山梨、愛知より外側は大丈夫。秋田と新潟は大丈夫。
麦、ライ麦は汚染されやすさは低いらしいが、米と同じような感覚でいいのでは
玄米はミネラル豊富だがぬかに汚染物質を貯めやすいため、今年(2011年秋)の収穫分からは注意
日清の薄力粉フラワーは主な原産地アメリカ。ただし群馬、埼玉の小麦粉も調整のため配合。カメリア(強力粉)は100%カナダ、アメリカ産
冬まきの麦は6月ごろに収穫される
農林水産省が7月14日に稲わらの汚染問題で畜産農家と稲作農家に対し緊急点検をするように指示したのは、福島、岩手、宮城、栃木、茨城、群馬、埼玉、千葉の8県
セシウムを含む灰30トンが米どころ秋田に入る ← この30トンは流山市に送り返されることが決まったそうです。これまでに搬入された207トンは、すでに埋め立てた分も含め、線量測定がされるとのこと
米トレーサビリティ法の施行により、米や米の加工品の取引(外食産業で使われる米や和菓子・酒・みりんなどの加工品なども対象)の記録・保存(2010年10月1日から)と、産地情報の伝達(2011年7月1日から)が義務化されている(罰金つき)。ただ、国産は都道府県や一般に知られた地名でも可だが、あくまで「国内産」「国産」という表記でよい。

野菜、豆類

たけのこ、きのこ は汚染されやすい食物。注意が必要
福島、茨城、栃木産は買わない。東京、群馬、千葉、埼玉、宮城も避ける。
ホウレンソウ、ニラ、ネギ、キャベツ、長い形の豆、丸い形の豆 に、より注意が必要。
だいこん、にんじん、じゃがいも は、そこそこ注意が必要。
にんにく、パプリカ、玉ねぎ、きゅうり、ズッキーニ、トマト は、より安全。
2011/07/03放送のNHKスペシャルにて、大塚厚労副大臣が「野菜の放射能検査は(検査体制が追いつかないので)、規制値を超えた野菜の流通を完全に止められてはいない」と発言
出荷制限を受けている時期に福島産の山菜が新潟産、山形産と偽装、出荷自粛の時期に福島産のたけのこが新潟産、山形産、青森産と偽装され出荷されている

大豆、大豆製品

大豆はセシウムを吸収しやすいため、注意が必要(一説によるとりんごを1とした場合160倍吸収する)
大豆の収穫期は秋
大豆の加工食品は豆腐、あげ、おから、醤油、味噌、きなこ、豆乳、納豆など。いずれもこの秋以降は注意(味噌、醤油については下を参照)
味噌の熟成期間が夏仕込みで約4ヶ月、冬仕込みで約6ヶ月。商品となって出回るのはそれ以降。
醤油の熟成期間は早くて約3ヶ月(白醤油や、速醸醤油と呼ばれる方法で作られた安価な醤油は熟成期間が短い)、本格熟成のものは1年以上。商品となって出回るのはそれ以降。
日本の大豆の自給率は低い(およそ5%)。2010年時点での主な輸入先はアメリカ(約71%)ブラジル(約16%)カナダ(約11%)など。国内主要産地は、北海道、九州、東北(2010年)。国産使用の製品の場合は国産大豆使用と表記してあるので見分けやすい。
高野豆腐は豆腐を凍らせたあと乾燥させたもの。カルシウムが豊富。工場生産がほとんどで、生産量の9割が長野県で作られている。外気で凍結乾燥させる天然ものは、長野、福島、宮城などで生産されている

果物

ブルーベリー、クランベリー、こけももなどベリー類は放射能を取り込みやすいが、栽培環境にも依存
りんご、なし、あんず、いちご、さくらんぼ、ラズベリー はより安全

加工食品

産地表示されていないものは買わない
一度でも変な食品を流通させた経歴のある会社のものは買わない(詳細 - 放射能汚染食品情報)
カレーのルーについて。ハウス食品原発から約180kmのところに関東工場あり。エスビー食品原発から約150kmのところに宮城工場あり。
比較的安心そうなのは、日本コカ・コーラ、ハインツ、大塚製薬サントリー、ネスレ、サンガリア、くらこん
乳清飲料、パン、菓子への添加物として乳清(牛乳を脂肪分と水分に分けた際、もともと含まれていた放射性物質の90%が乳清に移る)がが使われていることが多いので、避ける
製造所固有記号は完全にはあてに出来ないが、参考にできるサイト→製造所固有記号Wiki PC モバイル、製造所固有記号リスト
加工食品の原料原産地表示は一部(下記)を除いて義務ではない。義務の場合は国内産の場合は国産(あるいは農産物は都道府県名その他一般に知られている地名でも可、畜産物なら主たる飼養地が属する場所の、水産物なら生産水域か水揚港の、都道府県名その他一般に知られている地名でも可)輸入品は原産国を示すのみでよい。主な原材料の原産地が2つ以上ある場合は原材料に占める重量の割合の多いものから順に記載。3つ目以降の原産地はその他と記載してよい。
表示義務の対象品目は20。生鮮食品に近いものを対象としている。きのこの加工品、緑茶、調味した食肉、異種混合したカット野菜、表面をあぶった食肉や魚介類、ゆでたり蒸したりした食肉や卵・魚介類・海藻類、合いびき肉その他異種混合した食肉、衣を漬けた食肉や魚介類、もち、黒糖とその加工品、こんにゃく、干したり塩蔵したりした魚介類や海藻類、豆類など(2011年3月31日改正)

アルコール

ビールは汚染の影響のピークが1〜2年後
アサヒビールは原発から約60kmの距離の福島工場が稼働中。高性能の放射性物質検査装置を導入予定(5月時点)。約190kmの茨城県にも工場がある。賞味期限の後ろにある「/アルファベット」のアルファベットが製造工場を表す。福島工場は「H」茨木工場は「B」。その他のアサヒビールの製造所固有番号や代表商品についてはこちらを参照
米を原料にした酒(日本酒、焼酎など)は米トレーサビリティ法の施行により産地情報の伝達が義務化されている。ただ、国産は都道府県や一般に知られた地名でも可だが、あくまで「国内産」「国産」という表記でよい

放射性物質の検査を行なっている企業、小売店等

Oisix(ネットスーパー。全アイテムにつき毎日検査実施。農林水産省の食べて応援しよう!フェアに参加中) - Oisixの放射性物質に関する取り組みについて
らでぃっしゅぼーや(ネットスーパー。作付け前の土壌分析、出荷前のサンプル分析、納品前のサンプル分析。6月下旬からさらに検査体制を強化予定。農林水産省の食べて応援しよう!フェアに参加中) - 今後の放射性物質の検査体制について
大地を守る会(ネットスーパー。1988年から放射能測定を行ってきた。5月までは既存の体制強化と簡易検出器の増量、6月以降は精度の高い測定装置を順次導入して検査体制強化予定) - 食品の放射能汚染につきまして
東都生協(個人宅配ありのスーパー。1988年から放射能測定を行ってきた。自主検査は不定期に1日3〜4品目について行っているもよう) - 放射性物質の農畜水産物への影響に関する当面の対応について(2011/6/2)
グリーンコープ(ネットスーパー。2011/06/23電話確認 現在、外部委託で1日2品目までの食品をサンプリング検査。結果が出るまでに早くて1週間かかる。今後は独自に機材を購入して検査体制を強化する予定) - 残留放射能検査の結果をお知らせします(vol.1)
ナチュラルハーモニー(ネットスーパー。数日おきに数品目ずつ専門機関による検査を実施) - 福島第一原子力発電所 震災・事故による農産物に関わる情報公開
生活クラブ - (ネットスーパー。現在委託による自主検査を行っている。9月から2箇所のデリバリーセンターにて食品放射能測定装置を配備し、ほぼ前品目を対象とする物流品放射能検査を開始する予定) - 第22回総会で決定した「原発対応」について
パルシステム(ネットスーパー。数日おきに数品目ずつ自主検査を行うと同時に、暫定規制値の見直しを政府に求めている) - 放射性物質の食品汚染への対応について
コープ自然派(ネットスーパー。ガイガーカウンターによる簡易自主検査と、精密な測定が必要なものは専門測定期間による測定を随時実施) - 福島原発事故による放射能汚染に関する基本見解(その3)
成城石井(スーパー)Twitterで肉にガイガーカウンターをあてて検査をしている、関東以外のものを仕入れていく方針があるとの情報があったので2011/07 /01にお客様相談室に電話で確認したところ、原発事故以降特に計測を強化しているとか、仕入先を変えているということはしていない。仕入先については法律で禁じられているし、肉の計測については食品の表面にガイガーカウンターをあてても正確に計測することは難しいだろう。とのことでした。ただ、広い地域からまんべんなく食材を仕入れているので、選択肢の幅が広いのは魅力ですね。
常総生協(スーパー)Twitterで情報を寄せていただき、2011/07/14 電話で確認。「小さいお子様セット」の野菜は京都を中心に仕入れをしている。普通の野菜商品は、放射性セシウムの検査を行い、ベクレル表記をした近県産のものが届く。農地の測定も始め、今後検査は拡大していく予定とのこと。この生協は4月末に、組合員と職員、地域の産婦人科と協力して母乳検査を行ったところ。HPには情報は少ないが、対応は親切かつしっかりしていて、頼もしい感じだった。生協に加入を希望の場合は、HPに掲載されている電話番号等に連絡をすると、説明に来てもらえるとのこと。
参考:食べて応援しよう!被災地産農林水産物・加工食品の利用情報(農林水産省
参考:「がんばろう ふくしま!」応援店登録店舗一覧(福島県)

参考

武田邦彦(ブログ)
武田邦彦 講演会「すべての原発は地震で壊れる」2/2(動画)
放射能を取り込みやすい食べ物 - 地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
イラスト付き「放射能を少なくする下ごしらえ」 - できることから、はじめたい
放射能汚染食品情報
全国の食品の放射能検査データ
暮らしの中の放射線(高エネルギー加速器研究機構 放射線科学センター)
福島・近県産食品の使用表明企業を晒すスレ
2011年5月26日付 日刊スポーツの記事について【誤報】
環境パラメータシリーズ(4 食品の調理・加工による放射性核種の除去率) - 原子力環境整備・資金管理センター
すでに多数の製造所固有番号が変更されている模様 - 放射能汚染食品情報
三重水産協に苦情 東北の魚ネット流通構想に賛同で - 中日新聞
放射能検査、企業が独自導入=安全性PR−飲料・食品業界 - 朝日新聞社
サンガリア/工場情報 - 放射能汚染食品情報
宮崎県、養豚関係で2軒の受入を実施していた - Security.jp
福島県が牛、豚、鶏の別農場への移動予定と出荷状況を公表 - Security.jp
食べて応援しよう!被災地産農林水産物・加工食品の利用情報 - 農林水産省
#okfood - twitter ハッシュタグ
マイクロシーベルトを測ってベクレルを推定できるか? - 武田邦彦(中部大学)
北海道の放射線・放射能・放射性物質データまとめ - haniwaのホームページ・ブログ評価
あそこの、あの魚は大丈夫ですか?part2 - 勝川俊雄公式サイト
クレヨンハウスの原発勉強会「食べものと放射能のはなし」覚え書き - togetter
原発】 電話で聞いてみました 各社の牛乳産地と放射能検査の現状 - テッペイの森
放射能汚染食物と飲食系企業について - NAVERまとめ
ゲンパツmemo
東日本大震災:肉牛、汚染疑い拡大「原発から75キロでも…」畜産農家ら悲鳴 - 毎日新聞社
「福島原子力発電所事故第六報」在日フランス人向けIRSN作成文書6月8日付全訳 - Genpatsu 福島原発事故に関する海外メディア報道
セシウム含む灰30トンが秋田県に…流山から列車で搬入 - スポニチ
放射能の検査体制について - 株式会社くらこん
「流山市に送り返す」秋田県、焼却灰周辺測定 - ちばとぴ
静岡産の規制、正式決定=新潟、山形は解除−EU - 時事ドットコム
味噌作りQ&A - みやここうじの伊勢惣
醤油へのこだわり - 室次醤油
醤油の豆知識 - リカーショップすぎうら
大豆の産地と自給率 - 大豆と暮らしの図書館
平成22年産大豆の収穫量(第2報) - 農林水産省
日本の大豆の年次別国別輸入状況 - 農林水産省
「うかたま 2009年 01月号」(乾物特集号。おいしそうな乾物レシピがいっぱい)
報道資料 福島県産の家畜に係る放射性物質の検査結果について - 厚生労働省
新ひだか】三石のパシフィック牧場に福島牛16頭到着 飼育困難農家から購入引き受け - WEBみんぽう苫小牧民報社
原発避難牛、北海道に - 北海道新聞電子メディア局のスタッフブログ
知られざる原発と放射能「2」 福島の牛が食用として全国各地に・・・ - サキちゃんの芸能ネタとトレンドワード
福島の牛1万頭、24都道府県に受け皿 乳牛は殺処分 - 朝日新聞
どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに - 武田邦彦(中部大学)
広瀬隆氏・明石昇二郎氏記者会​見 主催:自由報道協会(1:12:35経過あたりから) - ニコニコ動画
和歌山・放射能測定少年たちの冒険 - togetter @JYCEagara さんのつぶやきのまとめ
緊急時における食品の放射能測定マニュアル - 厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課
ベクレルシーベルトを換算する - 六号通り診療所所長のブログ
米トレーサビリティ法の概要 - 農林水産省
米の料理や加工品、1日から産地表示義務化 - 日テレNEWS24
生鮮食品品質表示基準Q&A(PDF) - 農林水産省
加工食品品質表示基準(PDF) - 農林水産省
アサヒビール福島工場、6月に再開 夏場の出荷量確保へ - asahi.com
知っておきたい食品の表示(PDF) - 消費者庁
福島避難区域の豚1万頭は「他県産」化けて全国の食卓へ!【福島避難区域の豚1万頭】 - 女性自身
【産地偽装も?】豚肉のセシウム・放射能汚染(福島県産、ほか) - 本当の放射能汚染地域|放射能汚染マップ・地図、ホットスポット

ホルムアルデヒド汚染、5事業所を調査!原因物質が判明(ZAKZAK)

★「ZAKZAK」から全文引用

ホルムアルデヒド汚染、5事業所を調査!原因物質が判明
2012.05.25 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120525/dms1205250654001-n1.htm

関東の浄水場の水道水から水質基準を超える有害物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、環境省厚生労働省は24日、原因物質は、塩素と反応しホルムアルデヒドを生成する化学物質「ヘキサメチレンテトラミン」と推定されると発表した。

 今回検出された利根川流域にはヘキサメチレンテトラミンを年間1トン以上取り扱う事業所が埼玉県に2カ所、群馬県に3カ所あるため、環境省は同日、両県に対し25日にも該当事業所への立ち入り調査を行うよう要請した。

 ヘキサメチレンテトラミンは、樹脂の硬化促進剤や農薬の有効成分を安定させる補助剤、医薬品の原料などに使われる有機物。複数の浄水場から検出されており、流入総量は推計で0・6〜4トン程度とみられる。

 両省によると、千葉県流山市の北千葉浄水場で、ホルムアルデヒドが検出されていた19日午前5時〜午後6時半にかけ採取した水道原水9検体を国立医薬品食品衛生研究所が分析。

 すべての検体から1リットル当たり0・041〜0・2ミリグラムのヘキサメチレンテトラミンを検出した。ほかに東京都へ水を供給する三郷浄水場(埼玉県三郷市)の水道原水からも検出されたという。

 環境省によると、ヘキサメチレンテトラミンは海外で食品の保存料として添加されることもあり、世界保健機関(WHO)などの専門家会議で定めた1日許容摂取量は体重1キロ当たり0・15グラム。水生生物への影響はないとみられる。


★関連記事
ホルムアルデヒド原因物質、群馬の業者が排出か
(2012年5月25日07時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120525-OYT1T00165.htm

身近にある、「ホットスポット」をご存知ですか???(その1)東京駅

★私も、一年で随分沢山の記事を書きました。内容は、ともかくとしてブログを書いて、1年で私くらい記事本数の多い人間も珍しいのでは、ないかと思います。「粗製乱造」そのままですネ???ですから、大抵の事は、一度は書いています。

★今後は、記事をリニューアルして、分かりやすく正確にするか??深くするか??止めるか??こんな感じになってきました。私は、続けようと思います。まだ原発問題や放射能の危険性を知らない人が、沢山いるように思うからです。多くの人が知り、新聞が正確な報道をするようになるまでは、ブログを書き続けようと思います。ですから、重複するような記事も出てくると思いますが、ご勘弁ください。

★「東京駅の新幹線ホームの空間放射線量が異常に高い」と言う、ウワサは今年になってから聞き始めたように思います。最初は、よくあるウワサだろうと思っていました。しかし、2月になるとブログに書く人も出て来ました。

★数日前に、それに関して気になるコメントを見て、その時は読み流したのですが、後で考えてみると、これはブログに書く必要が、あるなと気が付きました。多分、今後似たようなケースが出てくるかもしれないからです。

★詳しくは、数本ブログをご紹介しますのでお読みください。問題は、東京駅の新幹線のホーム付近の線量が、異常に高いことです。そして、これがウワサを呼び、実際に計測器を持参して計る人が出て来ました。皆、答えは同じです。やはり高いのです。

★この理由(原因)に関しては、いくつかの推測が出されていました。多くの人が、計測した結果、駅構内だけが線量が高く、出口に近付くに従って、線量が弱くなり、駅を出てしまうと、周辺の線量と同じになる事に着目した人が、ある推測を、なにかの記事のコメント欄に書いていました。私も、多分それが原因だろうと思います。

★どうでしょうか???皆さんは、推測できるでしょうか???
<ヒント>
☆“放射能”マンションの恐怖…汚染コンクリ広く出回る (zakzak 
2012-01-17 18:17:12  
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11138384704.html

☆新築マンション基礎コンクリートが高汚染 子どもの被曝で判明 社長が被害を過小評価か  2012-01-17 18:14:50
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11138383806.html

★お分かりになりましたネ??私の読んだコメント欄には、以下の事が書いてありました。
「東京駅は、ず〜と工事が続いている。汚染コンクリートが使われたのだろう」
但し、真偽はあくまで不明です。真偽は、別にして鋭い分析(推測)です。これなら、東京駅のある部分が、極端に線量が高く出口に近付くに従って、線量が弱くなり、駅を出てしまうと、周辺の線量と同じになる理由が、ピッタリ説明できます。汚染コンクリートが使われたのが、たまたま新幹線のホームに近いところであったのであろうと言うのが、その人の推測ですが、私もそう思います。毎時1マイクロシーベルトを軽く超え、2・3・4台の値です。
このブログの、コメント欄に書かれていました
Portirland
2012/02/22
東京駅の構内で4.88μSv/hや2.94μSv/hが検出された。
http://portirland.blogspot.jp/2012/02/488sv294sv.html

★完全に、ホットスポットです。しかも、強烈です。これは、皆さん是非、知っておいて下さい。ブログに書かれている高線量地域は、
八重洲口の地下駐車場から地下街を抜ける通路 2月21日東京駅構内が2.94μSv/h!
2月21日プラットフォームはなんと驚きの高数値4.88μSv/h!!
東海道新幹線のホーム、八重洲北口の改札口からこのホームの間


大体、この付近が線量が高いようです。ホームが一番高いようです。写真を見ると空が見えますので、新幹線のホームだけでは、ないようです。そして、八重洲の方には、店や売店、食堂などもあります。八重洲のどの辺りまで線量が高いのかは、各ブログからは、分かりません。

★この辺りに、かなり高線量のホットスポットが存在する事を、知っておいて下さい。長くいるべき場所では、ありません。出来たら、近付かないほうが、良いくらいです。

★参考ブログ(但し、ソースは同じようです)
TOMMYさんのマイページ
東京駅・東海道新幹線ホームで4.88μSv/hの超高線量を計測
2012/02/26 23:14
http://www.freeml.com/bl/8513681/58013/

ニンニク 入れますか?
チェルノブイリ級!】東京駅構内が2.94 ホームは4.88マイクロシーベルト
2012/2/29(水) 午前 0:23
http://blogs.yahoo.co.jp/roseland28/3653396.html

飄(つむじ風)
2012-02-29
東京駅の線量、チェルノブイリ級!−やっぱりな!−
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2012/02/post_203f.html
6dの痛いニュース(ノ∀`)
http://blog.livedoor.jp/blog_6d/archives/3362878.html



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