「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

#福島原発 3号機は水素爆発と保管核燃料臨界爆発!ガンダーセン (2011年)YouTube

★これまで、何回も掲載しました。注意喚起と言う意味で再???掲載します。

YouTube
#福島原発 3号機は水素爆発と保管核燃料臨界爆発!ガンダーセン4/26(字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=b23_gpkZDiU



            アップロード日: 2011/09/10           

          

            

*日本語訳全文: http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
<日本語訳 :Jo2Rayden http://junebloke.blog.fc2.com/福島原発3号機は水素爆発と保管核燃料臨界爆発!ガンダーセン博士(字幕) *4/26に翻訳アップロード済の字幕版

福島原発3号機は、ただの水素爆発ではない!
1) 今晩は。フェアウィンズ・アソシエーツのアーニー・ガンダーセンです。
福島第一原発3号機になにが起こったのでしょうか?なぜ、3号機は、他の原子炉建屋と­比べ、大きな爆発をしたのか?今回は、我々が知っている3号機で起こったこと、及び、­いくつかの深刻な原因とご存じの様な建屋の壊滅状態についてです。
最初に、3号機の爆発は、1号機に比べて大変劇的でした。技術者用語では、deton­ation(爆鳴)、これとは別にdeflagration(爆熱)。これらの意味は­、共に爆発です。deflagrationは、爆発衝撃波が、音速で動く。deton­ationは、爆発衝撃波が、音速より早く動く。detonation(爆鳴)は、d­eflagration(爆熱)より、大変な破壊力がある。新しい技術用語を説明させ­て下さい。1号機で起こった現象と3号機で起こった現象には、本当に大きな違いがあり­ます。まず1号機の爆発の煙の柱を観てください。建物から煙の動きは、3号機での爆発­の煙と比べると広範囲です。私は、3号機のいくつかの確実な事と、なぜ起こったか信じ­られる可能性を述べます。
最初に、3号機の爆発は1号機より大規模です。2番目に、大きな爆発エネルギーが上昇­した。3号機は上昇方向に行っていますが、1号機はありません。これが後述する重要な­手掛かりです。
次に3号機は明らかな爆発。3号機南側の右の建物を見ますと、オレンジの爆発の光が、­黒い煙が立ち上る前に起きています。これも後述する重要な手掛かりです。
別の事項は、燃料棒の欠片が、原発から2マイルも離れた場所で見つかっています。4号­機を見ますと、燃料棒は乾いており、しかも燃料棚は損傷している。本当に残念なことに­、燃料棒の破片が保管プールから何マイルも離れた場所へ飛散している。つまり実際は、­発見された燃料棒の破片は、3号機の外側の遠くから来ているのです。他にわかったのは­、ウランの微量な細塵が、ハワイと米国西海岸の空気中サンプルから見つかりました。プ­ルトニウムが、薄い細塵状態で見つかりました。別の元素、アメリシウムが(米国ノース­ダコタ)ニューイングランドで見つかりました。これらはすべて放射性元素で、ウランよ­り重いです。これは、核燃料が損傷し、モニターされていることを示している。
別の事項として、爆発後の3号機の写真で、多くの建物部分が無くなっているのがわかり­ます。特に南側です。別の写真では、熱い部分が南側にあるのが見えます。最期に少なく­とも確実なのが、格納容器、原子炉自体は、そのままであることを示している。ですから­、ここが不思議なことなのです。格納容器、原子炉自体は、そのままであり、建物は吹き­飛んだ。なぜでしょう?私はこう信じます。燃料格納プールは、15 x 15 x 深さ15フィートの容器。これが、ガスと上昇への爆発を受けた。プールの上部は開いて­いて、側面はバリアで守られており、物質の上部放射の原因です。もうひとつ分析してみ­ます。燃料プールは、銃口の様なものです。それが、上方向に狙いを定め、爆発上昇しま­した。別の事項として、映像を見ますと爆発の煙の落下が見えます。これは、燃料棚、燃­料の破片、ウランとプルトニウムの破片です。これが、ウランやプルトニウムが何マイル­も離れた場所で見つかった現実の結果です。これが、真っ黒な煙雲がウランやプルトニウ­ムがみつかり、ウランの微量な細塵が太平洋を越えてハワイと米国西海岸、アメリシウム­がここニューイングランドで見つかったことを示しています。
ここで疑問があります。何が上昇への原因でしょうか?もし、これがただの水素、水素と­酸素の反応だと水を生成します。そして、ここで起こったは、爆発衝撃波が音速で動く。­これはdeflagration(爆熱)。これが、1号機で起こった。これは劇的です­が、水素爆発です。
-続きは上記ブログへ-

  
★ご注意
翻訳のなかで、アーニー・ガンダーセンさんは
     「即発臨界の核反応­を起こし」

と、表現しています。タイトルは、「臨界爆発」と表記されていますが、核爆弾の爆発とは、全く違う現象だと説明しています。核爆発より、1000倍遅い核反応を、「即発臨界の核反応­」と専門用語で表現するそうです。核爆発と、誤解しないようにお願いします。
この記事は、明日の記事の説明のために掲載しました。



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TPP経済効果3.2兆円 あり得ない想定のインチキ試算<日刊ゲンダイ>

日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
TPP経済効果3.2兆円 あり得ない想定のインチキ試算
2013年3月16日
http://gendai.net/articles/view/syakai/141490
▼全文転載


雇用対策や補助金は一切含まれず

    

           安倍首相がTPP交渉参加を正式に表明したことを受け、TPP担当の甘利大臣が経済効果の試算を発表した。が、その数字の根拠は参加ありきで見積もられたインチキ。あまりに非現実的な想定ばかりでア然なのである。

 試算では、TPPに参加し、全ての関税が即時撤廃されれば、10年後の実質国内総生産(GDP)が0.66%、3.2兆円増加するという。国内産品が安 い輸入品に取って代わられることで2.9兆円のマイナスになるが、逆に輸出が2.6兆円増える。さらに消費者は安い輸入品を買うことができるので、実質的 に所得が増えたとみなされる効果があり、消費が3兆円増え、投資も0.5兆円増える。バラ色の試算である。

 消費が増える? ホンマかいなと言いたくなるが、あくまで「GTAPモデル」というグローバルな計算式にのっとったもので、「教科書の経済学の世界」(内閣府関係者)の数字。結局、机上の空論だから、非現実的なおかしな話ばかりだ。
「影響が大きい33品目の農産物は3兆円の損失と見積もられていて、特に砂糖については、輸入品によって国内産が100%駆逐されるという前提です。た だ、そうなると、さとうきび農家は完全に失業してしまう。ところが試算には、失業者の雇用対策にかかる費用などがまったく含まれていないのです。それどこ ろか、『当初1、2年は失業しても、10年後には新たな仕事に就いている』と能天気な想定になっている。そんな簡単に新たな仕事が見つかるわけないでしょ う」(農政関係者)

 今回の試算は、関税撤廃だけが対象で、「追加的な国内対策を計算に入れない」とされている。つまり雇用対策どころか、影響を受ける農家へのベラボーな補助金の費用も一切含まれていないのだ。

 そもそも即時関税撤廃というが、交渉を主導する米国では、日本車に対する関税維持を求める業界や議員が強硬だ。保険や医療費への影響も計算外。こんなあり得ない想定で3.2兆円の効果と言われても説得力ゼロだ。

 TPP問題を継続的に取材しているジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「試算は専用の計算ソフトに入力して出したものだそうです。だから途中の計算過程が抜け落ちていて矛盾だらけ。10年後の経済効果と言うが、その間に日本 の産業は大打撃を受け地獄を味わうことになる。そうした打撃の部分をどう予測して、対策を打つかの方がむしろ重要で、それが含まれない試算なんて意味があ りません」

 国民はこんなインチキ数字にだまされてはいけない。
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【TPPの真実】 本当なのか安倍首相のTPP参加のメリット 聖域や国益など守れるハズなし<日刊ゲンダイ

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【TPPの真実】
本当なのか安倍首相のTPP参加のメリット 聖域や国益など守れるハズなし

2013年3月16日
http://gendai.net/articles/view/syakai/141496
▼全文転載


米隷従の自民安倍政権に米国との交渉力など全くなしと専門筋

    

           安倍首相が15日、TPP交渉参加を正式に表明したが、ぶったまげたのはその言い草だ。

 自民党は先の選挙で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」と明言。あたかも「TPPには慎重」の姿勢を装ってきた。6割を超える議員がTPP反対を売り物に選挙を戦い、勝ち抜いてきたのは周知の通りだ。

 ところが、安倍は「TPPがアジア太平洋の世紀の幕開けとなった。後世の歴史家はそう評価するに違いありません」「その中心に日本は存在しなければなりません」「TPPへの交渉参加はまさに国家百年の計であると私は信じます」と高らかに宣言したのである。

 もう筋金入りのTPP礼賛ではないか。会見では取ってつけたように「聖域」についても触れた。しかし、「守るべき項目をしっかりと胸に、強い交渉力を 持って結果を出したい」と言っただけ。質疑応答で「(聖域の重要5品目の関税を)堅持できない場合、TPP交渉から離脱するのか」と突っ込まれると、「今 ここで離脱するかどうかを申し上げるのは国益に反する」とゴマカした。

 最初から交渉参加ありき。それがものの見事に露呈した記者会見だったのである。

 東大大学院教授の鈴木宣弘氏は「民主党の公約破りをあれだけ非難してきたのに、自民党の公約破りは許されるのか。有権者に対する信じがたい背信行為だ」と言ったが、本当だ。
 一事が万事で、安倍や政府が説明するTPPに関する話はことごとくデタラメだ。とにかく、米国に言われたから、TPPに参加する。国益は二の次三の次。そのために、二枚舌を弄して、国民を騙(だま)し続けてきたのが真相だ。

<国民皆保険は揺らぎ、食の安全もなし崩し>

 安倍は会見で「TPPはアジア太平洋の未来の繁栄を約束する枠組みだ」「日本の国益だけでなく世界の繁栄をもたらすものと確信している」とも言った。

 すべてウソッパチである。TPPについては医師会は連日、意見広告を出して反対している。JAは4000人デモ行進で反対した。未来の繁栄を約束するのであれば、なぜ、かくも反対運動が起こるのか。すべてが詭弁(きべん)だからである。前出の鈴木宣弘氏が言う。

「医師会が反対してるのはTPP参加によって、国民皆保険が揺らいでくるからです。米国は長年、日本の医療制度を攻撃し、崩そうとしてきた。国民健康保険 があると、米国の保険会社は商売がやりにくいし、日本の薬価制度は米の製薬会社には参入障壁になるからです。企業にとって邪魔なものは排除する。政府が従 わなければ、ISD条項で訴える。これがTPPですから、当然、国民皆保険もターゲットになる。TPPは皆保険崩壊を加速させることになるのです。農業に ついても同じです。米国は乳製品と砂糖を例外品目にしようとしたが、オーストラリア、ニュージーランドの反発で、認められそうにない。聖域なき関税撤廃が 前提なのですから、日本の農業の聖域が守られるはずがないのです。米国は日本の厳しい食の安全基準も問題視している。TPPに参加すれば、農業が大打撃を 受けて、地域経済、コミュニティーが崩壊するだけでなく、食料自給率は低下し、食の安全基準の緩和も余儀なくされ、国民の健康不安も増大することになりま す」

 バラ色の未来なんて、とんでもない話なのだ。

<これから参加する日本に交渉の余地なし>

 安倍や政府は「各国とも聖域はある」「交渉次第だ」みたいな言い方もしているが、これも大ウソだ。

「遅れて交渉に参加したカナダやメキシコは、すでに決まっている条件については口出しできず、今後、決まることについても先に交渉に参加している国の意向 が優先されることになっています。そういう念書が交わされたのですが、日本も同じですよ。つい最近、シンガポールで行われた交渉で米国の担当官は『日本は 交渉する時間も権利もないんだよ』と言ったといいます。交渉次第で聖域が守られるというのはマヤカシです」(鈴木宣弘氏=前出)

 そうこうしているうちに、事前協議で米国の自動車の関税維持や日本は米国車の安全基準を受け入れること、最低輸入台数の設定、学資保険の内容変更などを求められていることがバクロされた。もちろん、安倍政権はグニャグニャだろう。

 自民党は先の選挙で、自動車など工業製品の数値目標は受け入れない、国民皆保険は守る、食の安全は守る、ISD条項には合意しない、など6項目の公約を掲げた。これらが守れないなら、直ちに交渉から脱退すべきなのに、安倍は言を左右にしてしまう。

 国民には情報を開示しないまま、国益に反する秘密交渉が進んでいる証拠だ。いや、交渉ではなく、一方的な譲歩を迫られ、ドンドン、それに応じている。そ れが真相に近い。こりゃ、国民生活や日本の産業は大変なことになる。米国を筆頭に他国の草刈り場になってしまう。それがTPPの現状、惨状なのである。

<すべては安倍首相の政権維持のため>

 元外交官で、あまたの国際交渉を経験してきた孫崎享氏は「TPPで日本は得るものは何もない。ひとつの例外を除いて……」と言った。

 その例外こそがTPPの本質だ。
「米国の言いなりになって、政権維持をしてもらうこと。それしかメリットはありません。つまり、安倍首相のためだけのTPPです」

 そうなのだ。それほど、この交渉は不可解、奇怪で、国民にはいいことがひとつもないのである。孫崎享氏が続ける。

「全体会議は7月で終わります。すでに条約は出来上がっているのも同然で、すぐにシャンシャンでおしまいになる。日本が聖域の交渉をできる余地はないので す。日米首脳会談の合意文書には『すべてが交渉で決まる』かのような表現が出てきますが、これは『最初から聖域なし』と約束するわけではないという当たり 前のことを言っただけ。交渉の余地がないのは政府も知っているはずです。それなのに国民には何も知らせず、後発国には出る幕がない交渉に参加する。これは 白紙委任状と同じです。そうまでしてなぜ、参加するのか。安倍首相のメリットしか思い当たりません」

 だとすれば、今後の交渉の結末も見えてくるというものだ。これまでもウソをつき通してきたように、今後もウソとゴマカシで国民をけむに巻く。しかし、最終的には日本市場を丸ごと米国に手渡すわけだ。亡国政権の身勝手を断じて許してはいけない。

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余録:あの日から2年が過ぎても三陸の沿岸には無人の…<毎日新聞>

毎日新聞
ホーム>http://mainichi.jp/
余録:あの日から2年が過ぎても三陸の沿岸には無人の…
毎日新聞 2013年03月21日 01時05分
http://mainichi.jp/opinion/news/20130321k0000m070112000c.html
▼全文転載


 あの日から2年が過ぎても三陸の沿岸には無人の更地が一面に広がっている。それでも人々は、復興を信じて懸命に生きている。彼らの目に映る永田町はアベ ノミクスと憲法論議に踊る別世界だろう。忘却と棄民が進みかねない震災被災地だ▲憲法を語るなら、被災地の住民ほど憲法の精神を今必要としている人々は他 にいない。幸福追求権を尊重した13条。健康で文化的な最低限度の生活をうたった25条。なのに被災者の権利はないがしろにされたまま、聞こえるのは9条 の見直しや改憲手続きを簡単にする96条の話ばかりだ▲「みんなが憲法について話す。だが憲法はあれこれいじらずにおけば最も良く機能する」と皮肉ったの は18世紀英国の小説家ホレス・ウォルポールだ。憲法の手直しもいいが、既にある憲法の条文を忠実に暮らしに生かす政治があるだけで、私たちの社会はずっ と良くなる▲13条や25条に象徴される基本的人権は、天から授かったものではない。「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」であり、「現在及び将来 の国民」に「侵すことのできない永久の権利として信託されたもの」なのである(97条)▲憲法を生かすか殺すかは、憲法の使い方次第だ。政治学者の故丸山 真男は「権利の上に長くねむっている者は民法の保護に値しない」という法理を引き合いにして、そこには憲法の基本的人権の規定と共通する精神がある、と書 いた▲先人の払った犠牲に敬意を示し、権利を正しく行使する不断の意識を持たなければ、条文だけ変えても社会は変わらない。それを忘れた改憲話は「憲法」 論議ならぬ「健忘」論議である。

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脱東電で世田谷区6650万円節約 個人契約も?<税金と保険の情報サイト>

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/
脱東電で世田谷区6650万円節約 個人契約も?
 2013年3月13日 19:00
http://www.tax-hoken.com/news_azIWGX8grG.html?right
▼全文転載



特定規模電気事業者と契約

各地で電気料金値上げの動きが続く中、地域の電力会社から特定規模電気事業者(PPS)に乗り換える動きが加速している。保有する施設について、昨年から脱東電を進める世田谷区では、2013年度には6650万円の経費節減が実現できるという。

電力会社


電気料金値上げに対抗

原子力発電が停止し、燃料価格が高騰する中、国内の各電力会社では電気料金の値上げや値上げ申請が相次いでいる。昨年値上げを実施した東京電力が今秋にも再値上げを検討している、との報道もあり、電気料金の高騰がさまざまな面で心配される。

そんな中、注目されているのが、小規模の電力供給業者である特定規模電気事業者(PPS)との契約だ。世田谷区では2012年に117カ所の施設について、競争入札を行い、東電以外の業者から電力供給を受けることを決めた。

1年を経て、全体で2940万円の経費節減を実現。2013年度は対象を図書館や児童館などを含む163施設に拡大することで、6650万円の節減が見込まれている。PPSとの契約には、電圧6000ボルト、契約電力50キロワットという規制がある。

世田谷区内には、導入可能な施設が217カ所あり、そのうち3/4にあたる施設について、PPSを利用する。

栃木県、立川競輪場

こういった動きは、全国的に広がりつつある。栃木県でも地方合同庁舎などについて、電力の競争入札を実施。2013年度の電力供給について、落札したF-Powerと契約した。

東京電力の値上げもあり、東電を利用した場合に比べ、1年間で約750万円の電気料金節減が可能という。この入札には5社が応札したが、東京電力は参加していない。

震災前からPPSの優位性に注目してきた自治体もある。東京立川市にある立川競輪場は脱東電の先駆者だ。同施設を運営する立川市は、2010年からPPSに移行、電光掲示板や照明など、大量に電力を消費する同施設の経費削減に成功した。

残念ながら、6000ボルト、50キロワットという規制があるため、個人でPPSと契約することは難しい。ただ、大規模マンションなどでは可能性があるため、今後は普及が加速するものとみられている。

外部リンク
◆せたがや
http://www.city.setagaya.lg.jp/index.html

税金と保険の情報サイト
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焦点/震災関連死 定まらぬ判断/被災3県、計280件<証言/焦点 3.11 大震災「河北新報」

証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連載記事」から全文転載
※記事数が多いため、一部転載し、ほかは記事タイトルとURLの掲載です。

河北新報
トップ >http://www.kahoku.co.jp/
焦点/震災関連死 定まらぬ判断/被災3県、計280件
2011年07月04日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110704_02.htm
▼全文転載


市町村の担当者を対象に開かれた災害弔慰金の事務説明会。厚生労働省の職員が審査会設置の注意点などを説明した=6月27日、宮城県庁
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110704_02.htm

http://www.kahoku.co.jp/img/news/201107/20110704azu.jpg
男性に届いた災害死亡共済金の不払い通知書。「不慮の事故による死亡」を否定している
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110704_02.htm

 東日本大震災による生活環境や体調の悪化が原因で亡くなった「震災関連死」について、被災市町村が関連死の可能性があるとみているケースが宮城、岩手、福島の3県で、少なくとも計270~280件に上ることが、河北新報社のまとめで分かった。

◎市町村、審査会まだ半数

 関連死に絡み3県で計25市町村が、遺族に災害弔慰金を支払うかどうかを審査する機関(審査会)を設置済み、または設置予定であることも判明した。
 各県の発表で震災による死者が報告されている計49市町村を対象に、担当部署から(1)審査会設置の有無(2)審査対象見込み数―を聞き取った。結果は表の通り。
 関連死が疑われ、市町村が現時点で審査を見込んでいる件数は宮城が約140件、岩手が10~20件、福島が約120件。審査会を設置、または設置予定の自治体は宮城が12市町、岩手が6市町村、福島が7市町村。
 いわき市相馬市、福島県新地町、広野町は「審査会の設置予定なし」「未定」と回答した一方、関連死が疑われるケースが4市町で計30件程度あるとした。
  災害弔慰金支給法は「市町村は災害で死亡した住民の遺族に災害弔慰金の支給を行うことができる」と定めているが、審査機関に関する規定はない。同法の逐条 解説書にある「災害による死亡か否かの判定が市町村で困難な場合、医師や弁護士など有識者による審査会を設置して意見を聞く」との記述が実務上の根拠と なっている。
 関連死は明確な判断基準がなく、市町村が個々のケースごとに「災害による死亡か否か」を判定する。震災関連業務で忙殺される中、審査会メンバーの人選や最終的な可否の結論を迫られる市町村では、負担や不安を訴える声が絶えない。
 厚生労働省は6月、市町村が県に審査会の設置や運営を委託できるとする通知を出した。これを受け、いわき市や新地町など一部の自治体は県への委託を検討する方針を示している。
 委託は市町村の権限を県に移譲することになるため県議会、市町村議会双方の議決が必要で手続きに時間を要する。判断基準についても「地域事情を考慮せず、画一的な線を引かざるを得ないが、納得してもらえるのか」(宮城県)など懸念は根強い。
 福島県では「(東京電力福島第1原発周辺の)双葉郡8町村で合同審査会をつくるべきだとの意見もあり、検討を進めている」(楢葉町)など、独自の動きも出ている。
(若林雅人、東野滋)

◎保険機関、異なる判定

 「災害共済金の支払いはいたしかねます」
 6月中旬、東日本大震災の直後に亡くなった仙台市宮城野区の女性(71)の長男(47)に、全国生活協同組合連合会(全国生協連)から通知が届いた。女性は同会の生命共済に加入していた。
 女性は3月11日、青葉区のビル1階で知人とエレベーターを待っていた際、地震に遭遇。ビルの外に逃げようとし、知人が振り返ると女性は路上に倒れており、間もなく死亡が確認された。
 検視した医師は死体検案書の直接死因欄に「循環器系の疾患」と記載。死因の種類の欄では「不詳の外因」に印を付け、「地震の際、まもなく心肺停止になったとのこと」と付記した。
 全国生協連は、検案書の直接死因が「疾患」で体に外傷もないことを理由に「不慮の事故による死亡」に当たらないとして、災害死亡共済金の支払いを拒んだ。
 女性は生命共済とともに民間の保険に加入していた。この保険会社は5月、申請から数日で災害死亡保険金を支払った。
 男性が提出した検案書は全国生協連へ提出した書類と同じ。両者が約款などで支払い対象とする「不慮の事故」の定義も全く同じだが、支払いの判断は正反対になった。
 全国生協連は「保険会社の判断の詳細が分からないため、コメントはいたしかねる。当方は公正な給付に努めている」と話す。
 検案書自体も当初、医師が震災との関連を否定する「病死および自然死」に印を付け、男性が修正を求めて書き直してもらった経緯がある。
 男性は「検案書は、行間にさまざまな解釈を含むものなのだろうか」と首をひねり、続けた。「既往症も入院歴もなかった母は、震災がなければ3月11日に死ぬことはなかった。地震で亡くなったという以外、他人に説明する言葉が見つからない」

◎地震直後でも「病死」/健康診断1週間前「問題なし」

<茨城・男性のケース/「震災が原因」を拒む病院>
 地震の1週間前に届いた健康診断の結果は「問題なし」。ゴルフも楽しんでいた。
 「そんな父が突然倒れたのは、地震が原因としか考えられない」。東日本大震災直後、同居していた父親(67)を亡くした茨城県の女性(39)は訴える。
 父親は揺れが始まると母親と自宅の外に避難した。そのとき、父親が「胸が苦しい」とつぶやくのを母親が聞いた。
 揺れが収まった後、「水をくんでくる」と言って出掛けた父親はほどなく、自宅近くで倒れているのが見つかった。病院に運ばれ、まもなく死亡が確認された。
 死体検案書の直接死因欄には「急性心疾患疑い」と記され、死因の種類は「病死および自然死」に印が付けられた。後日、女性の求めで、病院側は「震災後1時間以内に急に病状を呈し、心停止に至った」と診断書に追記した。
 ところが、女性が何度頼んでも、病院側は「病死および自然死」の修正を拒み続けている。「地震以外の原因で亡くなった可能性もある」との理由だ。
 災害弔慰金の問題が生じるため、地元の市役所に相談すると「審査機関が設立されておらず、受け付けすらできない」と言われた。
 6月下旬、病院側に再度、検案書の訂正を求めた。「『自然死』で弔慰金がもらえるかどうか、市に確認したらいいんじゃないですか」との回答を聞き、女性は心を決めた。今後は弁護士を立てて交渉し、訂正を求めるつもりだ。
 弁護士は「関連死どころか、地震のショックで亡くなった『直接死』ではないか」とみる。女性は「父が震災で亡くなったという証しを残したいだけ。こんなことで本当はもめたくない」とうんざりした表情で語った。

証言/焦点 3.11 大震災{河北新報・連載記事}
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
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焦点/孤立深める外国人妻/外務省、他国の支援受け入れ検討<証言/焦点 3.11 大震災「河北新報

※農村では、嫁不足で沢山の外国人のお嫁さんがいます。

証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連載記事」から全文転載
※記事数が多いため、一部転載し、ほかは記事タイトルとURLの掲載です。

河北新報
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焦点/孤立深める外国人妻/外務省、他国の支援受け入れ検討
2011年07月05日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110705_01.htm
▼全文転載


被災したフィリピン人女性の心の相談に乗る医師(左)=3日、陸前高田市
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2011/20110705009jd.jpg
英里奈ちゃんを抱っこする吏理佳さん=仙台市内の支援施設
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110705_01.htm

東日本大震災の被災地で、日本に嫁いだ外国人妻たちが日本人の夫を亡くして孤立するなど苦境に立たされている。心のケアに当たろうと、フィリピンから精神 科医らの心療チームが来日。宮城、岩手両県の避難所などでフィリピン人女性らの相談に乗っている。震災で心の傷を抱えた在日外国人は少なくなく、外務省は 他の国からの支援受け入れも検討するという。
(山崎敦、片桐大介、佐藤理史)

◎比の心療チーム、避難所回りケア

 フィリピンの心療チームはいずれも女性で、精神科医2人と医師1人の計3人。今回の震災で心のケアに特化した外国の医師らの来日は初めてだ。
 心療チームは6月30日に盛岡市に入り、大船渡市、気仙沼市陸前高田市などを日本人の臨床心理士らと巡回。3日夕方には陸前高田市横田町の集会所で、同市と大船渡市から集まったフィリピン人女性約60人の相談に応じた。
  心療チームによると、震災後の気持ちの落ち込み、心的外傷、ストレスの相談が多かったという。医師マリア・パス・コラレスさんは「自分だけ生き残ったとい う罪悪感を抱いている症状もみられた。慣れ親しんだ母国語タガログ語で話すことで、不安を出し切り、ホッとしたとの感想だった」と話す。
 心療チームは11日まで宮古市釜石市、久慈市などを回り、13日に帰国する。

 被災した宮城、岩手両県には3月31日時点で、約1900人のフィリピン人が外国人登録している。大部分が農村や漁村に嫁いだ女性という。
 フィリピンに限らず、被災地には他国出身の在日外国人も多く、手厚い保護が必要との指摘が出ている。外務省も「日本語が不自由で、ストレスを抱えたままの人も少なくない」と認め、支援策を検討したいとしている。
 厚生労働省によると、日本に嫁ぐ外国人妻は農村や漁村の嫁不足を背景に、1980年代後半から急増。現在、婚姻件数20組中1組は日本人の夫と外国人妻のカップルだ。ただ、市町村別の統計がなく、個別の被災状況の把握は困難を極めている。

 震災後、宮城県国際交流協会(仙台市)には、日本人の夫を亡くした外国人妻から「しゅうとから『母国に帰れ』と言われた」という相談が複数、寄せられている。夫の労災が会社で認めてもらえないという相談や、遺産相続に関する問い合わせも多いという。
 同協会は「抱えていた問題が震災で一気に表面化する『国際結婚の液状化』が進んでいる。行政の支援が不可欠だ」と強調している。

◎身寄りなく募る不安/沿岸部に嫁いだ外国人妻

 東北地方の沿岸部に嫁いだ外国人妻たちの多くが、東日本大震災で被災した。中でも日本人の夫を津波で亡くした妻たちは、身寄りのない異国で不安を強めている。

<娘のために生きる/フィリピン出身、アナさん/気仙沼
 「これからどうやって暮らせばいいのか…」。気仙沼市階上の三浦アナさん(43)は途方に暮れる。
 自宅の目の前に広がる海が大好きだったのに、津波で夫(53)と義母(80)を亡くした。「おばあちゃん(義母)は足が悪かった。一緒に逃げようとして間に合わなかったのかな」。アナさんはそう推測する。夫と義母は自宅近くで遺体となって見つかった。
 アナさんはパート勤務先の水産加工会社から車で高台に逃げた。中学校にいた長女(14)も無事だった。今は知人宅に2人で身を寄せる。
 フィリピン出身のアナさんは15年前、船員の夫と結婚した。夫は航海で家を数カ月空けることが多かったが、楽しい思い出も残してくれた。「正直で優しい人だった」。夫のことが頭をよぎると、涙があふれる。
 震災後、夫を亡くした外国人妻の苦労がすぐ身に降りかかった。
 仮設住宅の申し込み手続きで市役所階上支所に出掛けたときのことだ。申込用紙の漢字は難しすぎて読めない。職員に聞きながら、名前と住所を正しく書いた、と自分は思っていた。
 後日、市役所で「申込用紙が届いていない」と知らされ、耳を疑った。「外国人だからなの?」。疑心暗鬼が募った。震災の混乱を割り引いても、市の対応には悔しさが込み上げてくる。
 フィリピンの両親からは「帰ってこい」と言われている。アナさんは「娘は日本の生活しか知らない。身寄りがなくても、娘のために日本で生きる」と決めている。

<津波より孤独怖い/韓国出身、吏理佳さん/石巻>
 4月21日午後2時4分、仙台市立病院の分娩(ぶんべん)室に産声が響いた。体重2985グラムの女の子は、英里奈と名付けられた。生後2カ月半、父親の大壁勇喜さん(49)の面影を日に日に濃くする。
 「かわいいしぐさをすると、パパがそばにいたらと思う」。母親の吏理佳さん(42)がそっと涙をぬぐった。勇喜さんは津波で流され、行方が分からない。
 韓国・済州島出身の吏理佳さんは2000年9月に来日。結婚紹介所のあっせんで、石巻市清水田浜でカキ養殖業を営む勇喜さんと結婚した。
 5年ほど前に日本国籍を取得した。「生活は楽ではなかったけれど、養殖網を自分で編むなど節約して、船の借金を返した」と吏理佳さん。英里奈ちゃんを含め1男3女の子宝に恵まれた。
 地震の後、吏理佳さんは義母(75)と3人の子どもと自宅2階に避難した。1階は浸水したが、2階は無事だった。
 地域の消防団長だった勇喜さんは「人を助けてくる」と家を飛び出した。水門を閉めている最中、津波にのまれたらしい―。人づてに聞いたが真相は分からない。義父(79)は養殖場近くで遺体で見つかった。
 子ども3人を抱えた妊娠33週の身重の体に、避難所暮らしは過酷を極めた。石巻市の紹介で仙台市の支援施設に子ども3人と入居した。
 「他人の世話ばかり焼いて、家族はいつも後回しだったけれど、優しいパパだった。英里奈は産まれた時から父親の愛を知らないなんて…」
 自分も父親を45歳の若さで亡くした。それだけに子どもたちがふびんでならない。
 吏理佳さんは「津波の恐怖より、夫がいないという現実の方が百倍怖い」と打ち明ける。抱えきれない不安。4人の子どもが心の支えだ。

★関連記事
証言/気仙沼の精神科病院/薬不足4日目、発作次々
2011年07月09日土曜日
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証言/被災地荒らし横行/がれき金属狙う集団
2011年07月08日金曜日
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焦点/再稼働対応、3県三様
2011年07月07日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110707_01.htm



証言/焦点 3.11 大震災{河北新報・連載記事}
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
河北新報
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東日本大震災 「福島第一原発事故」アーカイブ(2) {福島民報 から2011年3月26・27日}

福島民報 から転載。これも記事数が多いため、記事本文は、URLからお読みください。記事タイトルのナンバーは、私が便宜的につけました。

福島民報
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東日本大震災
福島第一原発事故」アーカイブ
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/cat102/



水稲「浸種」冷蔵保存を 県農業技術情報

   県は26日、東電福島第一原発の事故に伴う農業技術情報の第二報を出した。水稲の移植を遅らせるため、種もみを水につける「浸種」を始めていた場合、冷 蔵庫で五度前後に保つよう呼び掛けている。これにより二週間程度、保存が可能になるという。  また、屋外の作...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農業技術情報を掲載 ホームページとモバイル県庁

   東京電力原発事故により本県農業に出荷停止などの影響が広がっていることを受け、県は25日から、ホームページとモバイル県庁に農業技術情報の掲載を 始めた。  放射性物質による営農や土壌への影響が懸念されることから、予定している農作業を延期するよう呼び...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

出荷自粛外の本県農産物 東京で引き受け 石原都知事

県災害対策本部を訪れ、佐藤知事の出迎えを受ける石原都知事=24日午後1時18分ごろ
   福島第一原発事故で本県の野菜が摂取制限や出荷停止の指示を受けた問題で、東京都は出荷自粛の対象外となっている農産物については県とJAと調整の上、 東京都の市場で引き受けることにした。25日、福島市の県災害対策本部を訪れた東京都の石原慎太郎知事が佐藤雄...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊町役場機能若松に 住民受け入れも市に要請

  大熊町は25日までに会津若松市に対し、役場機能の移転や住民の受け入れなどを要請した。菅家一郎市長が同日の市災害対策本部会議で明らかにした。  渡辺利綱大熊町長が菅家市長を訪ね、直接協力を求めた。事務レベルで協議を始めるが、菅家市長は受け入れに前向...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国に原発収拾求める意見書 福島市議会採択

  福島市議会は25日、最終本会議を開き、福島第一原発事故の早急な事態収拾を国に求める議員提出の意見書を採択した。  意見書は農業を主要産業とする本市では風評による影響は計り知れないと指摘。(1)原子炉を廃炉とすることを前提に速やかに放射性物質の拡散...[記事全文

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富岡出身 広畑義久埼玉県副知事 県民の支援全力尽くす

避難者の支援を約束する広畑副知事
   富岡町出身の広畑義久埼玉県副知事は25日、福島民報社のインタビューに応え、被災した古里への思いや双葉町をはじめ埼玉県に避難している多くの県民へ の支援に全力を尽くす考えを示した。(浪江支局長・浅見 公紀)  -多くの県民が避難所で温かい支援を受け、...[記事全文

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小児は問題なし 川俣で甲状腺被ばく調査

   国の原子力災害現地対策本部は、福島第一原発の事故で屋内退避の対象になっている半径20~30キロ圏より外側の二カ所で小児に対する甲状腺被ばく調査 を行った。川俣町内で計66人を調べ、全て問題ないと判断した。  緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシス...[記事全文

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原発事故関連死(24)「因果関係」を確信 死の償い、遺影に誓う<福島民報「原発事故関連死」

福島民報原発事故関連死」から全文転載

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原発事故関連死(24)「因果関係」を確信 死の償い、遺影に誓う
2013/03/19 11:28
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6681.html
▼全文転載



川俣町仮設住宅で裁判資料を読む幹夫さん
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6681.html

 「はま子は原発事故で精神的な病気になって自殺したんだよ」
 渡辺幹夫さん(62)は東京電力福島第一原発の事故によって、川俣町山木屋の自宅から福島市小倉寺に避難してからの妻はま子さん=享年(57)=の衰退ぶりを思い起こし、そう確信している。
 原発事故から自殺するまでの約3カ月半、はま子さんは明らかに事故以前のはま子さんではなかった。医療機関の診察は受けなかったが、身近で接していた幹夫さんには分かった。
 はま子さんは元来、社交的な性格で、近所の人たちを冗談で笑わせるのが山木屋での自然な姿だった。
 避難後、はま子さんからは笑顔が消え、体重が減った。買い物に行くと、食材や衣服を要領よく選べないことがあった。慣れない避難先では周囲の目を過剰に気にするようになった。普通の精神状態では考えられない行動や症状が次々と出ていた。
 「はま子さんの変化を見れば、原発事故と自殺には因果関係がある」
 相談を受けたいわき市の広田次男弁護士は、東電の責任を追及すると決めた。
 広田弁護士は平成24年4月、はま子さんの自殺の原因は原発事故にあるとして、計約6000万円の損害賠償の支払いを東電に申し入れ、東電との交渉を目指した。
 翌月、東電側の弁護士から回答があった。はま子さんが自殺した経緯や当時の健康状態についての詳細な資料を提出しなければ、対応しないという趣旨だった。
 東電の意に沿う資料を作成するには、相当な時間や人員が必要だった。「提訴するしかない」。広田弁護士の方針を聞いた幹夫さんも同意した。交渉に応じようとしない東電に強い怒りを感じた。
 はま子さんとの結婚生活は38年間だった。ただ、幼なじみの2人は同じ保育所に通い、約60年にわたり身近で暮らしてきた。
 生まれ育った山木屋で、穏やかな老後を過ごすつもりだったが、原発事故で台無しにされた。揚げ句の果てには家族との幸せな暮らしは、妻の自殺という最悪の結果によって奪われた。
 耐え難い思いは膨れ上がり、東電への憤りは日増しに強まった。
 提訴には長男と次男も賛成してくれた。「はま子の死の償いをさせよう」。幹夫さんは遺影に誓った。

カテゴリー:原発事故関連死

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【忘れない、立ち止まらない】内外に広がる風化 「震災の恐怖」が「薄れていく恐怖」★(1)zakzak

zakzak
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【忘れない、立ち止まらない】内外に広がる風化 「震災の恐怖」が「薄れていく恐怖」★(1)
2013.03.05
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130305/dms1303050712001-n1.htm
▼全文転載


公共施設の解体が進んだ陸前高田市内(東海新報社提供)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20130305/dms1303050712001-p1.htm


 「復興も進んで、だいぶ落ち着いたようですね」

 こうねぎらわれるたび、思わず言葉に詰まる。こちらが曖昧な笑みを返すだけなのを見て、相手もいぶかしく思うらしい。気まずい思いをさせて恐縮なのだが、なんと答えたら分かってもらえるだろうと考えを巡らせるうちに、つい絶句してしまうのだ。

 東日本大震災発生から、まもなく丸2年を迎える。

 カーテンを体に巻きつけ、寒さをしのいだ3月。消えた家族を捜し、徒歩で遺体安置所を回る毎日。足の踏み場なくうごめく蛆(うじ)、そして蜂ほどもある蠅の大群におびえる夏-そうした日々は確かに過ぎた。

 仮設住宅への入居で一段落、町にあふれた報道陣やボランティアも大半が去り、住民も落ち着きを取り戻したかのように見えるだろう。

 だが決して、被災前の暮らしが戻ったわけではない。むしろ、以前にも増して“失い続けている”と言っていい。

 陸前高田市では被災した公共施設の解体が始まり、昨秋から建物との「お別れ式」が相次いだ。がれきが片付けられ、初めから何もなかったと言わんばかりに広がる更地。ひとつ、またひとつと“町の記憶”が失われていく。

 以前を知らない人にどれほど言葉を尽くしても、もはや「そこに町があった」と想像することはできまい。空恐ろしいのは、視界から消えた途端、そこで暮らしていた者さえ、どこに何が建っていたのか定かでなくなってしまうことだ。

 内にも外にも広がる風化。「震災の恐怖」が、「薄れていく恐怖」。このまま忘れ去られるばかりなのかと、住民は焦燥感を募らせる。

  さらに、だだっ広い浸水域を目にし、改めて「ここへ住むことまかりならぬ」という現実を突き付けられる。高台移転の実現は何年先になるのか、具体的なスケ ジュールはまだほとんど示されていない。見通しのきかぬ濃い霧中へほうり出されたような歯がゆさは諦念に変わり、「もうずっと仮設でいい」という声が、高 齢者のみならず若い世代からも聞こえ始めた。

 これまで無我夢中で走ってきた人たちが、ふとわれに返り「まだこれしか進んでいないのか」と立ち止まってしまうと危険だ。下手をすれば、そこから先に進む気力を保てなくなってしまうからだ。

 この2年、闇の中から必死にはい上がってきたものの、多くの人は心身ともに、いつまた転げ落ちるか分からないギリギリのバランス上にある。被災地ではあの日から何も“終わって”などいない。それどころかまだ“始まって”すらいないのだ。

 ■鈴木英里(すずき・えり) 1979年、岩手県生まれ。立教大卒。東京の出版社勤務ののち、2007年、大船渡市・陸前高田市・住田町を販売エリアとする地域紙「東海新報」社に入社。現在は記者として、被害の甚大だった陸前高田市を担当する。


【忘れない、立ち止まらない】被災地の実態とは異なる“美しい虚像”★(5)<zakzak
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【忘れない、立ち止まらない】見るだけ、聞くだけで都合良く“ルール”を守り動かない政府 (4)★(4)
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【忘れない、立ち止まらない】「子は地域の宝」未来を“拓く”ための道筋を★(3)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130307/dms1303070710003-n1.htm

【忘れない、立ち止まらない】「防潮堤」で気付かされた自然へのおごり★(2)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130306/dms1303060711001-n1.htm

【忘れない、立ち止まらない】内外に広がる風化 「震災の恐怖」が「薄れていく恐怖」★(1)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130305
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ナゾの死を遂げたもんじゅ調査担当者 死の直前の言葉<dot.(AERA×週刊朝日)

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ナゾの死を遂げたもんじゅ調査担当者 死の直前の言葉
(更新 2013/3/ 6 16:00)
http://dot.asahi.com/news/incident/2013030500067.html
▼全文転載


 福島第一原発事故から2年。これまで「原子力ムラ」の弊害はさまざまに語られてきたが、彼らがどう結びつき、どう活動していたのか、その実態を示す証拠 は少ない。しかし、動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現在の日本原子力研究開発機構)の総務部次長だった故・西村成生(しげお)氏(当時49)が残した膨 大な資料には、そのすべてが記録されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班が、この「西村ファイル」を独占入手した。

*  *  *
 西村氏は1996年1月13日、宿泊先のホテルで変死体で発見された。妻と上司、同僚に宛てた3通の遺書が発見され、警察は飛び降り自殺と断定。マスコミでも、“ナゾの死”は大きく報じられた。しかし、妻のトシ子さんはこう話す。

「夫の死について動燃に説明を求めても、ほとんど情報を出してくれない。会社にあったはずの遺品も返してくれず、逆にこちらの動向を探るような対応ばかりだった。遺書の内容や遺体の状況にも不審な点が多く、『これはおかしいな』と思い始めたんです」

 不信感を募らせた遺族は、旧動燃を相手どって損害賠償を求める訴訟を起こしたが、2012年1月、敗訴が確定。しかしいまもトシ子さんは夫の死に疑念を持ち続けている。その理由の一つが、西村さんの残したファイルの存在だった。

 中央大学法学部を卒業した69年に動燃に就職した西村氏は、20代半ばでトシ子さんと社内結婚、主に文書課や秘書課など事務畑を歩み、文書課長、総務部次長と順調に出世の階段を上っていった。

「文書課では、科学技術庁や通商産業省など国に提出する文書作成の責任者でした。文書の文言から句読点まで細かく気にしていた。そんな経歴もあって、幹部が出席する会合に同席し、議事録を取ることも重要な仕事でした」(トシ子さん)

  几帳面でまじめな性格だった西村氏は、自らの仕事にかかわる資料を逐一、ファイルに収集し、保管し続けていた。そのファイルを読むと、西村さんが長年、家 族にも話さなかった“秘密の業務”に従事させられていたことがわかる。西村氏は、動燃のさまざまな“暗部”に触れざるを得ない立場だったのだ。トシ子さん が続ける。

社内結婚ですから、私も動燃のことはある程度、理解できます。でも、役職が上がるにつれて夫は家で仕事の話をあまりしなくな りました。仕事内容はおろか、出張先すら教えてくれない。亡くなる直前、珍しく会社の話をしたときは、『もんじゅの事故調査を命じられたが、もうイヤだ』 と言っていた。残された資料を見て初めて、夫がさまざまなトラブル処理や“工作”にかかわっていたことがわかり、驚きました」

週刊朝日 2013年3月15日号

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原発施設反対派に露骨な“監視”する動燃
(更新 2013/3/ 7 07:00)
http://dot.asahi.com/news/incident/2013030500068.html
▼全文転載


 1996年1月13日、高速増殖原型炉「もんじゅ」の事故隠蔽問題について調査を担当していた、西村成生(しげお) 氏(当時49)が変死体となって発見された。動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現在の日本原子力研究開発機構)の総務部次長だった西村氏は生前、動燃のさ まざまな“暗部”に触れざるを得ない立場にあった。その西村氏が残した膨大な資料、「西村ファイル」をひもとくと、原発や関連施設をめぐる反対派の市民運 動家へ露骨な“監視”の様子が記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班が明らかにする。

*  *  *
 1988 年、岡山県と鳥取県の県境にあるウラン鉱山・人形峠で、「ウラン残土問題」をめぐって住民と動燃の対立が起きた。これに関する資料では、動燃が住民につい て詳細に調べ上げていたことが分かる。住民の名前、生年月日、職業のほか、動燃に対する理解、住民に対する「工作方法」などについても記載があった。調査 は家族関係にも及び、多くの世帯で家族の勤務先や家庭事情まで詳細に書かれていた。

 動燃は、都会から離れた小さな集落ならではの濃密な 人間関係を、巧妙に「工作」に利用しようとしていた。たとえば、地元の有力地権者Aさんの項目には、〈本人は養子のため、養母、妻の意見に従うようであ る。方面(かたも)地区内の親しい知人、親せき等を説得し理解を求めたい〉

 農家Bさんについては、〈本家の○○を使い説得〉などと記載されている。ほかを見ても、「工作」方法はいよいよ具体的だ。

〈地元では、○○と本家分家の関係にある ○○町議→○○→本人の説得〉(県職員Cさん)〈本人は養子のため、実権は養母にある。区内の動きに従うことが多く、婦人会、親せき等の利用も考えられる〉(教員Dさん)

 地域独特の本家、分家や養子縁組と言った関係や地区の婦人会などを利用し、「工作」に使おうとしていたのだ。資料には、頻繁に「町議」の名前が出てくる。東郷町議だった前田勝美氏(現・湯梨浜町議)のことだ。本人がこう語る。

「その時の動燃人形峠事業所の所長が私の親類だった関係で、地元住民の説得を頼まれました」

 実際、その依頼で住民の説得をしたという。動燃は、政治家まで動員して“懐柔”に動いていたのである。

週刊朝日 2013年3月15日号
    

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★どう?ごまかそうと、時間が経てば段々、いろいろな状況証拠が出て来ます。更に、疑問があります。アメリカのアーニー・ガンダーセン博士によると、3号 機使用済み核燃料プールは、無事ではないと言う仮説があります。もし、アーニー・ガンダーセン博士の主張するとおりなら、3号機使用済み核燃料から、かな りの量の放射能が放出された可能性があります。そうすると、これまでの漏れ出したとされる放射能の総量は、全然違うことになります。つまり、汚染度がこれ までの推計を大幅に上回ると言うことになります。

#福島原発 3号機は水素爆発と保管核燃料臨界爆発!ガンダーセン (2011年)YouTube
2013-03-24 23:33:27
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11497431141.html


★そして、気になることがあります。
東電の大ウソ証明 やっぱり原発汚染水ダダ漏れ続いていた<「日々担々」資料ブログ>
2013-03-19 00:05:22
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11493345070.html

この記事の中で、東京海洋大教授の神田穣太さんは、こう発言しています。
神田教授によると、今回はじき出した試算からも、これほど高濃度の汚染魚が出てくることは考えられないという。

「非常に不思議です。事故当初の4、5月の放射能レベルがこれまでいわれていた以上にひどかったのか、原因ははっきりとは分かっていません。現在、いろいろな可能性を議論しているところです」(神田教授)

つ まり、今回発覚した汚染を加えても、原発近くで捕獲された魚から計測された汚染が、ひどすぎると言っています。ここから考えてみると、何か別の汚染が(し かもひどい)在ったことが推測されます。それが、3号機使用済み核燃料プールから、アーニー・ガンダーセン博士が放出されたと主張する大量の放射能である 可能性があるのです。もし??アーニー・ガンダーセン博士が主張するように、3号機使用済み核燃料プールの使用済み核燃料の一部、または大半が吹き飛んでしまっているとしたら???
これまでの認識を変える必要があります。



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福島第一原発から湾内に流出した放射性セシウム約17兆ベクレル!-東京電力の試算の100倍!
 2013年3月24日 18:00
http://www.best-worst.net/news_azW8YcULvQ.html
▼全文転載


■海洋流出の汚染水の放射性セシウム約17兆ベクレル

福島第一原発湾内で次々に発見される高濃度汚染魚。

3月15日には1キログラム当たり74万ベクレルのアイナメが捕獲されたことが報道された。

ベクレル



福島第一原発港湾内が非常に高濃度の放射性セシウムで汚染されていることは確実である。

東京海洋大学教授が試算

今月に入り、東京海洋大学の神田穣太教授が福島第一原発の汚染水により約17兆ベクレルの放射性セシウムが海洋に流出したことを発表した。

この試算結果は、汚染水の流出が停止したとされる2011年6月から1年4か月の間に流出したとされる放射性セシウムの量となっている。

東京電力では2011年6月以降は汚染水が湾内に漏れ出したことは無いと発表している。

同教授は湾内の放射性セシウム濃度が一向に下がらないことからこの試算を行ったとしている。

東京電力試算の100倍以上!

東京電力が試算している汚染水に含まれている放射性セシウムの量は約1億5000ベクレル

今回の神田穣太教授が発表した約17兆ベクレルという放射性セシウムの量は東京電力の試算の100倍以上の量となる。

外部リンク
福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果-魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/

東京海洋大学
https://www.kaiyodai.ac.jp/

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★関連記事
東電の大ウソ証明 やっぱり原発汚染水ダダ漏れ続いていた<「日々担々」資料ブログ>
2013-03-19 00:05:22
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11493345070.html
アイナメにセシウム基準7千倍超 第1原発港湾で捕獲<東京新聞 TOKYO WEB>
2013-03-19 00:04:45
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11493350045.html



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“恐喝国家”中韓と向き合うヒント 英仏の「謝罪しない外交」 <zakzak>

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“恐喝国家”中韓と向き合うヒント 英仏の「謝罪しない外交」
2013.03.10
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130310/dms1303101123006-n1.htm
▼全文転載


南京大虐殺記念館を訪れた鳩山由紀夫元首相。国内だけでなく、米国、中国など各国に対し誤ったメッセージを送り続けた=2013年1月17日(ロイター)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20130310/dms1303101123006-p1.htm

 日本は中国や韓国に繰り返し過去を責められ外交上の大きな障害になっているが、英国やフランスもまた植民地統治という過去を背負う。昨年末から今年にか けてインド、アルジェリアで歴史にまつわる訪問をした英仏首脳は、非道を認めたが謝罪はしなかった。旧植民地側はこれを冷静に受け止め、実質的な関係を強 化する約束を行っている。負の過去を絆に切り替えた外交は今後、多くの国々に影響を与えそうだ。(坂本英彰)

■「謝罪ではなく敬意と理解」 英首相の向き合い方

 キャメロン首相は2月に訪印した際、統治時代の虐殺事件の現場を英首相として初めて訪問した。1919年、集会の参加者に英軍が発砲し、数百人以上の死者が出た北部パンジャブアムリトサルだ。

 キャメロン氏は犠牲者を慰霊する碑に献花して頭を垂れ、「英国史において深く恥ずべき出来事。われわれは決して忘れてはいけない」と記帳した。

 記者らに謝罪の言葉がなかった理由をたずねられ、キャメロン氏はこう説明した。

  「私が生まれる40年以上も前に起こったことに、どう対処すべきなのか。当時の英政府はすでに正しく事態を批判し、(戦争相だった)チャーチル氏は『醜 悪』と非難した。私がすべきことは歴史を遡(さかのぼ)って謝罪できることを探すことではなく、起こったことに敬意と理解を示すことだ」

  英紙ガーディアンは「虐殺への謝罪なきキャメロン氏が弁護」(電子版)との見出しで報じ、事件で曾祖父を亡くしたインド人男性の「恥ずべきことだというの なら、なぜ謝罪しないのか」という批判を取り上げた。一方、「現地で哀悼の意を示してくれたことは謝罪以上のものだ」という関係者の感想も紹介しバランス を取っている。

 アムリトサル虐殺事件は独立運動に火をつけた象徴的な出来事として、アカデミー賞映画「ガンジー」にも描かれた。英国は死者数を379人とし、後にインド側は1千人以上と修正している。

 英国とって忌まわしい地への「謝罪なき訪問」は、政治的に危険な賭けだった。1997年、エリザベス女王夫妻が訪れた際には、群衆から非難の声が浴びせられた。死者数が誇張されているとフィリップ殿下が発言したことに、強い反発が起きたのだ。

 しかし今回、キャメロン氏の慎み深い態度にインド社会は冷静だった。謝罪の有無についてもメディアがあえて話題にしたという程度にとどまった。

■「必ずしも祖先の失敗の責任を負うわけではない」

  キャメロン政権は昨年11月、インドへの財政支援を2015年で終了すると発表している。インドは長年にわたる最大の援助先だったが、宇宙開発も進める国 に対する支援に英国内で批判が高まっていた。「援助は過去、これからは貿易だ」(クルシード外相)と前向きに受け止めたインド側の期待に応え、キャメロン 氏は経済人ら過去最大規模の訪問団を引率。両国は共同声明で、原子力協定の交渉開始などを発表した。

 世界最大の民主主義国として急成長するインドと対等の関係に踏み出す旅で、アムリトサル訪問は過去へのけじめとして重要な意味を持っていた。

 「特別な関係」という対米関係だけに使われていた言葉をキャメロン氏は今回、インドとの関係に使ってみせた。植民地だった米国が旧宗主国をしのぐ大国になりながら強い関係を保っていることになぞらえ、他国が割り込めないインドとの絆を持ち上げたのだ。

 歴史学者のインド国立公文書館館長、ムシルル・ハサン氏は、タイムズ・オブ・インディア紙に、こうコメントした。

 「現代人は必ずしも祖先の失敗の責任を負うわけではない。もしキャメロン氏が謝罪していたら、謝罪要求が次々と出て悪い先例となっていたことだろう」

 開き直らず、卑屈にもならず、キャメロン氏はこの言葉を、インド側から引き出した。鋭敏な外交手腕を発揮したといえる。

■フランスがマリに軍事侵攻ができた理由

  かつて大英帝国と覇権を競ったフランスも、旧植民地との関係の再構築を図っている。昨年12月、オランド大統領は独立50年を迎えたアルジェリアを訪れ、 「132年間にわたって不公正で残酷なシステムを強いた」と植民地統治の非道や統治下で行われた虐殺の事実を認めた。「悲劇的な時も苦痛に満ちた時もあっ たが、歴史は語られなければならない」と謙虚だが謝罪の言葉はなかった。

 アルジェリアのブーテフリカ大統領はかつてナチスにもたとえてフランス治安当局による虐殺を非難したこともある。そんな厳しい言葉は影を潜めた。良好な関係を保つ方が、はるかに利益をもたらすからだ。

  この訪問で両国は「特別に強力な2国間関係の新しい章を開く」と宣言、防衛から文化に至る15項目で合意した。アルジェリア初の自動車工場建設というプロ ジェクトもそのひとつだ。仏自動車メーカーのルノーがアルジェリア企業と合弁で設立する。フランス側もマリへの軍事侵攻で、軍用機のアルジェリア領内通過 という果実を得ることになった。

■未来のつくり方

 人権意識の高まりは、歴史をさか のぼって国家の行為を問い正す風潮を招いた。近代法は祖先の罪を子孫に相続させることはないが、国家の行いについての基準はまだない。奴隷制や植民地支配 など先進国の多くは何らかの罪を告発されて被告席に立ち、法律なき道徳裁判が進んでいる。

 法が行き届かない部分の争いは、政治や交渉で解決するしかない。国をまたげば外交となる。英仏首脳が相次いで示した同様の振る舞いは今後、政治的な着地点の基準になるだろう。謝罪はしないが忘れもしないという妥協への歩み寄りは結局、両国の現在と将来に利益をもたらす。

 英仏に続いて先進国入りした日本は、過去の呪縛に絡め取られたままだ。大阪市の橋下徹市長が日本の近現代史をテーマにした教育施設の構想を発表した。近隣国との果てしない論争から抜け出す方策を探るためにも、世界各国の取り組みを紹介してはどうだろうか。

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北、中国も脅す!したたか“恫喝外交”の狙い ミサイル発射・核実験同時に…<zakzak>

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北、中国も脅す!したたか“恫喝外交”の狙い ミサイル発射・核実験同時に…
2013.03.09
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130309/frn1303091447004-n1.htm
▼全文転載


北朝鮮の金正恩第1書記(右)は中国も脅すのか (ロイター)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/photos/20130309/frn1303091447004-p1.htm

 朝鮮半島の緊迫度が増してきた。北朝鮮の3度目の核実験を受け、国連安全保障理事会で制裁決議が採択されたが、北が猛反発しているのだ。「核による先制 攻撃」など脅迫を繰り返す北の狙いは、米中から援助を引き出すことにある。専門家は「脅しの手段としてミサイル発射と核実験の同時実施もある」と指摘。北 の核小型化は「日本を標的にしている」との見方も浮上するなど不穏な空気が漂っている。

 11日から始まる米韓軍事演習「キー・リゾルブ」をにらみ、北の軍幹部が、朝鮮戦争の休戦協定の効力を完全かつ全面的に白紙化すると表明した。さらに8日には、板門店の南北直通電話を直ちに断絶すると宣言。ホットラインを切るとも迫ってきた。

  北の一連の行為に対し、韓国軍合同参謀本部は、実際に挑発すれば「挑発の原点と支援勢力はもちろん、指揮勢力まで強力に反撃する」との声明を発表。韓国国 防省報道官は8日、北が核先制攻撃の権利行使まで言及したことについて、「自由民主義体制があり、(人々が)幸福に暮らす韓国を核で攻撃したら、人類の 意志により、金正恩政権は地球上から消滅するだろう」と怒りをあらわにした。軍事演習初日の11日が近づくにつれ、緊張感が増している。

  現時点で北が振り上げた拳を下ろす気配はない。むしろ、日本の防衛省関係者は「実は、各国の反発は織り込み済み」とし、「米国との直接交渉を実現して援助 を引き出すのがねらい。ミサイル発射と、核の先制攻撃というよりは核実験を同時期に行う目算が立ったことから、強硬な態度を貫いているのではないか」と注 視している。

 ミサイル発射と核実験が同じタイミングで実施されるだけでも周辺国が受けるショックは大きい。

 人民を飢 えさせる国にそんな余裕はないはずだが、『国防の常識』(角川学芸出版)などの著書がある元航空自衛隊員の軍事ジャーナリスト、鍛冶俊樹氏は資金ルートに ついて、「2月の核実験にイランの科学者らが立ち会った際、イラン側から北に日本円で数十億円のカネが支払われたといわれる。北は多大なコストをイランか ら回収する“ビジネスモデル”を確立した。反米のイランにとって核は絶対に手に入れたい兵器なので支援は惜しまないだろう」と解説する。

 イランは欧米諸国からの経済制裁で苦しい立場にあるが、産油国のため一定の収入は確保している。北の兵器開発を支える程度の資金はあるというわけだ。

  北はいつ、ミサイル発射と核実験に踏み切るのか。11日からの米韓軍事演習を機会に暴発する可能性はゼロではないが、鍛冶氏は「金日成国家主席の誕生日に あたる4月15日前後が有力だ。昨年のミサイル発射実験はこの日に近い4月13日に行われ、失敗した。ミサイル、核の双方を一緒に成功させれば昨年の失敗 を帳消しにでき、国内の結束力も高められる」と予測する。

 兵器開発を加速させ、さらに休戦協定の白紙化まで持ち出した背景には、中国との間に生じた溝がある。

  朝鮮半島情勢に詳しい現代コリア研究所の佐藤勝巳所長は「北朝鮮が中国の忠告を無視し続けたことで両国の関係が冷え込み、中国からの援助が期待できなく なった。そこで、休戦協定の白紙化を持ち出し『戦争するぞ』と中国を脅している。北と韓国が軍事衝突すれば、自動的に中国、米国は参戦しなければならず、 両大国の全面戦争になる。中国はその事態を絶対に避けたい。中国の足元をみた北が『戦争』で脅し、援助を引き出そうとしている」とみている。

 イランという新たな資金源を得た上、米国と中国の双方から援助を受けようとする。「恫喝外交」の本家は極めてしたたかだ。

■関連記事
 ⇒ 北、暴走を加速 米国に核攻撃予告 泥塗られた中国も激怒
2013.03.08
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130308/frn1303081141001-n1.htm

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焦点/“仮設孤独死”宮城で2人/きめ細やかなケア必要<証言/焦点 3.11 大震災「河北新報」

証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連載記事」から全文転載
※記事数が多いため、一部転載し、ほかは記事タイトルとURLの掲載です。

河北新報
トップ >http://www.kahoku.co.jp/
焦点/“仮設孤独死”宮城で2人/きめ細やかなケア必要
2011年07月16日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110716_01.htm

▼全文転載


額田勲氏
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2011/20110716012jd.jpg


 東日本大震災仮設住宅で、誰にもみとられず「孤独死」した一人暮らしの被災者が、宮城県内で2人相次いでいたことが確認された。仮設住宅への入居が進む中で、被災者の健康管理や孤立を防ぐコミュニティーづくりが、緊急の課題となっている。

◎住民交流の場設置/見守り活動を強化

 塩釜市伊保石の仮設住宅で6月29日、男性(79)が亡くなっているのが見つかった。市によると、男性と連絡が取れないことを心配した親族が29日午後6時ごろ、住宅を訪れ、部屋の布団の上に倒れている男性を発見した。病死とみられる。
 塩釜市にある自宅は震災で半壊。男性は3カ月間、避難生活を送った後、6月13日に仮設住宅へ入居した。週1回デイサービスに通い、市の高齢者訪問指導の対象にもなっていた。28日夕も市職員が電話で話をしたという。
 仮設住宅には近隣自治体も含め、135戸が暮らす。市は仮設住宅での孤独死を防ぐため、保健師が巡回しているほか、管理人も常駐させて目配りしている。市生活福祉課は「高齢者や障害者の巡回を強化したい」としている。
 名取市愛島笠島の仮設住宅「愛島東部団地」(182戸)では6月11日、女性(81)が倒れているのを、訪ねてきた親族が発見した。女性は死亡が確認された。
 市によると、女性の死因は不明だが、高血圧の既往症があったという。団地は5月末に入居開始し、同市閖上3、4丁目の住民を中心に、174戸に152世帯約400人が居住する。
 名取市仮設住宅管理室は「入居から2週間もたっておらず、自治会もなかった。声掛けや巡回訪問など、きめ細かなケアを考えたい」と話す。
  1995年の阪神大震災では、仮設住宅での孤独死が問題視された。兵庫県警によると、仮設住宅が存続した99年までに、誰にもみとられず亡くなった一人暮 らしの被災者は233人に上った。この教訓から、自治会などによる見守り活動や、住民が交流できる場の重要性が指摘されてきた。
 宮城県は「一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯が地域から孤立し、意思や状況が周囲に理解されないまま結果として死に至った状況で発見される」ケースを「孤立死」と定義。2006年から実態調査している。
 県長寿社会政策課は「市町村には民生委員などにお願いし、しっかり被災者の状況を確認するよう呼び掛けたい」としている。

仮設住宅孤独死問題・額田勲医師に聞く/防止へ自治会設置有効

 仮設住宅での「孤独死」をどう防ぐか。阪神大震災後、神戸市内の仮設住宅に診療所を開き、災害時の孤独死の問題と向き合ってきた医療法人倫生会神戸みどり病院理事長の額田勲医師(71)に聞いた。

 ―阪神大震災で向き合った孤独死の実態は。
 「発生から7カ月後の1995年8月、1700戸が建つ神戸市最大の仮設住宅に仮設診療所『クリニック希望』を開設し、内科中心の診療を行った。患者を待つだけでなく、全戸訪問して健康状態をチェックするなど、被災者と向き合うことを心掛けてきた」
 「健康を損ねていながら、経済的な事情や、生きることへの無気力感などから通院が遅れ、死亡する被災者は少なくなかった。『独居死』とは異なる『孤独死』という概念を打ち出すきっかけとなった」
 ―東日本大震災の被災地と阪神大震災との相違点、今後の課題は何か。
 「4月中旬から4回、東日本大震災の被災地に入り、調査した。仮設住宅の大半が100戸程度と小規模で、神戸より細かな目配りは可能だと感じる。大都市部の神戸と三陸沿岸部とでは人間関係の文化も異なる」
 「ただ、16年間での社会の変化も大きい。高齢化が進展し、一人暮らしも増えた。『孤独死』のリスクは高まっていると言える」
 ―被災者を孤立させないために、必要なことは何か。
  「被災者の孤立を防ぐ方法に、王道はない。こまめに誰かが足を運ぶしかない。だが、その『誰が』という部分が難しい。神戸では、仮設住宅を訪問するボラン ティアを煩わしいと受け止め、『ボランティアお断り』と張り紙を出した被災者もいた。自分の経験から健康管理を通じて被災者とかかわると、プライバシーの 問題も含め心の壁は低くなると感じる。仮設住宅で自治会を作ることも有効な手段の一つだ」
 「避難所は衆人環視の環境で全体像が見えやすいが、仮設に移ると一気に『見えない』生活になる。医療によるカバー体制の構築を含めて被災者の生活をどう支えるか、これからが本番だろう」

<ぬかだ・いさお氏>1940年、神戸市出身。京都大薬学部、鹿児島大医学部卒。80年、神戸みどり病院院長。2003年から現職。神戸生命倫理研究会代表。著書に「孤独死~被災地神戸で考える人間の復興」など。

証言/焦点 3.11 大震災{河北新報・連載記事}
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
河北新報
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焦点/病床確保へ連携不可欠/資金・人材、障壁にも<証言/焦点 3.11 大震災「河北新報」

証言/焦点 3.11 大震災「河北新報・連載記事」から全文転載
※記事数が多いため、一部転載し、ほかは記事タイトルとURLの掲載です。

河北新報
トップ >http://www.kahoku.co.jp/
焦点/病床確保へ連携不可欠/資金・人材、障壁にも
2011年07月20日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110720_01.htm
▼全文転載


津波被害を受けた石巻市立病院。入院患者を受け入れられなくなり、圏域における病床の確保が急務となっている=16日、石巻市南浜町
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2011/20110720004jd.jpg

 東日本大震災の津波で多くの入院施設が被害を受けた石巻市で、病床の確保が待ったなしの急務となっている。石巻市立、石巻赤十字の両病院が仮設病棟(病 院)の建設を検討しているが、資金調達や医療スタッフの確保が障壁となり、実現の道筋は判然としない。医療関係者からは両病院の連携を促す声が上がり始め ている。(肘井大祐、土屋聡史)

◎石巻市立と日赤/仮設病棟ともに検討

<再開めど立たず>
 県医療整備課による と、石巻市では震災後、石巻市立(206床)、同雄勝(40床)、恵愛(120床)の3病院が入院患者を受け入れられなくなった。恵愛病院は国の災害復旧 補助金を活用した診療再開を検討しているが、残る2病院は入院患者受け入れ再開のめどが立っていない。
 市立病院にあった急性期病棟の機能をカバーしようと、被災を免れた石巻赤十字病院は年内中に仮設病棟として80床の増床を計画した。既に病院敷地内に用地を確保し、事業費は5億~8億円。医師30人、看護師75人の増員を見込む。
 金田巌副院長は「手術室や検査機器などを使える赤十字病院に仮設病棟を造れば効率的だ」と話す。同病院の病床稼働率は97%(6月)と高い。病床を増やさないと、入院患者を受け入れられなくなる恐れもある。
 石巻市立病院も年度内に100~130床の仮設病院の建設を目指す。建設地は市北部の企業団地が取り沙汰されおり、事業費は約20億円に達する見通しだ。市議会内には、仮設ではなく、国の補助金を使える現在地(同市南浜町)での建て直しを推す声もある。
 市病院局は「地域の医療資源を赤十字病院に集中させるのは、リスクを伴う」と強調する。関係者によると、避難所などの仮設診療所では市立病院の医師(26人)の半数や看護師(150人)の大半が活動しており、引き続き市立病院での勤務を望んでいるという。
 震災後の地域医療に対応する二つの病棟計画。県医療整備課は「両病院が仮設病棟を造るのは非効率的だ」と率直に言う。そもそも双方とも資金となる助成金や補助金を確保できるかは不透明。医師や看護師の数も限られるのが実情だ。

<引き抜きを警戒>
  石巻医療圏の仮設病床確保をめぐっては、県医師会や東北大などでつくる県地域医療復興検討会議も議論している。病棟の早期設置や医療スタッフの流出防止な どの観点から「赤十字病院と市立病院の医療資源と機能を共同で最大限に活用する」と打ち出し、連携の必要性をにじませた。
 赤十字病院は看護師らスタッフの確保には、外来患者の診療にとどまる市立病院の人材提供が不可欠と考えている。飯沼一宇院長は「従来の医療の質を保ち、仮設病棟を運営するためには今の人員では間に合わない。市立病院の協力を期待したい」と言う。
 石巻市側は赤十字病院への緊急応援に理解を示すが、「スタッフの派遣が将来的な引き抜きにつながりかねず、一時的な提供を想定している」(市病院局)と警戒する。
 病床不足はいずれ深刻化するが、病院による具体的な協議の見通しは立っていない。

★ほかの記事
焦点/災害遺構、撤去か保存か/揺れる被災地
2011年07月21日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110721_01.htm

焦点/建築制限、事業者焦り/復興計画遅れ足かせ
2011年07月18日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110719_01.htm

焦点/汚水処理 完全再開遠く/水質・漁業、影響懸念
2011年07月15日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110715_01.htm

焦点/学校夏休み変更広がる/冬も短く、既に計画
2011年07月10日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20110710_01.htm



証言/焦点 3.11 大震災{河北新報・連載記事}
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/index.htm
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東日本大震災 「福島第一原発事故」アーカイブ(3) {福島民報 から2011年3月27・28日}

福島民報 から転載。これも記事数が多いため、記事本文は、URLからお読みください。記事タイトルのナンバーは、私が便宜的につけました。

福島民報
トップ>http://www.minpo.jp/
東日本大震災
福島第一原発事故」アーカイブ
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/cat102/



農家、危機感消えず 県のハウス7品「安全確認」 なお風評を懸念 原発事故終息が不可欠

アスパラガスを栽培する本宮市岩根のハウスで風評被害の現状に憤る五十嵐さん=27日午後4時5分ごろ
   「県の安全宣言で野菜は本当に売れるのか」-。県が放射能測定で暫定基準値を下回ったハウス栽培野菜7品目の安全性を確認した27日、県内の生産農家か らは安堵(あんど)の声も上がったものの、風評被害への懸念は強い。土壌の放射能汚染調査の結果が出るまで県が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

20キロ圏一時立ち入り柔軟対応 避難者、歓迎の声 懸念の首長も

今後の対応策などについて話し合う遠藤富岡町長(奥)ら=26日午後3時20分ごろ、郡山市・ビッグパレットふくしま
   政府が27日、原発事故の影響で避難指示が出ている半径20キロ圏内への一時立ち入りに柔軟に対応する考えを示したの対して、県内の避難者から歓迎する 声が相次いだ。ただ、対象となる市町村の首長らからは「混乱が生じる」などの懸念も示された。  富岡町から東...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発30キロ圏内 社会福祉施設の移動先、連絡先発表

  県災害対策本部は26日までに福島第一原発の30キロ圏内にある社会福祉施設の移動先や連絡先を発表した。  施設名と連絡先は次の通り。かっこ内は元の所在市町村。  ◇屋内退避区域高齢者施設▽都路まどか荘(田村)0247(82)6644▽長寿荘(南相馬...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発周辺地域にガソリン 県など いわきにも配送

   県は26日、いわき市や民間事業者と連携していわき市の給油所にガソリン250キロリットルを供給した。さらに国と協力し、原発周辺の市町村の給油所に ガソリン76キロリットルを配送した。  灯油はいわき市内から236キロリットルが県内各地の避難所などに送...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自主避難希望の住民移送を手配 県「20~30キロ圏」対象

   県は東京電力福島第一原発の半径20~30キロ圏内から自主避難を希望する住民に対し、移送の手配などの支援を強化する。圏内に残る場合には生活物資の 供給を行う。  国が自主避難の方針を打ち出したことへの対応。  市町村と連携し、半径20~30キロ圏内の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国へ農畜産物被害支援要請 JA伊達みらい緊急会議で意見や要望

農作物支援対策などを要望した緊急会議
   東日本大震災原発事故に伴うJA伊達みらいの緊急会議は26日、伊達市の同JA本店で開かれた。農家や自治体が、国に対し農畜産物被害への支援を要請 した。  同JAの生産部、営農生活委員会の代表者らと民主党県連災害対策本部長の増子輝彦参院議員、同副本部...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1万2000人受け入れ可 大沢知事来県 佐藤知事に表明 群馬県

県災害対策本部を訪れ佐藤知事を激励する大沢知事(右)=26日午前10時55分
   約3千人の県民が避難している群馬県は本県からの避難者の受け入れ態勢を強化する。26日、群馬県の大沢正明知事が福島市の県災害対策本部の佐藤雄平知 事を訪問し、さらに多くの県民を受け入れることを約束した。延べ1万2千人の受け入れを計画している。  大沢...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島第一原発事故」アーカイブ
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原発事故関連死(25)「母の死で金取り」 思わぬ非難、家族苦悩<福島民報「原発事故関連死」

福島民報原発事故関連死」から全文転載

福島民報
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原発事故関連死(25)「母の死で金取り」 思わぬ非難、家族苦悩
2013/03/20 10:54
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6684.html
▼全文転載


はま子さんの遺影に訴訟の経過を報告する幹夫さん

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/images/IP130309TAN000126000_00.jpg

 川俣町山木屋の渡辺はま子さん=享年(57)=の自殺について、福島第一原発の事故を起こした東京電力の責任を追及する夫幹夫さん(62)の闘いの場は法廷に移ることになった。
 平成24年春、提訴に向けた準備が本格化した。原告は幹夫さんと長男、次男、長女の4人。はま子さんは原発事故による避難生活で精神をむしばまれ自殺し、原因は東京電力にある-というのが幹夫さんらの主張だ。
 幹夫さんは妻が避難中に衰弱していった様子をできる限り思い出し、克明に書面に記した。はま子さんの苦悩が身に染みて、苦しかった。
 「東電に命の尊さ、重さを理解させなければ」という思いはさらに強くなった。しかし思わぬ周囲の反応が家族を揺るがした。
 「裁判をやらなければよかった」。提訴する準備を進めていたころ、長男が打ち明けた。職場の同僚から「母の死をいいことに、金取りにかかっている」とやゆされた。次男も職場で同じような非難を浴びていた。初めて聞く、息子たちの悩みだった。
 「逃げたら駄目だ。立ち向かわないと」。2人を納得させたが、長男はしばらくして退職してしまった。
 「裁判を続ければ、家族がさらに傷つくのでは」。幹夫さんが悩んでいたころ、避難中に自殺した浪江町の男性の遺族が東電を訴える話を聞いた。
 はま子さんと同じようなケースだった。「一体、何人が俺らと同じようなつらさを我慢しているのか」。引いてはならないと自分に言い聞かせた。
 妻の自殺から約10カ月後の昨年5月18日、幹夫さんは約9000万円の損害賠償を東京電力に求める訴訟を福島地裁に起こした。避難中の自殺の責任を東京電力に問う訴訟は初めてのケースだった。
 口頭弁論はこれまで3回開かれたが、東京電力は具体的な主張を展開せず、裁判はあまり進んでいない。
 家族の代理人を務める広田次男弁護士は「東電は争う点や認める点を早期に明らかにすべきだ。訴訟が長引き、遺族の救済が遅れてしまう」と東京電力の姿勢を非難する。
 幹夫さんは今月9日、山木屋の自宅に一時帰宅し、はま子さんの遺影に訴訟の経過を報告した。
 「裁判しないと救済されないなんておかしいよな。何年かけても頑張るからな」
(連載は随時掲載)

カテゴリー:原発事故関連死

東日本大震災原発事故関連死」アーカイブ
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【忘れない、立ち止まらない】「防潮堤」で気付かされた自然へのおごり★(2)<zakzak>

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【忘れない、立ち止まらない】「防潮堤」で気付かされた自然へのおごり★(2)
2013.03.06
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130306/dms1303060711001-n1.htm
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津波はコンクリートの壁を破って、陸へ押し寄せた=2011年3月11日、岩手県大船渡三陸町(東海新報社提供)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130306/dms1303060711001-n1.htm

 「12・5メートルにするって、いつ、どう決まったんだ」「そんなもの本当に意味あんのか」。

 陸前高田市の防潮堤づくりに関する行政や議会とのやりとりのなか、市民はしばしばいらだちを滲ませた。

 4階建てビルに相当するコンクリートの壁が、海沿いに延々と続く…。想像するのも難しい非日常的光景であると同時に、それだけの高さ・規模と聞いて、まず住民が思い浮かべたのは、釜石市の全長2キロにわたる防波堤ではなかったろうか。

 「世界最深」のギネス記録を誇り、30年の歳月をかけて2009年に完成したこの“海の砦(とりで)”は、東日本大震災の大津波で崩壊。総工費1200億円が一瞬で水泡に帰した。

 津波を6分間遅らせる効果があったとも分析されているから、全く無意味だったとはいえない。だが。

 「人の造るものには限界がある」-。それがこの津波を経験した人に等しく宿る思いだろう。

 こうしたなか、「森で防潮堤を築こう」というプロジェクトが注目されている。埋め立てたがれきの上に盛り土して常緑広葉樹を植え、堤防を“育てる”-。横浜国立大の宮脇昭名誉教授が提唱するこの方法は、岩手の大槌町、宮城の岩沼市などで実現を目指すところだ。

 10~15年かけて地中深く根を張った木々は、押し波に耐えるだけでなく、引き波で人や物が流出するのを防ぐ。実際、カシやタブノキの木立がこの津波にビクともせず立ち、何十台もの車をせき止めている光景は圧巻だった。

  発災後まだ半年のころ、京都の高僧と陸前高田で出会った。その僧が「人間の傲慢さに、自然が警鐘を鳴らしたのだろう」と口にした。「罰があたったのだ」。 言外にその意を感じ取り、「なぜその罰を、東北がかぶらねばならなかったのですか」と叫びそうになるのをようやくこらえた。傷口に塩を塗るような、あまり に心ない物言いに思えてならなかった。

 だが今なら理解できる。人は自然のもとに、謙虚であらねばならないのだと。征してやろうなどというおごりは捨て、その力を借り、共存を探る姿勢が必要なのだ。

 大船渡、陸前高田の両市で、いまだ300人の行方が分からない。毎月一斉捜索が行われているが、この1年数カ月で見つかったのは「人骨がたった2片だけ」という事実を前に、森の防潮堤構想に携わる陸前高田出身の男性が思いを吐露した。

 「鎮守の森があれば、人が海へ“持っていかれる”のを防げたかもしれないのに」…。

 戻らない家族を、仲間を待ち続ける人たちの無念さを、置き去りにしてはならない。

 ■鈴木英里(すずき・えり) 1979年、岩手県生まれ。立教大卒。東京の出版社勤務ののち、2007年、大船渡市・陸前高田市・住田町を販売エリアとする地域紙「東海新報」社に入社。現在は記者として、被害の甚大だった陸前高田市を担当する。

【忘れない、立ち止まらない】被災地の実態とは異なる“美しい虚像”★(5)<zakzak
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【忘れない、立ち止まらない】見るだけ、聞くだけで都合良く“ルール”を守り動かない政府 (4)★(4)
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【忘れない、立ち止まらない】「子は地域の宝」未来を“拓く”ための道筋を★(3)
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【忘れない、立ち止まらない】「防潮堤」で気付かされた自然へのおごり★(2)
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【忘れない、立ち止まらない】内外に広がる風化 「震災の恐怖」が「薄れていく恐怖」★(1)
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/dms1303050712001-n1.htm



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【忘れない、立ち止まらない】「子は地域の宝」未来を“拓く”ための道筋を★(3) <zakzak>

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【忘れない、立ち止まらない】「子は地域の宝」未来を“拓く”ための道筋を★(3)
2013.03.07
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130307/dms1303070710003-n1.htm
▼全文転載


陸前高田市の中学生によるカキ養殖体験学習(東海新報社提供)【拡大】
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20130307/dms1303070710003-p1.htm


 「子は地域の宝」という言葉を、今ほど強くかみしめているときはないだろう。震災直後から、どれほど地域の子供たちのひたむきさに救われ、励まされてきたかしれない。

 避難所では、高齢者のために進んでマッサージや掃除を手伝う子供、忙しい大人たちに代わり、小さい子の面倒を見る高校生、家を失いながらも、得意の日舞を地域住民に披露した中学生もいた。

 仮設住宅へ移ってからは、生活不活発病予防のため毎朝ラジオ体操を呼びかける小学生や、地域の抱える課題を調べて新しい都市計画を練り、市長や県知事らに直談判した子供らさえいる。

 一方、子供たちが置かれる状況はあまりに過酷だ。校舎を失って別の学校に間借りせざるを得ず、その校庭には仮設住宅が立ち並ぶ。仮設の自宅には勉強部屋などない。震災から3年目を迎える今も、心身にかかるストレス、学習・運動面でのハンディは解消されぬままだ。

  児童生徒にとっての1年2年は、大人のそれとは比較にならない。より多く吸収し、成長する大事な期間を無為にすまいと、保護者が地権者と交渉して小さな運 動場を造成したり、鹿島アントラーズ小笠原満男選手(33)ら大船渡高校卒の同級生が、市内に仮設グラウンドを造るなど尽力もしてくれている。大学生ら が長期休暇を利用して、学習指導する支援も数多い。

 恐ろしい経験をし、不便を強いられても、多くの子供らは「この町が好き」「ここに残 りたい」と口をそろえる。大人以上に故郷を思い、数々の支援に報いようと努力し、自分に何ができるか考え行動に移す。小さな彼らの存在は、住民の心にあか あかと大きな希望の火をともし続けている。

 だが、町の再興へ向けた産業創出の青写真がどうもはっきりしない。進まぬ復興にしびれを切らした人々の流出に歯止めがかからず、仮設で再開した商店主たちも売り上げが戻らず苦戦。水産業も農業も壊滅的な打撃を受け、なお放射性物質の脅威にさらされ続ける。

 大船渡市と陸前高田市、住田町をあわせた気仙地域は「環境未来都市」に指定され、メガソーラー発電所の建設や、環境性能を重視した木造住宅団地モデルの開発などを目指しているが、実現の具体性はまだ見えない。

 この子供たちが大きくなるころ、果たして、この町自体は残っているのだろうか-。そんな暗たんとした思いに駆られることもたびたびある。

 未来を“拓く”のは子供たちだ。しかし、そこへ向かう道筋をつけるのは現在の大人たちの役目である。「これがこの町の自慢だ」と名実ともに示すことができ、子供ら自身が胸を張れるような地域を創るための、明確なビジョンが打ち出されねばならない。

 ■鈴木英里(すずき・えり) 1979年、岩手県生まれ。立教大卒。東京の出版社勤務ののち、2007年、大船渡市・陸前高田市・住田町を販売エリアとする地域紙「東海新報」社に入社。現在は記者として、被害の甚大だった陸前高田市を担当する。

【忘れない、立ち止まらない】被災地の実態とは異なる“美しい虚像”★(5)<zakzak
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【忘れない、立ち止まらない】見るだけ、聞くだけで都合良く“ルール”を守り動かない政府 (4)★(4)
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【忘れない、立ち止まらない】「子は地域の宝」未来を“拓く”ための道筋を★(3)
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【忘れない、立ち止まらない】「防潮堤」で気付かされた自然へのおごり★(2)
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【忘れない、立ち止まらない】内外に広がる風化 「震災の恐怖」が「薄れていく恐怖」★(1)
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「2号機が危険だから停電?」について3/23小出裕章先生(文字起こし)【ペイフォワード環境情報教室】
2013-03-23(12:15)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2852.html
▼全文転載



「停電の原因はネズミではなく2号機」という見方があるという事について、
Sawadaさんが小出先生に質問して下さっています。

2号機が危険?

Sawada:
昨日ですね、福島第一原発の方で停電騒ぎというのがございました。
発表によるとですね、こちらは
「小動物、ネズミのようなものが原因ではないか」と言うのが発表されている中、
皆さん疑心暗鬼になっていろんな事を想定される方がいまして、
あるブログではですね、
2号機が特に危険であるから、それに対する対応を増強していたための停電ではないか?とか、
いろんなお話しが出ています。
小出先生の方ではどう思われますか?


小出:
はい、私は今回のようなトラブルというのをもちろん歓迎しませんし、
起きて欲しくないと思ってきましたし、今もそう思っていますが、
今回起きた事故という事に関する限り、東京電力の説明は合理的だと思います。
起きてしまったことも小動物がショートさせてしまったという事は実にあり得る事だと私は思いますし、
それを防ぐ事が出来ないほどの厳しい現場だと皆さんに理解してほしいと思います。


Sawada:
そうしますと、特に言われるところで1号機から3号機が、特に何か今危険な状態にあるのではないかと、
「今2号機が特に」であるというような表現が出ますが、
それはどう思われますか?

小出:
特に2号機だけが危険という事はないと思います。
1号機から3号機まで等しく危険です。
どれも原子炉の炉心という部分が溶けて落ちてしまっていますので、
それをとにかく収束させなければいけないという事が最優先でして、
今でも東京電力は間断なく水をとにかく入れ浸すという事をやっている訳です。
それはやり続けなければいけませんし、
ただしやってしまえば汚染水が増えてくるという、
どっちに行っても大変だという、その仕事に追われているという状態です。
2号機だけが危険という事ではないと思います。


Sawada:
そんな中、窒素を注入したというニュースがたまに入ると
これはまた「危険だからなのじゃないか」という事なのですが、
こちらは一応「爆発を防ぐため」というようなところをよく聞かれますけど、
あの…、「入れたから危険」という事ではないのでしょうか?

小出:
要するに水素爆発というものが2011年3月11日以降、
12日14日15日と次々と1号機3号機4号機で起きたわけで、
ああいう爆発というものはなんとしても防がなければいけない訳ですね。
で、あの時に起きた水素爆発というのは、
燃料が溶け落ちていく過程で、
燃料の被覆管に使っていたジルコニウムという合金が水と反応して発生した水素、
大量に発生するのですが、それが原因だったと私は思っています。
ただし、水素が発生する原因はジルコニウムと水が反応する以外にも、
水が放射線に被曝する事によって分解して水素が出るという、そういう物理現象もありますので、
今現在も水素の発生はゼロではありません。
その水素がどこかでまた爆発するという事は、出来れば望まない訳だし、
何とかして防ぎたいと東京電力も思っているはずで、
そのために窒素も入れているという事だと思います。
やらないよりは、もちろんやった方がいいと思います。



遮蔽壁

Sawada:
そうなると今は対策というよりは現状に対して対応しているというのが精一杯のところかもしれませんし、
また小出先生からは今までのとおり4号機についてはですね、使用済み燃料について、
プールに入っている部分について早く移動すべきだというようなお話しが一ついただいておりますが、
今1号機から3号機が等しく危険と言われている中で、
またこれも先生が以前から提唱されていますけれども、
遮蔽壁っていうんですかね、地下水との接触を防ぐというところについてですけれども、
こちらについてはどう思われますか?


小出:
残念ながら溶け落ちた炉心がどこにあるか?という事がわからないのです。
私にもわかりませんし、東京電力知ることが出来ないという状態なのです。
東京電力はコンピューターで計算したところ、
「まだ格納容器の中にとどまっている」というような事を発表した時がありましたけれども、
でも「そのシュミレーションがどこまで正しいか」という事を確かめる事が出来ない訳で、
場合によっては溶け落ちた炉心がすでに地下に溶け落ちて、地下水と接触しているかもしれないのです。
そういう事態が進行していけば、放射性物質の環境への漏出という事が避けられなくなってしまいますので、
私は出来る限り早く、溶けた炉心と地下水が接触しないように、
地下に防壁を張り巡らせる必要があると発言をしてきています。
東京電力の工程表にも、それは含まれてはいるのですけれども、
いまだにほとんど作業は成されないままです。
少しでも早く、私はやって欲しいと願いますし、環境への放射性物質の拡散は防ぐべきだと思います。
ただしそれをやろうとすると、膨大なお金がかかる事になりますし、
さらに私が一番心配なのは、
多数の労働者たちがまた、その作業のために被曝をしていってしまうという事です。


収束担当大臣だったら

Sawada:
あの、良くみなさんからお聞きになるかもしれませんけれども、
「小出先生が収束担当大臣だったら良かったのに」と言う事が、常にみなさんの願いとしてあると思います。
いろんな制約がある中、多分費用もそうですし、人の問題、被曝の問題、いろいろありますが、
小出先生がもし収束担当大臣になった場合、たとえばそういういろんな制約がある中、
「こういうものをもう少し優先してやっていけたらいいのにな」というのは、
何か先生のお考えってございますか?

小出:
もちろん沢山あります。
事故直後に汚染水が次々と溢れて来た時には、
私はとにかくその汚染水が漏れないようにしなければいけないという事を考えまして、
巨大タンカーを福島に走らせて、そのタンカーに汚染水を溜めて
それを東京電力柏崎刈羽原子力発電所に輸送すると、
そうすると柏崎刈羽原子力発電所には廃液処理装置がありますので、
それを使って何がしかの、やはり放射能の補足という事が出来ると思いましたし、
やって欲しいと発言をしました。
もし私が収束の大臣だったとすれば、それをやったと思いますし、
今聞いていただいたように、地下に遮蔽の壁をつくるという作業も、私はやるべきだと思いますし、
私に権限があるなら、やります。

ただし、残念ながらこの事故をどうやって収束したらいいのかという事に関しては、
わからないのです。
人類が遭遇して初めての経験で
4つの原子炉が同時に壊れてしまっていっているという、大変厳しい状況です。
もちろんやらなければいけない事はわかっています。
溶け落ちた炉心が環境に汚染を広げないようにするとか、
今現在も危機にある、4号機の使用済み燃料プールの崩壊を食い止めなければいけないとか、
さまざまに言える事はありますけど、
どれ一つをとっても大変な作業だし、
必ず被ばく作業になってしまうという困難を抱えています。
目の前にある重大な問題一つ一つに向き合って、重大さという事を考えながら、
とにかくこれ以上の悲劇が来ないように出来る事を一つ一つやる事しかないと思います。

Sawada:
そうですか。
ありがとうございました。

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【煙霧も放射能汚染!】首都圏襲撃の「煙霧」は4362ベクレルだった!<ベスト&ワースト>

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【煙霧も放射能汚染!】首都圏襲撃の「煙霧」は4362ベクレルだった!
 2013年3月22日 00:00
http://www.best-worst.net/news_azrUmhARxW.html?image
▼全文転載



草加市で測定された砂ぼこりが4000ベクレル超え

2013年3月20日、「日暮里放射能測定所-にっこり館-」が3月10日に首都圏を襲撃した「煙霧」の砂ぼこりが4000ベクレルを超えていたことをツイートした。

ベクレル
先日の関東を襲った煙霧(砂埃)について、草加市の路上で採取したものを測ることができました。結果:4362Bq/kg(2976,1386) となり、高い数値を記録しました。汚染は決して消えません。改めて警鐘を。



煙霧は3月10日に東京をはじめ首都圏全域を襲い、空を黄色くし、ネットを騒然とさせた。

ベクレル
(参考:当サイト2013年3月10日記事)



「日暮里放射能測定所-にっこり館-」のツイッター公式アカウントによると、埼玉県草加市で採取した砂ほこりが1キログラム当たり4362ベクレルを計測したとのことである。


■首都圏地表の放射能汚染

煙霧とは地表の土ぼこりなどが強風により舞い上がる現象である。

つまり、首都圏の地表がかなりの濃度で放射能汚染されているということになる。

3月10日、ネットでは「PM2.5だ!」、「黄砂だ!」と騒然となっていた。

結局、「煙霧」は首都圏における地表の汚染が危険レベルであることをあらためて証明した結果になったようだ。

強風の日は放射線量が上昇することは以前から指摘されていた。

実際に福島県でも強風の日は線量計測値が跳ね上がる傾向にある。

ベクレル
(参考:当サイト3月6日記事)



同アカウントは、「汚染は消えない」としてあらためて注意を呼び掛けている。

外部リンク
日暮里放射能測定所 にっこり館 
http://www.bq-check.jp/

日暮里放射能測定所-にっこり館- (niccori_can)さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/niccori_can

★関連記事
【速報】空の色が異常!黄砂?PM2.5?原因は?-知らなかったよ!空がこんなに黄色いとは!
 2013年3月10日 20:00
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