「北の山・じろう」時事問題などの日記

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班目氏が認めた事故対応の失敗 元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回)JB PRESS

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班目氏が認めた事故対応の失敗
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回

<烏賀陽 弘道>2013.02.21(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192

(2)~(8)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37192?page=2



(1)だけ転載

3.11当時の原子力安全委員会委員長だった班目春樹氏(元東大教授)にインタビューした。直接のきっかけは、2012年11月、3.11当時を振り返った回顧録『証言 班目春樹』(新潮社)が出版されたことである。新潮社の説明によると、この本は班目氏の話を教え子である岡本孝司・東大大学院工学系研究科教授ら数人が聞いてまとめたものだ。著者は岡本教授になっている。

『証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(岡本孝司著、新潮社、1470円、税込)

 本を一読して、政府中枢で福島第一原発事故対応に関わったキーパーソンの証言として、非常に貴重な内容が含まれていることが分かった。当時官邸に いた人間の中で、班目教授は数少ない原子力の専門家である。そして原子力安全委員長(内閣への助言機関)という重要なポジションにいた。事故対応で、班目 氏が分からなかったことは、他の官僚や政治家も分からなかったと考えることができる。

 原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。しかし一方、制度や法律枠組みで、本来法的な権 限のないこと、任務ではないことまで混同して同氏のせいにして、非難するのは筋が違うと思った。そうした「原子力安全委員長はここまではできるが、これは できない」という制度や法律の制限を無視した批判が多すぎるように思えた。

 また政治家や官僚が失敗の責任を班目氏に押し付けようとしている気配も感じた。そうしたことをすべて含めて「班目春樹・原子力安全委員長から見た ら、3.11はこう見える」という話を聞いておきたかった。こうした班目氏にまつわる話には、本人に取材して言い分や反論を聞いた報道がほとんどない。そ こで新潮社を通じて取材を申し込んだ。班目氏からは、快諾の返事がすぐに来た。

「自分が知っている事実」を語った班目氏

 インタビューは2013年1月11日午後、東京・矢来町の新潮社の会議室で行われた。時間は約2時間である。机をはさんで班目氏と私が向かい合い、横で担当編集者が立ち会った。インタビュー中は、新潮社側からの介入はなかった。班目氏が回答を拒否した質問もなかった。

 取材申し込みの段階で、班目氏にいくつかの点を伝えた。記者としての私は原発否定論・推進論いずれの立場も取らないこと。班目氏を糾弾したり一方 的に非難したりするつもりはないこと。記憶が曖昧だったり、忘れたり、知らないことは無理をせずその旨告げてほしいこと。ニュアンスを読者に伝えるよう、 発言をできるだけそのまま書くこと。インターネットという媒体は紙媒体と違ってスペースに制限がないので、一問一答をできるだけそのまま再現すること。言 葉をできるだけそのまま再現し、削除したり、強引にまとめたり、書き換えたりしないこと。

 インタビューは非常に内容が濃密だった。著作とインタビューを通じた筆者の印象として、班目氏は誠実かつ率直に「自分が知る事実」を話していると いう印象を持った。「誤解していた」「考えが至らなかった」と自分の誤ちや失敗をいくつも認めているからだ。その中には「家に帰って就寝していたら官邸に 電話で呼び戻された」など、本来「認めるのが格好が悪い事実」も含まれている。また、自ら言わなければ知られることのなかった誤解や失敗も明かしている。

 世間が言う「学者・官僚がもたれ合う原子力ムラ」とはまったく違って、法律上は原発事故や住民避難の要になるはずだった原子力安全・保安院と経産 省がまったく機能しなかったことを厳しく批判している。あるいは過去の原子力安全委員はじめ学界も痛烈に批判している。これはもちろん、班目氏が失敗の責 任を他者に転嫁していると理解することもできる。最終的に同氏の発言をどう評価するかの判断は読者に委ねる。

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(2)~(8)
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縦割り組織に原発事故の対応はできない
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第4回)

<烏賀陽 弘道>2013.04.04(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37507

「メルトダウンが起きている」と確信していた班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第3回)

<烏賀陽 弘道>2013.03.21(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37399

誤解して抜け出せなくなった班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第2回)

<烏賀陽 弘道>2013.03.07(木)
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誤解して抜け出せなくなった班目氏 元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第2回)JB PRESS

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誤解して抜け出せなくなった班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第2回)
<烏賀陽 弘道>2013.03.07(木)
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(2)~(8)
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(1)だけ転載

前回(「班目氏が認めた事故対応の失敗」)に引き続き、3.11当時の原子力安全委員会委員長だった班目春樹氏(元東大教授)へのインタビューの模様をお届けする。

『証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(岡本孝司著、新潮社、1470円、税込)

 インタビューの直接のきっかけは、2012年11月、3.11当時を振り返った回顧録『証言 班目春樹』 (新潮社)が出版されたことである。本書には、政府中枢で福島第一原発事故対応に関わったキーパーソンの証言として、非常に貴重な内容が含まれている。新 潮社の説明によると、この本は班目氏の話を教え子である岡本孝司・東大大学院工学系研究科教授ら数人が聞いてまとめたものだ。著者は岡本教授になってい る。

 原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。だが、本人に取材して言い分や反論を聞いた報道がほとんどない。インタビューを通して、班目春樹・原子力安全委員長から3.11はどう見えていたのかを明らかにする。

(このインタビューは2013年1月11日午後、東京・矢来町の新潮社の会議室で行われた)

直流電源は生きていると誤解していた

──(前回掲載分のインタビューで)班目先生は、10条通報、15条通報を受けて何点か誤解し続けたとおっしゃいました。それはどういうことでしょうか。

(筆者注:原子力災害対策特別措置法の第10条通報が福島第一原発から官邸に来たのは3月11日15時42分。第10条は原子力防災管理者の通報義 務を定めている。続いて16時45分に15条通報が来る。15条通報は全電源を喪失した、冷却不能になったことを知らせる緊急事態の通報。ここが住民避難 の開始になるはずだった)

班目春樹氏(以下、敬称略) 「1つは、我々もそういう場合に調査員の方々を、緊急助言組織のために集めなけれ ばいけないのですが、それを一斉メールでやったところ届かなかったんです。私にメールヘッダーの一部が届くだけだった。だから通信網が途絶しているのでは ないかと思った。現地の免震重要棟と東電本店との間の情報回線が、非常に細くなっているのではないかと誤解した(注:実際はテレビ会議ができたくらいの回 線があった)。現地に行って確認するまでずっと誤解し続けていました」

──菅(直人)首相と福島第一原発の視察に行かれた時ですね。

班目 「だから『現地は何かやっているのだろうが、保安院に入ってくる情報は非常にあやふやなものになっている のではないか』と思い込んでいました。あと『全交流電源喪失にはなってしまっているが、バッテリーはまだ生きている』と(誤解して)思ってるんです。『直 流電源はある』と思い込んでいるんです。なんとなく『バッテリーは水をかぶっても水が引けば生きているだろう』と。だから『直流だけで、今しのいでいる状 態だろう』となんとなく思い込んでいました」

──「なんとなく」とおっしゃるのは「根拠はないが、そう信じこんでしまった」ということですね。

班目 「それが2番目の誤解です。あといくつか誤解はありますが、そんなことから保安院も情報がなくて困っているだろうなとなっています」

15条通報は「念のためのもの」だと思った

──理解に苦しんだことを申します。「15条通報が来た」ということは「原発に電気が全く来なくなって、孤立している」ということですよね。ということは「冷やす手段はない → 炉心が溶ける事態までに進む」と15条通報の時点で想定できたのではないですか?

班目 「その時は直流電源は生きていると誤解していた。さらに、例えば1号機だったら自然循環でバルブの操作さえすれば、なんとか全交流電源喪失でもしのげるんですよ」

──1号機はそうです。でも、2~3号機はどうですか。

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(2)~(8)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37302?page=2


縦割り組織に原発事故の対応はできない
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第4回)
<烏賀陽 弘道>2013.04.04(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37507

「メルトダウンが起きている」と確信していた班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第3回)
<烏賀陽 弘道>2013.03.21(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37399

班目氏が認めた事故対応の失敗
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回
<烏賀陽 弘道>2013.02.21(木)
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「メルトダウンが起きている」と確信していた班目氏 元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(3)JB PRESS

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「メルトダウンが起きている」と確信していた班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第3回)

<烏賀陽 弘道>2013.03.21(木)
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(2)~(9)
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(1)だけ転載

前々回(「班目氏が認めた事故対応の失敗」)、前回(「誤解して抜け出せなくなった班目氏」)に引き続き、3.11当時の原子力安全委員会委員長だった班目春樹氏(元東大教授)へのインタビューの模様をお届けする。

 

証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(岡本孝司著、新潮社、1470円、税込)

 

 インタビューの直接のきっかけは、2012年11月、3.11当時を振り返った回顧録『証言 班目春樹』 (新潮社)が出版されたことである。本書には、政府中枢で福島第一原発事故対応に関わったキーパーソンの証言として、非常に貴重な内容が含まれている。新 潮社の説明によると、この本は班目氏の話を教え子である岡本孝司・東大大学院工学系研究科教授ら数人が聞いてまとめたものだ。著者は岡本教授になってい る。

 

 原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。だが、本人に取材して言い分や反論を聞いた報道がほとんどない。インタビューを通して、班目春樹・原子力安全委員長から3.11はどう見えていたのかを明らかにする。

 

 (このインタビューは2013年1月11日午後、東京・矢来町の新潮社の会議室で行われた)

 

政治家から保安院のトップだと思われていた?

 

──ご著書の『証言 班目春樹』(新潮社)の中で、3月11日の21時に官邸に再び行かれた時に、平岡(英治)次長が「インチョウが来ました」と言うので「保安院長の替え玉にされた」と腹が立ったとお書きになっていますね。

 

班目春樹氏(以下、敬称略) 「それは私の生の記憶ではないんです」

 

──あれ、そうなんですか!

 

班目 「ただその時一緒にいた局長と誰かがそう言っているらしいので、多分限りなく本当のことだと思っています」

 

──本当に班目先生のことを寺坂保安院長だと言ってごまかそうとしたんですか?

 

班目 「そこは難しいのですが、政治家の方は組織全体をちゃんと理解していなくて、私が原子力安全委員長ということはよく分かっているが、それが保安院のトップであるとも誤解をしていたらしいです」

 

──へぇ? そんなものですか。

 

班目 「その辺はやはり複雑ですよね。保安院経済産業省だし、安全委員会は内閣府で。しかも保安院の平岡次長が『それは安全委員長に聞いてください』というわけですから。あたかも(筆者注:原子力安全委員長が)平岡さんの上にいるんだと思いますよね」

 

──本来では保安院の仕事であるはずのものが班目さんにどんどん回ってくる。どう思われましたか。平岡次長も横におられたのですよね?

 

班目 「その部屋で武黒さん以外に分かるのは私しかいなかったので、それでは平岡さんに『お前なんかいらないか ら帰れ』とは言えないですよね。私は安全委員会に(福島第一原発の)図面がなかったので『とにかく保安院は図面を持って来てくれ』と、平岡さんに言い続け ていたような気がします」

(2)~(9)
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縦割り組織に原発事故の対応はできない
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第4回)
<烏賀陽 弘道>2013.04.04(木)
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誤解して抜け出せなくなった班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第2回)
<烏賀陽 弘道>2013.03.07(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37302


班目氏が認めた事故対応の失敗
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回
<烏賀陽 弘道>2013.02.21(木)
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縦割り組織に原発事故の対応はできない 元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第4回)JB PRESS

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縦割り組織に原発事故の対応はできない
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第4回)

<烏賀陽 弘道>2013.04.04(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37507

(2)~(8)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37507?page=2



(1)だけ転載

3.11当時の原子力安全委員会委員長だった班目春樹氏(元東大教授)へのインタビューの模様をお届けしている。今までに以下の3回の記事を掲載した。今回は最終回となる。

 

第1回 「班目氏が認めた事故対応の失敗
第2回 「誤解して抜け出せなくなった班目氏
第3回 「『メルトダウンが起きている』と確信していた班目氏

 

証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?』(岡本孝司著、新潮社、1470円、税込)

 

 インタビューの直接のきっかけは、2012年11月、3.11当時を振り返った回顧録『証言 班目春樹』 (新潮社)が出版されたことである。本書には、政府中枢で福島第一原発事故対応に関わったキーパーソンの証言として、非常に貴重な内容が含まれている。新 潮社の説明によると、この本は班目氏の話を教え子である岡本孝司・東大大学院工学系研究科教授ら数人が聞いてまとめたものだ。著者は岡本教授になってい る。

 

 原発事故や住民避難対応の失敗について、班目氏にはバッシングに近い激しい非難が加えられてきた。だが、本人に取材して言い分や反論を聞いた報道がほとんどない。インタビューを通して、班目春樹・原子力安全委員長から3.11はどう見えていたのかを明らかにする。

 

 (このインタビューは2013年1月11日午後、東京・矢来町の新潮社の会議室で行われた。)

 

意味がなかった事故対応訓練

 

──3.11の半年前、2010年秋に原子力防災総合訓練があったのはご記憶ですか。

 

班目春樹氏(以下、敬称略) 「10月21~22日にありました」

 

──これは静岡県の浜岡原発中部電力)が舞台でした。班目先生も参加していらっしゃいますか?

 

班目 「参加していますが、2日間のうちの最初の1日はあまり参加していません。原子力安全委員会の法律上の任務というのは、一旦避難させた住民を帰す時に、意見を聞かれて『差し支えない』と答えるというものです。だからそれを粛々と、型通りの訓練をやっています」

(2)~(8)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37507?page=2



「メルトダウンが起きている」と確信していた班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第3回)
<烏賀陽 弘道>2013.03.21(木)
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誤解して抜け出せなくなった班目氏
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第2回)
<烏賀陽 弘道>2013.03.07(木)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37302


班目氏が認めた事故対応の失敗
元原子力安全委員会委員長、班目春樹氏の証言(第1回
<烏賀陽 弘道>2013.02.21(木)
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茨城県東海村で甲状腺「要精密検査」の子ども2人<税金と保険の情報サイト>

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/
茨城県東海村で甲状腺「要精密検査」の子ども2人
 2013年3月30日 22:00
http://www.tax-hoken.com/news_aAATKtvmXG.html?right
▼全文転載



子どもにしこりやのう胞

福島第一原発事故を受け、子どもの甲状腺検査を行ってきた茨城県東海村が28日、検査の結果を発表した。それによると、しこりやのう胞が見つかったため、「要精密検査」と診断された子どもが2人出た。

東海村


4人に1人に甲状腺異常

福島第一原発事故では、広範囲に放射性要素などの汚染物質が飛び散った。甲状腺への影響を抑える安定ヨウ素剤も配られなかったため、多くの子どもが被ばくしており、影響が心配されている。

東海村では福島第一原発事故の影響を調べるため、昨年から子どもの甲状腺検査を開始した。発表されたのは、昨年11月~今年1月末までに行われた検査の結果。

1歳~15歳の子ども410人が検査を受けており、うち2人に5.1mm以上のしこりや20.1mm以上ののう胞が見つかり、「要精密検査」と判定された。また98人には5mm以下のしこりや20mm以下ののう胞が見つかっており、「経過観察」とされた。

チェルノブイリ事故では、事故後4、5年後に影響が出始めたことを根拠に、専門家は「福島第一原発の影響とは考えにくい」と説明するが、人種や身体の大きさ、事故により飛び散った物質の量など、さまざま点で異なっており、確実な論拠とすることには、疑問視する声もある。

東海村には、日本原子力発電東海第二原発もある。

北茨城市も検査を開始

同じく、茨城県では福島県に近い北茨城市も27日、市の検討協議会が子どもに対する甲状腺検査を行うよう、答申を出した。これを受け、今年度から2~18歳の子どもに対して、甲状腺検査が行われる。

検査を行う理由として、同市では「不安軽減が目的」としている。

外部リンク

◆茨城県東海村
http://www.vill.tokai.ibaraki.jp/

税金と保険の情報サイト
トップ>http://www.tax-hoken.com/



ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所

松崎道幸医師の2013年2月15日の~福島県県民健康管理調査結果に対する 見解~

詳しくは、下記URLからPDFの内容をお読みください。「2013-02-25 00:56:37」にも一度、記事を書いています。これが、全国的に現れていることになります。
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/130216Matuzaki-report.pdf

福島の小児甲状腺がんの発生率はチェルノブイリと同じかそれ以上である可能性があります

 
~福島県県民健康管理調査結果に対する見解~

 
松崎道幸
 
(北海道反核医師の会運営委員)
 
 
2013年2月15日
 


(この見解は暫定的なものでありますが、事態が深刻であると考え、多くの人に見ていただき、共に考える材料としたいと思います。広く拡散下さい)

http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/130216Matuzaki-report.pdf

 



★全文掲載ブログ
Peace Philosophy Centre 
トップ>http://peacephilosophy.blogspot.jp/

福島県県民健康管理調査結果に対する見解 -
Saturday, February 16, 2013
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2013/02/blog-post_16.html

「甲状腺異常」全国に広がっている<日刊ゲンダイ>その危険性を、お考え下さい!!

★まともに福島県とほかの県の子供たちの甲状腺異常に警告を発するのは、日刊ゲンダイ「税金と保険の情報サイト」くらいしかありません。

★そもそも、福島県の子供たちの甲状腺異常の割合は、東京の専門病院の子供の外来患者でも、大体同じ数字が出ているそうです。これは、チェルノブイリ周辺諸国と比べても異常に高い数字です。つまり、非常に危険だと言うことになります。

「全国同じだから、福島県が特別なわけでは、ない。だから、異常はない。」
こんな環境省のデータの説明に、納得する人間は、「頭がおかしい!!」としか言いようがありません。
原発事故後、汚染食品を全国に流通させた結果、全国的に子供たちに
甲状腺異常が起きてしまった」
こう考えるのが、普通の人間の考えることだろうと思います。

「食べて応援!!」
などと、気が狂ったとしか思えない汚染食品の全国への強制的な拡散の結果が徐々に、現実の健康被害として、現れつつあるのではないのか???と、推測するべきでしょう。

★それを、追求しようとしないマスメデイアには、いつもの事ながら「あきれ果てます!!」
政府や行政の広報を、垂れ流すのは止めて、自分たちで調査して、今起こりつつあることを正確に報道して欲しいと思います(無理かもしれませんが)。ばかげた政策を続けるなら、健康被害が、どれほどひどいもの・規模になるのか見当も付きません。日本は、ウクライナなどに比べて汚染地域に住む住民の数が、格段に多いのです。これだけでも脅威なのに、全国に汚染食品を流通させ続ければ、それが全国的に発生すると言う、神様の警告でしょう。どうぞ、ご注意ください。



日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
「甲状腺異常」全国に広がっている
2013年4月4日
http://gendai.net/articles/view/syakai/141756

▼全文転載


「青森、山梨、長崎の子どもは福島と同じ」という環境省データの衝撃

ベラルーシがん発生率は5年後50倍>

 放射能汚染が全国に広がっている――。

 先月末、環境省が福島県外3県(青森・弘前市、山梨・甲府市、長崎・長崎市)で行った甲状腺の超音波検査の結果を発表した。12年11月~今年3月に実 施されたもので、3~18歳の計4365人を対象にしている。その結果、5ミリ以下の「しこり」や、20ミリ以下の「のう胞(液体がたまった袋)」が出た 子どもの割合は、弘前市57.6%、甲府市69.4%、長崎市42.5%となった。

 一方、福島県で同様のしこりやのう胞が見つかったのが、11年は35.3%、12年が43.6%。そのため環境省は、福島県と他県は「ほぼ同様か、大差なし」として「原発事故の影響によるものとは考えにくい」と結論付けた。

 冗談ではない。福島県内では11年度に検査した約3万8000人の中で、すでに3人ががん、7人にがんの疑いが出ている。一般的に小児甲状腺がんは、 100万人あたり1~3人といわれているのだからとんでもない数値だ。その福島と他県の数値が変わらないということは、むしろ全国が汚染されているという ことになる。
「隠された被曝」の著者で、内部被曝(ひばく)の危険性を研究する琉球大の矢ケ崎克馬名誉教授はこう言う。

「人間ドック学会誌の成人データと、福島県の子どもの検診データを見てみると、『福島の子どもは成人に比べて何か他の要因がある』と判断せざるを得ませ ん。福島の18歳くらいの子どもの直径3ミリ以上ののう胞保有率は、20歳の数値の3倍以上なのです。青森や長崎の子どもたちが福島と同程度ののう胞保有 率を示したということは、青森や長崎も異常なのです。放射性ヨウ素が届いていて、子どもの甲状腺を刺激している可能性があり、いきなり放射能との関係を否 定することは非科学的と言わざるを得ません。医学の見方では、のう胞は直接的にはがんには結びつかないようですが、今回の調査結果は、日本中に対する危険 信号ではないでしょうか」

 本州の北端や九州でこれなのだ。東京の子どもたちも安心できない。

 事故後に都内の自宅周辺(豊島区駒込)を計測調査したという元立教大学理学部教授の佐々木研一氏(放射能に関わる無機・放射化学)が言う。

「放射能は東京にも降り注いでいます。事故から数日後に計測すると、0.8マイクロシーベルトでした。その翌日から4日間は約0.1マイクロシーベルトず つ減った。半減期が8日の放射性ヨウ素がかなり含まれていたとみています。短期間とはいえ、首都圏でも高い値が出ていた。荒川区や足立区ではホットスポッ トが見つかっています。チェルノブイリでは、5年以上経ってから異常が出る人も多かった。全国的に検査していくべきです」

 前出の矢ケ崎氏によれば、チェルノブイリの北方に位置するベラルーシでは、事故の翌87年からがんの発生率が増加。5年後には50倍程度に増えたとい う。郡山より汚染が低いウクライナのルギヌイ地区では9年後には10人に1人の子どもが甲状腺の病気になり、100人に1人ががんになっている。放射線量 が低い地域でも健康被害が出ているのだ。対策は福島だけでは済まない。
(写真=放射線量が高く登校する子どもの姿が消えた福島・飯舘村の小学校)

日刊ゲンダイ
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http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11500021849.html

子どもの甲状腺ガンについての総説和訳(抜粋) (赤の女王とお茶を) 
2013-03-29 00:28:28
テーマ:放射能による健康被害
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11500014920.html

甲状腺検査情報は正確か? 桐生担当参事官の黒い影<税金と保険の情報サイト>
2013-03-24 00:09:34
テーマ:放射能による健康被害
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11496585103.html

ウクライナ犠牲150万か チェルノブイリ原発事故(2004年4月)47NEWS【共同通信
2013-03-17 00:06:39
テーマ:チェルノブイリ原発事故とその健康被害など
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11491798858.html

【速報】子どもの甲状腺検査「他県も福島と同じ」の嘘<税金と保険の情報サイト>
2013-03-14 00:08:02
テーマ:放射能による健康被害
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11489534014.html


甲状腺県外調査:しこりの割合、福島県と変わらず
毎日新聞 2013年03月08日 18時54分(最終更新 03月08日 19時22分)
http://mainichi.jp/select/news/20130309k0000m040024000c.html



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