「北の山・じろう」時事問題などの日記

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大飯再稼働 橋下発言に県内賛否(これは、いただけません)

★時には、アドリブ的発言も良いでしょう。しかし、原発再稼動のような微妙で何とか、再稼動を阻止しようとしている国民の活動を考えるなら、軽率すぎます。橋下徹・大阪市長には、国民的支持が出来つつあります。将来の有力な首相候補だと私は、考えています。焦点にある問題には、専門家の意見を聞いたうえで慎重に発言して欲しいと思います。


原発を、期限限定で再稼動出来ると言う考えが、基本的に間違っています。再稼動してしまえば、総理と言えども、停止を命令出来ません。命令する法律がないのです。


★もう一点は、火力発電所のように、稼動と停止が容易では、ありません。再稼動してしまえば、次の定期点検までは、運転を継続せざるを、得ないでしょう。


★この点を、理解しないで「軽いノリ」で発言してしまったのだと思います。自分の将来を考え、又、国民の期待を考え、慎重にあるべきところは、慎重に発言したり行動したりして頂きたいと思います。


★将来を、期待するから、このように申し上げています。


◎「読売新聞」から全文引用
大飯再稼働 橋下発言に県内賛否
(2012年5月21日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120520-OYT8T01079.htm

“期間限定”「安全軽視」「町が潤う」

 関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働を巡り、橋下徹・大阪市長が19日の関西広域連合の会合で提案した「期間限定稼働」。夏場に限って3、4号機を稼働させる「折衷案」に県内では困惑や批判のほか理解を示す声も上がった。

 西川知事は20日、福井市内で取材に「分からない。どういう意味でしょうか」と述べ、橋下市長の真意を図りかねた様子だった。

 ある県議は「基幹電源の原発は臨時的に動かすものではない。(電力不足が懸念されているが)需給に関係なく、安全が確保された時に稼働すればいい」と指摘。福井商工会議所の宮崎和彦常務は「エネルギー政策の視点が欠けている。燃料費の高騰や安全保障を見据え、国益を考えた議論がない」と指摘した。

 一方、父親が原発関連の仕事に就いていたというおおい町の無職男性(64)は「短期間とはいえ原発運転にかかわる人がやって来て町が潤う」と述べ、同町内の温浴施設に勤務する50歳代の会社員男性も「原発が止まって定検の作業が終わり、町に来る人も減った。町の経済を考えると、少しでも原発が動いて人の行き来が活発になるのはありがたい」と話した。

 関電広報担当者は「短期間運転は技術的には可能。安全性にも問題はない」とした上で、「3、4号機には約1年分の燃料が入っており、短期の運転はその後の運転や定期検査の計画がずれるなどロスが発生する」と指摘。「国が安全性を確認したプラントはできる限り長く運転し、電力の安定供給に努めたい」と述べた。