「北の山・じろう」時事問題などの日記

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それぞれが自由に集まり、整然と帰っていく「個人」の力 〜代々木公園「さようなら原発10万人集会」で感じたこと

「現代ビジネス」http://gendai.ismedia.jp/
2012年07月18日(水) 長谷川 幸洋
長谷川幸洋「ニュースの深層
それぞれが自由に集まり、整然と帰っていく「個人」の力 〜代々木公園「さようなら原発10万人集会」で感じたこと
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33032
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33047?page=2
(全文引用)

(1)
集まった群衆らの興奮はピークに達し、押し合いへし合い。坂本氏が話すことが出来たのは、マイクを持ってから数分後のことだった〔PHOTO〕本多治季
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/9/a/600/img_9a05b1efe6ba6357f597f9573f1f59b0164882.jpg

「これだけ官邸前に市民が集まるのは、40年ぶりです。長い闘いになる。再稼働されても、諦めずに頑張りましょう」

 ミュージシャンの坂本龍一氏(写真中央)はマイクを持って、こう訴えた。

 3月以来、毎週金曜夜の恒例になった首相官邸への反原発デモが7月6日も行われ、小雨が降る中、主催者発表で15万人(警視庁発表で約2万人)の 大群衆が官邸の周囲を埋め尽くした。チュニジアジャスミン革命になぞらえて「あじさい革命」と呼ばれる官邸前デモに参加したのは、若者のカップルや子供 連れ、高齢者など様々。「再稼働反対」など、思い思いのプラカードを掲げ、抗議の声をあげながら歩く。500人動員された警察官と一部で小競り合いも起 き、永田町一帯は騒然とした雰囲気に包まれた。

 参加者は、ツイッターやフェイスブックの呼びかけで集まった人がメイン。3月のスタート当初は300人程度だったが、雪だるま式に膨れ上がった。 デモに参加した20代の女性は「みんな楽しそうで、気軽に参加できます」と答えた。主催する市民団体の一人も、「スタッフはデモなどで知り合った人たちが 自然に集まった形で、100人以上がボランティアとして活動しています。みんな意見はばらばらですが、それでいい」と話す。

 デモでは、主催者側が終了時間を厳格に守るなど「規律」にこだわり、「40年前」('70年安保闘争)とはかなり雰囲気が違うのだ。実際、逮捕者はたった一人である。

「6月22日のデモの際、一人、逮捕者が出ました。しかし、公務執行妨害という微罪でもあり、マスコミには知らせていません」(警視庁広報課)

 当局にも、ある思惑がある。全国紙社会部記者が説明する。

(2)

「違法行為があれば当然、逮捕する。しかし、当局も無闇に逮捕者を出して、これ以上火に油を注ぎたくない」

 両者の思惑が妙に一致し、「革命いまだならず」なのだ。しかし、野田佳彦首相は6月、デモについて「大きな音だね」と表現し、反発を買ったばかり。今では、金曜日夜の外出予定もたてられないでいる。ニューヨーク・タイムズ東京支局長、マーティン・ファクラー氏は言う。

「デモの背景には、国民が無視され続け、横に置かれていることへの憤慨がある」
7月9日、反対運動を刺激するかのように、関西電力大飯原発3号機がフル稼働に達した。無視できない規模になったデモ---。着実に野田首相の足下を「あじさい」が脅かし始めている。

「フライデー」2012年7月27日号より


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