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川崎市の阿部孝夫市長が「教育的側面からセシウム食品を給食で使う」
2012年9月13日 23:00
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▼全文引用
教育的側面からセシウム食材
放射性物質を含む食品については、特に子どもへの影響が心配される。そんな中、セシウムが検出された冷凍ミカン、リンゴ缶詰について、川崎市の阿部孝夫市長は「教育的側面」から給食に使う、と語った。
画像URL
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道路では車にぶつかる危険性がある
川崎市では給食用に仕入れた神奈川県産の冷凍ミカン、山形県産のリンゴ缶詰から、放射性セシウムが検出された。冷凍ミカン9.1ベクレル/kg、リンゴ缶詰1.6ベクレル/kgと、いずれも国の定めた安全基準値である100ベクレル/kgを大きく下回る。
ただ、子どもについては内部被曝の危険性を指摘する専門家も多い。また、セシウムについては検査がされているが、より内部被曝の危険性が高いとされるストロンチウムやプルトニウムについては検査さえされていない。セシウムが含まれる状況であれば、その含有が疑われる。
こういった状況から、セシウムが検出された食材を給食に使用することを心配する声が保護者などから上がっているが、阿部市長は記者会見の席で「危険の中で生活していることを子どもたちが知ることが大事」と回答。さらに
「このレベルでビクビクする教育をすることが間違い」とし、「道路では車にぶつかる危険性があり、すれ違ったあかの他人に刺される可能性もある。だから人とすれ違うな、と教育しますか?」
などと語って、物議を醸した。
危険を教えるために毎日道路に飛び出すか?
ネット上では、この発言をめぐって、厳しい意見が飛びかっている。「車が危ないことを教えるために、毎日道路に飛び出させる教育しないでしょ!愛がないよ」とするTweetなどもみられる。
たしかに同市長の論理に従えば、すれ違ったあかの他人に刺される可能性を学ぶために、治安の悪い夜道を1人で歩かせるなどの教育も必要ということになる。
同市長は福島県福島市の出身。常識から逸脱した論理に頼ってでも放射性物質を含む食材を利用したいのは、そういった出自によるもの、とする見方もある。
外部リンク
◆川崎市 市長の部屋
http://www.city.kawasaki.jp/mayor-room/mayor.htm
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