「北の山・じろう」時事問題などの日記

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柏崎刈羽原発:差し止め訴訟 東電が否認答弁書 58人追加提訴 原告、県内全市町村に /新潟<毎日新聞>

毎日新聞
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柏崎刈羽原発:差し止め訴訟 東電が否認答弁書 58人追加提訴 原告、県内全市町村に /新潟
毎日新聞 2012年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121016ddlk15040047000c.html
▼全文引用

 東京電力柏崎刈羽原発全 7基の運転停止を求めた住民訴訟の第2回口頭弁論が15日、新潟地裁(大竹優子裁判長)であった。「東電には原発を運転する資格も能力もない」などとした 訴状について、東電側はほとんどの点を否認する答弁書を提出し、改めて争う姿勢を見せた。一方、原告側は、福島県在住の原告らが意見陳述したほか、東日本 大震災時の福島第1原発の非常用電源喪失について、「津波が原因とする東電や政府の主張は誤りだ」とする準備書面を提出した。次回は来年2月4日の予定。

 東電側は、訴状についての認否を記した答弁書を提出した。原告側弁護団によると、原告が主張した、東電 には原発の安全を立証する責任がある▽東電には原発を運転、管理する資格はない▽東電福島第1原発事故は人災だ−−などについては全面的に否認。また福島 の事故で多くの避難者が生まれた点や柏崎刈羽原発立地地帯に活断層が存在することなどについては「そういう報道はあった」などとして認めたものの、具体的な主張には触れなかった。

 法廷では、原告3人が意見陳述。福島県富岡町からいわき市に避難している石丸小四郎さん(69)は「福 島第1原発事故で福島県では多くの人が避難生活を余儀なくされた。日本は原発があってはならない国だ」と訴えた。また、同原発事故の国会事故調でも調査員 を務めた弁護団の伊東良徳弁護士が、東電側の公開した写真や現場作業員の証言などを元に、「少なくとも福島第1原発1号機では津波が到達する以前に全電源 が喪失された」と指摘した。

 和田光弘弁護団長は法廷で、東電側に詳しい認識や主張を明らかにするように求めた。閉廷後の会見で、和田団長は「被害の拡散を招いた当事者が、どのような認識かを示さないような姿勢は許されない。今後もこちら側の主張はぶつけていきたい」と語った。

 またこの日、首都圏の住民を含む58人が追加提訴をし、1次提訴の132人と合わせて原告数は190人となった。これにより県内では30市町村すべてに原告がいることになった。【塚本恒】


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