「北の山・じろう」時事問題などの日記

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劣化ウランが粉塵となって舞う恐怖<日刊ゲンダイ>化学工場の火災

★現在、日本では化学工場を中心に、かなりの数の劣化ウランが、工場敷地内に保管されています。今年になって、たて続けに化学工場で火災が発生しています。保管状況によっては、もし、劣化ウランの保管物が、火災に巻き込まれたら周辺に放射性物質が拡散する可能性があります。化学工場での火災は、これまでの火災状況を見て分かるとおり、大規模火災になります。そうなると強力な上昇気流が発生し、もし劣化ウランを保管しているドラム缶などが火災に巻き込まれ、中の劣化ウランが漏れ出せばかなり上空まで放射性物質が舞い上がる可能性があります。風向きと天候(雨)しだいで、かなり遠くまで汚染される事も考えられます。

★この問題は、非常に微妙な問題です。ですから、深入りしない方が無難でしょう。私も、メデイアに報道された部分しか、取り上げません。ブログを捜せば、私と同じ危惧と疑念を持った人が、最近ブログに書いています。そちらを読めば、より詳しく事情が分かると思います。このブログでは記事タイトル・URL の紹介は、しません。googleで検索すれば、ブログはすぐ見つかります。

★補足説明
劣化ウラン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A3%E5%8C%96%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%B3
よくわかる原子力 - 劣化ウラン及び劣化ウラン兵器
http://www.nuketext.org/du.html


日刊ゲンダイ
トップ >http://gendai.net/
劣化ウランが粉塵となって舞う恐怖
2012年10月19日
http://gendai.net/articles/view/syakai/139196
▼全文引用

見過ごせない住友化学工場火災
<相次ぐヒヤリ きちんとした防災対策を>

 ニュースの扱いは小さかったが、17日に起きた「住友化学千葉工場」の火災にはゾッとする。合成ゴムをつくるプラントでゴムが燃え、煙がモウモウ立ち 上った惨事だ。幸い、火は1時間半後に消し止められたが、この工場敷地内には劣化ウランが入った200リットルドラム缶が2132本も保管されていたので ある。
劣化ウランは昭和40年代にガスなどを製造する際に触媒として使用しました。コンクリート建屋の中で厳重に保管しているので、劣化ウランが火災に巻き込 まれる心配はありません。もちろん、今回の火災でも劣化ウランに引火はしませんでした」(住友化学千葉工場・広報担当者)
 住友化学は“平静さ”を強調したが、3・11直後に起きた千葉県市原市のコンビナート火災では、劣化ウランの保管施設が一部延焼。危機一髪だったのだ。もし劣化ウランに引火したら、どうなったか。
劣化ウランそのものが大爆発を起こすことはありませんが、保管状況によっては粉状態で保管されている劣化ウランが、粉塵となって飛散し、工場の周辺住民 が吸い込む可能性があります。気管支や肺、気道に沈着すると内部被曝を起こします。免疫細胞が破壊され、白血病などを発症する危険性が考えられます」 (「劣化ウラン研究会」の山崎久隆代表)

 実はこうした放射性廃棄物を大量保管しているのは1カ所や2カ所ではない。平成22年度で全国に195カ所もあり、茨城の「ジェー・シー・オー東海事業 所」には200リットル入りドラム缶で8311本、埼玉の三菱マテリアル大宮総合整備センターには3万910本が保管されている。

 捨てるわけにもいかないからだが、そこに火災が相次いでいる。今年4月、山口県の三井化学で爆発・火災が起きて20人以上の死傷者が出たが、ここにも劣化ウランが3379本も保管されていた。
 情報をきちんと公開し、どのような防災態勢をとっているのかを、近隣住民に説明すべきだ。


★関連記事(ただし、記事元不明、ご参考まで)
週刊朝日9月2日号(8月23日発売) スクープ!「新しい放射能危機」放置された劣化ウラン 
全国195カ所に1545万6600リットル分の放射性物質
http://www16.plala.or.jp/chemicaldays/jishin/110823rekkauran.html




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