「北の山・じろう」時事問題などの日記

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浜岡原発:防波壁 22メートルにかさ上げへ<毎日新聞>

毎日新聞
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浜岡原発:防波壁 22メートルにかさ上げへ
毎日新聞 2012年12月20日 11時32分(最終更新 12月20日 13時07分)
http://mainichi.jp/select/news/20121220k0000e040148000c.html
▼全文引用

 中部電力は20日、浜岡原発(静 岡県御前崎市)の津波対策として建設を進めている高さ18メートルの防波壁を4メートル程度かさ上げし、高さ約22メートルとする方針を固めた。20日午 後の取締役会で決定し、水野明久社長が名古屋市内で記者会見して発表する。内閣府の有識者検討会が8月、南海トラフ巨大地震で想定される浜岡原発付近の津波高を最大19メートルと公表し、建設中の防波壁を上回ったことを踏まえた。

 防波壁を巡っては、静岡県の川勝平太知事ら地元自治体から見直しを求める声が強まり、中部電は年内にかさ上げするかどうかの結論を出す方針を示していた。中部電は防波壁のかさ上げによって、自治体の理解を得て再稼働につなげたい考え。ただ、浜岡原発東海地震の想定震源域に立地しているため、地元の不安が解消されるめどは立っておらず、再稼働が実現する見通しは立っていない。

 中部電は1400億円かけて津波対策工事を進めている。福島第1原発事故を受け、昨年7月に防波壁の高 さを当初予定の12メートル以上から18メートルに変更すると発表。昨年9月に着工し、全長1.6キロにわたって高さ18メートル、厚さ約2メートルの鋼 鉄製ブロックを設置する工事はほぼ終え、さび止めなどの仕上げをし、来年3月に完成する予定だった。かさ上げすることで、工事費が膨らむのは避けられな い。

 津波対策として、防波壁のほか、敷地内に浸水した場合の原子炉施設への防水扉設置や原子炉を冷却するための非常用発電機の高台配備を進め、13年12月までの完了を見込んでいた。だが、かさ上げの追加工事で津波対策の完了時期も遅れる可能性がある。

 浜岡原発は、福島第1原発事故後の11年5月、菅直人首相(当時)が中部電に運転停止を要請。中部電も受け入れ、運転していた3〜5号機を停止した。1、2号機は09年1月に運転を終了し、廃炉に向けた手続き中。【森有正


★ご参考
浜岡原子力発電所 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E5%B2%A1%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
浜岡原発:海水流入で専門家検討委 規制委が設置を決定<毎日新聞>
http://d.hatena.ne.jp/point-site-play/20121222/1356119740