「北の山・じろう」時事問題などの日記

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この国と原発:第6部・輸出の最前線で今/下(その1) 米「総本山」今なお熱気<毎日新聞>

毎日新聞
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この国と原発:第6部・輸出の最前線で今/下(その1) 米「総本山」今なお熱気
毎日新聞 2012年07月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120713ddm001040042000c.html
▼全文転載


図 http://mainichi.jp/graph/2012/07/13/20120713ddm001040042000c/001.html

(1)

 250を超えるエネルギー関連企業が集まる米南東部ノースカロライナ州シャーロット。米電力大手のデューク・エナジー本社のほか、米ショー・グ ループ、仏アレバなど世界各国の原発企業が拠点を構え、「原子力のシリコンバレー」と呼ばれる。日本企業では、東芝が米国での原発事業展開のための拠点を 09年に開設している。

                         

 昨年3月の福島第1原発の事故発生から1年以上たった今年5月、新たに日本企業がシャーロット郊外のオ フィスビルに拠点を開いた。三菱重工業の米国子会社「三菱原子力システムズ」だ。約100人の社員は日本人と米国人がほぼ半数ずつ。ついたてで間仕切りさ れたデスクに向かい、バージニア州の「ノースアナ原発」に建設を目指す原子炉の事業計画立案などの作業に当たっている。

                         

 「米国で原発を建設するための体制強化だ」。三菱原子力の山内澄(きよし)社長は、新拠点開設の狙いを 語る。同社はこれまで、首都ワシントンに隣接するバージニア州アーリントンの本社で、主に米国の規制当局から新型原子炉の認可を取得するための業務を進め てきた。シャーロットは同社として初の「前線基地」。エネルギー関連の大学や研究施設も集積するシャーロットで、優秀な技術者を確保することも狙いの一つ という。世界最多の104基の原発を抱える米国には、原発だけでなく優秀な科学者や技術者も集まっている。

(2)

 今年2月、米国の原子力政策は大きな節目を迎えた。米原子力規制委員会(NRC)がボーグル原発(ジョージア州)、VCサマー原発(サウスカロラ イナ州)の計4基の原子炉建設・運営を相次ぎ認可。79年のスリーマイル島原発事故以来、凍結状態にあった原子炉の新規建設が34年ぶりに動き出した。

                         

 福島の事故発生後、米国ではNRCが原発の安全性を検証し、「米国で福島のようなことが起きるとは考え にくい」と判断した。ボーグル原発を運営するサザン電力の広報担当者は「米国では完全に独立した組織が厳しい規制を行っており、業界を挙げて社員教育など 安全確保に努力している」と安全性に自信を示す。オバマ大統領も「クリーンエネルギーの柱」と原発推進の構えを崩していない。

                         

 30年以上原発を建設してこなかった米国は新興国同様、日本の技術を頼りにしている。「核不拡散など安 全保障の観点からも日本は重要なパートナー」(日本メーカー)だ。天然ガス価格の急落などもあり、米国の原発市場には強い逆風が吹いているが、日本メー カーはなお米国市場での事業拡大を模索している。

この国と原発 アーカイブ2012年
http://mainichi.jp/feature/20110311/konokunitogenpatsu/archive/news/2012/index.html

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