「北の山・じろう」時事問題などの日記

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福島第一原発の影響!?チョウ、鳥、ニホンザルの「放射能奇形」続出を専門家が指摘!-放射能奇形ウグイスからは53万ベクレル!<ベスト&ワースト>

★この内容は、東洋経済ON LINE」の詳しい記事を掲載しました。こちらの記事は、図入りで分かりやすいかと思い、掲載しました。確実に、放射能汚染の悪影響は、少なくとも動物や植物の世界では、既に現実化しています。

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福島第一原発の影響!?チョウ、鳥、ニホンザルの「放射能奇形」続出を専門家が指摘!-放射能奇形ウグイスからは53万ベクレル
 2013年4月8日 11:00 
http://www.best-worst.net/news_aBMJb7aMb0.html
▼全文転載



■専門家による動植物の遺伝子異常の現状が発表

2013年3月30日、飯舘村放射能エコロジー研究会主催による「原発災害と生物・人・地域社会」が東京大学にて開催された。

130330 原発災害と生物・人・地域社会 わかってきたこととこれからの課題
http://www.youtube.com/watch?v=Sy-HnOQTIf4&feature=player_embedded
公開日: 2013/03/31

同セミナーでは東京大学などの研究者から、福島第一原発事故の影響と考えられる動植物の「放射能奇形」の事例が報告されたのである。

イメージ画像
http://www.best-worst.net/files/954/96cf828b60ac8a4b11162480e9aa9ce6.jpg

福島第一原発事故は生物界にどのような影響を与えたのか。

そして人間への影響はどうなのであろうか?

ヤマトシジミの奇形

まずは昆虫。チョウである。琉球大学の大瀧准教授の「ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響」の内容が発表された。

この論文に関しては当サイトでも既報のものだ。

放射能奇形
(参考:当サイト2012年8月11日記事)



被ばくしたヤマトシジミ奇形発生率は次世代に行くほどUPするというものである。

放射能奇形



■ウグイスに異常!最大53万ベクレル

そして、東京大学大学院農学生命科学研究科の石田健准教授は約53万ベクレルを計測したウグイスを福島県浪江町赤宇木地区で捕獲した。

野生鳥獣の最高記録であったイノシシの6万1000ベクレルを軽くぶち抜く記録だ。

イノシシ放射性セシウム汚染ランキング

1位:6万1000ベクレル
2位:3万6000ベクレル
3位:1万2000ベクレル
4位:9500ベクレル
5位:9000ベクレル
(参考:福島県)



現在知られている野生鳥獣では最も高いセシウム汚染ではないかと思われる。

また、ウグイスの個体の中には、研究者である同教授も見たことが無いという「おでき」もあったのである。

発表された英字論文

放射能奇形



これも放射能奇形の可能性が考えられる。

■ニホンザルの白血球減少

そして、人間に近い哺乳類。ニホンザルでも異常が起きている。

日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授によると、ニホンザルの白血球の数が減っていることが明らかにされた。

特に2011年3月以降に生まれた個体にその奇形が顕著であるという。

福島第一原発事故以降に生まれた個体だ。

この異常は、青森県、福島県のニホンザルを比較し、土壌のセシウム汚染と相関があるのではないかとしている。

土壌汚染となると福島だけの問題ではなく、東日本に広がるホットスポットも心配となってくる。

千葉県北西部の一部の土壌汚染は福島県の汚染レベルに匹敵するというデータもある。

放射能奇形
(参考:当サイト2012年10月15日記事)



常総生協が調査したデータでは千葉県我孫子には最高で76万ベクレル/㎡の地点が存在することが明らかとなっている。

■人が住めないチェルノブイリと同等

現在、福島で起きていることはチェルノブイリと同レベルかそれ以上なのかもしれない。

チェルノブイリでは今でも原発の周り30㎞から町がごっそり無くなっている。人間など当然住んでいない。

放射能奇形

image from Amazon

このように地域社会が丸ごと無くなってしまうという恐るべきことが進行しているということを同セミナーでは強調している。

現在の動植物の状況からみて、人間でもチェルノブイリと同等の健康被害がでてもおかしくない状況にあるのかもしれない。

外部リンク
飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)
http://iitate-sora.net/

Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident - a SpringerOpen journal
http://www.springer.com/environment/monitoring

大瀧研究室
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/kaisetsu.html

ヤマトシジミにおける福島原発事故の生物学的影響| Scientific Reports | Nature Publishing Group
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/39035

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★関連記事
福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ チョウやニホンザルなどに異常、研究者が被ばく影響と指摘<東洋経済 ONLINE
2013-04-04 00:39:29
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/entry-11504227561.html
東洋経済 ONLINE
福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ
チョウやニホンザルなどに異常、研究者が被ばく影響と指摘

岡田 広行 :東洋経済 記者
2013年04月03日
http://toyokeizai.net/articles/-/13516


放射能の影響?福島県飯舘村で馬の異常死が相次ぐ!?-子馬に集中する異常死の原因は?<ベスト&ワー
2013-04-01 00:10:19
http://ameblo.jp/kitanoyamajirou/theme-10042597335.html
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放射能の影響?福島県飯舘村で馬の異常死が相次ぐ!?-子馬に集中する異常死の原因は?
http://www.best-worst.net/news_aAx3G1Ks72.html?right



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