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規制委 大飯 運転継続容認へ 9月まで 新基準、一部満たさず<東京新聞 TOKYO WEB>

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規制委 大飯 運転継続容認へ 9月まで 新基準、一部満たさず
2013年6月20日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013062002000109.html
▼全文転載

 

 原子力規制委員会は、国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が、九月の定期検査入りまで運転継続するのを容認す る方針を固めた。原発の新規制基準への適合状況を審議した結果、全ての基準を満たさなくても、運転停止を求めるほど重大な危険はないと判断した。

 十九日に正式決定された新基準(七月八日施行)では、原発ごとに最大級の津波を予測し、防潮堤や建屋の扉を強化して重要機器を防御。電源喪失に陥らないよう、外部電源の多重化や非常用発電機の強化も求める。

 事故時の作業拠点や、ベント(排気)時に放射性物質の放出を最小限にするフィルター、単独で原発を制御・冷却できる第二制御室も要求する。

 規制委は四月以降、これらの基準を大飯原発がどこまで満たしているか十二回の専門家会合と一回の現地調査を実施。その過程で、作業拠点が建設途中 であることや、周辺の三つの活断層が連動した場合の影響評価、原発の地盤を三次元的に詳しく調べることをめぐり、規制委と関電の間で議論が分かれた。

 関電が作業拠点の代用として3、4号機の会議室を提案したのに対し、規制委は非現実的だとして難色を示した。しかし、関電が別の代用施設を提案すると、十分機能すると受け入れた。

 活断層の連動評価では「耐震性に影響はない」とする関電の報告を了承し、地盤の三次元調査も詳しくは中長期的に実施すればいい、との結論になった。

 その結果、規制委は「積み残した課題はほぼない」(事務局幹部)と判断。近く3、4号機は現状でも一定の安全性は確保されているとする報告書をまとめ、運転継続を容認する方向となった。

 

 

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