「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

【 放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第2回》<星の金貨プロジェクト 2013年10月1日  >

星の金貨プロジェクト
トップ >http://kobajun.chips.jp/
放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第2回》
2013年10月1日
http://kobajun.chips.jp/?p=13706
▼全文転載

 

福島第一原発周辺で採取、高い放射性を示す物質の集合体、その正体とは?
ホットスポットに人が近づかないよう、的確な情報開示をすべき

フェアウィンズ 7月10日

 

ガンダーセン : 実は私も長年、この黒い物体についてはその正体について考え続けてきました。
長い間疑問が解けずにいるこの黒い物体は、他の物体の表面などに付着していたものが、雨に洗い流されたりするなどして、地表の窪地などに集積すると考えられます。
また、段階的に小さくなっていく性質も持っているようです。
そしてあなたがおっしゃったように、非常に高い放射能を帯びているために、発見されやすいという特徴もあるようです。
これを発見した他の人々も、他の物質と比べ際立って高い放射能を帯びているために、この物質の発見に至ったようです。
ところでこの物質は黒い色をしていますが、その事に何か意味はあるのでしょうか?それともたまたま黒い色をしているというだけなのでしょうか?

カルトフェン : 私は色が黒いという事には意味があると考えます。
この物体を顕微鏡で確認することが出来ましたが、単純な小片の集まりではありませんでした。
集合体(凝集体)であるようです。
チーズボールをご存知ですか?
顕微鏡で見ると、この物質は砕いたナッツで覆われた一個のチーズボール(写真)のように見えます。同型の小さな物体の集合体であることが解ります。
それがこの未知の物質の見た目です。
言ってみれば、スノーコーン(かき氷を丸く固めたもの)状の放射性物質の集合体というところです。

GRD01
そして集合体でありながら、なぜそうなっているかはわかりませんが結合性が比較的強く、研究所内でこの物質を取り扱った際に、一部がバラバラになったりはしませんでした。
これを顕微鏡で見る機会があれば、何百個もの様々な形と大きさの放射性物質を糊で固めたような印象を持たれることでしょう。
見た目が黒く感じられるのは、不揃いな集合体であるためです。
そして強く結合しているために、環境中においてその存在を確認しやすくなっていると考えられます。

ガンダーセン : お話を伺っていると、この物体は福島第一原発において作りだされたように感じます。つまり、福島第一原発の外で集合体となったのではなく、施設内において現在の形になり、福島第一原発の周囲に存在しているように思われます。
カルトフェン : そうですね、その可能性はあります。
ところで私たちは、採取したサンプルの中に、この物質の放射性には均一性が無いという事を証明するものは、ただの一個も無かったのです。
つまりこの物質の構成要素すべてが放射性を帯びているという事であり、つまりはこの物質は放射性物質と一般的な土の成分の混合物では無いということになります。

こうしたサンプルのいくつかをエックス線透視用のプレートの上に広げると、光やエックス線を照射しなくともこの黒い塵が放射線を放出していることを確認できます。
エックス線用のフィルムが、その部分だけ黒くなるからです。
黒い塵のすべてのサンプルで、この結果が確認できました。
例外はありませんでした。

ガンダーセン : 非常に興味深い結果ですね。
お聞きになっていらっしゃる皆さんに、この物質がどれ程の放射線を放出していたのか、その点について劣らせする必要があると思います。

 

そして集合体でありながら、なぜそうなっているかはわかりませんが結合性が比較的強く、研究所内でこの物質を取り扱った際に、一部がバラバラになったりはしませんでした。
これを顕微鏡で見る機会があれば、何百個もの様々な形と大きさの放射性物質を糊で固めたような印象を持たれることでしょう。
見た目が黒く感じられるのは、不揃いな集合体であるためです。
そして強く結合しているために、環境中においてその存在を確認しやすくなっていると考えられます。

ガンダーセン : お話を伺っていると、この物体は福島第一原発において作りだされたように感じます。つまり、福島第一原発の外で集合体となったのではなく、施設内において現在の形になり、福島第一原発の周囲に存在しているように思われます。
カルトフェン : そうですね、その可能性はあります。
ところで私たちは、採取したサンプルの中に、この物質の放射性には均一性が無いという事を証明するものは、ただの一個も無かったのです。
つまりこの物質の構成要素すべてが放射性を帯びているという事であり、つまりはこの物質は放射性物質と一般的な土の成分の混合物では無いということになります。

こうしたサンプルのいくつかをエックス線透視用のプレートの上に広げると、光やエックス線を照射しなくともこの黒い塵が放射線を放出していることを確認できます。
エックス線用のフィルムが、その部分だけ黒くなるからです。
黒い塵のすべてのサンプルで、この結果が確認できました。
例外はありませんでした。

ガンダーセン : 非常に興味深い結果ですね。
お聞きになっていらっしゃる皆さんに、この物質がどれ程の放射線を放出していたのか、その点について劣らせする必要があると思います。

 

あなたの研究室にサンプルを送った日本の方は、ガイガーカウンターを携行して歩いていて、この物質を発見した周辺で高い放射線量を計測しました。
驚いた彼はあなた、そして私に連絡をしてきました。
そこで私たちはその物質には高い放射性が計測されていたため、途中不測の事態などが発生しないよう、ごく少量のサンプルを送ってもらうことにしたのです。
その量は1グラムの10分の1、つまり0.1グラムです。
1グラムという重さを具体的に理解していただくために申し上げると、1ドル紙幣1枚の重さが約1グラムとお考えいただけると、解りやすいかと思います。
こうして郵送により、私たちの手元に0.1グラムのこの物質のサンプルが届けられることになりました。

そして、私は、あなたにそれをここから拾うようお願いするつもりです、マルコ、そして、1グラムのサンプルのその10日が何を含んだかについて見分けます。

さてそこでマルコ、ご説明いただきたいのですが、この0.1グラムのサンプルの中に含まれていたのはいったい何なのでしょうか?

 

カルトフェン : 日本から送ってもらったサンプルはごく少量ですが、元の大きさはアスピリンの錠剤ほどであったようです。
そして検出された放射線の大半はセシウム134と137からのβ(ベータ)線でした
MK: 全てのサンプルは、多分アスピリン錠のサイズについてあるでしょう。 そして、それは、大部分は我々が持ったCesium 134と137のβ放射線でした。
そしてこの物質に含まれていたのは、1キログラムにつきメガおよそ1.5メガベクレル(150万ベクレル)の放射性セシウムでした。
という事は、この物質が1キログラムあれば、そこでは1秒につき150万回の放射性崩壊が起きるという事です。
今回ここにあるサンプルは非常に小さいものなので、こう言いなおした方が良いかもしれません。
この物質については1グラム当たり、1秒間に1,500回の放射性崩壊が起きていると。
150万と比較すれば1,500という数字は少なく感じるかもしれませんが、放射線量としてはきわめて高い数値であると言わなければなりません。
この数値は福島第一原発の周辺でこれまで確認された放射線量の中で、最も高い数値なのです。

ガンダーセン : この物質は1キログラムにつき、1秒間に150万回放射性崩壊して行きます。1秒で150万回、次の1秒にも150万回、そしてその次の1秒にも150万回。
ですからこの場所にこの物質がキログラム単位で存在しないことを、神に感謝しなければなりません。
日本の国土の一定のエリアが汚染され、その中の一部分から私たちはこの物質を採取することになりました。

 

カルトフェン : 何か大切な事実がここにはある、そう感じています。
確かにこの物質は、福島第一原発の事故によって影響を受けた地域全体を象徴するものではありません。
このサンプルは福島第一原発からちょうど10キロメートル離れた場所で採取されました。
そしてこの物質は避難区域内、ただし立ち入り禁止区域の外側にありました。
かつて住民だった人々はここまではいることが出来ますが、滞在することは許されません。

この場所で起きたことが、この物質にどのような形でか集約されているかもしれません。この物質は周辺の土壌と比べ非常に放射性が高く、この場所に留まったまま周辺には拡散していないということが言えると思います。
何らかの自然現象によって集積された形を作りこの場所に集まり、その部分だけが放射線量が高くなっていて、人間は被ばくについて警戒する必要があります。
事故が発生してから2年以上が経ち全般に線量が低下しているにもかかわらず、このホットスポットに限って周辺よりも高い放射線量を示しているという点を考えれば、この場所を地図に明示し、人々が近づかないようにする必要があります。

〈 第3回につづく 〉

http://fairewinds.org/podcast/japans-black-dust-with-marco-kaltofen

 

星の金貨プロジェクト
トップ >http://kobajun.chips.jp/
放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第1回》
 2013年9月30日
http://kobajun.chips.jp/?p=13069


放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第2回》
2013年10月1日
http://kobajun.chips.jp/?p=13706

 

放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第3回》
2013年10月2日
http://kobajun.chips.jp/?p=13975

 

放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第4回》
2013年10月3日
http://kobajun.chips.jp/?p=14179

 

放射線科学の世界的権威が明らかにする・日本の黒い塵、その正体 】《第5回・最終回》
2013年10月4日
http://kobajun.chips.jp/?p=14201