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玄海町長選 岸本氏組織力で辛勝<佐賀新聞2014年08月04日>

佐賀新聞

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玄海町長選 岸本氏組織力で辛勝
2014年08月04日 09時52分
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/90402

▼全文転載

 玄海原発が立地する東松浦郡玄海町の町長選は3日、現職の岸本英雄さん(61)が3選を決めた。前町議の中山敏夫さん(59)の追い上げに苦しんだが、最後は組織力を生かし僅差で逃げ切った。

 午後9時45分、岸本さんの当選が確実になると、自宅近くの岸本組体育館に集まった支持者約300人から歓声が上がった。岸本さんはほっとした表情を浮かべ、「皆さんのおかげ」と支持者一人一人と笑顔で握手を交わした。

 国内初のプルサーマル導入に協力、2011年の福島第1原発事故後は、当時の菅直人首相が“待った”をかけなければ、再稼働の トップランナーだった。その後も、あらゆる場面で「早期再稼働」を訴え続け、国も一目を置く町長となった。2カ月前まで「無投票3選」は確実と見られてい た。

 中山さんが“閑古鳥”が鳴く次世代エネルギーパーク事業に焦点をあて、原発マネーの無駄遣いを批判して選挙戦に挑むと、流れは一変、これまで隠れていた町政への不満が噴出した。

 選挙戦では、県議時代の友人でもある県議会議長の木原奉文氏や同原子力安全対策等特別委員長の石丸博氏も応援に呼んだ。「玄海原 発の再稼働に向けた大事な時期だからこそ、県や国とのパイプを持った強いリーダーシップが必要なんです」と訴えたが、周囲には危機感にも見えた。

 町議11人中8人が支持し、建設業界が“フル稼働”しての選挙戦。「大差で勝たないと、信任を得たことにならない」と豪語していた陣営幹部も「勝って良かった」とトーンが変わった。

 「3・11」後も原発に依存する姿勢には批判の声も多い。「町の財政の6~7割が原発関連の収入で、今のところ原子力に依存している。原子力を維持しながら、新たな雇用対策や産業振興も取り組みたい」。当選後、記者に囲まれ、あらためて強調した。


▲転載終わり

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