ブラックジョークか? 「福島は日本一の健康ランド」と郡山市の内科病院<税金と保険の情報サイト>
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ブラックジョークか? 「福島は日本一の健康ランド」と郡山市の内科病院
2013年8月1日 14:00
http://www.tax-hoken.com/news_aMDIndr8I6.html
▼全文転載
福島県郡山市にある「あさひ内科クリニック」がホームページ上で掲載している、放射線被ばくに関する情報がひどいと話題になっている。低線量被ばくが避けられない同県を「日本一の健康ランド」と評価するなど、ブラックジョークとしか思えない説明が並ぶ。
問題のあさひ内科クリニックは、福島県郡 山市にあり、がんやアレルギー疾患の治療、胎盤エキス治療などを行っている。同クリニックでは公式サイトに「原子力発電所事故に伴う放射線被ばくの問題 安心して福島県に住むためには」とするページを設け、被ばくについての情報を提供している。
ただ、その内容には首をかしげるようなものが多い。たとえば、「大量短期の被ばく:悪魔の暴力」とする一方「少量被ばく:天使の微笑み(50mSv/年でも)」と説明する。
同じ並びで、「今後福島県では、がん患者が減少する」「少量の放射能食品はプレミアがつく」と被ばくの効能を紹介。
さらには「福島県は日本一の健康ランドとして人が集まってくる」と、もはやブラックジョークとしか思えない情報が並ぶ。
こういったトンデモ説は主に、「放射線ホルミシス効果」と呼ばれる学説を根拠にしている。本来有害な放射線を少量浴びることで抵抗力がつきかえって健康になる、というのがこの学説。
日 本のラドン温泉が健康によい、という考えもこの学説に基づく。1978年、ミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー生化学教授が発見、1982年に発表した 学説。日本でも東北大学、東京大学、東邦大学、京都大学など14の研究機関の参加を得て、放射線安全研究センターが論文を発表。
この中では「老化抑制」や「がん抑制」などの効果がある、とされた。ただ、この研究結果をまとめた論文は、学術誌に掲載されたものの、通常は行われる「査読」と呼ばれる検証がないままの掲載となった。
米国やWHOではホルミシス効果を認めておらず、ラドン被ばくについても、できるだけゼロに近いほど健康によい、とする明確な指針を表している。
外部リンク
◆あさひ内科クリニック
http://e.oisyasan.ne.jp/asahi-cl/topics/radi.html
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冷却水喪失なら消防車で注水と原電 即死レベルの放射線は無視<税金と保険の情報サイト>
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冷却水喪失なら消防車で注水と原電 即死レベルの放射線は無視
2013年8月3日 14:00
http://www.tax-hoken.com/news_aMUKHTZxCQ.html
▼全文転載
福島第一原発事故から、日本原子力発電はなにも学んでいな い。敦賀原発2号機の使用済み核燃料プールの水が喪失した場合の対処について、原電は31日、原子力規制委員会に報告書を提出した。それによると、即死レ ベルの被ばくリスクがあるにもかかわらず、消防車で注水するという。
原子力規制委員会は敦賀原発2号機の直下に活断層があると認定する。同施設には使用済み核燃料棒約1700本が冷却プールに納められているため、冷却水が失われた場合にはどういった影響が出るのか不安視されている。
そのため規制委員会は影響を評価した報告書を提出するよう原電に要請。原電側は「2号機直下にあるのは活断層ではない」と主張しながらも、リスク回避の観点から評価を行った。
報告書ではまず、プール内にある使用済み核燃料棒は約420度とすでに十分冷えているため、冷却水が失われても燃料棒が溶け、放射性物質が飛散することはない、と主張。
さらに冷却水が失われた場合には、消防車によって注水することで水位を回復できると説明している。
これに対して、福島第一原発で現在も働く作業員のハッピーさん(Twitterアカウント)は、「呆れた発言」と批判する。
8000Sv/hの燃料が剥き出しになってる場所に誰が消防車運転し近づいて注水するんだ?(ハッピーさんTweetより抜粋)
一般に、10Svの被ばくで人間は即死するという。もちろん燃料棒からの距離によって被ばく量は異なるが、1時間あたり8000Svという高い放射線を出す燃料の近くで注水せよ、という命令を誰に下すつもりなのか。
外部リンク
◆福島第一原子力発電所
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/
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