『緊急時避難準備区域』指定解除の意味
『緊急時避難準備区域』指定解除の意味は、何なのですか??
こう聞かれて答えられる政府・行政の関係者は、いないのではないか??
と思われます。
小出先生の解説によると日本の法律では、1平方メートル当たり
『4万ベクレル』を超えるような汚染物は、放射線管理区域の外にあっては、ならないそうです。4万ベクレル/1㎡以上の汚染があれば、そこを放射線管理区域に指定して一般人の立ち入りを禁止しなくては、ならないとの事です。
実際には、4万ベクレル/1㎡以上の汚染がある地域は、福島県外にもあるし今回解除した地域には、10万ベクレル/1㎡とか20万ベクレル/1㎡の汚染が確認されています。
一般人が立ち入り禁止になる4万ベクレル/1㎡を、遥かに超える危険な地域に一般人を帰すと言う事なのです。普通に考えると、「有り得ない」事を、今回政府は行なっています。
『そして、放射線管理区域では、一切の飲食が禁止されています。
つまり、内部被曝は一切しない事が義務づけられているのです。』
★しかし、一般人が生活するために帰るのですから、当然食べて飲んでとしますよネ??
『内部被曝』は、必然的に起こると思います。
この矛盾を、政府は説明できるものなら、是非してもらいたいと思います。
もう、一点、『除染』を法律どおりにやるなら(年間1mSv以下の放射線量にする)、費用は何十兆円になるか何百兆円になるか、分からないとも言っています。
除染より移住のほうが、遥かに安く、しかも安全なのに、どうして危険地帯に住民を留め、せっかく避難していた住民を帰そうとするのか???
「疑い」は2点、以前の日記で申し上げました。
YouTubeから、紹介です。
20111003 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教
小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=OxZ94k91doY&feature=player_embedded
★参考ブログ
「ぼちぼちいこか。。。」
10月3日 小出氏:敷地外のプルトニウム・ストロンチウム、セシウムの首都圏汚染地図、避難準備区域解除の意味@たねまき
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3069005.html
動画の話の「書き起こし」が、記載されています。
※ご参考
除染ビジネスが、大事ですか???
http://smcb.jp/_ps01?post_id=3605788&oid=424032
放射能に汚染された地域に住民を帰らせようとする(殺人的)政府・(政府は良心を失い、マスコミは死んだ国)
http://smcb.jp/_ps01?post_id=3596720&oid=424032