「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「もんじゅ」廃炉の可能性が、出てきました

昨日は、これを書きたかったのですが記事が沢山目にとまり有益な記事が多かったので、つい紹介してしまいました。

★紹介の記事は、読みたいのを「選んで」お読みください。

(1)
「もんじゅ」(高速増殖炉)の危険性は、以前の日記に書いてありますので日記の紹介だけ致します。お読みで無い方は、ご一読ください。

『もんじゅ」の恐怖を知っていますか???(再掲載)』
http://smcb.jp/_ps01?post_id=3668068&oid=424032
<参考>
『「危険な原発」シリーズ』
http://smcb.jp/_ps01?post_id=3719804&oid=424032

事故を起こした時の「威力」と言う意味では、『日本一危険』な原発であるといえると思います。事故が起これば、日本壊滅の運命が待ち構えております。

先月頃までは、存続について、する・しないで情報が錯綜していました。ところが、ここへ来て廃止(廃炉)の方向性が出てきました。この事については、新聞記事を紹介しますので、お読みください。
「もんじゅ」は、何がなんでも、『廃炉』にしなければならない原発です。

<以下、新聞記事の紹介です>
①47NEWSから引用(福井新聞
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論
(2011年11月27日午前9時19分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/31722.html

福井新聞から全文引用>
細野豪志原発事故担当相は26日、日本原子力研究開発機構高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と関西電力大飯原発(おおい町)を視察した。視察後、もんじゅについて「一つの曲がり角に来ている」と記者団に語り、政府の提言型政策仕分けの評価結果も踏まえ、廃炉を含め抜本的に見直す考えを示した。細野氏は福井新聞社の取材に応じて「全体の絵がない中で、もんじゅだけ結論を出すことはやるべきでない」とも述べ、来年夏をめどに結論を出すエネルギー政策全体の見直しの中で方向付けるとした。

 もんじゅをめぐり20日の提言型政策仕分けでは「もんじゅを用いた高速増殖炉の研究開発の存続の是非を含め、従来の体制・計画を抜本的に見直す」と評価された。中川正春文部科学相は、来年度予算で40%出力確認試験に備えた対応調整費約22億円の計上を見送る考えも示唆している。

 福井新聞社の取材で細野氏は、高速増殖炉の研究開発が当初の計画から長い年月がたち、設備が老朽化している点などを挙げ「(抜本的な見直しを行うべきだとの厳しい見方は)現実として受け止める必要がある」とした。

 一方で「国際的なエネルギー(確保)の問題や廃棄物を減らしていく観点から高速炉の可能性は決して失われてはいない。曲がり角というのはゼロか1かということでは必ずしもなく、いろいろな可能性を考えていく余地がある」と含みを持たせた。

 さらに「もんじゅの検討は全体がパッケージでなされなければならない」とも説明。使用済み核燃料の再処理、放射性廃棄物の処理などを総合的に検討する必要があるとした。

 細野氏は国のエネルギー政策を検討する上で、長年エネルギー政策を支えてきた原発立地地域の声を聞くことも大事だと強調した。(竹内史幸、野田勉)

②もんじゅ:廃炉検討 基軸失う核燃サイクル 政策転換必至
2011年11月27日 
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111127ddm003040168000c.html

東京新聞2011年11月27日
原発相、廃炉含め検討 もんじゅ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112702000060.html
東京新聞から全文引用>
 存廃の行方が注目されている日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅを視察した細野豪志原発事故担当相は二十六日、「一つの曲がり角に来ているという印象を持った」と述べ、政府として廃炉を含めて検討する考えを示した。

 もんじゅの後に視察した関西電力大飯原発福井県おおい町)で、報道陣の質問に答えた。

 細野氏は、もんじゅは一九九四年の初臨界から度重なるトラブルで試験運転の工程が遅れ、設備も古くなっていると指摘。廃炉も検討するのかという記者の質問に「そういうこと(廃炉)を含めて検討していくべきだ」と話した。

 原発事故担当相所管の原子力委員会が進めている原子力政策大綱の抜本的見直しに触れ、細野氏は「政策大綱の議論は(存廃を)先延ばしするだけでは許されない」と説明。大綱の結論が出る来夏には存廃を判断すると踏み込んだ。


もっと、有りますが昨日に続いてでは、「嫌われる事、間違いなし」なので、これだけにします。

(2)
今日は、もう一つ話題があります。汚染米についてです。
やはり汚染の強い地域で、(今の緩すぎる)基準値越えの汚染米検査で、次々と見つかっています。これも、十分ご注意ください。
以下、新聞記事をいくつか紹介しますので、お読みください。

①福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に
http://www.asahi.com/food/news/TKY201111280600.html

②放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111129k0000m040100000c.html

③福島県 コメ検査の範囲を拡大
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111129/t10014266131000.html

★汚染食品情報については、十分ご注意ください。

(3)
原発事故で東電では、一番頼りになると思われる吉田所長が
病気で退任となりました。今後が、懸念されます。

東電福島第一原発の吉田所長、体調不良で退任
http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY201111280270.html

福島第1原発:吉田所長が病気で退任
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111129k0000m040031000c.html

東電側「プライバシー」盾に説明拒否 吉田所長退任
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111129/scn11112901300000-n1.htm

★コメント欄は、参考まで記事を引用掲載しただけです。無理に
読む必要は、ありません。


①47NEWSから引用(福井新聞
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論
(2011年11月27日午前9時19分)
細野豪志原発事故担当相は26日、日本原子力研究開発機構高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と関西電力大飯原発(おおい町)を視察した。視察後、もんじゅについて「一つの曲がり角に来ている」と記者団に語り、政府の提言型政策仕分けの評価結果も踏まえ、廃炉を含め抜本的に見直す考えを示した。細野氏は福井新聞社の取材に応じて「全体の絵がない中で、もんじゅだけ結論を出すことはやるべきでない」とも述べ、来年夏をめどに結論を出すエネルギー政策全体の見直しの中で方向付けるとした。

 もんじゅをめぐり20日の提言型政策仕分けでは「もんじゅを用いた高速増殖炉の研究開発の存続の是非を含め、従来の体制・計画を抜本的に見直す」と評価された。中川正春文部科学相は、来年度予算で40%出力確認試験に備えた対応調整費約22億円の計上を見送る考えも示唆している。

 福井新聞社の取材で細野氏は、高速増殖炉の研究開発が当初の計画から長い年月がたち、設備が老朽化している点などを挙げ「(抜本的な見直しを行うべきだとの厳しい見方は)現実として受け止める必要がある」とした。

 一方で「国際的なエネルギー(確保)の問題や廃棄物を減らしていく観点から高速炉の可能性は決して失われてはいない。曲がり角というのはゼロか1かということでは必ずしもなく、いろいろな可能性を考えていく余地がある」と含みを持たせた。

 さらに「もんじゅの検討は全体がパッケージでなされなければならない」とも説明。使用済み核燃料の再処理、放射性廃棄物の処理などを総合的に検討する必要があるとした。

 細野氏は国のエネルギー政策を検討する上で、長年エネルギー政策を支えてきた原発立地地域の声を聞くことも大事だと強調した。(竹内史幸、野田勉)


①福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者に


福島市大波地区(旧小国村)のコメから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は28日、緊急調査の結果、大波地区に隣接する同県伊達市の旧小国村と旧月舘町の両地区の計3戸のコメでも基準を超え、一部は流通していた、と発表した。県は両地区のコメの出荷自粛を要請した。政府は、29日にも両地区のコメの出荷停止を指示する方針だ。

 県によると、このうち、伊達市の旧小国村のもち米9キロが地元の直売所から消費者に売られていた。基準超えのコメの一般消費者への流通が分かったのは初めて。

 県によると、伊達市の旧小国村では、101戸の農家の119サンプルのうち2戸の2サンプルで1キロあたり580ベクレルと780ベクレルを検出。同市の旧月舘町では、6戸の8サンプルのうち1戸1サンプルで同1050ベクレルを検出した。

 記者会見した県の鈴木義仁・農林水産部長は「基準値を超えたコメを買った人たちにご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪。「放射線量が高い市町村のコメの安全性については、調査を進め、結果に基づいて改めて判断する必要がある」と述べた。

 県は、全戸調査の対象に、二本松市の7地区と本宮市の2地区を加える。

 一方、県のまとめによると、福島市大波地区の全袋検査では、28日までに1637袋を調べ、うち171袋で基準を超えた。(井上亮)


③福島県 コメ検査の範囲を拡大
(NHKニュースから引用)
福島市に続いて福島県伊達市でも収穫されたコメから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、福島県は、すべての農家を対象にした検査を行う自治体を増やし、安全性の確保を進めることを決めました。

福島市に隣接する伊達市の旧小国村と旧月舘町で合わせて3戸の農家が収穫したコメから国の暫定基準値を越える1キロ当たり最大で1050ベクレルの放射性セシウムが新たに検出されました。福島県は、これらの地域にある農家に対してコメの出荷を自粛するよう求めるとともに、旧小国村の農家で収穫された9キロのコメが地元の直売所を通じて販売されていたため、流通先の調査を進めています。福島県は、今月、福島市の大波地区で基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受けて、伊達市を含む、局所的に放射線量が高い4つの自治体の一部の地域について、すべての農家を対象に検査を行っていて、今回はその中で放射性物質が検出されました。このため福島県は、放射線量が周辺より高い二本松市と本宮市の一部の地域でも2300戸余りの農家すべてで検査を行うことを決めました。福島県は「検査の範囲を広げ、県産のコメの安全性の確保を早急に進めたい」としています。


東電福島第一原発の吉田所長、体調不良で退任
(朝日新聞から引用)
 東京電力は28日、福島第一原発吉田昌郎所長(56)が病気療養のために入院したと発表した。原発事故の最前線で指揮を執ってきたが、健康診断で病気が見つかり、24日に入院した。吉田氏は12月1日付で所長職を退き、本社の原子力・立地本部付となる。

 後任は、本社で事故対応に携わる高橋毅・原子力運営管理部長(54)。所長交代が事故収束へ向けた作業に与える影響について、東電は「問題ない。後任の高橋は福島第一原発での勤務経験があり、今回の事故も熟知している」(広報部)と説明している。

 東電によると、病気は年1回の定期健診で見つかった。病名や被曝(ひばく)線量については、個人情報のため公表できないという。松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「医師の話では被曝との因果関係はないとみられるが、確定した診断ではない」と話した。



東電側「プライバシー」盾に説明拒否 吉田所長退任
2011.11.29 01:28
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111129/scn11112901300000-n1.htm

 東京電力福島第1原発吉田昌郎(まさお)所長(56)が病気療養で退任することが明らかになった28日、政府と東電の統合会見では、事故収束の“顔”ともいえる吉田氏の病状などに質問が集中。東電側は「プライバシー」を盾に病名などの詳細な説明を拒み続け、報道陣が何度も食い下がる場面もあった。

 午後4時半から東電本店で始まった会見では、「病状は」「被(ひ)曝(ばく)線量は」といった質問が向けられた。そのたびに東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「プライバシーの問題なので答えられない」と詳しい説明を避けた。

 事故後、約250日間にわたり最前線で陣頭指揮に当たってきた吉田氏。報道陣に初めて原発内部が公開された今月12日には、「なんとか安定した状態に持ってこれた」と病を感じさせぬ気丈な姿を見せていた。

 「死ぬだろうと思ったことが数度あった」と事故直後の心情も吐露。「一寸先も見えない」と、寝食を忘れ対応に追われた壮絶な日々を振り返った。「放射線量が高く、日々の作業にはまだ危険な状態」と最後まで職員の心身を気遣っていた姿が印象的だった。