「北の山・じろう」時事問題などの日記

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大阪市の不思議???

私は、昔、東京都の大田区に住んでいた事があります。かれこれ、20年くらい前の話です。区の財政が悪化して、人件費削減と言う話になりました。

当時の大田区では、給食の3時間くらい働く人に年収で約300万円の給料が支払われていたり学童の通学路に立つ、「緑の・・・」の人に約800万円の給料が支払われていると言うような話でこれを世間並みに、切り下げようと言うごく、まともな話でした。

当時、給与引き下げに反対して一部政党が積極的な反対活動をしました。そうこうしているうちに引越ししてしまったので、結論どうなったのかは知りません。これは、バブル崩壊の数年後の話です。

ところが、NEWSポストセブンの記事を読むと、大阪市ではいまだに似たような事が継続していたようです。これでは、市の財政が悪化し続けるのは当然です。橋下新市長は、選挙公約でこのような状況の改革を訴えていたようです。

政府(国家行政)も全く、同じ状況にあります。国家公務員の給与水準は高く、退職金も高額であり、必要性の疑われる外郭団体は無数にあります。そして、ここに総額不明の補助金が、国庫から支出されていて、関係者を養う構図があります。簡単な話、国家公務員とその退職者が、国庫を貪る構図が、あります。

これが、国家公務員についての行政改革問題です。

大阪市の現状を見る事で、それが理解しやすいのでは、ないかと思います。これは、東京都などの大規模自治体でも全く、同様です。公務員による税金貪りの構図は一部では無く、全国的な問題です。

★ご参考
NEWSポストセブンから一部引用
大阪市民「市バス運転手平均年収800万円なんてありえへん」
2011.12.05
http://www.news-postseven.com/archives/20111205_73839.html

大阪のW選挙で大阪維新を掲げた橋下徹氏が圧勝、それを受けてすでに首筋が寒くなっているのが市役所や府庁の職員たちだ。

橋下氏は勝利後の会見で、「選挙戦に政治介入しすぎた職員には潔く市役所を去ってもらう」、「民意を無視する職員は去ってもらう」と匕首を突き付けた。

職員の間には「面従腹背派」が増えているが、大粛清は避けられない。橋下氏は、市営地下鉄や市バスなど市交通局の完全民営化などにより、市職員の3割にあたる1万2000人の削減を公約に掲げた。さらに、「意味の分からない補助金、市職員の給与を見直す」として、給与カット、天下りの全廃も唱える。

市民から同情の声は聞こえない。

(以上、引用終わり)