「北の山・じろう」時事問題などの日記

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東電の地下水の汚染対策

★遅すぎると思います。本当に、感度の鈍い組織です、東電は。小出先生は昨年の5月か6月に言っていました。地下水が汚染されるから、地下に遮蔽壁を作れ、汚染水はとりあえず、タンカーに保管するのが良い。このように提案していました。

原発利権企業が、オール参加で汚染水処理システムを突貫工事で作りましたが、全然上手く行きませんでした。処理が間に合わないので、今や原発の敷地は、汚染水の保管タンクが乱立しています。このタンクから汚染水が漏れることがありますが、地面に滲んだ所を、計測した所、「2シーベルト」が計測されたと報道が、ありました。「ミリ」や「マイクロ」では、ありませんよ。

★毎時『7シーベルト』が、人間の致死量であると言われています。地面に滲んだ所でさえ、「2シーベルト」であるなら、タンクの中は、もっと高濃度に汚染されているはずです。こんな汚染水が時々、海に漏れ出します。核燃料が、メルト・アウトしている可能性が、高いのですから(どの程度かは、不明ですが)、地下水も高濃度に汚染されていると推測されます。地下水脈というのは、海に近いからと言って、海に流れているとは、限りません。内陸方向に流れる地下水脈もあります。どっちに流れているかは、分からないのです。

★もし、内陸方向に流れる地下水脈に核燃料が触れていれば、将来内陸部で高濃度に汚染された地下水が、地上に湧き出してくる可能性も、十分あるのです。

★海に流れる地下水脈であれば、海に高濃度の汚染水が流れ出します。この問題を、これまで放置して来ました。ここへ来て、やっと重い腰を上げて対策に取り組むようです。
(1)
福島第1原発:井戸で地下水くみ上げ 汚染水低減へ
毎日新聞 2012年04月23日 20時53分(最終更新 04月23日 21時18分)
http://mainichi.jp/select/news/20120424k0000m040071000c.html
[ http://yuaoisj983nu6g3j8h765eubw.blogspot.jp/2012/04/14869823094872.html ]

(2)
新潟日報2012年4月14日
福島原発の地下水、柏崎原発へ移送
先月15日に、東京電力が発表
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/34199.html
[ http://dunab785fsiwn80b3hrq67kk.blogspot.jp/2012/04/07894736278412.html ]
と言っても、汚染水を運ぶのではありません。「敷地内で採取した地下水640リットルと海水4リットルを放射性物質の解析のため」と、新聞は伝えています。


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