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「爆弾」真紀子氏入閣、対中改善狙いも大きな副作用<zakzak>

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「爆弾」真紀子氏入閣、対中改善狙いも大きな副作用
2012.10.01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121001/plt1210011810007-n1.htm
▼全文引用

 野田佳彦首相(55)は1日午後、内閣改造を断行。民主党城島光力国対委員長(65)を財務相前原誠司政調会長(50)を国家戦略担当相などに 充てるが、驚くべきは、田中真紀子元外相(68)の文科相起用だ。日中国交正常化を成し遂げた真紀子氏の父、角栄元首相の威光を借りて、沖縄県・尖閣諸島 をめぐる日中緊張を和らげる思惑とされる。ただ、真紀子氏は外相時代、官僚と対立して日本外交を大混乱させた「劇薬」「爆弾」だけに、野田政権の崩壊を加 速させそうだ。

 「先週半ば、『真紀子氏の身体検査(=閣僚候補者にスキャンダルなどがないかを調べる身辺調査)が行われている』という情報が流れたとき、『まさか…。悪い冗談だろう』と思ったが、事実だった。野田首相が相当追い込まれている証拠だ」

 自民党閣僚経験者はあきれたように語る。1日昼までに固まった改造内閣の顔ぶれは別表の通り。真紀子氏の入閣以外は目新しさもなく、「選挙対策」や「離党者封じ」を感じさせた。

 国家戦略相への起用が固まった前原氏は昨年、外国人献金が発覚して外相を辞任し、その後、暴力団関係者との宴席写真が報じられた。周囲は「ぜひ、財務相に」と期待したが、野田首相も重要閣僚は避けたのか。

 他にも、かつて身体検査で問題があって入閣が見送られた人物の起用が固まっている。

 選挙対策が露骨なのは、大阪市の橋下徹市長率いる「日本維新の会」の勢いから、「落選危機」がささやかれる大阪選出の藤村修官房長官(62)の留任と、樽床伸二前幹事長代行(53)の総務相起用など。

 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が暗躍して、これ以上の離党者を出させないためか、小沢側近とされた三井辨雄政調会長代理(69)を厚労相、中塚一宏内閣府副大臣(47)を金融担当相に登用する。

 松下政経塾OBの重用も目立つ。野田首相と前原氏、樽床氏のほか、玄葉光一郎外相(48)が留任、長浜博行官房副長官(53)が環境相原発事故担当相となり、政経塾出身閣僚は5人となる。

 こうしたなかで、突出しているのが真紀子氏の起用だ。

 真紀子氏といえば、小泉純一郎首相が劇的な勝利をした2001年の自民党総裁選で、全国を二人三脚で回った「生みの母」として外相起用を要求し、望み通りに外相に就任した。

 ところが、日本に不法入国して身柄拘束された北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏を早期送還させるよう訴えたほか、海外要人との会談に遅刻。自分の指輪を紛失した責任を秘書官らになすりつけるなど、外務省を大混乱させた。

  翌02年1月、アフガニスタン復興会議へのNGO参加問題などで、野上義二外務事務次官鈴木宗男衆院議院運営委員長と激しく対立。最終的に、小泉首相が 「外交の停滞」を理由に真紀子氏と野上氏を更迭し、鈴木氏も委員長を辞任した。同年8月には、公設秘書給与流用疑惑で議員辞職している。子供たちの教育を 所管する文科相の資格があるのか、国民からも疑問が噴出しそうな人物といえる。

 「人間には、敵か、家族か、使用人の3種類しかいない」と豪語する真紀子氏を起用する背景は、「論功行賞」と「対中配慮」とみられる。

 先月の民主党代表選で、真紀子氏は一部から出た出馬要請を受けずに、「政治を前に進めるために野田首相に続投してほしい」と表明した。真紀子氏は「反野田」勢力に影響力がある小沢氏にも近く、真紀子発言は、非主流派も野田首相を支持する流れをつくったとの見方がある。

 また、真紀子氏は日中国交正常化40周年に合わせ、中国側の招待で先月26日に訪中した。野田首相としては、日中関係が悪化しているなかで中国との関係を重視する姿勢をアピールする狙いがあるとされる。

 こんな人事で、野田内閣は浮揚できるのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「真紀子氏はチームワークを乱す人物。単なる『劇薬』でしかない。野田首相は、小泉政権時代の教訓を学んでいない。幅の狭い、余裕のない人事だ」といい、こう解説する。

  「確かに、角栄元首相は日中国交正常化の功労者だが、真紀子氏はその娘というだけ。外交手腕も閣僚としての実績もない。そんな人物しか、日中関係回復のた めに起用できないところに、野田首相民主党の限界がある。代表選で戦った原口一博氏と赤松広隆氏、鹿野道彦氏の起用は見送られるようだが、今後、党内の 不満が出てくるだろう。離党者は続き、衆院過半数割れ→内閣不信任案可決という流れになるのでは。年内解散の可能性が高まってきた」

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