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もんじゅ文科省部会初会合 「発電技術残す」多数
2012年10月29日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012102902000207.html
▼全文引用
高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の今後の研究計画を検討する文部科学省の作業部会の初会合が二十九日、開かれた。委員からは「発電能力はもんじゅの当初の目標であり、それができるかを見極める必要がある」など、発電する原子炉としての研究を維持すべきだとする意見が大勢を占めた。
作業部会は、年末までに中間報告をまとめ、来年夏までに研究計画を決める。
今回の検討は、九月に決まった政府の新エネルギー戦略を受けたもの。もんじゅは高速増殖炉の研究成果をまとめた上で、今後は年限を区切り、放射性物質の量や有害度を減らす燃焼炉の研究炉として活用するよう転換する方針を掲げた。
作業部会は原子力工学や科学コミュニケーションなどの専門家九人で構成するが、脱原発派の委員はいない。この日の議論は、発電する原子炉としての当初のもんじゅの役割に固執する意見が多く、新戦略が期待している核のごみを減らす燃焼炉への転換からは外れた流れになった。この日は、燃焼炉への転換や研究期間をどうするかなどは本格的な議論に入らず次回以降に検討することになった。
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読売新聞
「もんじゅ」計画見直し、作業部会が初会合
(2012年10月29日16時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121029-OYT1T00957.htm?from=ylist
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