「北の山・じろう」時事問題などの日記

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『「タバコと酒」の健康常識はウソだらけ』の著者直撃<上><日刊ゲンダイ>

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『「タバコと酒」の健康常識はウソだらけ』の著者直撃<上>
2013年9月25日
http://gendai.net/articles/view/syakai/144754
▼全文転載

 

 たばこを吸う人は肺がんになりやすい――。こんな通説がまかり通っている。それだけではない。「健康に良くない」「社会全体の医療費コストを引き上げている」といった論調は高まる一方で、いまやたばこは諸悪の根源みたいな存在にされつつある。

 そんな社会の風潮に待ったをかける本が出版され、話題になっている。現役の医師(医学博士)である橋内章氏の『「タバコと酒」の健康常識はウソだらけ』(ワック)である。過去に何回も禁煙した過去を持つという喫煙家の橋内氏に、改めてたばこの健康常識のウソを直撃した。

――肺がんになる確率ですが、「たばこを吸う人は吸わない人の24倍」なんて極端なデータがあるそうですが、関連性はあるのでしょうか。

橋内 これ(24倍説)は出所がはっきりしていません。肺がんの人に喫煙者が多いのは事実です。確率のデータで信頼できそうな数値は、喫煙者ががんになる 確率は非喫煙者の2.4倍というものです。このほかにもさまざまな疫学調査のデータがあります。一つ言えることは、喫煙とがんには関連性があるということ です。

――では、喫煙と肺がんの因果関係はどうなのでしょうか。

橋内 確かに疫学調査では喫煙とがんとの関連性は証明されていますが、喫煙とがん発症の因果関係は証明されていません。体内の細胞は常に細胞分裂を繰り返 し、その過程で一部はがん化します。でも、そのがん細胞は免疫系によって駆逐されます。臨床的ながんという病気の発症は、免疫系の考察抜きにして論議でき ないのですが、この免疫系がミステリアスで何も分かっていないのが実情なのです。疾患と環境因子との関係からその疾患の原因を推測する疫学調査は、解釈は いく通りでもできる。(喫煙と肺がんの)因果関係が解明されていないのに、疫学調査の結果を拡大解釈しているのが現状です。

――疫学調査には限界があるといいますが。

橋内 がんになった人の過去を調査して、たばこを吸っていたかどうかで分類する疫学調査は、レトロスペクティブ・スタディー(後ろ向きの調査)といいま す。この調査では、喫煙者と非喫煙者の生活環境そのものが違うという可能性があるのに、見逃している部分がある。その見逃した生活環境の中にがんの別の原 因があるのではという疑問が残るのです。

 たばこの発がん物質に関する動物実験にしても、同書でこう看破している。

「最大耐用量という非常識な量を投与しての結果であり、我々が日常的に吸っているタバコの煙の作用の参考にはならない」

 疫学調査の結果を拡大解釈してたばこの害を強調し、喫煙を規制しようとしているのが、いまの社会の実態なのである。

 

 「たばこ=悪」を覆す これだけの効用
『「タバコと酒」の健康常識はウソだらけ』の著者直撃<中>
2013年9月26日
http://gendai.net/articles/view/syakai/144854

 

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