「北の山・じろう」時事問題などの日記

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2日に1回のペースで事故…福島原発は「作業員が足りない!」<日刊ゲンダイ>

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2日に1回のペースで事故…福島原発は「作業員が足りない!」
2013年10月12日
http://gendai.net/articles/view/news/145220

▼全文転載

 

日当が減り除染にシフト

 

 福島第1原発の港湾外の海水から高濃度の放射性物質が検出され、安倍首相の「完全にブロックされている」という発言が大ウソだったことが改めて証明された。福島原発はますます危険な状態になりつつある。

 作業員が誤って注水ポンプを停止させたり、配管をいじって汚染水を流出させたり……“単純ミス”が頻発しているのだ。今月に入り、2日に1回のペースでトラブルが発生している。

 事故多発の大きな原因は人手不足だ。事故直後、復旧作業は5000人態勢で当たっていたが、今では3000人程度に減っている。危険な福島原発から、作業員が逃げ出しているのだ。

「人が集まらない理由ははっきりしています。作業員の賃金単価が下がってしまったからです。かつて2万~3万円あった作業員の危険手当は、野田前首相の収 束宣言以降、半分以下に減らされました。だから作業員は除染にどんどん流れています。国の事業である除染作業は危険度が低い割に、賃金単価は原発と同額か それ以上もらえますからね」(「ルポ イチエフ」の著書があるジャーナリスト・布施祐仁氏)

<大事故招きかねない人手不足>

 人手不足だけでなく作業員の「質の低下」も深刻だという。事故から2年以上経ち、線量が限界に達したベテラン作業員たちが続々と福島原発を去っている。 代わりにやってくるのがシロウトみたいな作業員。ボルトひとつきちんと締められない新人作業員もいるという。それが貯水タンクの漏洩事故につながっている らしい。

「人件費が下がれば作業員のレベルが下がるのは当然です。しかも、安倍政権は早くしろ、急げ、と現場にプレッシャーをかけ続けている。ただでさえ不慣れな 作業員が、せかされたら、ミスもするでしょう。私が話を聞いた作業員は“キャパシティーを超えてる”と悲鳴を上げていました。今は比較的小さなミスで済ん でいますが、いずれ深刻な大事故につながるのではないかと危惧しています」(布施祐仁氏)

 これから五輪の建設ラッシュで腕のいい作業員はますます福島原発からいなくなる。

 汚染水は増える一方だしミスで復旧作業が進まない。こんな状況で五輪なんて開催できるのか。
 
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