放射性セシウム過去調査値の7倍超え!海底土から2370ベクレルを検出!-原子力規制委員会データと
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放射性セシウム過去調査値の7倍超え!海底土から2370ベクレルを検出!-原子力規制委員会データとの違いは何故か?
2013年2月25日 16:00
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▼全文転載
■海底土の放射性セシウムが7倍に増加!
2013年2月20日に東京電力が「海底土(乾土率測定結果:2012年 11月、12月分)」を発表した。
この調査結果データによると、浪江町請戸の沖合の海底土は過去の調査値7倍を超える2000ベクレル以上の放射性セシウムが検出されていたことが判明した。
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この値は過去調査値の7倍に相当する放射性セシウム濃度となる。
1位:浪江町請戸沖合2km(2370ベクレル)
2位:浪江町請戸沖合3km(2320ベクレル)
3位:浪江町請戸沖合1km(2200ベクレル)
この他にも「請戸川沖合3km付近」が1430ベクレル、「1F敷地沖合3km付近」が1600ベクレルと1000ベクレルを超える放射性セシウムを検出している。
過去の最高値は2012年6月の330ベクレルとなっており、7倍以上の放射性セシウムが検出されたことになる。
■原子力規制委員会では報告なし
同日開催された原子力規制委員会の第30回会議では、この海底土汚染については全く言及されていない。
「3. 海水、海底土等の放射性物質濃度」でございます。これも濃度限度を下回る、あるいは検出下限値未満といった値でございまして、ページ目に行きまして、基準 がまだ作られていない海底土についての値、ポツで言うと7番目のところあるいは8番目の方で、福島県の海底土、宮城県、福島県、茨城県、千葉県沖の海底つ いて、それぞれ416ベクレル・パー・キログ(q/kg)といった最高値、あるいは280ベクレル・パー・キログラム(Bq/kg)といった最高値が出て おりますが、全体を通し特段変化はなかったと考えております。
(引用:第30回原子力規制委員会議事録)
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原子力規制委員会に確認したところ、同委員会のデータは東京電力の調査データは別物であるとのことである。
浪江町沖合も調査されているが、この調査では、海底土からは、特別高い放射性セシウムは検出されていないとまとめられている。
外部リンク
福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果|東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/#anchor05
第30回 原子力規制委員会|会議|原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20130220.html
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