内部被ばく「身近な問題」 映画監督・鎌仲さん講演<中日新聞 2014年2月24日>
中日新聞 CHUNICHI WEB
トップ >http://www.chunichi.co.jp/
内部被ばく「身近な問題」 映画監督・鎌仲さん講演
(2014年2月24日) 【北陸中日新聞】
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140224152829920
▼全文転載
原発問題などのドキュメンタリーを手掛ける富山県氷見市出身の映画監督・鎌仲ひとみさんが23日、高岡市戸出春日の県生協西部センターで「内部被ばく」をテーマに講演した。
内部被ばくは、放射性物質を含む食べ物や飲料を取ることで、体内で起きる被ばく。鎌仲さんは2012年、その実情に詳しい医師4人を取 材した作品「内部被ばくを生き抜く」を制作しており、講演では「内部被ばくで細胞の一部が破壊され、がんを含むあらゆる疾病にかかりやすくなると考えられ る」と指摘した。
今秋に公開する新作の制作で、1986年のチェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシを訪れたことも紹介。二十数年がたって甲状腺が んの発症者が増えている現状を取材したといい、「原発事故が起こった国では、食材が放射能で汚染されるリスクが高まる。私たちの身近な問題として関心を 持ってほしい」と訴えた。
講演は県生協西部環境委員会が企画し、80人が参加。会場では福島の子どもを支援するための義援金も募った。 (西山輝一)
中日新聞グループの総合案内サイト Chunichi.NAVI(中日ナビ)
中日新聞ほっとWeb | 中日新聞をもっと楽しむサイト | 中日ほっと
ブログ目次
☆ホームページのご案内
福島第1原発事故と原発問題、チェルノブイリ原発事故関係情報案内所
福島原発事故と放射能環境汚染・食品汚染・健康被害、チェルノブイリ関連情報案内所