再生エネ買い取り費用 上乗せ料金2倍に<東京新聞 2014年3月>
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再生エネ買い取り費用 上乗せ料金2倍に
2014年3月26日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014032602000125.html
▼全文転載
自然エネルギーの普及を目指す「固定価格買い取り制度」について、経済産業省は二十五日、買い取りにかかる費用を電気料金に上乗せする「賦課金」 を二倍近く引き上げ、全国一律で一キロワット時当たり〇・七五円にすると発表した。月に三百キロワット時を使うモデル世帯では、二〇一三年度の月額百二十 円から、一四年度は二百二十五円に上がる。五月に支払う四月分の電気料金から反映される。
賦課金が引き上げられるのは、太陽光発電の急速な拡大で買い取る量が増えたため。経産省は同日、一キロワット時当たりの一四年度の買い取り価格を 引き下げることを決めたが、それでも買い取り費用の総額は一三年度の二倍近い九千億円になると想定。電力の需要予想から一キロワット時当たりに転嫁する額 を計算した。
買い取り価格は家庭が設置する小規模な太陽光発電が一円下がって三十七円、企業などが設置する大規模タイプは四円下がって三十二円となる。風力や地熱は導入が進んでいないため価格を据え置いた。
買い取り価格が高いうちに経産省の認定だけを受けておいて、施設の建設費が下がるのを待って着工しない事例があるため、認定から六カ月たっても設備や土地の確保が確認できない場合は認定を取り消すことを決めた。
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