「ホンダが、小型ジェット機の量産型1号機の初飛行に成功」とのニュースで思うこと
※素晴らしいと思います。
戦前に起源を持たない企業としては「ホンダ」と「ソニー」が双璧でしょう。
ホンダは、自動二輪から四輪へと発展してきました。
ソニーは、音声・映像機器メーカーとして発展してきました。
そのホンダが、とうとう小型ジェット機の開発にチャレンジ。
ついに、「小型ジェット機の量産1号機が初飛行に成功した」と会社から発表があったようです。
三菱重工とは、分けが違います。
三菱重工は、戦前からの国防企業であり、「ゼロ戦」が一番有名ですネ?
戦後は、YS11の製作に関与しています。その後も、支援戦闘機の開発などをしています。三菱重工とホンダでは、航空機に関する技術と経験が全く違います。三菱重工は国防企業として日本政府が支援もし、日本最大の航空機メーカーと言うべきでしょう。と言っても、製品として民間用に単独で開発し販売し始めたのは、つい最近の事です。
※言ってみれば、日本航空と格安(最近出来たばかり)の航空会社くらいに違います。そんなホンダが、自動二輪から自動車、そして小型ジェット機の開発と製品化まで成し遂げました。自動車も、アメリカ市場が最初の本格的な参入でした。
※素晴らしい!!と、思います。
「日本は、技術に優れている」、「しかし、東アジアの国々の安値攻勢のため利益が上がらない」と言う言い訳は、これまで「散々」聞いてきました。しかし、どうやら「技術的に、大して優れていないから、安値攻勢に負けてしまう」と言うのが本当のところでしょう。「技術の世界は、日進月歩」ですネ??
ホンダは、独力でここまでやっています。
※一方、ソニーはどうでしょう??
「トリニトロン」と言う優れたブラウン管テレビを製作することにおいては、多分世界一の技術を持っていたと思います。それが、薄型テレビの決定的な出遅れを招きました。まだ、あります。「ウオークマン」です。「ウオークマン」はアナログの技術です。これを、デジタルにしたのが??アップルの「iPod - ウィキペディア」ですネ?
ソニーが、長期低迷に陥っている一番の理由は、一時的な勝ちで次の製品開発を怠るところにあるのは、明らかだと思います。
※「ホンダが素晴らしい!!」と思う、一番の理由です。
The Huffington Post
ホンダジェット量産1号機、初飛行に成功【画像】
投稿日: 2014年06月29日 13時43分
http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/28/hondajet-flight_n_5540728.html?utm_hp_ref=mostpopular