被ばく線量、引き上げ検討=原発緊急事態対応で-作業員意思確認も議論・規制委 (2014-07) 時事通信<について
被ばく線量、引き上げ検討=原発緊急事態対応で-作業員意思確認も議論・規制委
(2014/07/30-12:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014073000378
(一部引用)
原子力規制委員会は30日、原発で重大事故などの緊急事態が発生した際に、作業員らの被ばく線量上限値に関して現行の100ミリシーベルトから引き上げる必要があるか検討を始めることを決めた。田中俊一委員長が同日開かれた定例会合で提案し、了承された。
東京電力福島第1原発事故では、作業員らの線量上限値が100ミリシーベルトのままでは対応できないとして、急きょ250ミリシーベルトまで引き上げられた。田中委員長は「国際的には500ミリシーベルトということもあり、検討してはどうかと思う」と述べた。
(引用終わり)
※基準値については、特に言うことはありません。
一応、欧米の一部の国々の基準値(外部被曝のみ)
「1年平均で20ミリシーベルト(20X5年=100)。年間最大50ミリシーベルト。
5年通算100ミリシ-ベルト。」
と、このような記事を読んだことがあります。
現行の日本の基準もこれになっているようです。
放射線業務従事者 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%BE%93%E4%BA%8B%E8%80%85
(一部引用)
電離放射線障害防止規則による被曝限度は以下の通りである。
単年で最大50 mSv、ただしその前後5年間で100 mSvを超えてはならない。平均20 mSv/年
http://kotobank.jp/word/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%BE%93%E4%BA%8B%E8%80%85
(一部引用)
◆電離放射線障害防止規則により、放射線業務従事者の被曝限度は、通常作業の場合、5年間で100ミリシーベルト、かつ1年間50ミリシーベルト以下、緊急作業時は100ミリシーベルト以下などと規定されている。平成23年(2011)の福島第一原発事故の際には、250ミリシーベルトに引き上げられた。
(2011年の緊急時でも、この通りです。)
※原発で作業する人々の人数が、どうやっても足りず被曝基準値を引き上げようと言う事なのでしょう。
※実際には、これと同じことが各原発で行われてきたと告発してきた人々がいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC
日本の原発奴隷(2003.6.8)
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E5%81%A5%E4%BA%8C
※福島第1原発事故前は、この問題はマスメデイアのタブーであったようです。
福島第1原発事故のあとから、一部が取り上げられるようになりました。
現在、これらの問題について「封印」が解かれた状態にあります。
※結局、誰かが(または組織が)原発事故の処理に当たらなければなりません。
福島第1原発事故の直後は、東電しかそれが可能な組織がありませんでした。
以前の制度では、電力会社が原発の安全に関して責任を持つことになっていたそうです。
つまり??政府には、原発の過酷事故対応の組織も人材も資機材もありませんでした。
更につまり??
過酷事故対応は、電力会社に「丸投げ」状態だったようです。
みなさんは、「旧原子力安全保安院」や「旧原子力安全委員会」のことを、覚えているでしょうか??
ほぼ何も出来ずに、東電に丸投げでした。
結果、経緯はあったものの現在の原子力規制庁が発足し現在、活動しています。
これも、かなり???な部分は、あります。
「旧原子力安全保安院」や「旧原子力安全委員会」に比較するなら、余程マシだとも言えます。どこかの政党に「骨抜き」にされないように、国民が「シッカリ!」と監視しなければなりません。
(自分たちで作ったのですから?◎◎党と▼▼党には、責任を持って運営して欲しいと願うところです。XX党の組織改変原案では、環境省の外局でした。本当に?XXだこと!!だから?国民に見放されたのです。反省して、立ち直るのは?ムリかな???)
※原発推進をしてきたのは??
歴代政府、経済産業省、原子力安全委員会、資源エネルギー庁などです。
地方自治体も関係しています。
※結論、何を言いたいか??
政府や行政の人間は、何時まで経っても??
「東電に丸投げしたままで??」
誰も、どの組織も現場に行って対応しようとは、しません。
これって??非常にヘンでないですか??
延べ(だと思いますが?)60万人とも100万人とも言われる、旧ソ連軍関係者でした。もちろん、放射線被曝の健康被害は大きなものだったと言われています。
☆現在、緊急時に近い状態だから、以上のことが記事になったりします。
もし?状態がより安全になれば??
再び、封印されるでしょう。
原発を稼動することは、このような「被曝労働」と言う他人の犠牲の上に成り立つものです。日本だけでなく、原発のある国すべてに共通する問題です。
ウラン採掘現場においても、「被曝労働」と放射能による深刻な環境汚染があります。原発は、始めからお仕舞い(廃炉作業や汚染物質の管理)まで「被曝労働」と「放射能による深刻な環境汚染」の連続です。
普通の人は、これらのことを余り知らないと思います。
私は、ブログに何回も書いています。
これを知って、なお原発による発電が必要で妥当な方法だと思うでしょうか?
☆別に意味はありませんが?
このくらいの記事を書くのに、どのくらい時間がかかるか??
ざっと、2時間です!
自分で?自分に?ご苦労様!!!
(最近、誰も言ってくれないので?自分で自分にリップサービス!)