放射線被曝(放射能)による人体への健康被害があるのか??その最大のものは何??
否定派と、肯定派に見事に分かれます。
どちらが真実かは、素人にはほぼ分かりません。
放射線被曝(放射能)の人体への健康被害データに問題があります。
アメリカでもロシアでも、軍事機密の項目に含まれてしまい、特殊な立場の研究者しかそれにアクセスできません。
普通の研究者は、それに触れることが出来ないと言う問題があります。
二つ目の問題として、肯定派否定派の学者や研究者には所属する組織や政府などから多額の研究費が出ます。
一方、否定派肯定派の学者や研究者は、研究費が出ない出てもごく少ない、場合によっては所属する組織や機関から追放されるリスクが常に存在します。
一例を挙げると、大きな河川の河口付近の汚染を調査する学者が(複数)いました。2011年~2012年。それをマイナーのメデイアが記事にしていました。2014年の今、そのような記事は一切見かけません。汚染自体は当時より、ひどくなっているであろう事が推測されるにも関わらずです。この変化に、何かが関係(または関与)していると疑わない人は、「お人よし」ですネ?
広範囲で時系列的なデータを下に研究することは、事実上不可能だと思われます。
外部被爆については、現実に症状が現れますので隠すことが難しく、またかなり疑問は残りますが、ヒロシマ・ナガサキ、その他核実験場跡地や核関連施設のデータが一部出ているようです。
日本の御用筋の学者や研究者の言う
「年間100ミリシーベルト未満の放射線被曝は、人体への危険性はない」と断定する根拠です。意味は、すぐ症状が現れるような外部被曝的危険はないと言う事でしょう。「急性被曝は、ない」と言っているのと、ほとんど同じです。
一方、労災の認定基準です。
中村隆市ブログ 「風の便り」
原発作業員:被ばくでがん 労災10人 (毎日新聞 2011年7月26日)
2011/07/26
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-5238
47NEWS
35年間で10人労災認定 原発労働者のがん
2011/04/28 13:09 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042801000030.html
▼全文転載
厚生労働省は27日、がんになった原子力発電所の労働者のうち、過去35年で10人が累積被ばく線量などに基づき労災認定されていたことを明らかにした。福島第1原発の事故を受け、初めて労災の認定状況を公表した。
1976年度以降、労災認定された10人のうち白血病が6人。累積被ばく線量は129・8~5・2ミリシーベル トだった。このほか多発性骨髄腫が2人で、それぞれ70・0、65・0ミリシーベルト。悪性リンパ腫も2人で、それぞれ99・8、78・9ミリシーベルト だった。
厚労省によると、がんに対する100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの影響は科学的に証明されていないが、線量が増えれば比例して発がん可能性も増すとの仮説があり、同省は「100ミリシーベルト以下での労災認定もあり得る」としている。
▲転載終わり
※ある程度リスク覚悟の原発労働者にすら、このような基準で労災の判定がされます。
「年間100ミリシーベルト未満の放射線被曝は、人体への危険性はない」
と言うのは、ウソか急性被曝について言っているのかどちらかでしょう。
※この部分を切り取って、内部被曝まで含めて全部「年間100ミリシーベルト未満の放射線被曝は、人体への危険性はない」と煽る輩がいます。
※一方、内部被曝です。
こちらについては調査・研究の途上(と言うより、始まりつつある)と言うべきでしょう。学術的な何らかの結論に到達するのは、大分、先の話でしょう。データの多くが隠されていると推測されます。これが研究の大きな妨げになっているでしょう。
※私個人の現時点での推測は、放射線による内部被曝の人体への悪影響は、「被曝した数字が大きくなればある」と考えています。「では、その基準となる数字は?」と聞かれると、「分かりません」と答えるしかありません。
※政府の決めた食品の基準を参考に、どの程度まで許容するかの問題だと思います。内部被曝の健康への影響を大きめに考える人は、自分個人の基準値を厳格にするべきであろうと思います。
正しい放射能情報を【見つけるため】のサイト
チェルノブイリ事故での健康被害で最も深刻だったのは「精神面への影響」
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/144.html
※このような記事があります。
肯定派の人々は、これを格好の攻撃材料にするでしょう。
この記事には、部分的に正しいものはあります。
ストレスです。
ストレスの健康被害は、はるかに広範囲に被曝しない人にも起きます。
そして現在は、ストレス社会です。
精神科や心療内科に通院する人は大勢います。
原発事故の、ずっと前からです。
つい最近、私もストレスが原因と思われる消化器官の不調に悩みました。
以前、過敏性大腸症候群をわずらっていました。
今でも、大きなストレスがかかると昔の症状の軽いものが出ます。
私の「消化器官の不調」の原因は、田舎の親族との人間関係です。
東京にいれば無視して、存在しないと自分を騙すことが出来ます。
ところが帰省すると、現物?と向き合うのですから??
「非常に大きなストレスが生じる」と言うわけです。
体調が元に戻るのに、約2ヶ月かかりました。
ストレスは、このように大きくまた威力のある、体調不良または病気の原因となります。
放射線被曝(放射能)に関連した人体への健康被害の最大の部分は、「ストレスが原因となるであろうな??」と推測する次第です。
「放射能を正しく恐れる」などと言う表現があります。
ものすごい誤りです。
わざわざ病人を沢山作るために言っているようなものです。
「恐れる」時点で、既に大きなストレスが発生しこれが病気の原因となります。
元長崎大学の某教授の言った
「明るく楽しく暮らせば放射能は逃げて行きます」
と言う、ほとんど大嘘と思われる発言。
「明るく楽しく暮らし、放射性物質の体内への摂取を極力減らすようにすれば・・・」と言葉を補うと、部分的に正しいことを言っています。