第20回 カラダに良い油・悪い油
https://www.do-yukai.com/meal/20.html
トランス脂肪酸
不飽和脂肪酸(常温で液体)に水素を添加して固形にした人工的なもの(が、使用されている)
「トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを上げるだけでなく、心臓病のリスクを高めるとも言われています。」
(トランス脂肪酸は、摂りすぎると悪玉コレステロールが増加し、善玉コレステロールが減少するため、日常的に摂りすぎている場合動脈硬化や心筋梗塞の危険性が高まるという報告があります。トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の分類ではありますが、働きとしては飽和脂肪酸と似た働きを持っているのが特徴です。)
「アメリカでは2018年6月から人工的に作られたトランス脂肪酸(部分水素添加油脂)の使用が全面禁止」
身近な食品では、マーガリン(ファットスプレッド)、ショートニング、コーヒーフレッシュ、インスタント食品、レトルト食品、ポテトチップスなどに含まれます。ショートニングは、菓子パンやケーキ、クッキーなどのお菓子類に使用されています
☆カラダに悪い油はもちろんのこと、カラダに良い油もどちらも油です。油はカロリーが高く、肥満の原因にもなる
第一薬品工業株式会社
体に良い油、悪い油 ②
油の摂取状況を改善する方法とは?
https://www.d1yk.co.jp/health-information/2019/post-51.html
油の摂取状況を改善する方法とは?
改善方法は「油の摂取量を減らす」「油の質の改善」「運動」の3つです。
健康に良い油、悪い油。積極的に摂りたい油とは?
積極的に摂りたい油
青魚の油、亜麻仁油、エゴマ油など
オメガ3脂肪酸(DHA、EPA、α-リノレン酸)を含む健康に良いと言われている油です。体内で作ることが出来ない油で、食品から摂る必要があります。
悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすだけでなく、心疾患や炎症、がんなどを抑制すると言われています。現代日本人の食事に不足しており、積極的に摂りたい油です。
心疾患や炎症、がんなどを抑制する
適度に摂りたい油
◎コーン油、大豆油、綿実油などオメガ6脂肪酸を豊富に含む油
リノール酸(オメガ6脂肪酸)が多い健康に良いと言われている油です。オメガ6脂肪酸は、体内で作ることが出来ない油で、食品から摂る必要があります。
悪玉コレステロールを減らしてくれますが、摂りすぎると善玉コレステロールを下げる、心疾患や炎症、がんを促進すると言われています。現代日本人の食事で最も摂取機会が多い油で、その摂りすぎが問題になっています。
◎オリーブオイル、べに花油(ハイオレックタイプ)、なたね油(ハイオレックタイプ)など、オメガ9脂肪酸を豊富に含む油
オレイン酸(オメガ9脂肪酸)が多い健康に良いと言われている油で、体内で作ることが出来る油です。
血中の善玉コレステロールはそのままで、悪玉コレステロール濃度を下げると言われています。
▼減らしたい油
肉の油、乳製品の油、加工食品のパーム油など、飽和脂肪酸を豊富に含む油
体内で作ることが出来る油で、必ずしも食事から摂る必要はありません。
摂りすぎると、悪玉コレステロールや中性脂肪が増える為、注意が必要です。ほとんどの飽和脂肪酸は、他の油と違って常温で固体です。常温で固体の油を避けると良いでしょう。
マーガリン、ショートニングなどに含まれるトランス脂肪酸
マーガリン、ショートニングなど、人工的に油脂を加工する際に発生する物質です。自然界にも僅かに存在しています。人工的に作られるトランス脂肪酸に心疾患を高めることが分かり、アメリカなどで使用が禁止されています。
医師が警告!「心臓に悪い"4つの油"に要注意だ」 あなたが使っている「その油」、本当に大丈夫?
2023/04/04 5:30
https://toyokeizai.net/articles/-/659652?display=b
【悪い油1】肉の脂身やラードの「飽和脂肪酸」
「乳製品の脂肪分」
(「サラダ油」は、多くの人にとって盲点になりがち)
【悪い油2】紅花油やサラダ油の「リノール酸」「アラキドン酸」
「リノール酸」は体内で「アラキドン酸」に変換されますが、気をつけたいのが、この「アラキドン酸」です。
「アラキドン酸」は、とりすぎると体内で炎症を引き起こし、「動脈硬化」を進行させてしまうことがわかっています。
「リノール酸」を含む油
「リノール酸」が多く含まれるのは、「紅花油」「コーン油」「大豆油」「ごま油」など。とくに多くの人にとって盲点になりがちなのが、これらの油を使った「サラダ油」です。
サラダ油は家庭で調理にも使われるほか、外食や冷凍食品、お惣菜にもたっぷり使われています。くれぐれもとりすぎには要注意です。
「トランス脂肪酸」は油を生成・加工する過程でできてしまうものなのですが、これが「動脈硬化」の原因のひとつになるとされています。
「トランス脂肪酸」は「マーガリン」「ショートニング」などに多く含まれるほか、多くの加工品にも含まれている可能性があります。
加工品の一部として「スナック菓子」「カップラーメン」「ショートケーキ」「ファストフード」「菓子パン」などが挙げられますが、いずれも普段よく食べているものばかりです。くれぐれも注意しましょう。
【悪い油4】どんな油も「酸化した油」はNG
いままで注意が必要な「悪い油」を紹介しましたが、どんな油でも気をつけたいのが「酸化」です。とくに高温の油で揚げたものは、「油の酸化」が進んで、「過酸化脂質」が発生します。
「酸化した油」は、体内においてもまわりの脂質を酸化させてしまうため、血管にダメージを与え、「動脈硬化」の促進につながりやすくなります。
よく「揚げ油は何度も使ってはいけない」といわれていますが、その理由は「何度も使うことで『油の酸化』が進むこと」から来ています。
「揚げ物」自体も「高カロリー」「高脂質」になりがちです。さらにそこで「酸化した油」を使ってしまったら、ますます心臓への負担が大きくなってしまいます。
「心臓の健康」を考えるなら、あまり頻繁に食べるのは禁物です。
【いい油】おすすめしたいいい油は「オリーブオイル」
私が「オリーブオイル」をすすめる理由は、「アラキドン酸」のもととなる「リノール酸」の含有率が低いからです。
私も、「魚のホイル焼き」の味付けに使ったり、池谷家特製の「野菜ジュース」にたらして飲
、普段の食事でよく利用しています。
オリーブオイルには「抗酸化作用」がありますが、開封後2カ月以上経過すると、酸化が進んでしまいます。開封後は早めに使い切るようにしましょう。
体に悪い油ランキング!健康や肌によくない油ワースト3
更新日:2022年12月31日 公開日:2015年2月27日
https://www.purenoble.com/blog/diet/bad-oil/
1位:トランス脂肪酸を多く含む油
トランス脂肪酸の由来
水素添加した油(硬化油)
200度以上の高温で処理された油
牛や羊など、草食動物の体内で発生した油
油には大きく分けて、溶剤抽出と高温圧搾と低温圧搾の3種類の抽出方法があります。
溶剤抽出や高温圧搾の場合、効率的に大量生産が可能なのですが、ベンジンのような溶剤を使用したり、油を240度もの高温にさらす事になってしまいます。
その結果、サラダ油や一般的に販売されている大量生産の食用油には、たくさんのトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸の体への影響
悪玉コレステロール(LDL)の増加
善玉コレステロール(HDL)の減少
肥満のリスクを増加
動脈硬化や心疾患のリスクを増加
認知症やパーキンソン病などのリスクを増加
アトピー、花粉症、喘息などのアレルギー疾患を誘発
ガンのリスクが増加するという指摘もあり
トランス脂肪酸を多く含む油
マーガリンやショートニングなどの硬化油
低温圧搾以外の抽出法で大量生産されたサラダ油や一般的な食用油
牛肉、羊肉、乳製品
2位:酸化した油
油が酸化する原因
空気(酸素)に触れる
光に当たる
時間の経過
金属に触れる
100度以上の高温にさらされる(特に急激に酸化)
↓
開封されて空気や光に当たってから時間が経った油、缶などに入った油なども避けるべきですね?
でも、何よりも、調理されてから時間が経った揚げ物が危険!という事なんですね。
(スーパーのお惣菜コーナーなどを・・・)
でも、油の酸化を考えた場合、揚げてからどれくらい時間が経過しているのか?が大きな問題になって来ます。
つまり、スナック菓子やインスタントラーメンなどが問題かも?
酸化した油の体への影響
アトピー、花粉症、喘息などのアレルギー疾患を誘発
生活習慣病のリスクを増加
ガンのリスクを増加
酸化した油を多く含む食品
調理して時間のたった惣菜
インスタントラーメン
スナック菓子
菓子パン
揚げ菓子
3位:オメガ6系油(リノール酸油)
サラダ油はなぜ体に悪い?
オメガ6系油(リノール酸油)だから
トランス脂肪酸を多く含む油だから
さらに、製造工程にもじつは大きな問題があります!
少ない原料から採油量を少しでも増やすため、何度も高温処理で精製されています。
このため、精製が終わったサラダ油には、トランス脂肪酸やヒドロキシノネナールなどの体に悪い成分が多く含まれています。
最近の研究では、サラダ油が生活習慣病や認知症の原因の1つになっていることが分かっています。