「北の山・じろう」時事問題などの日記

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東日本大震災:福島第1原発事故 「除染手当付け替え3件」 基本賃金減らす−−県労連発表 /福島

毎日新聞
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毎日新聞 2013年01月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130123ddlk07040175000c.html▼全文引用

 県労連は22日、原発事故に伴う国の直轄除染で、作業員に支給される特殊勤務手当(除染手当)につい て、不当に基本賃金を減らし、その差額を除染手当として付け替えて支払う事例が3件あったと発表した。記者会見した小川英雄・労働相談センター所長は「行 政の調査・指導があって以降、労働条件はさらに悪質になっている」と指摘した。

 センターに昨年11月〜今年1月、除染作業員から情報が寄せられた。3件は、環境省が適正支給の通知を出した10月以降のケース。

 県労連によると、いわき市の下請け会社に雇用され、田村市で除染作業を行っている労働者の雇い入れ通知 書には、「日給1万5500円」と記されていた。ところが、労働基準監督署指導後の昨年11月以降、「日給5500円、除染手当1万円」に変更された。労 働者は「変更はおかしい」と指摘したが、会社は「請負単価が決まっている」「日給は最低賃金を上回っている」と回答したという。

 環境省によると、避難区域の除染作業員には、労賃とは別に最大1万円が除染手当として国の負担で支給される。だが、ピンはねなど適正に支払われていない可能性を指摘する声があったため、同省は昨年10月に元請けのゼネコンに注意を喚起する文書を送付した。

 県労連の斎藤富春(よしはる)議長は「労働者は命を削って作業している。このままでは担い手もいなくなり、復興も進まなくなる」と話した。【蓬田正志】
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