「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「資産売却」が本業?ソニー決算の異常事態(東洋経済オンライン 2014年02)について考える

東洋経済オンライン

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「資産売却」が本業?ソニー決算の異常事態
2014年02月21日
http://toyokeizai.net/articles/-/31124

 

※関連記事

東京新聞

ソニー旧本社売却へ 御殿山地区、リストラ一環
2014年3月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014030102000126.html
※引用ブログ
http://blog.goo.ne.jp/jdp9bur_66fan-jid6jzi0ger-t/e/c35ec16331335c525a28b8e8be07d7bd

 

ソニーの現在とホンダ(自動車)を比較すると、ずいぶん違います。両方とも、零細企業から会社を興し、戦後の高度経済成長とともに急成長した優良企業です。電器と自動車の業種の違いは、あります。

 

★しかし、もうひとつ違いがあります。

ホンダは、二輪車で世界のトップメーカーになりその後四輪メーカーに成長しました。その後は??

HondaJet - Wikipedia
「ホンダジェット」2015年に量産化 高いスペックの理由 - ハフィントンポスト

【鼓動】日の丸ジェットが羽ばたく日 ホンダ、小型機開発 三菱は40年ぶり国産機 米国+(1/5ページ) - MSN産経ニュース

 

ついに、小型ジェット機の開発と商品化に成功しました。

本田技研工業 - Wikipedia
Hondaホームページ:本田技研工業株式会社

 

★一方、ソニーはライバル企業との競争に負け資産の切り売りをするしかない状況が続いています。それは、なぜか???

やはり、技術・技術と言いながら同じ技術にこだわりすぎて、新技術の開発を怠ったからだと思います。ひとつの製品が優れているためにそれにいつまでも、こだわってしまうのです。

 

トリニトロン技術が、圧倒的に優れていたため、次世代の薄型テレビの開発を怠りテレビはぼろ負けです。ウオークマンも、アップルの[iPod - ウィキペディア]に完敗しました。

 

どちらでも、最初は圧倒的に勝ちながら、その次の競争で完敗しています。

 

ソニーに日本の不振企業の典型を見るような気がします。どんなに一時的に優れた技術があろうと、時間が経てば、その技術は古い技術となり次の技術や製品を開発しないと負けてしまうという単純な事実があります。

 

★太平洋戦争初期において、ゼロ戦がアメリカ軍機に対して圧倒的な優位にあった時期があります。それに頼り切って、次の戦闘機の開発を怠りました。当時の日本の国力では、その余裕がなかったのかもしれません。

 

しかし、アメリカがゼロ戦と戦える戦闘機を開発するに及んで、ゼロ戦の空の優位は失われました。既にこの当時は、制空権を握らないと戦争が戦えない時代です。更にアメリカは日本本土を空爆するために高高度大型爆撃機を進化させます。

 

日本が、やっと次世代の戦闘機の開発に成功したのは、紫電改においてでした。紫電改はアメリカ軍機に対して優位な戦闘が出来ましたが、とき既に遅く国内の工場は空爆で多くが破壊され優れた戦闘機を開発しても生産することが出来ませんでした。

 

歴史に、if??はありません。

しかし、ミッドウエー海戦においてあれほど愚かな戦術を取らず(そもそも作戦自体が誤りですが)、太平洋戦争初期の圧倒的に空の戦いにおいて優位な次代に、次世代戦闘機の開発に多くの資源を振り向けていたなら、太平洋戦争で無条件降伏と言う結果は回避できたように思います。

 

愚かな戦略と戦術、そして技術開発の怠慢このような観点から太平洋戦争を見るなら、現在の輸出企業も似たような企業が沢山あります。先の戦争から、何を学んだのか??と言いたくなるような情けない気分です。学ばないから!同じ過ちを繰り返しているような気がします。

 

そして、それは今の日本社会全体に政治も行政も含めて、当てはまります。全部が硬直化し、また利権化して社会全体ががんじがらめに固定化されています。これでは、新しいものなど生まれてきません。古いやり方に固執して、新しいやり方を考えようとしません。21世紀に20世紀に成功した手法を用いようとしても、上手く往くはずがないことは、小学生だって説明すれば理解できると思います。

 

「あほだ!!!」

としか、言いようがありません??

 

 

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