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施設の児童虐待71件 12年度急増 厚労省、分析班設置へ<東京新聞2014年3月>

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施設の児童虐待71件 12年度急増 厚労省、分析班設置へ
2014年3月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014031602000121.html

▼全文転載

 親と離れて児童養護施設や里親家庭などで暮らす子どもに対する、施設職員らの虐待が二〇一二年度、七十一件あったことが厚生労働省の調査で分かっ た。調査は〇九年度から開始、四回目の今回が最多だった。厚労省は新年度、施設での虐待事例を専門に分析するワーキンググループを設置し、予防や早期発見 の方策を研究する。

 虐待の届け出や通告は二百十四件あり、そのうち約三割の七十一件を都道府県が虐待と認定した。被害を受けた子どもは百七十三人で、六割が男子。十代前半が最も多い。

 虐待と認定された七十一件のうち四十五件は身体的虐待。パニックを起こした子どもを平手打ちしたり、指導に従わない子どもの頭や腹を拳で殴ったりする例が多い。ある里親家庭では、家の鍵を何度もなくした子どもを閉め出し、屋上で十日間生活させた。

 次いで多いのが性的虐待で、十三件。子どもに三年間にわたって性的行為を強要したり、断続的に繰り返したりするなど、長期の加害が目立つ。

 そのほか、過度の暴言や「児童の肩を押して階段から落ちる恐怖を与えた」「罰として幼児の目の前でパジャマや靴下をはさみで切り刻んだ」など心理的虐待が十件、子どもの間で起きた性的な問題を放置し再発させたなどネグレクト(養育、業務放棄)が三件あった。

 調査結果は十四日に開かれた社会保障審議会の専門委員会へ報告された。委員からは背景に職員不足もあるとし、職員配置基準の改善を緊急に行うべきだとする意見や、暴力や暴言を使わずに子どもを育てる知識や技術の普及が必要だという声もあった。

 ワーキンググループは専門委員会内に設け、学識経験者で構成する予定。四回の調査で集まった虐待事例を分析し、予防や発生時の適切な対応を研究する。

 

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