「北の山・じろう」時事問題などの日記

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復興予算35%使えず 人手も資材も不足<東京新聞 2014年8月>

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復興予算35%使えず 人手も資材も不足
2014年8月1日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014080102000130.html
▼全文転載

 復興庁が三十一日まとめた二〇一三年度復興関連予算執行状況によると、復興予算(約七兆五千億円)のうち約二兆六千億円が使われずに残った。復興 予算の使い残し比率は35・3%で、他の予算の平均(約10%)に比べて高くなっている。背景には、二〇二〇年の東京五輪開催などで建設業界が人手不足に 陥り、復興事業が滞っている現状がある。東日本大震災から三年半、被災者に復興予算が行き届いているとは言い難い状況だ。 (石川智規)

 一三年度の復興関連予算は七兆五千八十九億円。このうち、二兆六千五百二十一億円が使い残された。残った額のうち、一兆九千六百四億円は一四年度 以降に執行を延期する「繰越額」に計上された。事業自体を取りやめるなど、執行のめどが立たなくなった六千九百十七億円は「不用額」に計上。いずれも、一 五年度までに復興財源として予算化される。

 事業別では、災害復旧に向けた公共事業は予算額一兆四百六十七億円。このうち、55・2%に当たる五千七百八十億円が使い切れなかった。道路の復旧や住宅地の集団移転などの際、工事を担う建設会社が入札に参加しない入札不調が続き、事業が執行できなかったことが原因だ。

 建設業界では、全国の他の公共事業東京五輪に向けた整備に作業員が動員されているほか、コンクリートの資材が高騰するなどし、東北での事業が滞 りがちになっている。地元住民の合意形成が遅れる地域もあり、復興に向けた街づくりは想定より進んでいない。原発事故に伴う除染事業は、予算額九千九百六 十億円のうち、四千九百七十二億円(49・9%)が使い残された。

 

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