「北の山・じろう」時事問題などの日記

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高速増殖炉「もんじゅ」・・は、どうなるのか???8月4日18時32分

高速増殖炉「もんじゅ」・・は、どうなるのか???8月4日18時32分

「もんじゅ」の説明
<個人ブログ・Dive into the Tech World!から引用>
福島原発以上に危険性のある高速増殖炉もんじゅで今起きていること
2011-03-29
http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251


「もんじゅ」は、やっと去年5月に運転を再開したものの、作業ミスから去年8月に「原子炉容器内に炉内中継装置」が落下し、この回収が出来ずにいました。今回やっと回収に成功しました。これが6月24日の事です。

この間、原子炉の運転も停止も出来ない「危険」な状態が、約10ヶ月続きました。
(現在も、核燃料の交換装置が故障しているので、同じ状態です)

そもそも、高速増殖炉は「余りに危険」なため、核先進国のアメリカでもフランスでも開発が「放棄」された、「ウルトラ」危険な技術です。

とにかく、燃料棒の交換装置を修理して、停止・廃炉にして、計画を放棄するべきだと思います。
普通の国(アメリカ・フランス)は、そうしているのですから。

ところが、政府はまだ明確な方針を決めかねています。ウッカリすると続行もあるかもしれません。
「もんじゅ」の内臓する「ウルトラ危険」を政府首脳は理解していないのだと思います。何しろ、去年は原発を、ドコドコ造ります。と言って、原発利権組を大喜びさせたくらいですから。

「無知も大概にしろ!!!」と、言ってやりたいです!!!


※既に、2兆4000億円とも言われる税金が投入されています。

共産党の国会議員によると、関連予算まで含めると「5兆円」遣っているとのことです。
現在、1ワットも発電していないのに、1日5500万円とも、年間500億円とも言われる維持費が掛かっています。
税金の「ムダ遣い」の見本のような事業です。

福井新聞から引用>

もんじゅ、高木文科相が視察 今後の方向性「議論する」

(2011年8月4日午前9時03分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/29722.html

 高木義明文部科学相が3日、福井県敦賀市を訪れ、日本原子力研究開発機構高速増殖炉「もんじゅ」を大臣就任後初めて視察した。視察後、記者団に対し、もんじゅで進めてきた研究開発の意義や必要性は認めるとしながらも、今後の方向性については「エネルギー・環境会議でしっかりした議論をしていく」と述べ、検討を進める考えを重ねて示した。

 高木文科相は7月、もんじゅについて「予断を持たず議論する」などと発言していた。この日も文科相は、国内のエネルギー事情や再生可能エネルギーの普及状況、専門家の意見などを基に「政府全体として今後どうしていくのかという議論を踏まえた中で、方向性が出てくる」とあらためて説明した。

 研究開発の意義や必要性については「限られたウラン燃料を有効に使って、出てくる廃棄物をより少なくする。日本に適した研究開発」と認めた上で「これまで培われた技術の蓄積は世界にも大きく貢献できるものだ」と述べた。

 ただ、本年度内とされている40%出力確認試験の開始は、エネルギー政策の議論を踏まえる必要があるとの慎重な姿勢を示し、来年度予算についても「まだ概算要求基準も決まっていない。第3次補正予算の議論もあり、今なお手がつかない状況」として言及しなかった。

 視察は福島第1原発事故を受けた安全対策の確認が目的。津波に備え高台に配備された電源車や原子炉容器内に落下し回収された炉内中継装置などを見て回った。原子炉補助建物内も視察し、全電源を失った場合も空気冷却したナトリウムの自然循環により炉心を冷却する仕組みについて近藤悟所長から説明を受けた。視察後は「緊張感を持って仕事に当たるようお願いした」と述べた。

<以上、引用>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何を、考えているのだ!!!と思います。
こんな、危険な「もんじゅ」の計画中止を何故、決断出来ないのか疑問です???

そんな中、公明党が「もんじゅ」について、「事故の危険性」を考慮して「撤退主張」を検討しているそうです。
不思議な事に、朝日新聞が記事にしましたが、他の新聞は、黙殺です。

<朝日新聞から引用>
公明、「もんじゅ」撤退主張を検討 幹部「事故の危険」
2011年7月29日3時3分
http://www.asahi.com/politics/update/0728/TKY201107280779.html

 公明党が、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発中止など、高速増殖炉路線からの撤退を打ち出す検討に入った。国会運営のカギを握る同党が撤退方針を明確にすれば、政府・民主党や自民党のエネルギー政策論議にも影響を与える可能性がある。

 公明党は8月末に党独自のエネルギー政策をまとめる予定。現在、党総合エネルギー政策委員会で議論を進めている。同党は「もんじゅ」について「過渡的エネルギー」として開発を容認してきており、撤退を打ち出せば方針転換となる。

 同党では、東京電力福島第一原発の事故をきっかけに、政策委などでエネルギー政策の見直し作業を開始。党幹部らによると、商用炉の福島第一原発でも事故が起きたことを受け、運転技術が確立されず研究段階にある高速増殖炉開発に対し「事故の危険性が高く、これ以上続けるのは困難だ」(党幹部)との見方が強まり、撤退を打ち出す検討を始めた。
<以上、引用>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


自民党と民主党、公明党以外、「反対」ですから、公明党が「反対」に転じれば影響は、大きいと思います。

「もんじゅ」が、事故を起こせば、福島原発事故の範囲の広さを考えるなら
ほぼ、日本全滅でしょう!!!
しかも、ばら撒かれるのは、プルトニウムです。
死の放射能汚染列島の、「完成」です!!!

高速増殖炉もんじゅ」は、とにかく停止・廃炉にして欲しい!!!
心の底から、こう願います。