「北の山・じろう」時事問題などの日記

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(経産省:3首脳更迭)トカゲの尻尾きり・・・ですか???8月4日18時

トカゲの尻尾きり・・・ですか???(経産省:3首脳更迭)8月4日18時

一応、「処分」と言えば形式上処分では、あるのですが???
本当に、「処分」なのでしょうか???
他にも、原子力安全委員会や原子力安全・保安院、そして何より「東電」の役員と幹部社員、責任を問われるべき人間は、多数います。

原発推進して来た、歴代政府、現総理大臣、経済産業省大臣、国民に「大ウソ」をついてきた、御用学者に御用評論家など、まだまだ糾弾されるべき人間は、います。

<とりあえず、毎日新聞から引用>
経産省:3首脳更迭 原発地元「当然だ」 緊張漂う省内、職員は無言

原子力行政の「解体的出直し」につながるのか。4日急浮上した経済産業省事務次官資源エネルギー庁長官、原子力安全・保安院長3人の更迭人事。各地の原発の地元では「当然だ」とする受け止め方が広がっているが、「3人よりも首相に辞めてもらいたいという国民の方が多い」と、政府の指導力に疑問を呈する声も出た。

 海江田経産相は午前9時半から会見し、3人の更迭方針を表明した。自らの決断であることを強調。「言うまでもなく人事権者は私」と述べ、原子力政策を巡る菅直人首相との不協和音から、首相主導ではないと言外ににじませた。だが、発令時期や後任者も明らかにされない異例の内容だった。

 省内には緊張した雰囲気が漂い、出勤する職員の多くは無言。「経産省はいったいどうなるのだろうか……」と話す若手職員もいた。

 松永和夫・経産次官ら3人の更迭方針のきっかけは、07年8月に静岡県御前崎市で開かれた浜岡原発のプルサーマル計画を巡る国主催シンポジウムで、原子力安全・保安院から「やらせ質問」を要請されたと中部電力が7月29日に明らかにしたことだった。

 中部電の首脳は4日朝、毎日新聞の取材に「引き金を引いたということはない。私たちはしっかりと調査し、結果を事実としてきちんと報告しただけで、その後どうするかは経産省の話」とかわし、「我々は(浜岡原発再開に向けて)粛々とやるだけ。保安院が分離されるのは間違いないだろう」と語った。

 浜岡原発が立地する御前崎市比木、茶農家、高畑富价(とみよし)さん(72)は「原発の安全を早く確かめて住民を安心させてほしい」。

 保安院の「やらせ質問」に先立ち、九電で発覚した玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働を巡り賛成意見を送るよう依頼した「やらせメール」。その舞台となった国主催の説明番組に出演した同町の農業、平田義信さん(49)は「混乱を引き起こしたのだから責任は取るのは当然だ」とし、保安院の経産省からの分離について「根本から組み直さなければまた同じことが起きる」と指摘した。

 玄海原発再稼働を巡る混乱で菅首相の早期退陣を求める決議を全会一致で可決した佐賀県唐津市議会の進藤健介議長は、「首相にしても経産相にしても自分の足元を見た時どうなのか。今回の3人より、首相に辞めてもらいたいという国民の声の方が多いと思う」と述べた。【松田真、丸山進、原田哲郎、舟津進】

毎日新聞 2011年8月4日 東京夕刊・・・・<以上、引用>

参考
47NEWS
経産次官に安達政策局長が昇格 松永氏ら3首脳更迭
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011080401000751.html


一方で、単なる「定期異動」だと言う声もあります。

ブルームバーグNEWSから、引用>

海江田氏:事務次官保安院長更迭へ−甘すぎる幕引きとの批判も(2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aFYfVm_x25nM

  8月4日(ブルームバーグ):海江田万里経済産業相は4日、経済産業省の松永和夫事務次官、寺坂信昭原子力安全・保安院長、細野哲弘資源エネルギー庁長官を更迭する方針を示した。元経産省官僚の有識者からは「甘すぎる幕引き」と批判する声が出ている。

  海江田氏は経産省の人事の大幅刷新について1カ月前から考えるとともに、松永次官に対してもその考え伝えていたと明かした。2日に首相官邸で菅直人首相に報告したという。大幅な人事改革に切り込む理由については明らかにせず、「人心一新だ」と述べるにとどめた。

  元経産省の官僚で、慶応大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏は4日、ブルームバーグ・ニュースの電話インタビューで、「この3人の経産省首脳はそもそも今夏の定期人事で辞めるはずだった」と指摘。岸氏は、海江田氏と松永次官による「経産省という組織を守るための出来レース」との見方を示した。

  岸氏は「海江田氏が政治的な決断のように見せかけて手柄にして、民主党の代表選に出ようとしているだけ。人心一新には程遠い。甘すぎる結果だ」と強調。このままでは「順送りの人事で松永氏が院政を敷くだけだ」とし、福島第一原子力発電所事故の責任を問うのであれば、「局長級の幹部を全員更迭するか、あるいは経産省そのものを解体すべきだ」との考えを示した。

  海江田氏は後任の人事について、「後刻にしっかりした形で私から発表する」と述べ、自身の進退についても明言を避けている。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 稲島剛史  Tsuyoshi Inajima + tinajima@bloomberg.   岡田雄至 Yuji Okada yokada6@bloomberg.net

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<
以上、引用>

このように、組織防衛の「出来レース」だと言う声もあります。

どちらにしても、「信賞必罰」をキチンとやって貰いたい!!!
このように、思います。
しでかした、「ミス」の巨大さの割には、全く処分は足りません!!!

又、「重過失」が、十分疑われるのですから、「検察」の捜査を要求します!!!

ブルームバーグの記事にありました
経済産業省解体も、有力な選択肢です。
そうなれば、資源エネルギー庁も「解体」でしょう!!!
原子力委員会も、同様です!!!

又、首を切った官僚の「天下り」など、もっての外です!!!
今後、どうなるのか、キッチリ国民は「監視」するべきです。

東電とて、組織も人もこのままで、良い訳がありません!!!
こちらも、厳重に「責任追及」して貰いたいと思います。