「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「セシウム」入り食材の調理法   2011年09月04日 07時

セシウム」入り食材の調理法   2011年09月04日 07時

その前に、引用
 福島県は3日、同県棚倉町の山林で採取した野生のチチタケから、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を大幅に上回る2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。(2011年9月3日20時51分 読売新聞)

私は、耳に(目?)たこが出来るほど申し上げました。キノコ狩りは止めてください。
川魚も、ダメですよ。学者には、大丈夫と言う人もいます。学者が、アテにならないのは学習済みですよネ??

さて、調理法です。意外と簡単です。
埼玉大学非常勤講師・安田節子さんの解説
(月間・宝島10月号から引用)

肉類は、省略。外国産にして下さい。

<野菜・果物>

キャベツ
外側の葉を捨てる。水洗いして茹でると55%除去できる(ストロンチウム

トマト
食塩水(1%)で洗うと、20〜60%のストロンチウムが、茹でると51〜92%のヨウ素が減る。

キュウリ
ストロンチウムについて、水洗いで50%以上除去できる。

ナス
同上

玉ねぎ
皮をむき、水洗いして茹でると、ストロンチウムが37%減る。

ほうれん草・しゅん菊
よく水洗いし、湯がいて水にさらしアク抜きすると、ヨウ素セシウムが50〜80%減る。

ニンジン
セシウム、皮むきで55%減る。ストロンチウムは更に茹でると19%減る。

ブロッコリー
セシウムは、水洗いで90%減る。茹でると90〜95%減る。
ストロンチウムは、茹でると、70〜90%減る。

キノコ
食べないでください。書きません。

ナシ・モモ
水洗いして皮をむく、ナシはストロンチウム20%減る。
モモは、セシウムが97%減る。

(注意)全部、煮汁は捨ててください。味付けの時は、ペットボトルの清潔な水を使います。

※酢漬け・塩漬け
浸透圧の利用で放射性物質を排出できる
キュウリのピクルス 放射性物質が90%減る
キャベツの酢漬け ストロンチウムが30〜60%減る。

<魚介類>
水で洗う、塩や酢を使い下処理する。<煮て煮汁を捨てる。>
頭、内臓、骨は、最初に取り除く。
これで、かなりの除去が可能。

※但し、取れた海域に十分、ご注意ください。調理法以前の問題です。
※他の農作物についても同様です。汚染のヒドイ地域は避けるのが賢明です。

<米>
精米するとセシウム65%減、ストロンチウム60〜90%減
水で研ぐと、セシウムストロンチウムも更に50%減
<小麦>
製粉で放射性物質80%減
パン・うどんへの加工でセシウム70〜80%減

<加工乳製品>
クリーム、放射性物質94%減
チーズ・バター ほとんど移行しない。セシウムが水溶性のため、油には行かないため。

※水洗い、皮をむく、酢漬け、塩漬け、水煮(煮汁を一回捨てる)
これが、放射性物質を減らす基本。特に、煮汁を捨てるのがポイント

※以上の事を書いた冊子
「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」
公益財団法人・原子力環境整備促進・資金管理センター
http://www.rwmc.or.jp/library/other/kankyo/

サイト内「環境パラメーター シリーズ4」参照