「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

人間社会に派閥は、あって当然???

人間が、集まればグル−プが出来るのは、当然の事です。
それを何と呼ぶかで何となく印象が変わってしまいます。
政治の世界では
政策集団(グループ)なら、響きがよく聞こえます。
派閥なら、悪く聞こえます。
マスコミは、長らく言葉による情報操作をして来た印象があります。

その理由は、自民党が強すぎた事にあるでしょう。
それを、批判的に表現して「派閥」と言う言葉を使用してきたと思います。

しかし、派閥(=政治グループ)には良い面も沢山ありました。
派閥が競い合う事で、それなりに政党内で進歩があり、勉強して議員としての
資質を養う面がありました。又、総理大臣の出来が悪ければ政党内で、総理大臣を
交代させると言う部分も、ありました。
「あんた、いい加減に止めなさいよ」と言う勢力が、同一政党内にあったのです。
今、このような機能は、ほとんど失われ、粗製乱造で選出された国会議員が
多数の議席を占めるに至っています。勢い、国会議員側のレベルが低下して
官僚機構の独裁を許す構図が、あります。

国会議員が同一政党内で、切磋琢磨して、レベルの向上につながるなら
「派閥」とマスコミが呼ぼうが、グループも必要であり、良い意味で競い合って
欲しいと思います。


産経新聞から全文引用
「小沢鋭・馬淵研究会」発足 野田首相の消費増税路線さらに厳しく
2011.12.9 14:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/stt11120914270007-n1.htm

 消費税増税に慎重な民主党小沢鋭仁環境相馬淵澄夫元国土交通相は9日昼、同党新人議員を中心に約40人を国会内に集め、「円高・欧州危機等対応研究会」の設立総会を開いた。小沢、馬淵両氏はともに来年9月の党代表選への出馬に意欲を示しており、研究会の立ち上げで党内中間派の結集を図る考え。野田佳彦首相が年内をメドに決着を目指す消費税増税をめぐる党内の意見集約は、さらに厳しさを増しそうだ。

 研究会の会長に小沢氏、幹事長に馬淵氏が就任した。海江田万里元経済産業相と直嶋正行党副代表を顧問に迎え、小沢一郎元代表が率いる党内グループ幹部の鈴木克昌筆頭副幹事長らを副会長に据えた。

 研究会の設立趣旨は「経済危機・円高対応、マクロ経済政策全般の研究」とした。幅広い議員の参加を目指し、あえて消費税に関する文言を除外した。ただ、馬淵氏は設立総会で「歳入改革や歳出削減も検討し、政府にモノを申す研究会としたい」と述べ、消費税増税をめぐる党内論議で歳出削減優先を主張していく可能性を示唆した。