「北の山・じろう」時事問題などの日記

 ☆今は、無きブログのタイトル☆ 『取り残された福島県民が伝えたいこと』 管理者名 「取り残された福島県民」 当時のURL>http://ameblo.jp/j-wave024/

首都圏の土壌汚染深刻 35地点でチェルノブイリと同レベル

★昨年8月の記事ですが、東京でもこれだけ汚染されています。関東・東北に住む以上は、それなりに、放射能のことを考えながら暮らさなくては、なりません。注意して暮らすのと、無防備で暮らすのでは、長い時間ののちに健康に大きな差が出ます。そのことを、忘れないで下さい。ほんの僅かの『毒』が、長い時間かかって体を、蝕むと考えれば理解できると思います。放射能は、目に見えませんし、音もありません。味もありません。そこに、有っても分からないのです。空間線量が低くなれば、ガイガーカウンターでも分からなくなります。ベクレル表示の計測をしないと、有無が分からないのです。

★阿修羅♪ >
首都圏の土壌汚染深刻 35地点でチェルノブイリと同レベル
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/140.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2012 年 4 月 20 日 21:02:38: KqrEdYmDwf7cM

田中龍作ジャーナル(2011年8月8日 22:46)
http://tanakaryusaku.jp/2011/08/0002744

「放射能雲が関東地方を襲った3月15日夕方以降、さいたま市川口市では(外の)空気さえ吸ってはいけなかった」。こう語るのは埼玉県の中学校で理科教師をつとめる川根眞也さんだ。風が福島から関東方面に吹いたこの日、川根さんは放射能測定器で両市の放射線量を計った。

 「安全だ、心配ない」を繰り返す行政の発表やテレビの報道とは裏腹に関東地方は、やはり高濃度の放射性物質で汚染されていた。市民有志からなる「放射能防御プロジェクト」が首都圏150か所の土壌を測定したところ、35地点でチェルノブイリ原発事故の「一時移住区域」「希望移住区域」「放射線管理区域」と同じレベルのセシウム(合算値)が検出された。

 調査方法は表面から5cm、砂場は15cmを採取した。期間は6月初旬から7月中旬。市民150人が1人1カ所ずつ身近な場所の土壌を採取し、すべての検体を横浜市内の民間調査機関に持ち込んだ。

 調査地点のうちセシウム汚染が最高値を記録したのは埼玉県三郷市早稲田植え込みで91万9,100Bq/㎡。チェルノブイリ事故の「一時移住区域」(移住・立ち退きの義務がある)と同じレベルだ。
 
 次に高かったのが千葉県松戸市紙敷の園庭で45万5,845Bq/㎡。チェルノブイリ事故の「希望移住区域」(移住の権利が認められる)に匹敵する。松戸市はじめ首都圏の5ヵ所でこの「希望移住区域」と同レベルのセシウム(合算値)が検出された。

 チェルノブイリ事故の際設けられた「放射線管理区域」に相当するのは東京文京区小石川4丁目の植え込みをはじめ29ヵ所。
 
 チェルノブイリ事故では行政が住民を大量に避難させたが、それでも後にガンや白血病が多発した。首都圏では行政が「避難」の二文字を発する様子はない。事故を起こした福島第一原発間近の福島市においてさえ、政府の現地対策本部は「国が安全と認めた所には強制はしないが留まっていただく」と冷淡なのである。

 調査に加わった横浜市内のある母親は嘆息しながら語る。「私たちが暮らす場所にこんなに放射能が降り積もっていたのかと驚く。子供は泥んこになって遊ぶので心配です」。

 「放射能防護プロジェクト」のメンバーである内科医の土井里紗さんは、被害の拡大を警戒する。「チェルノブイリ地産地消だったが、日本は流通が発達しているので(汚染食品が)一気に広がる。チェルノブイリ以上に体内被曝が広がる可能性がある」。

 防護プロジェクトでは菅直人首相と関東1都6県の知事宛てに、行政が「土壌調査」を行うことなどを要望した。

 ところが行政が調査をすると低い数値しか出ない。前出の川根眞也氏は中学校校庭の土壌を毎日のように調査している。だが行政は川根氏が校庭から離れた時にこっそりやって来て調査をする。発表される数値は最低値だ。川根氏は「行政の調査には必ず市民が立ち合う必要がある」と強調する。

 行政とマスコミの「安全情報」を鵜呑みにしたら取り返しのつかない被曝をする。飯舘村の悲劇はあらためて言うまでもない。「放射能防護プロジェクト」の今後の活動について川根氏は「先ず情報公開」と力を込めた。

全データは http://www.radiationdefense.jp/
チェルノブイリ, 川根眞也, 放射能防護プロジェクト, 首都圏土壌汚染.

原発災害カテゴリのその他の記事
原発災害カテゴリのその他の記事

【国会事故調・現地ヒアリング】 浪江町民 「我々の未来を作って下さい」
枝野経産相 「伊方原発の再稼働は規制庁発足待つべき」
原発再稼働】 民主党議員が悲鳴 「集団無理心中したくない」
【愛媛報告〜下】 住民 「知事は伊方原発の立地県として意思を示すべき」
【愛媛報告〜上】 『伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク』結成

☆ホームページのご案内
福島第一原発事故と日本の原子力産業問題の情報室(北の山じろう)
https://sites.google.com/site/kitanoyamajirou/
福島原発事故がもたらす放射能による環境汚染と健康被害の情報室
https://sites.google.com/site/ennpatujikonohousyanouhigai/
ニュースだけのページ
http://sites.google.com/site/japan20120418news/
☆記事目次
http://lodgrxfyurruit5gdgyryuuyf.blogspot.com/