「北の山・じろう」時事問題などの日記

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「ロイター」の思い出<特別リポート:地に落ちた安全神話─福島原発危機はなぜ起きたか2011年 03月 30日>

「ロイター」の以下の記事が、福島第1原発事故の本質を私に教えてくれました。外国の通信社のたった1本の記事が全てを物語っていました。

 

福島原発事故の背景(ロイター特別リポート)
2011年03月30日 20時46分
2012-01-21 12:21:45 | 福島原発事故
http://blog.goo.ne.jp/kg7n-oka6re4bl_kd6b-ra6bi_4eg/e/34b9dae0f471fc736437ed8a63dd1ccd

元記事

特別リポート:地に落ちた安全神話福島原発危機はなぜ起きたか
2011年 03月 30日 11:23
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPJAPAN-20331820110330

 

ロイターは、原発事故以前から経済記事を中心に時々見ていました。この記事を見て「優れている!」と思いました。共同通信なども同じですが、通信社は、記事のリンクを切る事はこれまで、ほとんど目にしていません。

 

新聞社などは、一定の期間が経過すると記事のリンクを切るケースが多いです。

「優れた記事だな!」と思ってもリンクを切ってしまえば、「地層の中に埋もれた化石!!」も同然です。

 

今日、古い自分の過去記事を見て読売新聞に感心しました。

私が、最初に見た「牛肉汚染」の記事は、以下の記事です。

 

福島・天栄村産の牛肉、規制値超える放射性物質
(2011年4月1日00時58分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110401-OYT1T00056.htm?from=popin
(一部引用)
 厚生労働省は31日、福島県天栄村産の牛肉から、暫定規制値を10ベクレル上回る1キロ・グラム当たり510ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

(以上、引用終わり)

 

つまり、この時点で牛肉にかなりの汚染があることが判明したわけです。

しかし、牛肉の放射能汚染が社会問題化したのは、大分期間が経過してからでした。

 

汚染疑い牛、1485頭に…出荷新たに6県から
(2011年7月21日01時33分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110720-OYT1T01227.htm

 

ちなみに牛肉が汚染された主な原因は、以下にあると思います。岩手県でさえ、この状況です。

岩手県の稲わらからも高濃度の放射性セシウム
(2011年7月20日20時10分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110720-OYT1T00881.htm?from=popin

 

この後、牛肉の全頭検査がされるようになりました。

この間、牛肉の放射能汚染については、「しらばっくれていた?」ことになります。

今日、この二つの記事のリンクが残っていることを確認し、感心した次第です。

報道機関は、少なくともネット上に配信した記事は、リンクを残してほしいと思います。

 

 

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