イラン:遠心分離機3000基製造…原子力長官<毎日新聞>
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イラン:遠心分離機3000基製造…原子力長官
毎日新聞 2013年03月04日 11時46分(最終更新 03月04日 12時13分)
http://mainichi.jp/select/news/20130304k0000e030155000c.html
▼全文転載
イラン中部ナタンツの場所
http://mainichi.jp/graph/2013/03/04/20130304k0000e030155000c/001.html
【テヘラン鵜塚健】イランのアバシ原子力庁長官は、ウラン濃縮のための改良型遠心分離機3000基の製造が完了したと明らかにした。イランメディアが3日、伝えた。事実であれば、ウラン濃縮が大幅に加速する可能性がある。米欧など6カ国とイランとの核開発問題協議は2月末にカザフスタンで開かれたが進展がなく、4月5日に協議を再開する予定。イランは核開発能力の高さを6カ国側に誇示することで、今後の交渉を有利に進める狙いがあるとみられる。
改良型の遠心分離機「IR2m型」は、従来の分離機に比べ、数倍の濃縮能力を持つとされる。国際原子力機関(IAEA)は2月21日の報告の中で、イラン中部ナタンツの濃縮施設で180基の改良型分離機が設置されたことを確認する一方、最終的な設置規模は不明としていた。ナタンツの施設は、数万基の分離機が設置可能な形で設計されている。
2月26、27両日の核協議では、6カ国側が対イラン制裁の一部解除を示唆する一方、イラン側の譲歩を引き出すため、核開発に関する要求を緩和するなど歩み寄ったとされる。協議後の会見では双方が次回協議への期待を示したが、イランは核開発(ウラン濃縮)の権利を強く主張し続けており、溝は埋まっていない。
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