医者が患者をだますとき／Robert S. Mendelsohn（弓場隆 訳、草思社 １９９７年１月２０日）

※放射線被曝と一部の健康被害について、非常に興味深い記述があります。これについては、福島第１原発事故以前から一部医療関係者や研究者が主張していたようです（ようです、と言う意味は原発事故以前について、私は知らないと言う意味です）

医者が患者をだますとき／Robert S. Mendelsohn
弓場隆　訳、草思社
１９９７年１月２０日　訳者
http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/iryou/iryou103.htm

説明を引用

現在の様々な医療問題を考える上で、
日本医療のモデルとなったアメリカの医療問題を喝破したこの書は必読と言っても良いロングセラー本。
著者前書きと訳者の解説および本論の興味深い部分を文書化しました。

（途中省略）

この原著は、アメリカで三〇万部を超えるベストセラーになっていますが、
最初に刊行されたのはもう二十年も前のことです。
医療技術の進歩の著しい現代において、
こんな前に書かれた本にどれだけの妥当性があるのかと疑問に思われる読者もおられることと思います。
この点については訳者としても気になったのですが、
実際に読んでみるとたいへんに興味深い内容で、
いまもアメリカではロングセラーとなって読みつがれている理由がすぐに理解できました。
この本には現代医学が内包している危険性の、
現象的な部分というよりむしろ、さわめて本質的な部分が指摘されているのです。
さらに、医療の本来あるべき姿についての、時代を超えて当てはまる鋭い指摘が次から次へと書かれています。
これは、医療技術がさらに進んだ現在こそ、医療の原点に立ち戻って考え直すという意味で、
より多くの人に読んでいただきたいと確信するに至ったのでした。

（以下省略）

※関連ブログなどのご紹介。

誰だか忘れましたが、研究者が以下のように述べているのを読んだ記憶があります。『大気圏核実験が盛んだったころと現在の発がん率は、西欧では低下している。日本では低下していない。その理由を集団レントゲン検診にある。理由は、レントゲン検査の利権構造です。検査をする医療機関が儲かり、機材を作るメーカーにも安定した利益がある。だから日本では、大気圏核実験のころの残留放射性物質が減少しているのに、発がん率が低下しない。』

このような記述を読んだ記憶があります。記憶ですので、正確ではありません。

※興味のある方は、調べてみてください。そんな時、ほぼ必ず出てくる固有名詞が幾つかあります。なんでしょうか？？？

※googleで、「レントゲン検査利権」を検索すると？？

2011.04.02
Ｘ線程度は安全ではない。発癌率が高くなることは厚労省も知っている。(5)
http://plaza.rakuten.co.jp/ommanipadmehum/diary/201104020000/
zeraniumのブログ（2012年2月15日）
癌発見の検査でガンになる！
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-bf3a.html
北海道移住ブログ ~放射能から札幌への避難~（2012年12月12日）
健康維持の為の知識06　～健康診断 / レントゲン検査～
http://kurahasi.ldblog.jp/archives/51825322.html
脱原発・放射能（2011-12-11 20:02:28）
Ｘ線、ＣＴスキャンも安全ではない「日本人のがん死の４．４％は放射線検査によるもの」
http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/43c3fd8cfc68e4b049d5d8537d2748fa
★阿修羅♪（1999 年 2 月 03 日）
強制的集団レントゲン検査はミドリ十字（７３１）
http://www.asyura2.com/sora/bd19991/msg/194.html
時空研ブログ（2011-04-29）
ガン検診、受けた人ほどガンになり
http://d.hatena.ne.jp/murakoujin/20110429/1304011836
おもいつくまま（2011-04-23　追記あり）
検診による被曝
http://muroutahito.blog33.fc2.com/blog-entry-453.html

※一方？？同じgoogle検索で「レントゲン検査の胎児への影響」を検索してみると？？？

ほぼ正反対の記述が見られます。

皆さんも

「レントゲン検査利権」

「レントゲン検査の胎児への影響」

両方検索してみてください。

その違いに驚くと思います。