「北の山・じろう」時事問題などの日記

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新資格「放射線取扱業務士」 目的は「復興」より「天下り」 <日刊ゲンダイ 2014年2月>

日刊ゲンダイ

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新資格「放射線取扱業務士」 目的は「復興」より「天下り
2014年2月13日
http://gendai.net/articles/view/news/147949

※全文転載

 

 自民党原発廃炉除染に関する国家資格「放射線取扱業務士」を創設するための法案を今国会に提出する方針と報じられた。福島原発の事故対応に当たる 作業員の専門知識を高め、早期復興につなげる狙い――と説明しているが、だまされてはダメだ。こんな資格、全然必要ない。

 なにしろ原発関連の国家資格は、すでに複数あるのだ。原子力規制委員会が所管する「核燃料取扱主任者」(核燃料物質の取り扱いの保安・監督)や「原子炉 主任技術者」(原子炉の運転の保安・監督)のほか、放射線の安全管理を統括する「放射線取扱主任者」もある。自民党案の新たな「放射線取扱業務士」は、除 染や放射線量の測定などを行うとされているが、現行の国家資格で十分カバーできる業務だ。新たに設ける必要なんてまるでない。放射線業務の適正化なんて、 もっともらしいことを言っているが、要するに霞が関の新たな天下り先の設置が狙いだろう。

 実際、放射線管理業務に携わる団体の関係者もこう呆れている。

原発関連資格はすでに複数(東京電力提供)

「車に例えると、現行資格で『大型』まで運転できるのに、新たに『原付』だけに適用する免許をつくるということ。仮に、専門性が必要だとしても現行資格の 試験科目を増やしたり、新たに講習時間を設けたりすることで十分、対応可能だと思います。まあ、所管が厚労省なのか、環境省なのか分かりませんが、無駄な カネがかかるのは間違いない。福島原発被災者も怒ると思いますよ」

 原案では、請負業者が「放射線取扱業務士」を雇用する割合に応じて、公共工事の受注の機会を増やすような規定も設けるという。ゼネコンを使いながら新資格を定着させ、見返りにカネをばらまく算段である。こんなバカな法案は早く潰した方がいい。

 

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★ご参考>既に、こんな資格や組織があるようです。

運転管理(原子力保安検査官制度、運転責任者資格認定制度、原子力発電運転管理センター) (02-02-04-01)

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=02-02-04-01

 

大体、人が集まらずに困っているのに「資格を作って??」

どうしようと言うのか???

益々、集まり難くなるでしょう。意味が不明?ありません???