がんばれ!NHK&続・がんばれ!NHK【私説・論説室から】<東京新聞 2014年1月・2月>
★私は、ここ数ヶ月NHKの批判記事を書いてきました。正確には、メデイアの記事をコピペして掲載してきました。私が批判しているのは、明らかに適格に欠ける一部の経営委員と会長についてです。この人たちは、NHKから排除するべきでしょう。社会人としてみても「普通の人」とは、とても言えないと思います(劣るの意味、優るではありません)。そんな人間が、公共放送であるNHKの経営委員会にいて良い筈がありません。
★NHKの良質のドキュメンタリー番組には、勉強になる番組が沢山あります。
日本放送協会の沿革 - Wikipedia
日本放送協会 - Wikipedia
NHKが、何故「日本放送協会」として再編されたのか???
それは、NHK自身が最近のドキュメンタリー番組の中で触れています。ある意味、自己批判とも言えるでしょう。尤も、それ以上に新聞の拡販競争(戦前・戦中の)を批判していましたが。
これを考えるなら、NHKには
「社会的中立」
「社会的公平」
「社会的正義」
「民主主義」
などが、求められると思います。
私は、それを言っています。
一応、組織としてのNHKは支持します(足りない部分も感じますが)。
現行の経営陣は、刷新するべきでしょう。
指名されたから、誰でもなっていい職ではありません。
現在、批判の渦中にある人たちには、それを理解して欲しいと思います。
自分の言いたいことを、好き勝手に言いたいのなら「野に下れ」ば良いことです。
日本の言論を大きく左右すると言う意味で、NHK会長には、日本国総理大臣よりも更に最高裁判所長官よりも重い大きな責任と権限があると思います。
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がんばれ!NHK【私説・論説室から】
2014年1月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014010802000144.html
▼全文転載
私ごとで恐縮だが、自宅、実家、大学生活の息子宅の三カ所でNHKの受信料を払っている。仕事柄、ニュースなどNHKの番組を見ることも多く、ひそかに応援している。
そのNHKの新会長に日本ユニシス前社長の籾井勝人(もみいかつと)氏(70)が決まった。放送を業とする大組織の長としての力量は知らない。 NHKの報道に対して、自民党を中心に批判が高まっている時だ。安倍晋三首相と親しい経営委員も複数送り込まれている。籾井氏がどんなかじ取りをするの か、注目したい。
例えば、昨年の臨時国会で成立した特定秘密保護法。コメントする識者の人選が反対派に偏っていたとの不満が、自民党内では出ているという。筆者に 言わせれば、この法律をめぐるNHK報道は、問題点の提示と追及が甘いとしか言えないのだが、その程度でも電波に乗ること自体、お気に召さないらしい。
NHKには自局制作の優秀なドキュメンタリー番組も多い。海外のドキュメンタリー選びにも選考眼が光る。実を言うと、参考にさせてもらうこともある。そんな制作現場に圧力がかからぬか、心配だ。
「不偏不党」という放送法の縛りがあるとはいえ、NHKが、政府への異論を報じぬ、どこかの国の国営放送のようになって、いいわけがない。そんなNHKなら、潔く見るのをやめる。受信料も…。そこまで言うのは無粋だからやめておこう。 (豊田 洋一)
続・がんばれ!NHK【私説・論説室から】
2014年2月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014021902000142.html
▼全文転載
ひと月ほど前、本欄で「がんばれ!NHK」と激励したこともあり、やはり、この問題には触れざるを得ない。米国のキャロライン・ケネディ駐日大使が、NHKのインタビュー取材の申し込みを断った、という話である。
発言の是非は本紙社説でも指摘している通りなので繰り返さないが、記者個人としては大使はNHKの取材を受けるべきだと思う。
その理由の一つは、大使ら公人はメディアの好嫌にかかわらず、取材には誠実に答える責任があるという建前論。もう一つは、大使発言をどう報じるかで、NHKと安倍政権との距離が可視化される、ということである。
そうならないことを祈るばかりだが、再び言おう。がんばれ!NHK。 (豊田 洋一)
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